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WOLVERINE and the X-MEN #40
【2014/03/02 21:00】 アメコミレビュー
互いに本来の能力を欠いたままセンチネルの軍団に向かって行ったサイクとウルヴァリン。
激闘の末、やがて瓦礫の山と化したセンチネルの残骸から
血まみれになったウルヴァリンが這い出てきました。
「スリム…生きてるか?」
別の残骸の上で同じように血まみれの状態で寝そべっていたサイクが答えます。
「おそらく。今にも死にそうだが。」
傷が深くて動けないサイクの前にウルヴァリンがヨロヨロと近づきます。
「これで全部か?これ以上は本当に無理だ…」
そう呟くサイクにウルヴァリンが答えます。
「この辺りにはいなさそうだな。他の場所まで探しに行く元気はねぇが。」
そしてウルヴァリンが倒れたままのサイクに手を差し出しました。
その行動に驚きながらもしっかりと握り返し、立ち上がるサイク。
「本当に酷ぇ状態だな。」
「君はいつもだろ。」
「室内でいっつもサングラスかけてる奴がよく言うぜ。」
二人は互いの身体を支えあいながら、歩き出しました。

やがてウルヴァリンはある部屋の前に立ち、そのドアを蹴破ります。
「休憩している暇は無いぞ。」
「止血しねぇと死んじまう。」
しかしその部屋には救急セットぐらいしかありませんでした。
ウルヴァリンはその部屋の奥にあるドアを、さらに爪で引き裂きます。
「ここだ!」
「何を見つけたんだ?薬か?」
「まあ、そんなものだな。」
ウルヴァリンが嬉しそうにそう答えます。…そこは酒蔵庫でした。

絆創膏で取りあえず傷を塞ぎ、二人は酒瓶を空けます。
かなり酔っ払った状態でサイクが呟きました
「二人でこんな時間を費やしたのは久しぶりだな。」
「何?満身創痍でビールを飲むのがか?覚えてる限り俺は毎週やってる筈だが。」
「君はそうだろうな。"私達"はそうじゃない。」
「そうだな…」
そしてサイクがウルヴァリンにおもむろにこう聞きました。
「何故君はこうも私を憎む?」
その問いにウルヴァリンは少し考えて答えます。
「その話をするにはまだ酒が足りねぇし、それに血も足りねぇ、スリム。
おまけにお前はその答えをもう知ってるだろ。後で仲良く飲みながらその話はしようぜ。」
「あの人を失ったことで私も寂しいんだ…毎日そう思う。」
「知ってるさ。」
「ローガン、私が彼を殺したんじゃない。
ダークフェニックスが彼を殺したんだ。私じゃない。」
「俺はあそこにいた。お前がやったんだ。」
「私はまともな精神状態ではなかった!」
「お前は今もまともな精神状態じゃねぇよ。
色んな奴がお前にそれを伝えようとしてきたんだぜ。」
「ジーンがダークフェニックスになった時、星々を破壊して回った。
それでも私達は彼女の側につき、彼女を守るために戦った。
でも私の時はどうだ。君は私を見放しヴィランの烙印を押した。
私はそんなものになる気は無い。
私は君が思うプロフェッサーXに対するマグニートーの位置になどなりたくない。」
「お前はあの人を殺して、もう片方とチームを組んだ。
俺達は今や、あの二人の関係にそっくりだ。
ジーンの件に関しては…あいつは自分がやった事を知っていたが、お前は違う。
お前は自分の仲間を戦争の道に引きずりこんだ。
お前は朝起きて自分のシーツが血まみれになっていても今や驚きもしないだろ?」
「私は君が考えているような人間じゃない、ローガン!
私はS.H.I.E.L.D.が仕立て上げようとしているミュータントテロリストなんかじゃない!
私は今でもエグゼビアが求めていたものを追いかけている。
でも…くそっ!時間っていうのは思い通りに行かないんだ!
私が道を誤ったせいで仲間が死んだって?…その通りさ。私はその責任は受けるつもりだ。
でも信じるもののために戦うのを止める訳にはいかないんだ!
何があろうが私は戦い続けるしかない。
君達がそれを理解してくれるだろうと思いながらな。」
「お前の言う通りだ。俺より手が血に染まった男はこの世界にはいない。
お前の代わりに俺がチャックを殺してる可能性だってあった。
でも俺は長年自分の人生がどんなものか知っていた。バッドエンドに終わる人生だってな。
それでいい。俺が気にしてたのは価値のある人生を歩んだかどうかだって事だけだったからな。
wolverine_x-men_40.jpgそして最期は…最期は一人で死ぬつもりだ。
スコット。お前の道には…俺達を引き連れていく責任があるんだ。
何故俺がお前を憎んでいるか知りたいって?簡単さ。
何故ならお前は自分を憎んでいないからだ。
信じていいぜ。
もし自己嫌悪のプロなんてのがいたら、お前の役に立つ。」
「私は君とは違う、ローガン。
私はそんな風にはなりたくない。」
「おいおい、ここ最近のお前は俺そっくりだぜ。
それが問題なんだけどよ。
聞く耳も持たず怒りに身を任せ、自分自身を恐れてる。
お前はかつて俺が従っていた男じゃない。
それに俺達はもうそんな奴を必要としていない、スコット。
もっとワルが必要なんだ。
俺はジーンが恐れていたような男になる。
お前は彼女が愛していた男になれ。
俺が言えるのはそれだけだ。」
その言葉を聞いていたサイクは黙ってビールの瓶を掲げます。
「ジーンのためにか。」
ウルヴァリンがそれに自分の瓶を鳴らしました。
「ジーニーのために。」

ついにサイクとウルヴァリンも和解。2011年のSCHISMで喧嘩別れしてから3年ですか。
意外と早かったですね。
キャップともA+X誌で順調に仲直りしてるし、思ったよりもダークヒーロー化しなかったなぁ。
しかし喧嘩する理由もいつもジーンでしたが仲直りの言葉もジーンとは。
これで今後は今以上に何かあった時に共闘するシーンが増えそうですね。
来年ぐらいには両学園で交換留学とかしてたら笑えますが。

今回の話で重要なポイントだったのは、お酒。
サイクがあそこまで泥酔するのは稀ですが、やはり本音を語り合うにはお酒が要るのでしょうかね。
今のMARVELヒーロー達は何かあるとすぐ話もせずに喧嘩を始めますが、
今後は嫌な空気が流れ出したら、誰かが「あとは居酒屋で話そうか!」とか言えば
無駄な争いを未然に防げるのかも。アイアンマンあたりが適役なのかもしれません。
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この記事に対するコメント
今回のお話はここ最近では最高のストーリーだったと思います。
ついにスコットとローガンが和解してくれました。心の奥では互いを理解し合っているということを伝え合い、歩み寄る素晴らしいと思います。
ローガンはかつて言った自分にとってのスコット・サマーズはどういう人物かをもう一度伝える事でかつてのスコットに戻って欲しいという思いがあると思います。自分は血まみれの人間だから汚れ仕事を行っていき、最後には一人で死んでいく。しかしスコットはミュータントという種を引っ張っていく責任がある。だから善良な人間である必要がある。そのために今必要な事をスコットに諭しているような感じがしました。今までスコットとローガンって対等な関係だと思ってましたけど人生経験を考えるとローガンがスコットを導いているのかなとも思いました。そしてジーンの事をふったのはあの頃の彼がローガンにとって一番好きなスコットであり、リーダーとして信頼できる人間であったのだと思います。今までもスコットはミュータントという種を背負って一杯一杯になっていましたけどローガンの言葉を受けて自分に今必要な事は自分を省みる事、少なくてもローガンは自分の事を信じてくれるという気持ちが嬉しかったのだと思います。互いの道はスキズム以来随分と離れてしまいましたが、これから少しずつ歩み寄ってほしいなぁと思います。

それにしてもここまで腹を割って話すのは随分と久しぶりだと思います。お酒ってすごいですね。ただ社長に任すのはまずいと思います。下手するとまたアルコール中毒がぶり返してしまうのでww
【2014/03/02 22:08】 URL | 星羅 #ADJD0lrw [編集]
 
>星羅様
和解したと書きましたが、ライター次第で
普通に仲悪いままで今後も続く可能性もありますからね。
今回の展開を共有してくれればいいのですが。
結構いい話でしたが、それだけが心配です。
【2014/03/03 22:54】 URL | rise #r1y2oiqA [編集]
 
やっぱりこの二人は憎んでも心から憎みきれない仲なのですねえ。
漫画で言ったらケンシロウとシンとか?
【2014/03/04 00:56】 URL |   #yl2HcnkM [編集]
 
>名無し様
ケンシロウはシンともそういう関係だし、サウザーともそういう関係だし、
ラオウともそういう関係だし、強敵(とも)が多すぎる…
【2014/03/04 22:02】 URL | rise #r1y2oiqA [編集]

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