rise from dilapidation !!

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AVENGERS VS X-MEN #2
【2012/08/14 00:21】 アメコミ原書翻訳
ユートピア上空に滞空するS.H.I.E.L.D.のヘリキャリア。
そこから多数の戦闘機が出撃していきます。
その光景を眺めながらストームがサイクに聞きました。
「スコット…あなたは何をしたの?」
その質問にサイクが答えます。
「私が何をしたかだって?彼らが我々を襲いに来たのさ。
あの光景を見れば分かるだろう、オロロ。
彼らが戦い以外の理由で来た様に見えるかい?」
「こちらにもアベンジャーズはいるわ。
私達は相談していたのよ。彼らと話をさせて。」
アベンジャーズと親交の深いストームがそう言いますが、
ネイモアが即答します。
「もはや話してどうにかなる状況ではない。」
その言葉にマグニートーも続けます。
「次の行動は慎重に決めるのだ、スコット。
この戦いを我々が本当に望んでいると思ってはいまいな?」
サイクが誰に言うでもなく呟きます。
「面倒な事だ。私達は全員彼らと面識がある。
私達が救世主を手に入れるや否や、彼らはそれを奪うために襲い掛かってきた。
それが始まりであり、私たちの絶滅をもって終わりと為す。」
ストームが神に祈ります。
「神よ、我等にご加護を。」
そしてサイクは全員に指示を出しました。
「ホープを守るぞ。どんな犠牲を払ってでも。」

そしてヘリキャリア内部では。
「わお、アベンジャーズ対X-MENなんてものが本当に起きるなんてね。」
スパイダーマンが軽い口調で現状を伝えます。
「あの施設には子供達がいる。サマーズは一体何を考えてるんだ?」
アイアンフィストの非難にアイアンマンが答えました。
「我々と駆け引きをしてるのさ。彼は我々を迫害者として世間に訴えたいらしい。」
その言葉にルーク・ケイジが仲間に言います。
「何で誰もサイクロップスの奴がそんなにイカレた奴だって俺に教えてくれなかったんだよ。」
その質問にウルヴァリンが答えました。
「俺は前から言ってたぜ。聞かなかった奴が悪い。それよりさっさと下に降りようぜ。」
その時、
「みんな…始まったわ!!」
スパイダーウーマンが叫びました。彼らの眼下に広がる海岸…そこに並ぶX-MENの一人が
凄まじい勢いでヘリキャリアに向かってきたのです。

avengers_vs_x-men_2-1.jpgマグネティック・ファストボール・スペシャル。
混乱の始まりだ。


マグニートーの力で飛んで来た
鋼鉄の巨躯がヘリキャリアの床を突き抜けました。
「ヘリキャリアは破壊されるだろうが、
想定内だ。形あるものはいつかは壊れる。」
そう言ってアイアンマン、ドクター・ストレンジ、
スパイダーウーマンがヘリキャリアの裂け目から
ユートピアに降りていきます。
そしてその場に残った他のアベンジャーズの
面々に向かってコロッサスが静かに口を開きました。
「お前達はここへ来るべきではなかった。」
そして鋼鉄の戦士がヘリキャリアを
破壊し始めました。しかし、
「確かにお前は最強の力の持ち主のようだ、
ユートピアの中ではな!」
コロッサスの後ろからそう言って
レッドハルクが襲い掛かってきました。
「ここでは俺が最強の男だ。終わらせようぜ。」

放射線の筋肉が張り詰める。金属の組織が軋む。
数マイル先の窓が割れ、サンアンドレアス断層が互いの拳によって振動する。


アベンジャーズとX-MEN、両チームを代表するパワーファイターの激突により、
S.H.I.E.L.D.の技術の粋を集めたヘリキャリアがあっという間に砕けていき、
アベンジャーズの面々が海に投げ出されます。
そして海に落ちた彼らを待っていたのは、X-MENに所属する海の皇子でした。
「アベンジャーズよ、そなた達の今日この場における行動は、無謀という他にない。
そして少なくともお前だけには、お前の人生が常に無謀でしかないという事を、
この一撃をもって教えてやろう。」
その言葉と同時に放たれたネイモアの拳が、
長年彼と戦ってきたザ・シングの身体を海から吹き飛ばします。

海底深くを触りし拳が岩で出来た男と対面する。
彼らは遠くオークランドまで響き渡る打撃の音を聞いた。
そして反撃の響きも。


「この一撃だって?そっくりその言葉、返してやるぜ、殿下!!」
ルーク・ケイジの拳がネイモアの顔面に炸裂します。

アトランティスの王と、破壊不能な肌を持つハーレムからきた男が対決する。
降参より死を選ぶ。互いに無傷では済まないであろう。


一方海岸では、ヘリキャリアから降下してきたアイアンマン達に向かって
サイクがブラストで応戦していました。
『エマ、テレパシー・リンクを維持していてくれ。ホープは無事か?』
サイクの指示によりエマがX-MEN全員にテレパシー・リンクを行うと、
ストームがサイクに問いかけてきました。
『教えて、スコット。何が起こったの?』
『私が言えるのは、この戦いが避けられなかったということだけだ、ストーム。
あの飛空挺を早く落とすんだ、さもないと…』
ドガッ!!
サイクの頭部に、アメリカの国旗を模したシールドが直撃しました。

破壊されない盾がミュータントの頭蓋骨に当たる。
この日最初の脳震盪が彼を襲った。


avengers_vs_x-men_2-2.jpgヘリキャリアから落ちて来た
アベンジャーズの面々が
海岸に立つキャプテンアメリカの横に並びます。
「海岸を奪取する。」
「彼らを海まで押し戻せ。」
互いのチームのリーダーの短い指示が飛び、
ついに両チームが全面対決へと突入しました。

「嘘でしょ、信じられない。
私達、アベンジャーズと戦ってるのよ!」
「アベンジャーズのメンバーじゃなかった
奴らも混じってないか?」
「要するに今日の授業はキャンセルって事ね。」
「俺達が逮捕されるって事だろ?」
「一体彼らはここで何をやってるの?」
ユートピアの施設内から、X-MENと
アベンジャーズの戦いを眺めていた若きミュータント達。
そこに突然叫び声が聞こえます。
「嫌よ!!行かせてよ!!」
それはエマに連れられて
彼らのところに来たホープでした。
「あれは全部私が原因なんでしょ?なら私が行かなきゃ!!」
「余裕があったら、あなたの立場になって物事も考えられるけど、
まだあなたを行かせる訳には行かないのよ、ホープ。」
エマはそう言うと、ホープを若者達のほうに向かわせました。
「その子をここに留めておきなさい。彼女が何を言おうともね。
そしてあなた達も全員ここにいること。
さもないとアベンジャーズなんか比較にならないような大惨事が起きるわよ。」
そう言ってエマはまた戦場へと駆け出していきました。
『スコット!アベンジャーズのテレパシー防御壁を破るのに30秒かかるわ。
でもすぐにやってみせる。全員を下がらせて!
私が彼らの精神に入り込んでこの戦いを終わらせる!』
エマがサイクにそう伝えた次の瞬間、
「きゃあああっ!!」
「君が今、この戦いを終わらせようと考えていた方に私は賭けよう。」
そう言いながらアイアンマンがエマの前に立ちふさがりました。
「超小型テレパシック高電圧電流だ。君は約17000個もそれを吸い込んだ。
君が考えているよりもはるかに強い衝撃を君に与えるぞ。
本当にすまないと思っている、愛しのエマ。
今度また夕食を共にした時にでも許してくれるよう願っているよ。」
そう言うアイアンマンにエマのダイアモンドの拳がめり込みます。
「世界中のキャビアを持ってきても、願い下げだわ。愛しのトニーさん。」

ダイアモンドの有機体が数十億のアーマーと激突する。
歴史上で最も高価な激突だ。


「ならばせめて君の彼氏に、この様な狂気じみた危険行為を止めるよう進言してもらえないかな。
我々はあの少女や他の誰かを逮捕しに来たわけではない。我々は助けに来たのだ。」
「ならその少女の名前ぐらい覚えてきなさい。あの子はホープよ。
それにあなた達に助けを頼んだ覚えはないわ。」
「頼むから……何だ!?」
アイアンマンがエマに向けて放ったエネルギー光線が、何かによって防がれました。
<警告:強力ナ磁界フィールドヲ検知.対磁界用装置ヲ起動シマス.>
アーマーが即座に情報を表示しました。
「そうか。なるほど。君か。」
アイアンマンの後ろに立っていたのは磁界の帝王。

金属の鎧に身を包んだ男と磁力を制し男の対決。
もしもそれでは決着が付かないと思ったのならば、
君がまだトニー・スタークという男に出会っていないということだ。


『サンフランシスコ上空より生中継でお伝えします。現在大規模な戦闘が…』
戦いの場から遠く離れたとある場所の暗室。
そこで一組の男女が、ニュース映像として流れるアイアンマンとマグニートーの戦いを見ていました。
「僕達もあそこに行くべきだ。これは僕達の戦いなんだ。僕達が行かなくては。
僕は行く。……お願いだ、僕と一緒に来てくれ。」
しかし彼の言葉に、女性は何も答えません。やがて彼は一人で飛び出しました。

avengers_vs_x-men_2-3.jpg3.7秒後。347マイル先。
マッハ5で家族が再会した。


「やあ、父さん。
また悪さしようとしてたのかい?」
音速で戦場に参加したクイックシルバーが
父であるマグニートーに一撃を加えます。
「ピエトロ。
お前は昔から愚かであったが…
今も愚かな男なのか。
少なくとも姉はこの場に
連れて来なかったと私に言ってくれ。」
口から血を流しながら
マグニートーが息子を睨みました。

『今、マグニートーの息子である
アベンジャーズのクイックシルバーが
戦いに参加したようです。
数刻毎に状況が悪化していきます。
我々にはただこの戦いがどの様な
影響を及ぼすか推測するしか…』
部屋に一人残された女性…スカーレットウィッチがテレビの電源を落としました。
そして彼女は無言のまま部屋を出て行きます。彼女が座っていたソファの前に置かれた日記帳には
この様な文字が書かれていました。
[ワンダの夢日記 世界はこの様にして終わる]
その日記帳に描かれていたのは不死鳥の絵。

ヒーローとヒーローが戦う戦場においてさえも、
幾つかの戦いは私的な感情が何よりも大きい事を証明した。


「なんて事。こんな日が来るなんて思ってもいなかった。
ウルヴァリンが自分の種族と敵対するなんてね。」
ドミノの皮肉にウルヴァリンがサンスポットの首を絞めながら答えます。
「お前らもサイクロップスのケツの穴から離れれば、周りが見えてくるだろうよ。
俺はこのクソな世界を救おうとしてるんだ。ホープはどこだ?」
「地獄へ堕ちろ!この裏切り者!!」

かつて最強のX-MENと呼ばれた男と、その男がかつて家族と呼んだ者達との戦い。
多くの暗黒を経験してきた男にとって、また一つ暗闇が増えた日となった。


そしてこの戦いは、愛し合う夫婦にとっても厳しい選択を迫られます。
アベンジャーズの一員としてユートピアに立つブラックパンサー。
彼の後ろに、妻である天空の女王が舞い降ります。

いかづちが荒れ狂う。雲ひとつない空に。
ワカンダの王の臓物が急に縮み上がった。


「何故黙っていたの?」
静かに聞くストームに、ブラックパンサーが答えます。
「この星を破壊できる力を持った16歳の少女を匿ってると何故黙っていた?」
「ティチャラ、もう終わらせましょう。」
「終わらせる方法はたった一つだ、我が愛する人よ。」

彼の妻はセレンゲティ(タンザニアの地域)でいまだ神として崇められている。

ストームが怒りの表情で夫を睨みました。
「本当に頑固な人ね。だから結婚するのにわざわざカウンセラーが必要になったのよ!!」

雹と雷と嵐を伴った夫婦喧嘩だ。

「あそこに行かなきゃ。私が止めないと。」
窓から彼らの戦いを眺めながらホープが呟きました。
「残念だけど、ホープ。エマ先生の言葉を聞いていなかったの?」
「外にはアベンジャーズがいるのよ。この件は大人に任せるのが最良よ。」
ピクシーとトランソニックがそう言ってホープをなだめます。
しかしホープは外を眺めたまま、こう言いました。
「あなたが正しいわね、ローリー。ところで、ごめんなさいね。」
「何を言って……ぎゃっ!!」

この後、8分の間に4人の鼻の骨が折れた。

「分からないの?アベンジャーズとX-MENが戦ってるのは全部私のせいなのよ。
要するに私がここで一番の重要人物なの。」

そして話は再びサイクとキャプテンアメリカの戦いに戻ります。
「私は君と長きに渡り親交を深めてきたが、スコット…君がここまで愚かなのは初めて見たぞ。」
「私もキャプテンアメリカがファシズムの側に立って戦うのを初めて見ましたよ。」
「君がこの戦いを選んだのだ。私ではない。」
「当たり前だ。あなたは私の家の玄関に、何十人ものアベンジャーズを連れて、
大型飛空挺で乗り込んできたのだから。」
サイクが放つブラストをシールドで防ぎながらキャプテンアメリカが反論します。
「この問題がここまで深刻でなければ来なかったさ。
君ならばそれを理解して、たとえ自尊心が傷ついても、
そのためならば耐えてくれると思っていたんだがね。
ミュータントかどうかは関係ない。我々全員が危機に瀕しているんだ。
我々はフェニックスについて話しているんだぞ、スコット。
ジーンのことを思い出せ。あれが彼女に何をしたのかを。」
avengers_vs_x-men_2-4.jpg「私の亡き妻について、
他人にどうこう言われる筋合いはない!
フェニックスの力に関してもだ!!
あなたは私や私の民について、
一体どれだけ知っている!?
本当に話し合いがしたいのならば、
あなたが私のところに
最初に来ればよかっただけの事。
こんな狂った仲間達を
引き連れてくるのではなくてね!!」
そう言うとサイクはキャプテンアメリカに
放っていたブラストを、
周囲のアベンジャーズに向けて浴びせました。
「君が今ここでしていることは、
君の仲間も含めたこの世界全体を
危険に晒すことになると
私は意識しなくてはいけないようだな。
誰かが傷つく前に、終わらさせてもらう。」
そう言って盾を構え向かってくる
キャプテンアメリカにサイクがブラストを放ちます。
「もう遅すぎた!」
サイクの怒りのブラストを跳ね返しつつ、
キャプテンアメリカが少しずつ前に進み…
バキッ!
サイクの顔面をシールドで殴りました。倒れこむサイクにキャプテンアメリカが言い放ちます。
「確かにその通りだ。」

遠くから轟音が響く。骨が、そして関節が軋む。
拳が海を混濁させ、血の波が海岸に押し寄せる。
怒声と悪態と闘争の叫びが木霊する。
絆は永遠に引き裂かれた。
そして平和への最後の嘆願も。


「私はこの様な形を決して望んでいない、スコット。そしてそれは君も同じだろう。
君の仲間に下がるよう言ってくれ。ホープの事を考えるんだ。
我々に強奪などといった手法を取らせないでくれ。」
しかしキャプテンアメリカのこの言葉にサイクは…
「マジック、裏口を使え!」
「了解!」
それを聞いてキャプテンアメリカも、ドクター・ストレンジに指示を出します。
「ステファン…」
「彼女は任せろ。」
そして二人は魔界…リンボ界へと転移します。

そこにあるのは硫黄と酸と腐肉。

「君は才能のある子だ、イリアナ。しかし君がリンボ界から君の友人を逃がすのを
私が気付かないとでも本当に思っていたのかな?」
ドクター・ストレンジの言葉に、魔界の住人の姿となったマジックが答えます。
「あなたが気付くのは予想していたわ、ドクター・ストレンジ…
でもまさかここに来る程、愚か者だったとは思っていなかったけど!!」

そして魂の燃える臭い。

ユートピアでは依然として戦いが続いていました。
<防衛システムガ落チマシタ.
トニー・スタークニヨルシステム侵入デス.
ユートピアガ陥落スルノモ時間ノ…>
「まだだ!」
デンジャーの報告にサイクが答えます。
「あともう少し。ホープがここから逃げられるだけの時間を稼げればいい!私達は…」
しかしそこでサイクが何かに気付き、言葉を止めました。
<サイクロップス?>
「くそっ!あいつはどこだ?ウルヴァリンはどこに行った?」

ウルヴァリンはスパイダーマンと一緒に、ユートピアの下水道を歩いていました。
「いいアイデアを思いついたんだ。一緒に古くて汚い下水管のパイプに行かないかってね。
そんな考え、僕には思いつかないよ。」
「別に一緒に来てくれなんて言った覚えはないが?」
「物忘れが激しくなったんじゃない?
でも、もう少し気の長い人と一緒の方がいいかなぁなんて。」
そう言いながら二人は下水道を奥へと進んでいきます。
そしてその下水道の先にある部屋では、ホープが炎を纏って立っていました。
足元には彼女の監視を頼まれていた仲間達が倒れています。
「ごめんなさい。誰も傷つけたくなかったんだけど。」
「うぅ…今さら何言ってんのよ…」
「あなた達は分かっていないの…近づけば近づくほど私はより感じる。
私の中に強い力がどんどん生まれてくるのを。」
avengers_vs_x-men_2-5.jpgそこにウルヴァリン達が入ってきました。
「わお、いたじゃん。
でもあんな風に炎なんか出してたっけ?」
「どけ!」
ウルヴァリンがそう言って
ホープに向かって走り出しました。
「おい、何をする気だよ!?」
スパイダーマンの問いに
ウルヴァリンが爪を出しながら答えます。
「為すべき事を為そうとしてんのさ。」
しかし、
「そうね…」
「うぐ…っ」
一瞬にして業火に
焼き尽くされるウルヴァリン。
「私も同じよ。」

全てが燃える。内も外も。
それがフェニックスのキスの味。


しばらくして。
「彼女はどこだ!?」
「ホープ!?」
別の入り口から、アベンジャーズとX-MENがそれぞれホープがいた部屋へと入ってきました。
しかしそこにいたのは倒れて動けない若きミュータント達とスパイダーマン。
そして焼き尽くされて煙を立てているウルヴァリンの姿だけでした。

今は全てが静かだ。
海の上を走る炎の足音を除けば。
少女の走る音。フェニックスの少女の。


その頃、宇宙の深遠では。
「さあ、やるぞ。アベンジャーズの諸君。」
小型宇宙船に乗ったビーストが仲間にそう言いました。
彼の前にはミス・マーベル、ウォーマシン、プロテクター、
ソー、ヴァルキリー、そしてヴィジョンがいます。
「センサーがショートした。どれだけの力なのかは未知数だ。」
ビーストがそう言うと、ミス・マーベル、ウォーマシン、プロテクターが呟きます。
「私達の方に向かって来てる。」
「聖母よ…」
「あれを止める術などあるものか。」
ソーが仲間に語り掛けました。
「もし我らが失敗すれば、世界が滅ぶ。我らが始まりだ。
友よ、位置に付くのだ…今日は死ぬにはいい日だぞ。」
そう言う彼らの前には、強大すぎる力…フェニックスが翼を広げて迫ってきていました。


前回の更新から3ヶ月放置してしまいましたが、何事も無かったかのように
再開するのがこのブログの売りなので(笑)。
正直言うとこのAVENGERS VS X-MENは、その後の展開が既にほぼ判明しており、
私にとってはかなり残念な展開っぽいので、
現行を本気で翻訳するのはこの作品が最後かもしれませんね。
気長に全作訳して行くつもりなので、お付き合い願います。

さて、感想でも。
アベンジャーズとX-MENの全面対決が始まった訳ですが。
X-MENが真正面からヘリキャリアを破壊したのってこれが初めてなのかな?
マグニートーが磁力でコロッサスを投げつけるのは斬新かつ、確かに強力な技です。
ネイモアとザ・シングの確執を帯びた戦いも面白かったですね。
…すぐ終わってしまいましたが。
気になるのはスカーレットウィッチの存在。
一体彼女が今後どの様なキーとなるのか。目が離せません。

そして今回長々と描かれていたのがサイクとキャップの戦い。
どちらも一歩も引かず、まさに泥沼化。
キャップも口では何回もこの戦いは望んでいないとか言いながら、
最初から臨戦態勢で乗り込んできてるし、
サイクも相変わらず「ホープのためなら全てを犠牲にしても構わない」作戦を執ってるし。
どっちもどっちな感じで、互いの名誉を傷付けあってるだけの気がします。
曖昧なことばかり言って、具体的にどうしたいのかといった
最終的な方向性をどちらも提示出来ていないのが確執の原因な気もしますけどね。
このままじゃ妥協点すら見つけられないでしょ。

今回一番面白かったのが、数コマごとに出てきた説明文の吹き出し。
昔のアメコミはよくあったのですが、最近はあまり見かけなくなった手法で、
この吹き出しこそがアメコミっぽさを演出していたんですけどね。
あえて古臭い言い回しで訳してみましたが、どうでしょうか。
でも何で今回だけこの演出だったんだろう。#3以降は出てこないし。
アメコミ初期によくあった、ゴチャゴチャしたヒーロー同士の喧嘩のオマージュなのかな。

あと今回の話で少し気になったというか、面白かった点がもう一つ。
台詞は一切ないのですが、アベンジャーズとX-MENが戦ってるシーンで、
モブキャラポジションでデアデビルの姿がよく目に付いたんですよね。
明らかに他のキャラより優遇して描かれてる気がするんですけど、誰かのお気に入り?
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この記事に対するコメント
全くだ、ローガンファンには悪いが、ウルヴァリン & The X-MENなんざ、僕はこれっぽっちも望んじゃいない。呪いあれ、マーベル編集部! ていうか、ピエトロさんの厚顔に完敗だわ。これくらい図太く生きて生きたいものですね…。
【2012/08/14 00:55】 URL | Mugu #T0ca3UNU [編集]
 
更新が来て嬉しいですー。
最近スパイダーマン:ワン・モア・デイの邦訳を買ってうんざりしてますが
こんな展開で人目を引くのは止めて欲しいですね……。
どうせ、しばらくしたら元に戻るのに。
「馬鹿な事をした」「もっと馬鹿な事をして、無かった事にした」の繰り返しでは。
【2012/08/14 02:56】 URL | 名無し #lsebrjVI [編集]
 
再開おめでとうございます。

取り敢えず一時の話題性の為だけに途方もなく状態を悪化させるのはもううんざりですね。

シビルウォーでのスパイダーマン虐めが過ぎたせいでピーター周りが収拾不可能になって
超強引に全てを無かった事して批判されたことを編集部は忘れたんでしょうか。
【2012/08/14 13:20】 URL | 名無し #- [編集]
 
お帰りなさいませ。まあ、近況はTwitterで把握できてましたから以前ほど心配は有りませんでしたけどね。やっぱり便利ですね、アレ。

極端な私見なんですが、Marvel社は部屋の模様替えレベルの設定変更を半年から1年かけてちょこちょこやっている。
DC社は数年(ないし十数年)に1回、家の引越しレベルの設定変更をドカンとやるってイメージなんですよ(この間は、家どころかマンションの立て直しレベルの事やってましたが)。
なんとなーく今回のイベントも曖昧なまま元に戻りそうな予感がしてならんのですが……
映画にばかりじゃなくて本業にも力入れて欲しいなと思う次第で御座います。
【2012/08/14 20:54】 URL | MangyDog #- [編集]
 
>Mugu様
ピエトロさんは1日前の事は忘れる思考の持ち主なんでしょう。
父親が最近かなりまともになったので、さらに駄目っぽく見えるのが何とも。
最愛のお姉さんからも無視られてるし(笑)。

>名無し様
ワン・モア・デイはここ数年で、一番やっちまった話でしたからね。
あの作品みたいに、収拾が付かなくなって最後の手段に出るといった
暴挙だけはやめて欲しいです。
今回だとサイクに責任全て押し付けて殺して、
ほとぼり冷めるまで待つとかが最悪のパターンですかね。
まあ、今後のイメージにサイクがいたので、さすがにそれはなさそうですが。

>名無し様
確かに最近のMarvel社は一時の話題のために
長年積み上げてきたものを駄目な方向に崩してる感じがしますね。
少しずつ崩して綺麗に積み直せればいいんですが、
計画も無く適当に崩して、とりあえず無理やり積み直してる感じです。

>MangyDog様
twitterがあると、一週間に一回でも適当に呟けば、
少なくとも生存報告は出来ますからね。
消息不明じゃないとアピールするには便利かも。

Marvel社も長年模様替えしてきて塗りなおし続けてきた壁が
ヒビだらけになってきた気がしますね。
そろそろ改築の時期なのかなぁ。
昔建てたUltimateっていう別荘も廃墟寸前だし…
【2012/08/14 23:17】 URL | rise #r1y2oiqA [編集]
 
ここ数年の編集部は、
トニーをシールド長官にしたり、
ピーターを色々アレしてコレして収拾つかなくなて「まじゅちゅだー!!!」したり、
サイクもリーダーにするために色々掘り下げてきましたが、
結局コレに至るための措置で、色々あったミュータント達の横の関係を、全部破壊して教授追い出してマグをじいちゃん化してネイモアも引き込んで、
縦一本の関係に収束させまでしてこれかよ!!
となんかもうモチベーションがだだ下がる今日この頃です。
なんでホープさえ生きてれば全部OKなのか、
フェニックスの力を今度は制御できると確信した根拠は何なのか、
ケーブルは事態が壊滅的になった今なにしとんねんとか、
きっちり明らかにすべき項目を、
明らかに「このシチュにしたいのでそうしました。設定? 後できちんと話すよ。そう、あと数年以内には」
みたいなバッカなことやっちまってる感を繰り返している気がします。
【2012/08/15 00:27】 URL | ねこねこねこ #- [編集]
 
>ねこねこねこ様
確かに編集部はホープを「救世主」として設定したのはいいが
扱いに困ってる感じもありますよね。
能力もうまく生かせないし、キャラもそれほど立ってないし。
だからサイクが盲信する根拠も描ききれないのかと思います。
もっと内部で設定を作り切ってから出した方がよかったのかもしれませんね。
【2012/08/15 22:34】 URL | rise #r1y2oiqA [編集]

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