rise from dilapidation !!

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X-MEN LEGACY #236
【2011/04/03 23:30】 アメコミ原書翻訳
SECOND COMING #8

バスチオンの石油採掘施設の中を必死に走るX-CLUBの面々。
「これこそが奴の狙いだったんだ!くそっ!やられたぜ!!」
「黙って走るんだ、トイメーカー!今さら悔やんでも仕方ないだろう!」
ジェフリーズとネメシスがそう言いながら走る横で、
ラオ博士が懸命にサイクと連絡を取ろうと通信機に話しかけます。
「サイクロップス!この施設は陽動だったわ!私達をここに仕向ける為の罠だったの!
私達をユートピアから切り離すのがバスチオンの目的だった!!
そっちには間に合いそうに無いから…自分達で乗り切って!!」
そして彼らは施設の端に辿り着きました。
目の前には海が広がりますが躊躇している余裕はありません。三人は迷わず海に飛び込みました。
「ああっ!私の帽子が!」
ドクターネメシスのトレードマークでもある白い帽子が波風に飛ばされます。そして…
ドガアアアアアアアアアッ!
大轟音と共に陽動施設が爆発しました。

そしてその一分前。舞台はユートピアの格納庫。
「どういう意味だ?」
ケーブルがホープに発言の真意を聞いていました。
「言った通りの意味よ。何が救世主よ。状況は悪くなる一方じゃない。
人が死んだのよ。…しかも何のために死んだと思う?私よ。私のため。
私がここに来てなければ、今頃はみんな幸せだったわ。」
「責任と罪は別のものだ。
お前がここを去ればバスチオンがミュータントを殺すのをやめるとでも思ってるのか?
これは起こるべくして起こった事件だ。この戦いに勝たない限り、狂気は止まらない。
…他に何か言いたい事はあるか?」
「私は…」
ドガアアアアアアアアアッ!
轟音に揺れるユートピア。
「今のはここじゃねぇぞ!」
ウルヴァリンがそう言うと、
「沿岸から聞こえた感じだ。」
コロッサスがそう言いました。
「プロデジー、一体何が起きた!?」
サイクがプロデジーに通信機で確認を取ります。
「海上石油採掘場です。爆発しました。」
彼の返事を受けて、サイクがX-MENに指示を出しました。
「全員、今すぐ外に出ろ!ついに敵が攻め込んできたぞ!!」
その命令を受けて全員が走り出します。
走りながらエマがサイクに聞きました。
「何でわかるの?」
サイクが答えます。
「まずはセレブラ。次にテレポーター。そしてブラックバード。
我々は完全に逃げ道を失っている。攻め込むなら今しかない。」
そして彼らが建物の外に出ると、そこには…
x-men_legacy_236_1.jpg「何…これ……!?」
空を覆い尽くす真紅のエネルギー体。
ユートピアの上空を謎の赤い膜が
覆い尽くしていました。
「ウォーレン、ボビー!
今すぐ調査に向かえ!
あの謎の物体が迫って来るのを防ぐんだ!!」
サイクの命令を受けてアイスマンと
エンジェルが飛び立ちます。
「どうやら僕は変身した方がいいようだ。
構わないかい?」
エンジェルが"アークエンジェル"に
なる事をアイスマンに伝えます。
(アークエンジェルとはエンジェルの
デスモードとも呼べる状態で、
攻撃力は飛躍的に上がりますが
気性も荒くなり、まさに冷徹な死の天使と
呼べる状態になってしまいます。
またその改造を最初に受けた時、
アークエンジェルは敵として当時X-FACTORに
在籍していたアイスマン達の前に現れたため、
あまりいい印象を持っていません。)
「ああ。好きな様にしてくれ」
「ありがとう。どうやらこの状況では、あっちの方が似合ってるようなんでね。」
彼らがそう言う間にも赤い膜はどんどんとその範囲を広げ、
コルマ、オークランド、そしてサンラファエル(みなサンフランシスコの南にある街)が
あっという間に飲み込まれていきました。
質量を持ったそのエネルギー体は、様々な破壊をもたらし、一般人を恐怖に陥れています。
そしてついにそれは、カリフォルニアの一帯を包み込んでしまいました。
x-men_legacy_236_2.jpg

必死に攻撃を続けるアイスマンとアークエンジェルですが、全く効果がありません。
「俺の氷じゃびくともしないや。」
「俺の翼も同じだ。一体こいつが何なのか知らんが、ダイヤより硬いぞ。」
エマがサイクにこう言いました。
「彼らでは駄目だったみたいね。完全に包まれちゃったわよ。」
「彼らには引き続き攻撃し続けるように伝えてくれ。ダメージ自体は蓄積するだろうからな。
ベッツィ、君もテレキネシスで攻撃に参加して欲しい。」
そしてサイクが続いてこう言いました。
「エマ、ネイモアを呼んでくれ。」

バスチオンの基地では。
「完了だ。」
バスチオンのその声に、後ろにいたラングが聞きます。
「封鎖したのか?」
「そうだ。X-MENは我が手中に落ちた。最終フェイズの幕開けだ。
君達の部下を全て撤退させたまえ。もう二度と必要ないからな。」
その言葉を聞いて、クリードが言いました。
「ミュータントという種族の絶滅。我々が果たせなかったその偉業を君は成し遂げる。
祝辞の言葉を贈らせてもらうよ。」
「うむ。しかしその後に何をすればよいのだろうな、クリードよ?」
「…? すまないが、言っている意味がよく分からないのだが?」
「自らをスペリオール(優越種)と呼ぶ思い上がりのクズ共を片付けたら、
我等は次に何をすればいいのかと聞いているのだよ。
我等は現在、英雄でもなければ非難の的でもない。誰も我らの活動を理解しておらぬ。
この戦いは云わば我らの未来に向けた壮大なる宣伝活動に過ぎぬ。
いつの世も粛清とは明日への一歩なのだ。
…さて、あの赤き膜を次の段階に移せ。奴らを皆殺しにしたら儂に伝えるが良い。」
そう言うとバスチオンは、クリード達に背を向けて一人、奥へと歩いていきました。

「何も効かないわ、スコット。どんな攻撃もまさに暖簾に腕押しね。
もしかしたら幻覚かなんかで、実はこのまま通り抜けられるのかも。」
「わかった、ベッツィ。取り合えず戻ってきてくれ。
ピーター、移動手段は確保できたか?」
「小さな貨物船と双発セスナ機が一機だけだ、サイクロップス。」
「そうか。それは使えるな。エマ、ネイモアにつないでくれ。」
サイクの指示を受けて隣にいるエマが、海中を調査しているネイモアにテレパシーを送ります。
「ここで見つけた事を報告する、サイクロップス。」
「頼む。だが時間が惜しいので簡潔に頼む。何があった?」
「このバリアに我らの攻撃は何も効かぬ様だ。
そしてお前の予想通り、規模は海底まで及んでいる。」
ネイモアの報告を受けて、サイクがエマに言いました。
「エマ、チームを集めてくれ。」
「メンバーは?」
「私の思考を読んでくれ。彼らに今すぐドックに集合するよう伝えるんだ。街に出る。」
「何故?」
コロッサスの質問にサイクが答えます。
「考えが間違っていた。このバリアはドーム状だと想像していたんだが…どうやら球体らしい。」
サイク達が走ってその場を去る横で、ロックスライドが隣にいた男に聞いていました。
「何か見落としてる気がするんだけどな…」
「何だって?よく考えてくれ、サント。
このバリアは完全に我々を包囲してしまっている。
海に潜ったり地面を掘ったりして逃げることも叶わん。
おまけにこいつは街から水道も下水機能もエネルギーも、データ情報に至るまで、
それら全てを完全に遮断しちまった。
サンフランシスコは今やメルトダウン寸前の状態だ。おまけに刻々と悪化している。」

ユートピアの停泊場では、非武装民のミュータントを
小型貨物艇に載せるべくローグ達が先導していました。
トードが皮肉交じりにローグに言います。
「おい、スカーレット・オハラさんよ。俺達ゃ狙われてんだぜ。
X-MENはここで俺達を守るべきじぇねぇのか?」
それにローグが答えました。
「私達はユートピア防衛の為に戦力を集結させてるの。あなたも向こうに入る?
X-MENに加入できるわよ。」
「そいつは面白ぇな、ローグ。最高のジョークだ。
お前らは俺達を聖域に連れて行ってやると言ってここに呼んだんだぜ。
俺達を守る義務ってもんがあるだろ!?」
散々嫌味を言ってトード達が貨物船に乗り込むと、
「アンカーを上げてくれ。」
コロッサスがウルヴァリンにそう言いました。そこで近くの子が、
「ラスプーチンさん。アンカーなんか無いわ。
ただそこの柱に紐で縛り付けてあるだけよ。」
そう言うとウルヴァリンが、
「よっしゃ、任せろピーター。」
そう言って柱を爪で粉々に切り裂き
「さあ、さっさと行きな!」
船に向かってそう言いました。

x-men_legacy_236_3.jpgサンフランシスコにかかるベイブリッジ上空では、
サイク達が偵察に向かっていました。
「サンフランシスコに着いたら、
ドミノとサイロックは付近の偵察に当たれ。
その間に残りの者は街の治安維持に回る。
状況が予想以上に悪い場合は優先事項を
変更する可能性もあるから注意しろ。」
サイクが仲間に命令を出していると、
横にいたネイモアがあるものに気づきました。
「サイクロップス、左の方を見てみろ。
太陽みたいな謎の発光体が橋の上に発生している。
数秒前に突然出てきたのだが、一切移動しない。」
それを聞いたサイクが偵察部隊に指示を出します。
「コース変更だ。あれが何か確認する。」
「スコット、あれも油田施設と同じ様な
バスチオンの仕掛けた陽動じゃないの?」
サイロックの疑問にサイクが冷静に答えます。
「かもな。しかし私はそうは思わない。
何故なら今さら陽動など意味が無いからだ。
状況は最終局面に向かっている。」

一方、ユートピアの海岸ではケーブルが赤く染まった空を眺めていました。
「あなたは行かなかったのね。」
ホープが後ろからそう言いました。
「俺の居場所は常にお前の隣だ。
そしてスコットがお前を最前線に出す訳が無い事ぐらい知ってるだろ?」
「でもこれはあいつの仕業。バスチオンよ。私を狙って襲い掛かってくるわ。」
「俺も同じ推論だ。ついに決断の時が来たようだな。」
「…何を?」
「さっき話してた事だ。残るか…去るか。」
「でももう去るという選択肢は残されて無いわ。
私達はこの場所に閉じ込められて、どこにも逃げ場がなくなってるじゃない。」
「閉じ込められてるのはX-MENだけだ。俺はあと一回だけ時空をジャンプする力を残してる。
あなたがお望みならば、どこへでもお連れします、姫よ…って奴だ。
あとは未来に行って、歴史の本でこの顛末がどうなったのか見るだけだ。」

バリアの外側では九死に一生を得たX-CLUBの三人が、この赤い膜の正体を探っていました。
「で、私達には何が出来るの?」
「調査できるような制御機械も電子機器も何も無いからな。
一つだけわかるのは、正体不明の謎の構造体だって事だけだ。」
ラオ博士とジェフリーズが話す横で、小さな手持ちの分析器で
構造をスクリーン投影しながらネメシスが言いました。
「確かに正体不明だが、こいつはなかなかに賢いようだな。」
「どう賢いんだ?」
「こいつは非分解性量子だ。電子線でスキャンしてわかった。
エネルギーで構成されているが、地中深くまで浸透し、これ以上は分析すら不可能だ。」
「いつもの回りくどい誇張表現はどうしたの?」
「ラオ博士。私はお気に入りの帽子を失くしてしまった。私の自慢の品が海の藻屑だ。
今の気持ちを素直に表せば「諦念の至り」と言わざるを得ない。
まあ試験管でも洗いながら休憩していると思うことにしているがね。」
「わかった、わかった。せっかくお客人が来たようだし、もう少し落ち着けよ。」
「誰よ、お客人って…?…あ…そうね…」
ラオ博士が驚きながら眼差しを向けたその先には…
x-men_legacy_236_4.jpg「我らはアヴェンジャーズ。助けに来た。」
「まあこのクソでかい赤い泡を、
あんた達が作ったって言うのなら話は別だがな。
その場合は助けに来たんじゃなくて、
お仕置きしに来たって事になっちまうぜ。」
キャプテンアメリカ、雷神ソー、アイアンマン、
ホークアイ、スパイダーウーマン。
アメリカが誇る最高のヒーローチーム、
アヴェンジャーズが救援に駆けつけていました。
キャップがネメシスに話しかけます。
「あなたはジェームズ・ブラッドレイ
じゃないですか。前にお会いしましたね。」
「いや、私は君を…」
「前は違う衣装でしたから。
ここで何が起きているのです?
何故サンフランシスコだけが、
この様な状況になったのですか?」
「バスチオンがX-MENと、
他のミュータントを逃がさないようにバリアを張った。
このバリアはどうやら破壊できそうにない。」
その言葉にアイアンマンが反応しました。
「破壊できないというのは信じがたいな。」
そう言って手から小さいレーザーをバリアに向けて放ちます。
「しかし確かにエネルギー系の攻撃は無効されるみたいだ。これは…」
「非分解性量子だろ。それは既に調べた。実にすごい技術だ。」
学者達の言葉を聞いて、スパイダーウーマンが話しかけます。
「大丈夫よ。私達には破壊不可能なものを破壊する道具があるから。ソー、お願い。」
それを聞いてソーが言います。
「ムジョルニアは道具ではない。」
「あらごめんなさい。秘密道具って意味で言ったのよ。」
「ムジョルニアは…」
「いいから早くそのハンマーでやっちゃってよ。」
ソーが力をこめて、そのハンマーをバリアに叩きつけます。しかし…
「これで破壊不可能が証明されたな。」
ネメシスが冷静にそう言いました。
「まだ一撃しか撃っておらぬ。後ろに下がるのだ、人間達よ。ここから先は私の仕事だ。」
ソーがそう言って、再びムジョルニアを強く握り締めました。

その頃サイク達は。
「謎の発光体に近づいた。おそらく残り数百メートルの距離だ。
重量も質量もない。あの発光からのエネルギーの放出も見られない。
そして完全にあの場所で固定している。ハンク、君の意見は?」
サイクの言葉を聞いて、ビーストが司令室から通信で答えます。
「その発光体は、我々を包んでいる巨大な球体の完全な中央に位置している。
メインの球体を生成するためのソースポイントと考えられるが、
一点気になるのは、その発光体の方が後に出現したということだ。」
そこでサイロックがサイクに話しかけました。
「あれは門よ。向こう側に何か思考がないか読んでみたの。
それ自体に感情はないけど、精神的に統合された存在みたい。
とても巨大で何らかの感覚があるような…」
「どんな感覚だ?」
「今調べてる。…え?動き出した!」

「結論を出してくれ、ホープ。もう時間がない。今すぐ決めるんだ。」
海岸ではケーブルがホープに最後の選択を求めていました。
「でも…X-MENはどうなるの?私達の友達はどうなるの?」
「責任の話は前にもしたよな。俺にとっての責任はお前だけだ。何よりもお前が優先なんだ。」
「X-MENは私のために、この戦いに挑むことになった。私を助けるために犠牲を払った。
想像も出来ないほど大きな犠牲を。この戦いは彼らのものじゃない。私がもたらしたもの。」
そしてしばらくの沈黙の後。
「…私は残る。」
ホープのその言葉にケーブルが微笑みました。
「よし。じゃあ、仕事に戻るぞ。」

ブブブブブブブブ…
銀色の発光体から不気味な音が発せられます。
サイクが厳戒態勢の指示を出します。
「何か来るぞ。構えろ。何が来ようが怯むな!!」
そして。
「ぐぁっ…!」
球体から機械の腕が出現し、最接近していたアイスマンの首を掴みました。
そしてそのまま全身を現します。
《新データ入手…対応中……適合完了》
その姿を見て、マグマが叫びます。
「ニムロッドよ!ニムロッドが出てきた!!」
サイクが指示を出します。
「全員で迎撃しろ。行けっ!!」
しかしウルヴァリンがサイクに言いました。
「もう一回よく見ろ、スコッティ。」
《危険レベル:最大》
《対応》
《戦力ヲ極限値ニ》
そう言われてサイクが見た先では、次々と大量のニムロッドが姿を現していました。


ついに本土決戦が始まりました。
前哨戦で完全にX-MENの移動手段を奪ったバスチオンは、ついにサンフランシスコを包囲。
逃げられなくなった彼らを炙り出すかのごとく、ニムロッドで叩き潰す作戦のようです。
では今回の話を振り返ってみましょうか。

まずはX-CLUBの動き。
実は陽動作戦に引っかかっていただけでした。
SECOND COMING Revelations: Blind Scienceで
何らかの成果は挙げていた記憶はあるのでまた今度確認しておきますか。
ネメシスは波風に帽子を取られて大変ご立腹の様子ですが、結構素顔は格好良くていい感じです。
っていうか普段の帽子にマスクの姿は、ただの変質者ですからね…。

次に今回のメインとなる赤バリア。何も攻撃が効かないって反則級の機能ですよね。
何故かサイクがドーム状ではなくて球体であることを気に掛けていましたが、
何にそれが影響するのか、私にはよく分かりませんでした。
しかし空全体が赤く染まるという視覚効果も相まって、強烈な印象を残します。
また最後に中から出てきたニムロッド。
一体だけでもかつてX-MENの生徒達が大打撃を受けた戦闘力を持っているのに、
そんなのがわんさか出てくるとはまさに絶望的状況。死闘の光景は次回で。

そしてケーブルとホープ。
強い意志で残ることを誓うホープと、それを笑顔で受け入れるケーブル。
絶望的状況でも決して挫けない強い心と、それを見守ってきた優しい絆を感じられます。
ケーブルはかつて少年時代にサイクから「お前は過去と未来をつなぐ絆(ケーブル)となれ。」
と言われて、今のコードネームを名乗りました。しかし今や本当の意味でケーブルとなったようですね。
そして今回の戦いにおいて最後にも"ケーブル"としての使命を果たすのですが、それもまた別の機会に。

今回のサイクは完全に司令塔の位置。
状況に応じて的確な指示を与え、何が起きても冷静に分析して最適な作戦を練る。
司令官として100点を与えてもいい活躍だと思います。
しかしかつての教授がそうでしたが、司令官というのは前線に出ず、
常に一番後ろで最後まで指示を与えるというポジションなんですよね。
自分で偵察に向かっちゃ駄目だろ。

最後にアベンジャーズ。
規模が大きいため、彼らも救援に現れました。
なおこの時点では既に、キャップの中身は長年勤めてきたスティーブから、バッキーに変わっています。
しかしバッキー自身もアメコミのゴールデン・エイジから登場していた古株。
なので今回、同じゴールデン・エイジ出身者のネメシスに対し、
かつて違うコスチュームを着ていた時に会った事があると言っていたんですね。
まああまりにも昔過ぎて私はその二人が会ったという話が、どの作品に該当するのか全く分かりませんが。
こんな実時間で60年ぐらい前の話を掘り出されても、
そういえばそんな話もあったなぁなんて言える人の方が少ないですよ。

最後に。
今回の話で一箇所、明らかにおかしい描写があります。
それはロックスライドが隣にいた男性と会話をするシーンです。
ロックスライドの疑問に、やけに詳しく説明をするこの男性。
一体誰なのか一切名前が出ていませんが、顔や衣装などは完全にジェフリーズそっくりです。
しかしジェフリーズはご存知の通り、油田施設から逃げ出し、バリアの外側で調査中のはず。
…すると一体彼は何者なのか。
全く分からなかったので海外のフォーラムで調べたのですが、
向こうでも誰なのかわからなくて話題になっていました。
かつて日本の某漫画でも、ある超人がダブルアームスピンを
かけられているのを外から本人が驚いて見ているという
ミスがあって話題になりましたが、まさかそんな単純ミスじゃないですよね…

なお今回は言葉では説明しづらいのですが英語特有のような言い回しが多く、
直訳ではあまりにもわかりにくい為、かなりの意訳をしています。
そのため英語本文をみると、全然そんな事言ってないぞといった箇所もあるのですが、
雰囲気やその場の流れを重視して訳しましたので、その点ご了承ください。
…って意訳はいつもか。
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この記事に対するコメント
 
Dr.ネメシスとバッキーとの出会いは第二次大戦時にまで遡ります。
その頃バッキーはスティーブ・ロジャースのサイドキックとして活動してましたが同時にネイモアや初代ヒューマントーチ、その相棒のトロ等と「インベーダーズ」というヒーローチームを結成していました。
この初代トーチはトーマス・ホートン博士が作成したアンドロイドなんですが何時の間にやらDr.ネメシスも製作に関わっていた事になってしまいました。(調べた所、Dr.ネメシスの初登場は1993年の「Invaders Vol 2 #1」との事なので結構最近の話の様です。)
その関係で面識はあったのでしょうが当時のバッキーはまだ少年兵でしたので、現在の姿からは想像出来なかったのでしょうね。

因みに初代トーチのサイドキックのトロ君ですが、彼は発火能力をもつミュータントでしてバッキーと共に初代のヤングアライズに参加しています。
日本だと「トロ」って言うとマグロの脂身しか連想しませんが、スペイン語で「雄牛」というなかなかに勇ましい名前なんです。
以前に話題に出た現代版のヤングアライズでのトロ君はデザインが「雄牛」に大分近くなってますね。
【2011/04/05 18:02】 URL | MangyDog #- [編集]
 
>MangyDog様

実に詳細なご説明をありがとうございます。
インベーダーズの名前は知っていましたが(最近関連誌出ましたしね)、
まさか初代トーチを作った事になってるとは知りませんでした。
そうなるとネメシスはMarvelヒーローの先駆けを作った人ですね。
見た目はただの変質者の癖に。
あの頃のバッキーは無邪気にキャップの後ろで
はしゃいでいたイメージしかありません…
おまけに、あの誰だかわからなかったトロさんもまさか初代トーチ絡みとは…
今度Marvel Masterworksでゴールデンエイジの辺りでも読んでみますか。
【2011/04/05 23:06】 URL | rise #r1y2oiqA [編集]

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