rise from dilapidation !!

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X-MEN SCHISM #3
【2011/09/09 23:02】 アメコミ原書翻訳
SCHISM #3

ユートピアの司令室。
「状況報告を。」
サイクの言葉を受けてカッコウズが答えます。
「世界14箇所のホットスポットでセンチネルの行動を確認。」
「現在全てのX-MENが対応しています。」
「世界レベルでのテレパシーリンクを保持しています。」
サイクが短く言いました。
「引き続き情報を取得してくれ。」
サイクが眺める大型スクリーンにはミュータント博物館の映像が流れています。
『引き続きサンフランシスコから、本日公開されたミュータント歴史博物館の中継です。
依然として極度の緊張から厳重な警戒が敷かれていますが、
この博物館の公開によって現在起きている反ミュータント運動を
緩和しようとする希望も込められており、間もなくシンクレア市長からの…』
『スコット。』
ニュースを見ているサイクの脳裏にエマのテレパシーが入ってきました。
『エマ。博物館で何かあったのか?』
『まあね。この馬鹿げた施設で4回もインタビューを受けたわ。
しかもそのうち3つがヴィランの頃の話よ。
この企画を考えた奴を見つけたら、誰彼構わず前頭葉に爪を差し込んでやるわ。』
『テレビ中継がニュースで流れ続けてるんだぞ。』
『はいはい。そこら中にレポーターがいるわ。
誰も彼もが今起きてる事件に対するX-MENの正式見解を聞きたがってる。
これ以上ここにいたら、何か言っちゃうかもしれないわよ?』
「悪いが何とか堪えて、そこにいてくれ。出来る限りX-MENもユートピアに戻すつもりだ。」
『了解。最後に何か能力でも見せて帰るとするわ。』
『何かウルヴァリンから連絡はあったか?』
『いいえ。あなたが格好良く彼と…』
『エマ?エマ、どうした?』
そこで突如、テレパシーが途絶えました。
「エマとのリンクが切れたぞ。」
サイクの言葉にカッコウズが答えます。
「はい。何らかの。」
「局地的な。」
「障害干渉が入ったようです。」
そこでニュースの報道が流れました。
『こちらチャンネル12からのミュータント歴史博物館公開の中継ですが、
ただいま外で何か騒ぎがあったようです。』
「いかん。エマ!!」
サイクが走って司令室を出て行きました。

「あぁっ!」
「エマ、どうしたんだい?」
突然悲鳴を上げたエマにアイスマンが聞きました。
「何かのサイキック反動が…私のテレパシーが妨害されてる。
ユートピアから遮断されたわ。向こうが攻撃を受けたか、あるいはこちらが…」
「この博物館に僕達を殺そうとしている奴がいるって事か。」
その言葉を聞いてマグニートーとネイモアが言いました。
「警戒した方がいいな。」
「むしろ有難い。
変なポーズで写真を撮られるよりは、捕鯨銃で撃たれる方が私は好きだからな。」
一緒に来ていた次世代のミュータント達もエマ達の動きに気づきました。
「エマ先生が鼻血を出してるぜ。何かあったんじゃないのか。」
「やっぱり来るべきじゃなかったわね。」
小声でそう言う彼らの横で、イディがある写真を眺めながら呟きました。
「わからない…何故彼らは笑っているの?」
その写真は教授を囲む若き日の初代X-MENの姿でした。

「今どこにいるんだ?」
街外れのバーではウルヴァリンが酔っ払いながら電話をかけていました。
「何か俺にも仕事はあるかい?」
「ありまくりよ!!」
その相手とは世界の反対側でセンチネルと戦っているローグでした。
「私達はポンコツセンチネルを駆除するために世界中を飛び回ってるのよ。
今は猫の手も借りたい状況よ!!本拠地は今何やってるの、ローガン?」
しかしウルヴァリンにローグの叫びは聞こえていませんでした。
ウルヴァリンの視線はバーのテレビから流れているニュースに釘付けになっていたのです。
『こちらチャンネル12からのミュータント歴史博物館公開の中継ですが、
ただいま外で何か騒ぎがあったようです。』
「ローガン?」
既にそこにウルヴァリンの姿はありませんでした。

x-men_schism_3_1.jpg一ヶ月前。
会議室に4人の少年少女が座っていました。
青い席に座った少年が話し始めます。
「僕の名前はケイド・キルゴア。
父はキルゴア軍事社のCEOで、
現在世界一の富豪の一人として
世界的な権力を持つ男だ。
いつか僕がその仕事を継いで
世界を掌握すると信じている。
さて僕は君達について詳しく走らないが、
待つのは嫌いなんでね。
マニュエル・エンドゥーク。
東半球でも有数の大富豪の息子だそうだね。
その財は君の高祖が東アフリカで奴隷商人として
無数の奴隷を売りさばいたところから始まった。」
そう言われて赤色の席に座った少年が口を開きます。
「そして今は僕の7つ上の兄さんが、
宇宙トロールのための新鮮な餌を売りさばいている。
僕はそのたった一人の相続人だよ。」
そしてケイドが話を続けます。
「マクシミリアン・フォン・カッツェネルンボーゲン男爵。
バイエルンの王子で、親は既に他界。
ミュンヘン大学に史上最年少で入学した。
科学の天才であり、君の提言した「人を最も心から不安にする手法」を
最近やっと学会が理解できた。しかし君の家族の歴史を知れば、それも納得できる。
フォン・カッツェネルンボーゲン姓は君の本当の名前ではない。
君の本当の名はフォン・フランケン…」
そこまで言うと、緑色の席に座った少年が言いました。
「僕の前でその名前は出さないでくれ。」
そしてケイドがまた話を続けます。
「最近起きたホテル企業家のレノア・ケンジントンの自殺事件。
彼女が遺したものは37匹のペットの猫と、
マーシャルアーツが大好きな美しき11歳の娘、ウィルヘルミナだ。」
そう言われて黄色い席に座った少女が口を開きます。
「ファンズワースさんは何をやっても喜ばなかったの。
だから頭をグチャグチャにしてあげたわ。今はもう何も考えなくてよくなったのよ。」
そして各メンバーの紹介を終えたケイドが彼らに話しかけます。
「僕達が協力すれば、成人になる前に両親をはるかに超える偉業を
成し遂げられると信じて君達をここに呼んだ。
でもまず確認しておこう。
もしこの中で恐喝やテロ行為、もしくは計画的な大虐殺に嫌悪感を感じる者がいたら、
今が退席する最後のチャンスだ。」

そして舞台は現在のミュータント博物館に戻ります。
ドガアアアッ!!
爆発と共に武装したヘルファイアクラブの兵士達が乗り込んできました。
先頭に立つのは一ヶ月前に集まっていた4人の子供達。
『さっき俺達が飲んだテレパシー送信薬がそろそろ効いてきてるはずだ。
もしもし?僕の声が聞こえるかい?』
『明瞭に聞こえてるさ。全ての武器の準備も万端だ。』
『サイキック周波数装置もオンラインだ。
僕達用に設定した周波数以外では精神での会話は不可能になっている。』
『素晴らしい出来だ。さあ、目にものをみせてやろうじゃないか。』
そしてケイドが声高らかに叫びました。
「我々はミュータントを憎むものだ。しかしありきたりの口上はしない。
さっさとX-MENをこちらに渡すんだ!!」
彼らの望む者達が、自ら前に出てきます。
「求めよ、されば与えられん…ってところかしら、おチビさん。」
エマがそう言うと、コロッサスとアイスマンが続きました。
「奴らのリーダーは子供のようだぞ。」
「ヘルファイアは子供までも一員にしているのか。」
そしてネイモアとマグニートーが冷めた目で彼らを睨みます。
「子供なら前にも殴ったことがある。」
「さっさと倒すぞ。」

「うわあっ!」
「きゃあっ!!」
ヘルファイアの兵士達は博物館にいた
一般人や若いミュータントの生徒達にも襲い掛かっていました。
「イディ!走ってっ!!」
トランソニックの叫び声が響きます。

『ドクター・ネメシス!返事をしろ!今どこにいるんだ!?』
ユートピア上空を凄まじい勢いで飛び出したサイクがテレパシーでネメシスを呼びました。
『私は君達が頭の中に侵入してくるのが大っ嫌いなんだよ。
私ならまだ研究室でセンチネルを電磁気で停止させる装置を開発中だ。
何が起きた?』
『ユートピアで司令に就いてくれ。』
『は?今度は一体何をしでかしたんだ?おい、サマーズ!』

そして郊外では。
「悪いがどいてくれ。」
「お、おい!」
見知らぬ人の車を無理やり奪い、ウルヴァリンも必死の形相で博物館に向かっていました。

その頃博物館ではコロッサスが顔面に、あの謎の脳蟲を取り付けられ呻いていました。
その横でネイモアが敵に話しかけます。
「小僧共。もしもお前達が自分達が無邪気な子供ゆえに、
この私が手加減してやると思っているのなら、私の事を知らなさ過ぎる!」
そう言って掴み挙げた兵士の一人をマクシミリアンに向かって投げつけます。
マクシミリアンはそれを避けながら銃を手にすると、
ネイモアの足元に向けて特殊な弾丸を撃ち込みました。
「あんたのことならよく知ってるよ。マリナーさん。
僕が最初にアトランティス人を解剖したのは8歳の時だったかな。
あんたのその羽の生えた足元に撃った集中化学熱弾が4700℃の熱を放てば…
太陽に放り込まれたのと同じぐらいの危険をあんたに味あわさせられる事ができる。」
熱で弱ったネイモアを兵士達が囲んで滅多打ちにします。

別の場所ではアイスマンが兵士達を投げ飛ばしていました。
「子供達。真面目な話だが、こんな事よりも他にやる事があるだろう。」
その向こうではマグニートーも兵士達を一蹴しています。
そしてエマは。
「あんたみたいなババアになるくらいなら死んだほうがマシだわ。」
「あなたもいつかはなるわ、お嬢ちゃん。」
悪態をつくウィルヘルミナの首を掴んでいました。
「まずいわね。ヘルファイアクラブにまで影響が出ているとは。
自分達の為に子供まで送り込むなんて。」
そう言うエマの前にマクシミリアンが現れました。
「その子供はネイモアを倒したよ。
そしてあんたのテレパシーを、この指1本で妨害した。」
そう言ってマクシミリアンが自分の小指を突き立てます。
「まさにこの小指でだ。妨害装置は実に小さくてね。この小指の爪に取り付けて…」
そこまで言ったところでエマは突如その小指を握ると、
ボキッ!
「ぎゃああああああっ!」
「言わなければよかったのに。」
妨害装置を指ごと粉砕したエマがテレパシーでサイクに連絡を取ります。
『テレパシーが戻ったわ、スコット。
現在博物館は、ヘルファイアクラブの小部隊の襲撃を受けてる。
すぐに片付けてもう一度連絡する…』
バシュッ!!
その瞬間、ウィルヘルミナの持つ特殊銃から放たれた脳蟲がエマの顔に食いついていました。
「このババアを痛い目にあわせちゃって、子猫ちゃん。」
そして脳蟲で顔をふさがれ、動きの取れないコロッサスをマニュエルが殴り飛ばします。
「兄さん達が見ててくれるといいんだけど。」
別の場所では。
「なるほど…間違いなくこいつは…ぐわあああっ!!」
アイスマンが炎の剣を手にした兵士達によって倒されました。
「この埃まみれの古いゴミが陳列された博物館で、
もがき苦しむのがミュータントにはお似合いだよ。」
そう言って笑うケイドの前に、マグニートーが歩いてきました。
「お前のことだよ。腐ったゴミ。」
「なかなか勇猛ではあるが、それもここまでだ。少年よ。」
「確かに終わりさ、ジイさん。」
そう言ってケイドがマグニートーに銃を向けました。
「それがお前の計画か?銃で私を撃つのか?
私が歩く磁石だということを忘れたわけではあるまい。」
「自惚れの強い愚か者だな。
それがお前が悪役時代に常にタイマン勝負で勝てなかった理由だ。
この銃は弾丸を撃つんじゃない。」
そう言ってケイドが銃の引き金を引きました。
「これはビー玉サイズにまで小型化した中性子の帯磁星。
最も磁力の強い物質として知られている。」
暴発した磁力のフィールドがマグニートーを包みます。
「どうだい、歩く磁石さん?
君の磁力フィールドが暴れまわる気分は?」
そして倒れたマグニートーに背を向けると、
ケイドはそのまま去っていきました。
「この老いぼれめ。これで自分の自惚れに少しは気づいただろ。」
ケイドはテレパシーでウィルヘルミナに言いました。
『脳蟲をマグニートーにも頼む。これでX-MENは倒した。』

『こちらサイクロップス。X-MEN、誰か応答してくれ。エマ?エリック?おい、誰か…』
サイクがテレパシーを送りますが、何も返事はありません。
カッコウズがサイクに状況を伝えます。
『フロスト先生はオフライン状態です。
先生と対峙した敵は高度なサイ・シールドを持っています。』
『私が敵の思考を探ろうとしましたが、
何か虫みたいなものが這いずり回る音しか聞こえませんでした。
もっと探ろうとしたのですが、敵の反撃に会いました。』
『他のX-MENを探ります。』
そしてカッコウズは博物館内にいる全てのX-MEN関係者に範囲を広げてテレパシーを送ります。
『X-MENに対する緊急コールです。誰か聞こえますか?』
そのテレパシーに一人だけ反応する者がいました。物陰に隠れていたイディです。
『あ…はい。誰か…誰か私の頭の中にいるのですか?
何が起きたのか…まったく分かりません…』
その反応にサイクが呼びかけます。
『イディ!何が起きたんだ?エマや他のメンバーはどうした?』
しかしそこに割り込んできたのはウルヴァリンです。
x-men_schism_3_2.jpg『イディ!こちらローガン。
一体お前は何をしてるんだ!?
さっさとその建物から逃げろ!!
スコット!俺がもう目の前にいる!
この件は俺が何とかする!!』
しかしサイクはその言葉を
無視してイディに呼びかけます。
『イディ。教えてくれ。
他のメンバーはどうなったんだ?』
『はい。多分…今ちょうど負けたみたいです。』
彼女がそっと広間を見ると、
そこには脳蟲を付けられて倒れた
X-MENを見下ろすケイドの姿がありました。
「僕はまだセックスって奴をしたことが無いけど、
おそらく今の方がはるかに気持ちいいね!」
その横ではマニュエルが携帯の
カメラでX-MENを撮っていました。
「これで僕達は正式に
スーパーヴィランの仲間入りかな?
父さんも鼻が高いだろうな。
…ま、父さんがまだ殺されて
なかったらの話なんだけどね。」
ケイドが無抵抗のネイモアに、
まるで玩具の様に銃を撃ち続けながら話します。
「スーパーヴィランだって?あいつらはいつも最後は負けてるじゃないか。
ドクター・ドゥームが世界を征服したなんてニュースを今まで見たことがあるか?
僕は負けるためにここに来たんじゃない。スーツケースを持ってきてくれ。」
そう言われてマクシミリアンが近づいてきます。
「準備は出来てるぜ。」
「増援部隊から何か連絡は?」
「いいや。」
「まあ、後でもいいや。今のうちにX-MENを外に運び出そう。」
マクシミリアンが後ろに集めさせた一般人を指差します。
「あいつらは?」
「X-MENと関係ないなら…犠牲になってもらおう。」
その光景を見ていたイディがテレパシーで状況を報告しました。
『彼らがX-MENを連れて行きます。あと何かのスーツケースを持っています。』
『爆弾か!?それは爆弾なのか!?』
『わかりません。爆弾ってどうやって見分けたらいいんですか?』
x-men_schism_3_3.jpgまたもそこにウルヴァリンが割り込みます。
『スコット!彼女に避難指示を出せ!!
イディ!!今すぐそこから逃げるんだ!!
スコット!!彼女にそう言え!!
スコット!!!』
イディがサイクに聞きました。
『サマーズ先生、私は何をしたらいいのでしょう?
彼らを…彼らを止めた方がいいのでしょうか?』
『違う!!スコット!!!』
ウルヴァリンの声はイディには届きません。
『スーツケースに…何か数字のような物が
表示されてカウントダウンしています。
多分…多分爆弾だと思います。
まだ中にはたくさんの人が残っています。』
『クソが!!!サマーズ!!!
その子はまだ子供だぞ!!!
今すぐ外に逃がせ!!!
俺が対応する!俺が何とかする!!!』
しかしサイクはイディにこう指示を出しました。
『イディ、私の言う事をしっかり聞いてくれ。
我々では爆発までに間に合わない。
君がしなければならないと思うことをするんだ。』
『やめろ!!!』
そしてイディの出した答えは…
『わかりました…私が対処します。』
イディがゆっくりと広間に向かって歩き出しました。
「何だ…?」
「ミュータント!?」
突如現れたX-MENに、ヘルファイアの兵士達も驚きます。
ダダダダダダダダダダッ!
兵士達の銃撃が彼女に一斉に放たれましたが彼女はそれをものともせず、
兵士達を返り討ちにしていきました。そして…

博物館の前に同時に着いたサイクとウルヴァリン。
彼らの前では一般人たちが博物館の中から一斉に逃げていきます。
そして最後にヘルファイアの兵士達を引きずりながら歩いてきたのはイディでした。
「大丈夫です。私が助けました。私は…」
そこまで言って気を失った彼女を抱きかかえてサイクも走り出します。
「皆、逃げるんだ!あの中には爆弾がある!!」
そして次の瞬間。
ドオオオオオオオオオオンッ!!!!
凄まじい轟音と共に、博物館が大爆発を起こしました。
爆発の中を逃げる民衆の中には、笑顔を噛み殺した4人の子供の姿もあります。

x-men_schism_3_4.jpg脳蟲を付けられたX-MENを見つけた
サイクがネメシスに呼びかけました。
『ドクター・ネメシス。
治療の準備をしてくれ。
重傷患者が複数いる。』
その前にウルヴァリンが歩いてきました。
「おい…このクソ野郎。
あの子はここで何人もの人を殺す経験をした。
お前のせいだ。」
「一般人に犠牲者は?」
「幸いなことに誰もいねぇよ。」
「ならば彼女は100人もの人々の命を
救ったということになる。」
「あいつはそういった任務に
就くべきじゃねぇだろう!」
「正に君の言うとおりだ。
本来ならば君が就くべき任務だからな。
バーなんかで飲んでないで。」
その言葉にウルヴァリンが爪を出しました。
「私にその爪を突き立てるのか?」
「今まではしてこなかったがな。」
その時、彼らが言い争いをしている前で
突然謎の発光体が現れました。
「爆弾じゃあねぇようだが、
どんどん周辺の金属を吸い寄せてやがる…」
「この地域を封鎖する。あと負傷者も安全な場所に搬送するんだ。」
そう言いながらサイクがネメシスに連絡を取ります。
『ドクター・ネメシス。最後の指示だ。今すぐここに来てくれ!』
『いい加減にしてくれ!君の言ってることには一貫性が無さ過ぎる!!』
そこで発光体を見ていたウルヴァリンがサイクに話しかけました。
「おいスコット…」
「ああ、わかっている。」
それは紛れも無くセンチネルでした。
金属を吸い寄せていた発光体が、その姿を不気味なセンチネルへと変貌させていったのです。


…あの脳蟲って何なの?
見た目はエイリアンの幼虫と同じなんですけど、まさか腹を突き破って成体が…
何か取り付けられた相手は動けなくなるみたいなんですけど、
説明がないからよく分からないんですよね。

今回逆に説明があったのがヘルファイアクラブの子供4人組。
4人の設定と過去をたった1ページで全部言葉だけで説明してしまうというのがアメコミの凄いところ。
これがジャンプだったら過去編の話を1人につき20話ぐらいでやりそうですね。
話のテンポがいいので長所でもあるのですが、
説明以外のなんでもない描写は少しどうかとも思います。
マーベルの世界ってドラキュラもいたけど、フランケンシュタインも実在してたんですね。
知らなかった。

そして子供達に速攻で倒されるX-MEN重鎮メンバー。
戦力的にもX-MENの中核なのに、こんなに簡単にやられていいのかなぁ。
マグニートーにいたってはボッコボコに言われてるし。
負けて動けなくなったネイモアをケイドがさらにいたぶるシーンは、
カプコンが出してたマーベル系の格闘ゲームで、勝利後に勝利ポーズをキャンセルして
動けなくなった相手をさらに攻撃できる鬼システムを思い出させますね(笑)。

そして今回のメインテーマであるサイクとウルヴァリンの仲違いがいよいよ激しくなってきました。
その理由がイディに対する扱いだとは想像していませんでしたが。
何でウルヴァリンがあそこまで彼女を大事に扱うのかが、
あまり丁寧に描かれていなかったので、いまいち感情移入が出来ません。
私がサイクファンだということを差し引いても、サイクの方が正論だと思うんですけどね。
サイクに爪を立てて自分に刺すのかと聞かれたときに、
「今まではしてこなかった」と言い返したのが印象的でした。
完全な決別への伏線となる言葉ですね。

あとサイクさん、ネメシスを酷使しすぎ。一応先輩ですよ。
そりゃさすがのネメシスさんもキレるわ。

最後にイディについてなんですが、
今回の話で最初にウルヴァリンが「お前の名前は?」と聞いたときに「イディ」と答えて、
その後も常に本名で呼ばれているので、私もイディと記述しているのですが、
彼女には「オヤ」というコードネームが存在します。書き方の都合上ずっとイディと書いてますが、
他のメンバーはコードネームで書いているので、冷静に考えると整合性が取れてないんですよね。
取り合えず今後もイディと書くつもりなんですが、おかしいと思う方がいらしたら言って下さい。
#1から全部修正します。
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この記事に対するコメント
 
脳蟲って何処かで見たような気がしてたんですが、アレだ。
DCのStarroって宇宙生物にソックリですね。
「JLA/Avengers」でもクイックシルバーやソーに取り付いて操ってましたが、脳蟲もそんな能力持ってたら何かマズい事になりそうな気が・・・何時もの事か

ヘルファイアークラブの子供達も早速要らない事言って、負けフラグ立ててますね。このままズルズルと先輩ヴィラン達と同じ道を歩んでいくんでしょうかね。
【2011/09/10 01:29】 URL | MangyDog #- [編集]
 
ドゥーム閣下、ディスられてますよ!
あの人の場合は爪が甘いとかじゃなく
本当はそんなに世界征服とかやる気が無いからだと思う
【2011/09/10 02:01】 URL | とおりすがり #- [編集]
 
>MangyDog様
くっついてる光景は似てますね。気持ち悪いところとか(笑)。
単体だと芋虫とヒトデでまったく見た目が違うのに面白いものです。
でもX-MENは洗脳には慣れてるので平気でしょう。

子供達はむしろ来年には存在を忘れられて、
いなかった事にされてる気がします…

>とおりすがり様
ドゥームさんは世界征服よりもラトベリアの治安維持の方に力を注いでる感じ。
憎めない悪役の典型的キャラですからね。
【2011/09/10 08:52】 URL | rise #r1y2oiqA [編集]
 
初見の敵が相手の場合は、とりあえず全滅してからが本当の開幕ですからね。
そういう場合はページが惜しいのでさくっとやられるのももはや定番。
きっちり対策を練って兵器を準備してきているのも、
「不意を打たれると脆い」と先の展開を暗示しているようなもの。
どうにも期待できない子たちですね……。

ネイトもセントリーもそうですけど、スペックと設定だけ突っ走って歴史がないキャラは
持て余したあげくフェードアウトがマーヴルの定番なので、
本当に来年の今頃には影も形もなくなってそうですよね……。
【2011/09/10 09:09】 URL | 名無し #NYrh2GMg [編集]
 
>名無し様
アメコミの世界って50年以上続いている上に基本的にほとんどの人が
死なないからいくら凄い設定のキャラを作っても、
先輩達の歴史の重さにどうやっても太刀打ちできないんですよね。
冗談抜きに正史世界でもULTIMATUMした方がいいのかも。
相当の論争と苦情の嵐と売り上げ低下に繋がるでしょうが、
誰も復活させずに10年ぐらい経てば新キャラたちが活きて来ると思うんですよね。
昔どこかの政治家が言った痛みを伴った改革みたいな。
【2011/09/10 10:18】 URL | rise #r1y2oiqA [編集]
 
なんというフェイスハガー
トラウマですよあれは・・・
しかしみんな瞬殺され過ぎにも程があります
【2011/09/10 21:20】 URL |   #U.BBNs9Y [編集]
 
>名無し様
顔に張り付く蟲なんて、フェイスハガー以外に思い出せないですよね。
あの光景を覚えていれば覚えているほど、今回の絵がグロく見えてきます。

X-MENが瞬殺されるのは何だか情けないですよね。
炎が弱点とか、もう多方面に知れ渡ってるんだから
いい加減に対策ぐらいしとけよって感じです。
マグさんもX-MEN入ってからというもの、毎月どこかで倒されてますし。
【2011/09/10 23:13】 URL | rise #r1y2oiqA [編集]

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