rise from dilapidation !!

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X-MEN GOD LOVES, MAN KILLS (CHAPTER 2)
【2011/10/07 00:19】 アメコミ原書翻訳
あの信じられない様な事故の翌日。
アリエルは湖のほとりで一人座り込んでいました。
そこにイリアナがやって来ます。
「他の皆はニューヨークに行ったわ。
私達もやれる事をやりましょうよ。キティ……大丈夫?」
「私は生きてる。それだけでマシよ。」
「あなた昨日からずっとここで一人きりじゃない。
私が一緒にいてあげようか?」
そう言ってイリアナがキティの肩に手をかけますが、
「一緒にいて欲しい人がいるなら…最初っからあの家に残ってたわよっ!!」
そう言ってイリアナの手をはね退けました。
「カーチャ!」
「何よっ!?」
そう叫んで泣き出すアリエルの肩に再度イリアナが手をかけます。
「彼らは私の友人でもあったのよ。」
その言葉を聞いて、アリエルがイリアナに抱きつきました。
「これが人生。現実を受け止めて、そして受け入れなくてはいけないのは分かってる。
でもこれまで色々な事があったのに、あんな交通事故で死んでしまうなんて。
こんな狂気の沙汰が本当に起きたなんて私はまた信じられないの。」

そしてアリエルは湖に石を投げつけながら叫びました。
「死なんて大っ嫌い!」
「でもそれに対して私達に出来ることなんて何も無いわ。」
「ええ。私もピーターと一度その事について話した事があるの。何年か前にね。」
「ピーターは私に言ってたわ。
もし絶望の淵に立たされなかったら、どうやって僕達は真の喜びを知れるのかって。」
「…諸刃の剣なのね。」
そこでイリアナが突然聞きました。
「お兄ちゃんの事が好きなんでしょう?」
「私たちは…ただの友人よ。」
「顔が赤いわよ。」
「嫌な人。そんなの私の家族が知ったら心臓発作を起こすわ。」
「何で?」
「私がまだ子供だった頃に、既にピーターは大人だったわ。
片思いの頃は楽しかった。でも実際に恋に落ちると…全然大したことなかった。」
「でも最高だったでしょ?」
「ご想像にお任せするわ。」
何気ないガールズトークをしながら湖岸を歩いていた二人でしたが、
突然イリアナが声を上げました。
「あらやだ。あなたを探しに来た本当の理由を忘れてたわ。
私、奇妙な物を見つけたのよ。」
そう言うとイリアナは湖岸の草むらへとアリエルを連れて行きます。
「あれ何かしら。」
そこにあったのは迷彩を施された謎の機械。
「恐らく電子センサーよ。」
「誰が何の為に置いたのかしら?」
「屋敷を監視してたのよ。」
そう言いながらアリエルはセンサーに向かって歩いていきます。
「知~らない。」
そう言ってアリエルは非物質化能力でセンサーをショートさせました。
「さあ、犯人探しよ!」
そして二人はすぐに草むらに身を隠します。
「あんな事しちゃって大丈夫なの?」
「誰かがあれを直しに来るのをここで待ってるのよ。」
「で、ここで私達が痛い目を見るの?」
「大丈夫よ、イリアナ。私が守るわ。」
「へぇ凄い。」

舞台は変わり、マンハッタンのセントラルパーク。
燃え尽きた車の残骸が残る"事故"現場に、ウルヴァリン、
コロッサス、ナイトクローラーの三人が訪れていました。
「警官どもの言ってる事なんざ聞くんじゃねぇぞ、ピーティー。これは事故じゃねぇ。」
ウルヴァリンがそう言いました。
「それがどうしたって言うんだい?僕達の友は死んでしまったんだぞ。」
「残骸から3つの遺体が見つかった。…でもそれは俺達の仲間じゃねぇ。
車は炎に包まれ原形を留めず、遺体は元の状態がわからないほどに黒焦げ。
完璧すぎる。出来すぎだ。確かにトラブルはあった様だが、違う理由だ。」
「言ってる事が分からないな。」
「こいつはフェイクだ。誰かが見せかけの小細工を使って、警察や俺達を欺こうとしやがったんだ。
チャーリーやスコット、それにオロロが衝突事故で死んだと思わせるようにな。」
「そう思う根拠は?」
「俺も若い頃によくやった手だ。」
「警察に言わなくていいのかい?」
「ああ。カート、お前はなんか見つけたか?」
無線でそう聞かれたナイトクローラーが木の上から答えました。
「君の考えは合ってるみたいだ、友よ。
僕達が着くと同時に、向こう側に車が停車した。
二人の人間がこっちを見ながら待機してるよ。
どうするんだい?」
その質問にウルヴァリンが笑いました。
「その馬鹿共を捕まえるに決まってるだろ。」

「ミューティー共に何か動きはありましたか?」
運転席に座った男が双眼鏡で反対側を見つめる女性に聞きました。
「落ち着きなさい。ピュリファイアーズがこの公園の全ての出口を塞いでいるのよ。
おまけに私達のメンバーは警察内部にもいる。
X-MENがどこに逃げようとしても無駄な足掻きよ。」
「面白いことでも起こるのを期待してますよ。」
「ちょうど起きたみたいよ。あれはコロッサスね、コスチュームに着替えだしたわ。
……あら、一体何?」
突如、彼女の双眼鏡から見える光景が真っ青になりました。
彼女が双眼鏡を離すとその目の前にいたのは…
「ナイトクローラー!!」
二人が叫ぶと同時に、ウルヴァリンが車のドアの前に姿を現します。
「ほら、観念しな!」
そのまま爪でドアを引き裂くと、運転席の男を放り投げました。
「邪魔だ。今からお前の彼女とお楽しみさせてもらうんだからよ。」
しかし一人車に残ったアニーは、
『我々は捕まるわけには行かない。こいつらを巻き添えに死んでくれる!』
そう呟きアクセルを思いっきり踏み込みます。
フロントガラスにナイトクローラーを乗せたまま、
車はコロッサスに向かって突進していきました。
『もし僕がこれを避けたら、大通りに出て行ってしまう。
何も知らない人々が巻き込まれてしまうぞ。それだけは防がなくては。』
そう考えるや否や、彼の身体は強靭な鋼へと変化していました。
そして車の上に貼り付いているナイトクローラーは、
『この車は物凄い速さで走っている。このままでは中の女性は衝突の衝撃で死んでしまうぞ。』
そう思うと同時に、車内にテレポートします。
「せっかくの殉死を邪魔して悪いけど、一緒に来てもらうよ。」
そう言ってナイトクローラーは女性を連れて車外にテレポートしました。
そして無人となった暴走車にコロッサスが向かっていきます。
『この交差点は車通りが少ない。こいつを止めるならここしかない!そして…
僕なら出来る!!!」
コロッサスの渾身の一撃が車をひっくり返しました。
x-men_gl_mk_2-1.jpg「同志よ。僕が強くなってしまったのか、
以前より車は力も頑丈さも無くなったみたいだ。」
しかしそう言って笑うコロッサスの
背後に武装した二人の兵士が現れました。
「まだ車に人が残ってたんだ!
僕は彼らを見つけられなかった!」
そう言ってナイトクローラーが
向こうにいるコロッサスに叫びます。
「コロッサス!!後ろを見るんだ!!」
ウルヴァリンがナイトクローラーに言いました。
「あっちにテレポートして
対処するんだ、エルフ!」
しかしナイトクローラーが動く前に、
「ああ、やってみな、化物共。」
兵士が撃ったエネルギー波が
コロッサスに命中しました。
倒れこむコロッサスを尻目に、
兵士がウルヴァリンとナイトクローラーに言います。
「このブリキ野郎を倒したみたいに、
お前たちもギタギタに引き裂いてやるよ。
さて、ここで伸びてる哀れなブリキだが、
もう一発この銃をお見舞いしたらどうなるのかね?
試させて……うわああっ!!」
突如、兵士達の体が宙に浮き、その重装甲が全て剥がされました。
「残念だが、それは無理だな。」
その能力の持ち主が兵士達に静かに言います。
兵士達の剥がされた武装は姿を変え拘束具となり、今度は彼らの動きを封じます。
「僕達は感謝するべきなのかな、それとも逃げた方がいいのかな?」
ナイトクローラーがそう聞き、
「お前は!!」
ウルヴァリンが声の主の方を見て叫びました。
「爪をしまってくれないか、ウルヴァリン。」
その男が静かに語りかけます。
「マグニートーは友としてここに来たのだ。お前達は私を受け入れるがよい。」

湖畔では。
「飽きちゃった。」
身を潜めていたイリアナがアリエルに愚痴っていました。
「私もよ。かなり待ってるものね。屋敷に戻って皆に電話しようか…」
とアリエルが言いかけたその時、
「待って!誰か来た!」
彼女達の前に数人の兵士達が姿を現しました。
「どう見ても観光じゃなさそうね。誰か知ってる人はいる、キティ?」
「いいえ。」
「どうするの?」
「下手に動いたら見つかるわ。彼らがいなくなるまで隠れていましょう。」
「それでいいの?」
彼女達が相談している間に、ピュリファイアーの兵士達は
アリエルが壊した装置の修理に取り掛かり始めました。
「どうなの、ロッコ?」
「すぐに直せますよ、ボス。」
アリエルがイリアナに言いました。
「私、誰かを呼んでくる。」
「気をつけてね。」

"そしてキティは大きく息を吸うと、自身を非物質化して地面の中に沈んでいった。
それは水泳に似た感覚だった。ただし水ではなく大地を媒介としていたが。
彼女は自分がどこにいるのかも見ることができない。
彼女は願った。自分が太陽の光を再び見るときは、茂みの外に出ていることを。"

そしてしばらくしてロッコが言いました。
「出来ました、アニー。全方位探索にして…」
そして彼がスイッチを入れた瞬間、
「反応があります!」
その言葉に思わずイリアナは叫んでしまいました。
「嘘っ!?」
その言葉をアニーは逃しません。
「あそこよ!!」
兵士達がイリアナに向かってきました。
「そいつを捕まえろ!」
『キティ…助けて!!』
イリアナが隠れてた場所から逃げようとした次の瞬間、
「ひっ!」
彼女の面前に銃口が突きつけられていました。
「はい、おしまい。」
ダーーン!
その音を聞いて地面に潜っていたアリエルは、近くの木の上に上りました。
『銃声…この騒ぎは……イリアナ!?』
そしてアリエルはイリアナを運ぼうとするピュリファイアーの姿を見つけました。
「こいつもミューティーですか、アニー?殺したんですか?」
「気絶させただけよ、ロッコ。そいつを私の車に運びなさい。」
その会話を聞いてアリエルは胸を撫で下ろします。
『ああ、神様。よかった…』
そして彼女はあることに気づきます。
『私の能力って空気と同化する事も出来るんだ。これならあいつらの装置に見つからないわ。』
そして彼女は透明化したまま、ピュリファイアーを追跡します。
『今のところ問題なしね…イリアナがこんな事になったのは私のせいだわ。
私が彼女を助けないと。』
やがてピュリファイアーズが車に乗り込みました。
「この女を生体検査したけど、どうやら正確には人間でもミュータントでもないみたいね。
私にはこいつをどう扱えばいいのか分からないけど、
おそらく牧師はもっと詳細に調べたがるでしょう。」
『このままじゃ行ってしまうわ。もしここで皆に伝言を言うために戻ったら、
イリアナを見失っちゃう!』
そう言うとアリエルは、非物質化状態のままで車に近づきました。
『この車のトランクに潜り込もう。こいつらの目的地に着いてから、
連絡手段を考えればいいわ。』
しかし彼女の行動は筒抜けでした。車が動き出すと同時に、
アニーが車内に搭載された装置のボタンを押します。
その装置には「神経ガス」の文字がありました。
「ふふ、侵入者め。どうやらこの子にはお友達がいるようね。
好奇心旺盛な子猫ちゃんがどんな目にあうのか、身をもって知るがいいわ。」

"そして一組がエグゼビアの敷地から出て行き、違う一組が屋敷の入り口に着いた。"

先程拘束したピュリファイアーズの兵士を連れて、X-MENとマグニートーが屋敷に戻ってきました。
「何も言うことはない、ミューティーめ。」
そう言う兵士にウルヴァリンが言います。
「そうかい、賭けるか?」
「我々は死ぬ準備は出来ている。」
ウルヴァリンが兵士の目の前に爪を突き立てます。
「そりゃよかった。すぐに希望を叶えてやるぜ。
こいつが見えるよな?お前らの車を引き裂いた爪だ。」
そう言うとウルヴァリンは一旦爪を引っ込め、拳を兵士のあごの下に向けました。
「一本。」
その言葉と同時に、兵士の顔の右側を爪がかすります。
「二本。」
今度は左側。そして…
「三本目行くぜ?いいよな、英雄さん。」
「ウルヴァリン…」
荒々しいウルヴァリンの尋問にマグニートーが声をかけますが、彼は気に止めません。
「お前が選択しろよ。自分の死に方ぐらいな。」
マグニートーが静かに問いかけました。
「…別の手段を提案したいのだが?」
それを聞いて、ウルヴァリンが兵士に言いました。
x-men_gl_mk_2-2.jpg「だとよ。よかったな。」
しかしマグニートーは言います。
「いや、よいとは限らんぞ。」
「お…俺はお前らなど恐くはない、
ミューティー!」
兵士が覚えながらそう叫ぶのを聞いて、
マグニートーが冷たく睨みました。

"ピュリファイアーは抵抗した…
しかし結果は無駄な足掻きであった。
初めに彼が、そして彼の仲間が
次々と知っていることを洗いざらい吐いた。
彼らはストライカー教団に仕える者。
彼らの目的は完全なるミュータントの根絶。
そしてその目的の達成の為に必要な手段こそ、
ホモ・スペリオールの保護にその人生を
費やしたチャールズ・エグゼビアであった。"

「またか。虐殺が神の名のもとに行われる。
古来から争いとはそうだ。」
マグニートーが冷めた表情で呟きました。
「そんな事が…必要なことなのかい?」
コロッサスが誰に言うでもなく聞きます。
「でも友よ…たとえ僕らがその方法を使おうと思っても、
彼らほど残酷に全う出来るとは思えないね。」
ナイトクローラーがそう言いました。


やはり言語は生き物といいますが、たった30年前というだけで何か今の英語とは違いますね。
詳細にここが違うとは言えないのですが、明らかに最近の作品より訳しにくいです。
もしかしたら言語というより、コミックとして台詞の記述が違うのかもしれません。

まあ、それはさておき。
言葉もそうなんですが何か雰囲気も今と違いますね。
最近の作品は常に殺伐とした雰囲気が漂っているのですが、
本作品は非常に厳しい状況に置かれているのにもかかわらず、
アリエルとイリアナの会話やコロッサスの話し方に純朴さを感じます。
特にイリアナは現在のマジックというコードネームの彼女とは
全く別人のような普通の年頃の少女といった感じです。
(ちなみにイリアナはこの後、凄まじく過酷な人生を歩む事になります。)

今回のストーリーはアリエル達の話とウルヴァリン達の話に分かれますが、
まずはアリエル側から。
…実に軽率です。
まあこの段階ではアリエルは、敵がミュータントを狙っているという事すら知らない状況なので
興味本位で調べたくなる気持ちも分からないでもないですが、
何の作戦も無く適当に待って、場当たり的に行動→イリアナが敵に捕まる→
自分も一緒に行く→罠にかかる、って最悪なパターンです。
特にイリアナが捕まるのがいけない。自信満々に自分が守るとか言ってたくせに。
これが数年後の世界なら、ブチ切れたコロッサスに問答無用で殺されてますよ。

そしてウルヴァリンサイド。
まさかのマグニートーが一時的に仲間となりました。
今でこそX-MENにいるマグニートーですが、当時は完全な敵役。
彼が仲間になるというのは当時は衝撃だったと思います。
(ちなみにマグニートーがニューミュータンツの指導役に就くのはこの三年後)
今のドジなお爺ちゃんのイメージと打って変わって、
物静かですが威圧するようなオーラ放つ当時の姿は、なかなかに格好いいです。

さて次回はChapter 3なんですが、何故かChapter 3だけやけに長いんですよね。
気が向いたら続きを紹介しますが、しばらくかかると思いますので期待せずにお待ちください。
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この記事に対するコメント
 
>>詳細にここが違うとは言えないのですが、明らかに最近の作品より訳しにくいです

これすごくわかります。自分は割とアメコミ新参なのでデジコミなんかで古い作品を読もうとすると
セリフなんかが長すぎるのもありますが、異常に言い回しが訳しにくいんですよね
そのせいでかなり挫折してたり
【2011/10/07 04:11】 URL | とおりすがり #- [編集]
 
確かにフキダシの文字量、コマ内の四角い説明文は90年代前半くらいまでは多用されてましたね。また、個人的にはアクションシーンでのオノマトペが減って、サイレントなコマによる間の取り方を重視する表現が増えた事に自分の抱いていたアメコミらしさが減った気がします。
【2011/10/07 15:36】 URL | サントス #- [編集]
 
>とおりすがり様
私は逆にデジコミで買った事がない古いタイプなので、
そういった最先端を使った購読に憧れますね。
(コンピューター系の仕事をしてるんですが…)

言い回しも何か違うし、あと見たことのない短縮形を使うんですよね。
学校でどの先生も教えてくれませんでしたよ。

>サントス様
あの四角い説明文、いつから無くなったんでしょうかね。
もっと昔のアメコミだと、2コマに1回は出てきたぐらいのイメージですが。
アクションシーンの間の使い方も変わったかもしれませんね。
【2011/10/08 00:19】 URL | rise #r1y2oiqA [編集]

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