rise from dilapidation !!

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X-MEN #3
【2010/10/11 22:36】 アメコミ原書翻訳
CURSE OF THE MUTANTS #3

ユートピアにて。
「私の責任だわ。あんな状態にある彼女に対してもっと注意するべきだった…」
ラオ女医の謝罪を受けて、サイクが聞きます。
「彼女は自分自身を制御できていないのか?」
「麻薬依存者を治療する時は、まず麻薬から隔離するの。
ユニオンスクエアの自爆によって
ジュビリーは何らかの新たな嗜好を覚えてしまったみたいね。」
「彼女を救えるのは我々次第という訳か。」
そう言うとサイクは後ろで採血検査を受けていたウルヴァリンに話しかけます。
「やるべき事はわかってるな、ローガン。彼女を見つけて、ここに連れてくるんだ。」
「ああ、意地でも連れ戻して来る。」
そう言うとウルヴァリンは単身治療室を出て行きました。
「それだけでいいの?計画の全容を伝えなくてよかったのかしら?」
ラオの疑問にサイクが答えます。
「ローガンの扱いに対しては私に任せてくれ。
ドクター・ネメシス。仕事は進んでいるか?」
「ああ。完璧に組み込めたことを君に断言しよう。
しかし残念ながらこれを確実に知る為の方法は一つしかなく…」
「わかった。引き続き頼む。」
そこにストームが入ってきました。
「スコット、お客様が到着したわよ。」
「全部か?」
「ええ。全部よ。」

「このような怪しいものを私に回収させるとはな。」
そう言ってネイモアがドラキュラの頭をサイクに差し出しました。
「何が起きても私は知らんぞ。」
その言葉に
「わかった。」
そう言ってサイクは首を受け取ります。
x-men_com_3-1.jpg「ガンビット、これを持って行ってくれ。」
「すげぇな。」
「これこそが私達が探していたものだ。」
そう言うとサイクは、そこにいたエマや
ブレイド達に向かってこう言いました。
「よし。それでは皆で、このハンプティ・
ダンプティを孵化させてやるか。」
(ハンプティ・ダンプティとは
マザーグースの童謡に登場する
擬人化した卵の事です。)

そしてユートピア内の特殊実験室で、
ドラキュラの蘇生が開始されました。
彼の身体を拘束し、そこに頭部を近づけて
身体に打ち付けられた杭を引き抜きます。
「…ここは…どこだ…?」
「おはよう、ブラド候。
あなたの事をブラドと呼ぶが構わないかな?
では、話に移ろうか。」
拘束した身体に無数の火器と杭を向けて、
強化ガラスの向こうから
サイクがドラキュラにそう話しかけました。

一方、単独調査を開始したウルヴァリンは、荒々しい方法でジュビリーの行方を捜します。
ミュータントも人も吸血鬼も関係ない。
下っ端の奴らは大概同じような場所にたむろする。
最初の一匹目を探すのは少し骨が折れた。最初の奴を締め上げたらすぐに二人目に行きついた。
中には何をされても黙秘を続ける愛国者も居やがる。
しかし恐怖に駆られてすぐに秘密をばらす川蝉みたいな奴もいる。

「わかった!わかった!!言うよ!!教えるから助けて!!」
ウルヴァリンはジュビリーの居場所を聞き出すと、その哀れな密告者の首を斬り落としました。
「やっとお前の場所がわかったぜ。」

ウルヴァリンが探し続けるジュビリーは、エクサラスの居城で漆黒の衣装を纏い、
彼らの前にその変わり果てた姿を嬉々とした表情で晒していました。
その胸には彼らの眷属を表すメダルが輝いています。
「いいわ。結構似合ってるじゃない。」
「いかにも。そなたは美しい。
しかしその美貌も、そなたの心の内面を反映しているに過ぎぬ。
今はどの様な心境かな?」
エクサラスの言葉にジュビリーが答えます。
「自由だわ。まるで今までの人生が監獄の中で過ごしていた感じよ。
そしてそれに気づいてもいなかった。新しい人生を心から満喫させてもらうわ。」
「我輩を見るのだ、ジュビリーよ。そして聞くがよい。
あの日、ユニオンスクエアにてそなたを感染させた時
そなたはまだ半分がそなたの世界にあり、半分が我々の世界に入ったばかりであった。
ウィルスがそなたに猶予の機会を与えたのだ。
そなたの運命を受け入れる覚悟を決めるまでのな。
我が咬合によりそなたはついに吸血鬼の世界の住人となった。我らの民となったのだ。
我輩はその新たな命をX-MEN全てに与えてやりたい。それが我等がこの街に来た理由よ。
ミュータントと吸血鬼に差はない。我等は人々に恐れられ忌み嫌われている。
しかし我等が一つとなれば誰も我らを止める事は出来ぬ。」
そこに別の吸血鬼が言葉を続けます。
「残念ながらエクサラス公、我等が手を組むことが
全ての者に理解されている訳ではないようですな。」
「驚かせてくれるな、ブラッドよ。貴公は実に楽観的だ。
しかし安心したまえ。貴公の指摘に関しては既に考えている。
説明してくれるかな、司令?」
その言葉を受けて、司令と呼ばれた吸血鬼が語りだします。
「何百という兵団がこの街の各持ち場にて待機しております。
そしてこの街の外ではノスフェラトゥやチャニプトゥラの部下を含む
数千を超える者達が控えております。数日あれば無敵の兵団を用意できるでしょう。」
「うむ。確実に迅速かつ強力な戦いを展開できそうだな、司令?」
「はい、エクサラス公。ただし特定の状況下においてですが…」
「だからといって計画を遅らせるわけにはいかぬ。
特に別の方面で良き進展がある場合はな。ブラッドよ?」
そう言われてブラッドと呼ばれた男がモニターに映像を映します。
そこには館の地下道に通じるマンホールが映し出されていました。
「我らのターゲットは、いつも通りの戦術で乗り込んできたようです。
彼のために道にパンくずを落としておきました。すぐに辿り着けるでしょう。」
(グリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」に
道に落ちているパンくずを拾いながら進む描写があります。)

「さて、ジュビリーよ。汝には大事な役を演じてもらおうか。出来るかな?」
「任せて。私より彼の事を知っている者はいないわ。」
「では、よろしく頼もうか。大切なお客様のために歓迎の用意をしなければな。」

ユートピアでは拘束したドラキュラが眼前に立つX-MEN達に語りかけていました。
「オロロよ、そなたは相変わらず眩いな。
そしてブレイド、私が認めた強大なる宿敵よ。貴様を見るといつも歓喜で心が震えるぞ。
半身が人であり、半身が吸血鬼である。その様な事は関係ない。」
そしてドラキュラはエマを見つめます。
「そしてそこにいる可愛らしい金髪のご婦人はどなたかな?
我が愛しき玩具よ。露出の多い衣装を身に纏っているようだが、なかなか似合っている。」
自分の恋人を吟味されたサイクがドラキュラに話しかけます。
「我々は共通した問題を抱えている。」
「我々…?」
「君の息子について話さないか?」
「しかしこの状況はどうもゆっくり話し合えるような感じではないと思うのだがね。
もう少しくつろげる場所で話そうではないか。」
そう言ってドラキュラは自らを縛っている拘束具を目で指しました。

x-men_com_3-2.jpg一方ウルヴァリンは下水道を通じて、
エクサラスの館の中を進んでいました。
扉を開けるたびに襲い掛かってくる
吸血鬼兵士を皆殺しにしながら。
X-MENの仲間を救うために
ライオンの棲家に入り込んだって?その通りさ。
だがジュビリーのためならそんなのどうでもいい。
何秒経った?時間が経てば経つほど…
いや、いずれにせよ、
俺はあいつを見つけてみせる。
前へ進み続けるんだ。
今はただそれだけを考えろ。
あいつの匂いを追い続けろ。
しかしこのクソッタレな穴の中じゃ
吸血鬼の臭いしかしやがらねぇ。

ウルヴァリンは地下道の奥にある
照明のスイッチに手を当てました。
多分、このスイッチを入れたら…
「クソッ!」
照明が灯り、薄暗いながらも
視野が開けたウルヴァリンの眼前には
彼を狙う大量の吸血鬼が飛び込んできました。
俺は今まであいつと数え切れないぐらい共に行動した。
しかしそのほとんどを覚えちゃいない。
あいつが最初に俺と会った時、俺は血まみれで意識も朦朧としていたらしい。
10代の若者ならもう自分の事は自分で守れる。しかしジュビリーは違うんだ。
あいつは助けを求めてる。俺はあいつに強くなれと教えた。
自分の事は自分で守れるぐらいになれと。X-MENの一員としてそれぐらいは必須だと。
しかし俺はあいつが助けを求めるたび、常にあいつを守っていてやりたかった。

吸血鬼に囲まれ地下水脈に落ちたウルヴァリンに怪物が襲い掛かります。
ただの仲間を救うんじゃねぇ。家族だ。俺はあいつが俺にしてくれた事をするだけだ。
俺達はいつも互いにそうやってきたじゃねぇか。俺が失敗したらそれも終わりだ。
誰もあいつを救えねぇ。一巻の終わりだ。しかし俺が諦めるまでは終わりじゃねぇ!

地下水脈で怪物を倒したウルヴァリンは、そこから屋敷の奥へ進みます。
そして…

x-men_com_3-3.jpgついにウルヴァリンはホールで逆さに
磔にされたジュビリーを発見しました。
彼女に何が起きようと、奴らが彼女に何を
しようと、絶対にこの報いは受けさせてやる!!

彼女の戒めを解くウルヴァリン。
「俺に掴まれ。」
「…ローガン?」
「ああ、助けに来たぜ。」
「そろそろ来る頃だって思ってたわ…
何とかここに吸血鬼たちを集めさせたから、
あとはあなたが一網打尽にすれば全て終わり…」
「無茶しやがって。体力を温存するんだ。」
「…あなたの後ろで守ってもらっていい…?」
「ああ、俺の後ろにいろ。俺が…」
ウルヴァリンの後ろで
邪悪な笑みを浮かべるジュビリー。
「な、何…っ!」
彼女の牙がウルヴァリンの首に
深く挿し込まれました。
「あなたを私の最初の家族にしたかったの。
後で私に感謝するわ、ローガン。私が保証する。」
「ぐわぁぁ…」

ユートピアでは自由となったドラキュラがX-MENの作戦室で状況を聞いていました。
「最後の集計で、半径5マイルで約2000人の吸血鬼が検出された。」
「それで私に何を求める?我が子の尻を叩いて私が王座につき、
この避けられぬ運命からお前達を救えばよいのか?」
ドラキュラの問いにサイクが答えます。
「あなたのやりたい様にやればいいさ。」
「…よかろう。では私自ら出向こうではないか。」
そう言って自慢げに拳を上げるドラキュラを見ながらエマがサイクに囁きました。
「あなたの交渉術を楽しく拝見させてもらったわ。」

エクサラスの屋敷では、吸血鬼のウィルスに感染したウルヴァリンが、
その身を拘束され、檻の中で苦悶の表情を浮かべていました。
「ヒーリング・ファクターよ。彼はそれと戦ってるの。」
彼を誰よりもよく知っていると公言したジュビリーが説明します。
それを聞いてエクサラスがワインを片手に楽しげに口を開きました。
「関係ない。吸血鬼化はヒーリング・ファクターなど効かぬ。
もし効いたとしても、それならば我らは最も強力なX-MENの一人を
捕獲することに成功したという事になる。どちらにせよ我らの勝利だ。」
その時、
「ぐわああああっ!!」
ウルヴァリンが叫びながら拘束具を破壊しました。彼に銃を向ける兵士達。
それをエクサラスが制します。
「待つのだ。我輩が指示するまで撃つな。」
ウルヴァリンが檻を破壊しながらエクサラスに言います。
「オーケー、吸血鬼共。質問だ。この渇きを癒すためには、俺は何をすりゃいいんだ?」
そう言う彼の目は赤く染まり、その口からは牙が生えていました。


あっけなくウルヴァリンさん、吸血鬼化。
一人敵の居城に突入するシーンは格好良かったんですけどね。
最近X-MENを読み始めた方からすればジュビリーって誰だよって感じかもしれませんが、
90年代から読んでいた方からすれば、ウルヴァリンの最高の相棒の一人なんですよね。
(90どころか80年代からかな?)
当時はウルヴァリンもかなり気を許していて彼がジュビリーを置いて行こうとした時は
泣きながら私達はパートナーでしょってウルヴァリンにしがみついていた覚えがあります。
そんな彼女もだいぶ大人の女性になり、
最近はウルヴァリンとの絡みもほとんどなかったのですが
やはりウルヴァリンは心のどこかで彼女のことを気にしていたんでしょうね。
ウルヴァリンの心の中の叫びが非常に痛々しくて感動的です。

そしてついにドラキュラ復活。
凄い厳重に警戒してしたのに、解放してよって言われてあっさり解放するサイク。
お前、本当にダメだな。まあ人をおだてるのはうまいみたいですけど。
この流れで行くと、
・ドラキュラがエクサラスをお仕置き
・ドラキュラが王位についてX-MENをあっさり裏切る
・ドラキュラ VS X-MENとブレイド
の流れになるんでしょうか。どう収拾をつけるのか、いまいち最後が予測できませんね。
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この記事に対するコメント
 
翻訳お疲れ様です!

吸血鬼になったウルヴァリンに白木の杭を刺すとどうなるんだろう…
うまい事吸血鬼としての要素だけ死んでヒーリングファクターで復活!
とかいう事にはならないかなぁ
【2010/10/12 15:47】 URL | にじあめ #SFo5/nok [編集]
 
>にじあめ様
ヒーリング・ファクターで勝手に杭が出てきそうですね。
彼って弾丸とか撃たれてもポロリと出てきますし。
でもウルヴァリンって元々、我を失いながら大暴れするキャラだから
吸血鬼になっても特に違和感がない気がするのですが…
【2010/10/12 23:30】 URL | rise #r1y2oiqA [編集]
 
こんな簡単に吸血鬼になってしまうなんて・・・。本当にヒーリング・ファクターは作ごとに効力が違いすぎるぜぇ。
【2010/10/13 13:33】 URL | ラントル #0ws2NdH. [編集]
 
>ラントル様
まあウルヴァリンさんもX-MENにAVENGERSに個人誌にと
ここ数年明らかに過労気味なので体力無くなってたんですよ。
抵抗力なくなると病気になりやすいですから…
【2010/10/13 23:20】 URL | rise #r1y2oiqA [編集]
 
どうせ後半ラオ博士とか天才チームがあっさりワクチンとか作っちゃったりなんかして。ウルヴァリンは最近はヒーリングファクターが弱体化して即死クラスの攻撃をくらうとアウトらしいけど、ロミュラスとの因縁が決着とかしたら「そんな事はなかったぜ!」とかなっちゃうかも。

まぁメタネタでいったらウルヴァリンを殺す方法は過労死だよねw
【2010/10/14 23:48】 URL | サントス #- [編集]
 
>サントス様
たとえ本当に死んでも
・クローンでした
・偽者でした
・某変身宇宙人でした
のパターンで無かったことにされるし、
最終手段として
・死んでたんだけど生き返りました
なんていう荒業も平然と使いますからね。
ウルヴァリンさんはMARVELが倒産するまで生きてるんでしょう。
【2010/10/15 23:06】 URL | rise #r1y2oiqA [編集]

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