rise from dilapidation !!

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X-MEN #4
【2010/11/10 00:06】 アメコミ原書翻訳
CURSE OF THE MUTANTS #4

「今回の吸血鬼事件に対して、警察にかかってきた緊急電話をメインフレームで
検索した結果が青色で表示されている。それでセレブロが取得した吸血鬼情報が赤色だ。」
ジェフリーズがそう言いながら大型スクリーンに映る街の地図に大量の赤と青の印を表示させます。
「で、この赤と青が混ざって紫になってる箇所が…」
エマが隣から解説します。
「S.F.P.Dが吸血鬼関係で出動した場所って訳ね。」
※(San Francisco Police Department:サンフランシスコ市警)
「ああ。この24時間で警察が吸血鬼関係で出動した割合は46%にのぼる。」
それを聞いてサイクが呟きました。
「陽が沈めば夕食の時間だ…」
「最終集計でセレブロは9000人の吸血鬼が湾岸地帯に生息し、
1時間で1000人が街に攻め込んで来ると予測した。」
それを聞いてサイクが決意を固めます。
「あっという間に街は混乱状態になる。奴らは興奮状態で、かつ飢えきっているからな。
…俺の街で好き勝手にパーティーなどさせてたまるか!」
沈みかかる夕日を背に意気込むサイクにエマが手を添えます。
「手を打たないと。」
「ああ。私の言葉をメンバーに伝えてくれ。2つのチームに分ける。
"街の守備"と"吸血鬼への強襲"。今必要なのは情報だ。
奴らの計画について少しでも情報を引き出すんだ。」
「わかったわ。他には?」
「ブレイドは吸血鬼戦のエキスパートだ。彼には前線に立ってもらおう。」

サイクの命を受け、ブレイドが補佐役のエンジェルと共に夜のクラブに潜入しました。
狂乱の渦を前に熱唱するバンドを裏から眺めながらブレイドは呟きます。
「くだらねぇ歌だな。」
その呟きを通信装置で聞いていたエンジェルがクラブハウスの外からブレイドに言います。
「カウ・パレス(サン・フランシスコの巨大コンサート場)でレディ・ガガのバックをやってた連中だぜ。
調査は明日にした方がよかったかもな。…で、僕もそこに行って手を貸した方がいいかい?」
「俺一人でいい。あんたの羽はここには適さん。あと言っておくがな、俺はレディ・ガガの
歌自体は好きなんだぜ。さっき言ったのはそういった意味じゃなくて……クソっ!」
突然ブレイドに向かって若い男女の吸血鬼が襲い掛かってきました。
x-men_com_4-1.jpgブレイドが男の吸血鬼をステージに蹴り飛ばしますが、
バンドメンバーも客も完全に歌に夢中になっており、
それを気にも留めません。
残った吸血鬼は女子高生風の若い女が二人。
「あんたの事は知ってるよ、ブレイド。
吸血鬼狩りとして有名な男だ。」
「あんたの首をエクサラス様に献上すれば、
私達も一人前扱いしてもらえる!」
「なるほど、新人か。
新人吸血鬼にはいつも就職祝いをあげてるんでね。
受け取ってくれ。」
そう言ってブレイドが投げた短刀が
片方の吸血鬼の喉を貫きました。
その光景を見ていた客が野次を飛ばします。
「おい、後ろの演出!
下手すぎなんだよ!」
現実を理解していない若者達が
熱狂する中でブレイドは先ほど蹴り飛ばした
吸血鬼の男にとどめを刺します。
「こんなクズをステージに
立たせちまって悪かったな!
ウォーレン、お前のほうに一匹逃げたぞ。そのまま泳がせてどこに行くか追ってくれ。」
そして死体が2体転がったステージ場では何事もなかったかのように演奏が終了しました。
「サン・フランシスコのみんな!今日はありがとう!!最高の夜だったぜ!!
外でCDも販売してるから是非買って行ってくれ!」

逃げた女吸血鬼をエンジェルが空から追跡します。
「彼女は波止場に向かって西に進んでいる。」
その連絡にブレイドが通信機を通して答えます。
「俺もそっちへ向かっている。新人吸血鬼ちゃんはまだ青臭くて頭が回らないようだ。
そいつはおそらく隠れ家の一つに向かっているに違いない。一石二鳥って奴だ。」
やがて彼女は波止場にある倉庫の一つに入っていきました。
駆けつけたブレイドとエンジェルが、倉庫の前に立ちます。
「演習通りに行くぞ。俺が中に入る。で、お前は外に逃げた奴を叩いてくれ。」
「何言ってるんだ。僕がただ空を飛ぶだけしか能がないなんて思ってるんじゃないよな。
さっさとこの中に攻め込んで、奴らを一緒にボコボコにしてやろうぜ。」
「あんまり調子に乗ってると怪我するぜ。俺は止めねぇからな。」
そう言いながら二人が扉を開け中に入り込むと、そこには…
x-men_com_4-2.jpg
完全武装した吸血の大群が彼らを待ち構えていました。
「僕が悪かった。君に任せるよ。」
「計画変更だ。さっさと逃げるぞ!!」
「そこは戦略的撤退って言ってくれよ!」
「いいからさっさと飛んでくれ!!」
ブレイドを抱えて飛び立つエンジェル。
「かなり悪い状況なんじゃないか?誰からもローガンの情報を聞き出せなかった。」
「そんなに焦るもんじゃない。あいつがどこにいようが、最後に勝つのは俺達さ。」

その頃ウルヴァリンは、エクサラスの屋敷で女吸血鬼をはべらせて美酒に酔いしれていました。
そこにジュビリーが現れます。
「どう?私に感謝する気になったでしょう、ローガン?」
「ああ、お前が正しかった。不死者ってのはこんな感じか。禁煙もやめるか考えてるところだ。」
「吸血鬼の生活なんて誰も伝えない。私達は私達の好きなように生きればいいわ。
私達がしなければならない事は全てエクサラスに聞けばいいの。彼は何でも教えてくれるって約束してくれた。」

一方エクサラスは研究者と一緒に実験室の中を歩いていました。
「彼は完全にその身を変貌させました、エクサラス公よ。
血流を調べましたが、ヒーリング・ファクターは全く発見されませんでした。
これで正式に…彼は我々の一員です。」
それを聞いてブラッドがエクサラスに言います。
「我々が期待する最良のシナリオとなりましたな、エクサラス公。」
「まだ途中だよ、ブラッド。
ウルヴァリンさえ我らの側に回れば、残りの者共など取るに足らぬ。
皆を作戦室に集めよ。進捗レポートを見たい。」

x-men_com_4-3.jpgユートピアではエンジェルが
サイクに偵察で得た情報を報告していました。
「このアジトは水辺がすぐ近くにある。
最低限の警戒ですむいい場所だ。」
「ガンビットに情報を伝えて1時間でそこに行かせろ。
雑兵部隊に違いないが同様のアジトが
他にも複数存在している。」
スクリーン上の地図を指しながら
サイクが的確に指示を出します。
「この地図からは、たまには嬉しい情報は見れないのかい?」
エンジェルの皮肉にジェフリーズが答えます。
「お前がして欲しいって言うんなら、
西海岸中のIN-N-OUTバーガー
(アメリカのハンバーガーショップ)の
店舗を表示するようにプログラムすることも出来るぜ。」
ここでブレイドが問いかけました。
「繰り返すけどよ。
俺達がドラキュラを復活させて、
奴が吸血鬼を叩き潰す。
それで無事任務完了と。
で、どうやったらその計画はうまくいくんだ?」
「その質問は散々聞いた。少し待っていて欲しいね。」
サイクの苛立ちを感じたのか、エマが間に入ります。
「いがみ合っててもしょうがないでしょ?
私達はエクサラスがいつどうやって攻め込んでくるのかも知らないんだもの。
今はこの状況を有利に持っていく道を模索しないと。」
それを聞いて少し考え込んだあと、サイクが口を開きました。
「ちまちまやるのはもうやめだ。一気に片をつける。」

エクサラスの屋敷内の作戦室。
そこではウルヴァリンやジュビリーも含めた吸血鬼たちが会議をしていました。
「あと24時間でX-MENの本部に襲撃を開始し、双方の死傷者を最低限にする攻撃が可能です。」
「我が兵は既に待機しております。」
エクサラスの部下の報告に、ウルヴァリンが意見を言いました。
「何バカ言ってるんだ?俺が行きゃいいだけの話だろう?」
「彼らを捕らえて、我が陣営に取り込むのが目的だ。もし被害をさらに減らしたい場合は…」
「うむ。貴公の意見は覚えておこう、リゲイト。」
ここでブラッドが携帯電話を片手に、エクサラスに話しかけました。
「お話中、申し訳ありません。ですがあなた様に非常回線でテレビ電話が入っております。」
その言葉に全員がブラッドの方を見ました。
「わかった。巨大スクリーンに映してくれ。ただしこちら側のカメラは我輩だけを録る様にしてな。」
スクリーンに出てきたのは…サイクでした。
「サイクロプス。嬉しいサプライズだな。」
「そろそろ互いの事を知ってもいい頃かと思ってね、エクサラス。
君が私の街を吸血鬼だらけにしてくれた張本人だろう?」
「何と言えばよいのかな。我々はこの土地を愛しているのだよ。
健全な学校が建ち、素晴らしい劇場を備え、そして温暖な気候。
…毎夜我らを満たしてくれる食料も潤沢だ。」
「その件について一言言いたくてね。
何故君が私の街を食料庫に選んだのかは知らんが、それも終わりだ。」
「残念ながらこの街は君らと我らが共存するには狭すぎるようだ。
貴公は我輩の事を敵と思っているのだろうな。だがそれは違うぞ。。
何世紀にも渡って貴公の種族も我が種族も嫌われ、恐れられ、疎まれてきた。
そうだ、サイクロップス。はっきり言えば我輩は貴公の敵ではない。
貴公がどう思おうが、我等は兄弟なのだよ。共に歩もうではないか。
共に我らを迫害せし者達に立ち向かおうではないか。
…貴公に必要なのは我が接吻を受けることのみだ。」
「それが私の玄関前に全軍を展開している理由か。"兄弟"が聞いてあきれる。」
「貴公の民は強さというものがどれほど大事なのかを知らないとみえるな。
歴史上稀に見る絶好の機会なのだぞ、サイクロプス。我等は世界を変えられると言っておるのだ。
今こそ歴史が動くとき。我が子らが新たな世界の秩序を紡ぐのだ。貴公に未来は視えているのかな?」
しばらくの沈黙のあと、サイクが口を開きました。
「よく聞け、エクサラス。一度しか言わないからな。
私とお前は兄弟などではない。友でもない。隣人でもない。
お前が我が民に手を出すのならば、サン・フランシスコにいられなくするまで。
湾岸を吸血鬼の死体で埋めてやる。歴史的な瞬間が欲しいか、ならくれてやる。
お前は歴史上稀に見る大虐殺を受けた吸血鬼の長としてその名を刻むのだ。」
「少し頭を冷やしたまえ。我輩の意見を聞きたくないというのならば…」
x-men_com_4-4.jpgエクサラスが不敵に笑います。
彼の前に吸血鬼と化したウルヴァリンが姿を現しました。
「旧友の意見を聞いてもらおうか。」
「なかなかの名演説だったぜ、スリム。」
その光景にX-MENは動揺の色を隠せません。
しかしサイクだけは黙ってカメラを睨み続けます。
「一つ言っておくが、俺は正気だぜ。信じてくれ。
こいつの申し出は受け入れた方がいい。
欲求不満から解放してもらえるからな。」
「利点はそれだけか。」
「じゃあ言わせてもらうぜ。
溢れる力が俺の血管を流れていくんだ。
全てが輝いて見える。
食い物が美味くてしょうがねぇ。
ビールが喉を潤しやがる。
女はどいつもこいつも美人に見える。
俺は不死身だ。
しかし今までの人生なんざ生きてたなんて言えねぇ。」
そこにジュビリーも姿を現します。
「本当よ、スコットちゃん。私は無力だった。
でも今の私は力がみなぎってる。」
「少しくどいぞ。君は知っているかと思っていたが、ローガン。
私はユートピアの民を率いる責任者だ。君のその新たな世界とやらをここに興す事は認めん。」
「責任か、常にリーダーを気取ってるんだな。
しかしX-MENはそのリーダー殿の素質についてどう思ってるんだろうな?
好々爺のローガンさんを一人で吸血鬼の巣窟に送り込むような指令を出すリーダーをどう思ってるいるのか。
…俺を見ろ!これがお前のリーダーとしての資質の結果だ。
お前が俺を作ったんだ。お前は自分で自分を破滅に導いたんだ!
感謝してるぜ、スリム。お前が俺にお前を失脚させる力を付けさせてくれんたんだからよ。
今からそっちに行ってやるぜ、恐れ知らずのリーダー殿よ!…新しいチームメイトと一緒にな!!」
そして回線は切れました。あまりの衝撃にX-MENは言葉を失います。
やがてエマがサイクに聞きました。
「ドラキュラはどうしたの?あいつを復活させても意味はなかったの?」
サイクが答えます。
「あいつはまだ行動を起こしていないだけだ。」
次にガンビットがサイクに聞きます。
「今からどうする、ボス?」
「…準備に取り掛かる。」

エクサラスの屋敷では、エクサラスがウルヴァリンに語りかけていました。
「忘れるな。今回の最大の目的は少しでも多くのミュータントを捕獲することだ。
つまり犠牲者はなるべく出さないようにするのだぞ。」
「わかってる。ユートピアの事は自分の掌ぐらい把握してるから大丈夫だ。」
「しかしサイクロプスだけは…痛めつけて頭だけにしてやりたい。…わかるな?」
「ああ。」
そして吸血鬼の大群が満月の照らす中、ユートピアを目指して進軍を開始しました。


サイクが無駄に格好いい。ここまで指導者として敵のボスと張り合うとは。
後半はほとんどサイクとエクサラスの戦い。
目からビームを出さなくても、ここまで主役を張れる様になるとは…
昔は前線隊長が似合っていましたが、今はもう完全に司令塔なんですね。
ただ事あるごとにサンフランシスコを自分の街だと言ってるあたりが、マグニートー的思想で恐いんですけど。

あとは完全に敵側に回ったウルヴァリン。
しかしここまで分かり易くサイクに喧嘩売ってると逆に怪しいですね。
あれは敵を騙すためにわざとやってたんだとか言って、あとで帰って来そう。
っていうかもうほぼ確定な気がします。

あとエマも言ってたけどドラキュラどこ行ったんだ?
前号であれだけ鳴り物入りで登場したのに今回出番ゼロなんですけど。
どこに遊びに行ったのやら。

次回はいよいよユートピア本土決戦。
久しぶりに司令室でふんぞり返ってるリーダー殿の目からビームが炸裂するのでしょうか。
楽しみです。
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この記事に対するコメント
 
昔の『WHAT IF…?』ならウルヴァリンが下剋上を起こして吸血鬼軍団を支配下に置いた上でX-MENと対決しそうな感じなのですが、こちらの正史では果たしてどうなるやら…
>ドラキュラどこ行ったんだ?
もしストームをナンパしに行ったとしたらこのタイトル買います。
【2010/11/10 10:42】 URL | オレンジフード #5tpBcxeQ [編集]
 
>オレンジフード様
WHAT IFだったらサイクも確実に吸血鬼化するんでしょうね。
で、どいつもこいつも吸血鬼化して残ったマグニートーが…
ってどこかで見たような。

ドラキュラさんは絶対に久しぶりの自由を満喫してそう。
次回登場時には美人を5,6人ぐらい連れてきそうですね。
【2010/11/11 23:48】 URL | rise #r1y2oiqA [編集]
 
インフェルノの時には悪魔堕ちしても殆ど変わってなかったけど…
今回は露骨に精神面での堕落を見せつけてくれているようで…
やっぱり怪しいですよねぇ(笑)
【2010/11/16 14:46】 URL | にじあめ #SFo5/nok [編集]
 
>にじあめ様
意外とローガンさんは洗脳系の敵にはまず洗脳されるんですよね。
ブルードに寄生されたり、アポカリプスの部下にされたり。
相当の抗体が出来てそうな感じ。
【2010/11/17 23:05】 URL | rise #r1y2oiqA [編集]

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