rise from dilapidation !!

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ALL-NEW X-MEN #10
【2013/05/03 23:58】 アメコミレビュー
突如ウルヴァリンと若きX-MEN達が銀行を襲撃します。
恐怖にすくむ銀行員達。
しかし彼らが恐ろしさに瞑った目を開くと、そこには空っぽの金庫だけが残されていました。
全てはレディ・マスターマインドが作り上げたX-MENの幻とミスティークによる変装でした。
彼女達は自分達の能力を利用して簡単に1800万ドルもの大金を手に入れたのです。
しかし被害者も出ていました。警備員達が叫びます。
「何が起きたんだ?」
「グ…グレイが殺された!あのクソミュータントが!!」

その頃ジーン学園にはサイク達、新エグゼビア学園のX-MENが訪れていました。
サイクが語りかけます。
「戦いに来た訳ではない。誤解を解き、そして提案をしに来たのだ。」
怒りを露にして前に出るウルヴァリン、ストーム、そしてキティの学長達。
「その提案とやらが、お前がチャールズ・エグゼビアを
殺したことについて裁判を受けようって内容なら聞いてやるよ。」
サイクを睨みながらアイスマンがそう言い放ちます。
「我々は確かに償うべき多くの罪を負った。」
「だがチャールズ・エグゼビアを
俺達の目の前で殺した男はたった一人だ。」
「ああ。確かに君達の目の前であれは起きた。
だが私が自分を育ててくれた人を
最初から殺そうとしたと君は思っているのか?
私を絶望の淵から拾い上げ、全てを教えてくれた人だ。
私に人生の目的と意味を与えてくれた人だ。
私が自分を制御出来た上で彼を殺したと君は思っているのか?
もしも君が本当に私が自分の意思でチャールズ・エグゼビアを殺したと思っているのなら…
私をこの場で殺せ。君達が私をそんな風に思っていると考えながら生きるなんて私には出来ない。」
サイクの言葉にウルヴァリンが苦虫を噛み潰した様な顔をしていると、
クラコアが巨大な口をあけてサイク達を飲み込みました。
「クラック、そいつらを放せ。さもないと…」
ウルヴァリンがそう言う前にクラコアの口の中から凄まじいエネルギーが放たれ、
たまらずにクラコアは彼らを吐き出しました。
「信じられないことをするわね。」
「今度こそ殺してやる。」
憤る女性陣をサイクが抑えます。
「X-MENよ。今日は目的があって来たのだ。」
「何が目的なんだ?」
若サイクが聞きました。その質問を聞いてサイクが彼らに訪問の理由を告げました。
「我々は学園を開いた。」
その言葉にエマとマジックが続けます。
「入学願書を受付中よ。」
「時間を飛び越えてきたオリジナルX-MENでも結構よ。」
キティが叫びます。
「馬鹿にしてんの!?」
マグニートーが前に出ました。
「新たなミュータントが世界中で生まれたことによって混乱が生じるだろう。
それは恐怖を生み、憎悪へとつながっていく。やがて行き着くのは我が民への暴力だ。
我々はそれと戦うために互いを鍛え合おうとしている。」
「新エグゼビア学園でね。」
サイクの言葉にジーン学園の教師陣が一斉に怒りの表情を見せました。
「サマーズ、いくらあなたでも正気じゃないわ。」
「恐ろしい事を言いやがる。」
「さっさと出てって。」
「エグゼビア学園だと?てめぇ…」
彼らの怒りの声を無視してサイクは続けます。
「ここにいる全ての者に選択権はある。
ここに残り、我々が君達の仲間として我々が持てる力の全てを以って
この学園を守ろうとしている事を知るのもいい。」
「私達はあなた達の助けなんか…」
キティが口を挟もうとしますが、サイクは話を続けます。
「だが新エグゼビア学園では戦うことを学ぶ事が出来る。
我々はメッセンジャーになろうとした。我々は平和主義者になろうとした。
我々は隠れる場所もないのに逃げ隠れようとした。
我々は様々なことに挑戦したが、それは結局我々の真の姿を知らしめるだけだった。
その真の姿こそエグゼビアが我々に目指すべきと教えてきたもの…」
「それは何なのかね、スコット?」
彼の目の前に来て尋ねるビーストにサイクが答えます。
「戦士だ。」
サイクはそのままビーストを見つめながら話を続けます。
「我らが信じていた事が正しかったことを示すために殉じる者だ。
君こそがその象徴ではないのか、ヘンリー?」
「私が?」
「違うのか?君は自分が正しいと信じるものの為なら何でもする。
たとえどれだけの場所と時間の犠牲を払っても…
たとえどれだけの犠牲が過去と未来に生じても。
我々は戦士なのだ。
子供の時から…我々は持てる力全てを使って戦ってきた。
我々はその事を覚えている。
そして今、我が民は大きな二度目のチャンスを手に入れた。
我々はこの世界で生きるため、権利を守るために戦う。
もし我々が動かなかったら…誰が動くのだ?」
ビーストは何も答えません。ただ黙ってサイクを睨みます。

サイクはそれを受け流すと若き初代X-MENの方に目を向けました。
「ジーン…そして私も。君達に会えてよかった。
君達がいつまでここに滞在しているのかは知らないが、いるべき場所に帰った方がいい。
君達を見ると、今もあの頃の自分の様に世界が単純に見えたらよかったのにと思わさせられる。
本当だよ。私の言葉が恐ろしく聞こえるのも分かる。
私がマグニートーと一緒にいる事に狂気を感じるのも分かる。
だが私は経験を通じて、この世界は我々を助けてくれないことを知った。」
「我々は互いに助け合っていく。」
マグニートーの言葉を受けてサイクが続けます。
「そこにいる君達の友人のハンク・マッコイに
我々に憑依したフェニックスがどうやって終わりを迎えたかを聞くといい。
そしてそれでも私を責めるか、もう一度よく考えるんだな。」
そしてサイク達はマジックのテレポートの中に消えていきました。
最後の言葉を残して。
「我々と共に来る準備の出来た者は…新たな人生のために我々が後で迎えに来る。
よく考えておくことだ。これで言いたいことは全てだ。」

all_new_x-men_10.jpg残された若サイクは呟きます。
「あれはどういう意味なんだ?
フェニックスって何だ?」
キティが答えます。
「トニー・スタークが事故で
彼の体内に憑依させたの。
コズミック・フォースよ。」
「で、そのフェニックスっていうのが
僕を狂わせてエグゼビアを殺したと?」
若サイクはビーストを睨みました。
「あなたの言ってた事と違うようですが?」
ビーストが答えます。
「確かに。成長した君はあの力に飲み込まれた。
そして君が聞いたように、
自分が為すべき事を為す存在であると
思うようになった。」
「そしてそれを僕に言わなかった。」
若サイクが不信の目でビーストを見ます。

そして数刻が経ち、
夕闇に照らされたジーン学園に再びサイク達が訪れました。
彼らの前には若サイクが立っています。
「まだいたのか?何故帰らない?自分の時間に帰るんだ。」
若き自分にサイクが言います。
「僕達は多数決で残ると決めた。」
「何故?」
「何故なら僕達が今帰ったら、自分達に何が起きるかを知ってしまっている。
ジーンは死に、エグゼビアも死ぬ。今さら帰っても何も目標がない。
だからここに残って新たな目標を見つける。
与えられた二度目のチャンスを捨てろというのか?」
その質問にエマが答えます。
「あなたには何も与えられていないわ。奪っただけ。」
そしていつの間にか集まってきたジーン学園の生徒達にサイクが聞きました。
「約束したように我々は戻ってきた。我らの呼びかけに応える者はいるか?」
その言葉に返事をした者達がいます。
「私達は行く。」
「セレスティ、ニンディ、フォービィ、カッコウか。」
「ここよりはましな場所みたいだから。」
「それはよかった。一緒に励むとしよう。他にはいないか?
いつも側にいることを約束しよう。」
そうサイクが言うと若サイクが言いました。
「僕達はここに残って、X-MENとして何をするべきか考える。」
しかしその後ろからサイク達に声をかける者がいました。
「僕はあなた達と一緒に行くよ。」
その言葉に若サイクも、ウルヴァリン達も驚きます。
「お前がだと…」

…って先にレビューしてしまったUNCANNY X-MEN #4で
既に誰が行くか答えを言ってしまっているので今更感が半端ないですが、
一応このALL-NEW X-MENとしては、その答えは次号まで取っておきましょうか。

今回の話で一番面白かったのは、やはりUNCANNY X-MEN誌との平行展開。
UNCANNY X-MEN #4の作中の会話と全く同じ内容の会話が別アングルで繰り広げられます。
UNCANNY X-MEN誌ではエマとカッコウズの精神会話がメインだったのに対し、
こちらはサイクが自分の思想を語るのがメインの流れ。
今回の話で今のサイクの考えがよく分かったと思います。
サイクは世界に対し完全に冷めた考えを持っています。
誰も自分達を助けてくれる者などいない。だから自分達で助け合う。
だからジーン学園も自分達が助ける。そして自分達を拒む存在と戦うために訓練をする。
そこにはかつての教授の思想は微塵も感じられません。
ですが彼はそのために鍛え上げられた戦士こそがエグゼビアが求めていた者と主張します。
これはどうなんでしょうね。サイクファンの私から見てもズレている気がしますが。

しかし今回サイクがビースト言った皮肉はかなり効いてましたね。
おそらくは大多数の読者が思っていたことをズバッと言ってくれました。
何も反論できず黙り込むビーストが痛快でした。

今回少し気になったのがジーン学園のスタンス。
本ブログではWolverine and X-MEN誌のレビューを最近行ってませんが、
別にウルヴァリンが嫌いだとかそういう訳ではなく、
特にレビューする内容がないというのが正直なところなんですよね。
学園ものとしてのんびりと学園の日々を描いているので、
そういった作品もありだとは思うのですが、サイク達に比べて学園の方向性が掴めないというか。
必死にミュータントを迫害から守り、それに立ち向かって行こうというスタンスを示す
新エグゼビア学園に対し、ジーン学園はこれからも楽しく和気藹々とミュータント学園をやっていこう
って感じなのでしょうかね。校長のキャラには合ってませんが(笑)。
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この記事に対するコメント
スコットの決意と信念が語られる回でしたね。一番印象に残ったのはスコットのローガンへの自分の意思で教授を殺したと思うなら自分を殺せでしたね。ローガンは苦虫を噛み潰したような顔で堪えましたけどこれは二人の関係を象徴したものと思ってます。ローガンはスコットが好きで教授を殺したわけではないということはわかってる。でも周囲にはそう思われているし、罪を償わせなければミュータント全体に悪影響がある。でもスコットの言ったことを認めるということは何よりもミュータントという種のことを考え、X-MENの指導者として戦った長年の友への冒涜であり、自分の現在行っていることの全否定につながる。そしてスコットのやっている行動も全部が間違っているとは思えない。けれどそれは自分のような裏仕事を行うべき人間がすることといったいろいろな感情がぐちゃぐちゃになってしまった感じだと思います。二人とも互いに信頼しあい、わかりあっているんだと思います。ただお互いの譲れないもののためにここまで離れてしまったのかが切ないですね。

そしてスコットが教授の理想が戦士ということはそうだとも言えるし違うとも思います。教授はミュータントと人類の融和を信じていました。その理想を胸に戦う者は確かに戦士といえます。しかしミュータントが自分たちを護るためには人類を傷つけるのもやむなしというのは教授が望んだことは思えないのです。でも現実にミュータントは迫害され苦しんでいます。ミュータントという種を護るのは自分たちミュータントしかいなく、それを成し遂げるために動くのがX-MENである。とスコットが考え行動してるところをみるとスコットは未だにミュータントのために戦い続けており、これはフェニックスファイブとなっても変わらなかった信念であり決意です。それをわかっているからこそかつてX-Forceを率いていたローガンは何も言えないのかもしれません。今は自分が指導者となりスコットが汚れ仕事を行っているという現状をどうにかしたいけどどうにもならないことに。ミュータントに人間らしい生活を送ってほしいのはわかるし必要だと思うんですけどもう少し積極的にミュータントを保護するという行動をしたほうがいいと思います。(っていうかミュータントはジーン・グレイ学園で保護しますってアベンジャーズのメンバーに頼んで大々的にアピールしたほうがいいと思います。アベンジャーズは政府にも顔が利きますし、こういうときくらい頼ってもいいと思うんですが。こういう風にミュータントのために行動しないといつまでたってもアベンジャーズはミュータント問題を何とかしようとしてますっていうのが絵空事や嘘に聞こえてしまうと思います。)

正直スコットのビーストへの皮肉はよくぞ言ったという気持ちですね。汚れ仕事は嫌とか言っていろんな所を足抜けするくせに一番なりふり構ってませんからね。今回若スコットの信用もなくしますしいい気味とすら感じました。ファーストファイブの絆や未来をズタズタにしたんですから責任とってもらいたいですね。是非。

そしてだファーストファイブからだれか転向するそうですが誰なんだろなー楽しみだなー(棒)

後ミスティークやセイバートゥースは銀行強盗と相変わらずみみっちいことばかりしているのですが、何がしたいんでしょう?ただちょっかい掛けたいだけでしょうか?後警備員にグレイさんがいたみたいですけど同姓の人がいるのでややこしいですえん(笑)
【2013/05/04 21:34】 URL | 星羅 #ADJD0lrw [編集]
 
>星羅様
サイクとウルヴァリンは何だかんだ言っても互いに認め合ってるから
しばらくしたらまた仲直りするとは思うんですけどね。
ミスティークは今後のALL-NEW誌の展開の伏線なんでしょうね。
このUNCANNYとの並行展開が終わった後にやる事が特にありませんから(笑)。
【2013/05/04 21:40】 URL | rise #r1y2oiqA [編集]

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