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CHAMPIONS #4
【2021/03/06 19:14】 アメコミレビュー
サイクロップスの宣告に対し外交問題にまで発展した場合に自分達にその権限はないとして後ずさるC.R.A.D.L.E.の部隊。
今のうちに脱出手段を考えなければと言うミズ・マーベルに対し、サイクは別の手段があるから大丈夫だと言います。
そこに現れたのはX-MENのメンバーでテレポーターでもあるピクシー。
彼女の能力で、チャンピオンズのメンバーは一瞬にしてその場から姿を消しました。

そして彼らが一旦テレポートした先はアイアンハートの秘密研究室。
「また助けに来てくれたのね。ありがとう。」
かつて自分を助けに来てくれたことを覚えていたミズ・マーベルがサイクに感謝の言葉をかけます。
そして彼女はサイクに自分達の行動がC.R.A.D.L.E.に筒抜けになっている理由が分からないと訴えました。
その言葉にサイクの表情が曇ります。
「彼らに教えてあげないと。」
ピクシーと一緒に来た、かつてチャンピオンズにも在籍したことのあるダストがサイクを促しました。
サイクが言いづらそうに口を開きます。
「暗号を受信したんだ。何者かがC.R.A.D.L.E.に君達の居場所を伝えている警告文を。」
「凄い!それならそいつの場所を…」
嬉しそうに聞き返すミズ・マーベルをサイクの言葉が遮ります。
「それは…VIVだった。」
その言葉を聞いてショックが隠しきれない一同。
彼女は生きていた。でもなぜ自分達を売るような行為を?様々な思いが交錯します。
しかし一つだけわかっているのは、今もなお彼女が自分達の場所を追跡しているということ。
「じゃあ、あの子に見つかる前にさっさとクラコアに…」
ノヴァがサイクにそう話しかけると、
「そのことなんだが…」
サイクの顔がまた曇りました。

「君達をクラコアには連れていけないんだ。」
その言葉を聞いてまた驚くチャンピオンズの面々。
「サイクロップスはクラコアの名を使って外交危機のリスクを負ってまで、あなた達を助けに来たのよ。」
ダストがフォローに回りますが、クラコアに亡命できると信じ込んでいたチャンピオンズのメンバーからは不満の声が。
「クラコアには連れてはいけないが、君達が望む場所ならどこにでも連れていく。」
サイクが慌ててそう言いますが、
「私達に安全な場所なんてもうどこにもないじゃない!」
アイアンハートがそう叫びました。
しかしサイクは落ち込むチャンピオンズのメンバーに話しかけ続けます。
「クラコアに連れていくと嘘をついたことは謝るよ。でも他にもいい案があるんだ。」

そしてチャンピオンズが連れてこられたのは…
「海賊船なんか持ってるの!?」
それはクラコアのマローダーズチームが乗り込む海洋船。
「確かにクラコアには連れていけないが、これが代案さ。」
そしてマローダーズのリーダーが奥から出てきます。
「こんにちは、チャンピオンズ。マローダーへようこそ。」
「あなたは…シャドウキャットさん!」
「私の事はキャプテン・ケイトと呼んで。この船のメンバーを紹介するわ。
ストーム、パイロ、ビショップ、そしてアイスマン。私達があなた達と共にいるわ。」

そしてキャプテン・ケイトがクルーを紹介している間に、サイクロップスがコスチュームを変えてまた現れます。
「サイク、その格好は何だよ?」
見慣れぬ姿にアイスマンが笑いながら聞くとサイクが答えます。
「私のチャンピオンズとしてのユニフォームさ。昔の…ね。」
それはサイクロップスが、かつて若サイクとしてチャンピオンズで活躍していた時代に来ていたコスチューム。
その姿にミズ・マーベルが感動します。
「私はもうクラコアに帰らないといけない。
でも良かったら今でも私をチームメイトと思ってくれないかな。」
サイクはそう言うとピクシーとダストと共にクラコアに帰っていきました。

そして次の日の朝。
チャンピオンズは久しぶりの安眠と朝食を手にしていました。
しかしミズ・マーベルが朝食の場に来ていません。
ノヴァが寝室に行くと、彼女は疲弊した顔でスマホを弄っていました。
「まさか君、寝もしないでずっとネットを見てたのか!?」
彼女はネットでC.R.A.D.L.E.のことや自分達に対するガセ情報、関連する動画などを一晩中見ていたのです。
そんな単語は気が滅入るだけだとノヴァは忠告しますが、ミズ・マーベルは分かっているのに止められないと嘆きます。
助けてくれる人もいれば、違う人だっている。そんな事に無駄なエネルギーを使ってないで
やるべき事をすべきだとノヴァは引き続きアドバイスを続けますが、その時船内に慌ただしい雰囲気が。

急いで甲板に上がる二人。
何があったのかと聞くと、ビショップが船の先を指さします。
そこにいたのはアトゥーマ。ネイモアと敵対したこともあるアトランティスの将兵です。
彼が大型船に襲い掛かっていました。
チャンピオンズとX-MENの連合チームは、乗組員たちを助けるために出動します。
ストームがアトゥーマに何もしていないのになぜ襲撃したのかと聞きますが、
アトゥーマは彼らが侵略し、破壊してきたのだと激怒しながら言い返します。
自分達は何もしていないと訴える乗組員たちにビショップが言いました。
「この船からは奇妙なエネルギーを感じる。まるで地震波の様な。」
「それは地震探知に必要不可欠なんだ!」
「それが破壊的なエネルギーになってしまっている。」
それに対してストームが海に対してもっと敬意を払わなければ、海の王の怒りを買うだろうと忠告します。
そして乗組員がそれを聞き入れ、今後の対応を考えると言う言葉を聞き、アトゥーマも去っていきました。

champions_2020_4_1.jpgやがて落ち着きを取り戻した甲板の上で、
先程のやり取りを見ていたミズ・マーベルがビショップに聞きました。
なぜ人間とアトランティス人のどちらにつくべきか分かったのかと。
自分達にはどちらが正しくて、どちらが悪かったのか判断できなかったと。
それに対してX-MENが答えます。
どちらが正しいかではなく、誰が困っているのかを見つけるのだ。
誰が苦しんでいて、誰が苦しめているのか。
その言葉を聞いて、ミズ・マーベルが聞きます。
もし間違ったら…?
その言葉にX-MENが答えました。
間違えたら間違えたで明日やり直せる機会があると願うしかないと。

その言葉を聞いてミズ・マーベルの表情が変わりました。
彼女はついに自分達がするべき事が分かったのです。
逃げるのではなく向かっていく。
カマラ法は間違っているから自分達は逆らったのだ。それを説明する。
ついにチャンピオンズが前に向かって進み始めました。

一方、ビビアンはチャンピオンズのその様子をモニターで見ていました。
自分の仲間は善行をしているのに、それが法に触れている。
彼女たちは危機的状態にあるが、今自分が行けばより複雑になるかもしれない。
その悩みを泊めてくれた女性に打ち明けます。
そうすると彼女は古いアルバムを取り出しました。
そこに写っていたのは白人男性たちに迫害を受けている若い頃の彼女達、黒人の姿。
なぜこんな虐待をと聞くビビアンに女性は、法を破ったからだと答えます。その法は公正ではなかったからと。
そして彼女は言います。
「重荷を分かち合いなさい。他の…チャンピオンズの仲間達と。」
自分の事を知っていたのかと驚くビビアンに彼女は言います。
空を飛ぶ電気仕掛けの女性なんて世の中にはそういないからねと。そして自分は貴女を応援していると。
そう言って彼女はビビアンを優しく抱きしめました。


今回は大きく三部構成。
まずはサイクとチャンピオンズとの再会。

前回で威勢よくクラコアに亡命させると宣言したものの、それはC.R.A.D.L.E.を退かせる為のブラフ出会った事が判明。
まあクラコアはミュータントの国と明言して鎖国状態になっている以上、確かに行くのは無理なんですよね。
外交問題発展寸前で交渉したサイクの相変わらずの政治的手腕と度胸は褒めるべきなんでしょうがチャンピオンズの面々は不満顔。
ここら辺も、かつて仲間であったサイクだからこそ遠慮なく言えるんでしょうね。
現にキャプテン・ケイトとかには少し遠慮がちな話し方をしてますし。
仲間に文句を言われて焦りながら弁解するサイクも、通常ではあまり見かけない姿。
ここら辺、サイク自身も若い頃に戻ったみたいで面白かったです。

そして今回メインとなるマローダーズとの合流。
X-MEN系列で現在展開しているMARAUDERS誌のメンバーですが、彼女たちは訳あって船で世界を航海している身。
クラコアに亡命したと言っておきながら、実際にはクラコアには入れないチャンピオンズが見を隠すには格好の場所。
ここでサイクがチャンピオンズ時代のコスチュームに着替えるのは完全に僕に対するファンサービス(笑)。
あの時の若サイクがいた時代のCHAMPIONS誌を読んでいたファンなら誰でも嬉しくなってしまうシーンでしたね。
ミズ・マーベルが感激の声を出していましたが、サイクは彼自身が言う様に
彼はX-MENであると同時に今でもチャンピオンズであり、彼女たちの仲間という思いがあるんでしょうね。
最後のサイクの言葉は感動ものです。

そしてアトゥーマとの戦い。
というか直接戦ったという訳ではなく、彼が襲った船員を助けて彼を説得するシーン。
何が正義で何が悪なのか。戦いとはどちらの言い分が正解なのか。
誰も信じられなくなっているチャンピオンズに対して、X-MENがその答えを教えて彼らに道を示すのが素晴らしい。
X-MENとは常に人から虐げられて、それでも自分達の信じる正義のために
時には人を助け、時には人を敵に回してきたチーム。
自分達は困っている人の側につく。まさにヒーローの答えです。

最後はビビアン。ここは少し考えさせられますね。
今回のCHAMPIONS誌は#2でも少し触れたように、明確にコミックの中で現実での迫害や差別に異を唱えています。
こんなはっきりと人種差別を絵に描いて非難するシーンはあまり見なかった気もします。
今回の作品のテーマというか作風なんでしょうかね。
そしてビビアンもまた己の進むべき道を見つけて前に進みだします。
#1からずっと続いてきた暗い逃亡劇が幕を終え、チャンピオンズが新たな局面を迎えます。
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