rise from dilapidation !!

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X-MEN CURSE OF THE MUTANTS STORM & GAMBIT
【2010/10/03 23:27】 アメコミ原書翻訳
地中海上空。
小型飛行艇に乗ってガンビットとストームが任務遂行のため、ある島に向かっていました。
その任務とはX-MENが今対峙している相手と戦うのに必須の、あるものを奪取してくること。
「これがテレポートで来れなかった理由よ。
吸血鬼達は自分達の島に何らかの防御フィールドを敷いているの。」
「どういったフィールドなんだい?俺には何にも見えないぜ。」
「ガンビット。私には自然の力が大きく捻じ曲げられているのがよく見えるわ。
気候、気流、気温、それら全てが乱れてる。私にはその腐臭が伝わってくるの。
闇の魔術の力ね。」
「君はいつも表現が豊かだね、ストーミー。そしていつもトラブルの先端にいる。」
「あなたもね。」
「仰るとおりで、女王陛下。」
その時、彼らの頭の中に直接声が響きました。
【奴らに感づかれた!!今すぐ飛行機から降りるのだ!!】
「あなた何か言った!?」
「俺じゃねぇ!!」
次の瞬間、飛行艇は怪物に襲われ、海に叩きつけられました。
「残念ながら初っ端から飛行機を壊しちまったな。」
海に散る飛行艇を空に舞うストームと彼女に掴まるガンビットが眺めます。

x-men_com_sg-1.jpg「奴らも行っちまったみたいだし、
地上に降りねぇか?」
「もう少し待ちなさい。
完全に奴らの姿が見えなくなるまで
待った方がいいわ。もしさっきの
テレパスの警告が無かったら、今頃…」
「そうだな。さっきの警告はまるで…
とりあえずこの話は
地上に降りてからにしようぜ。」
不安定な姿勢でストームに掴まれ、
居心地の悪そうなガンビット。
「そうね。……っ!?」
ストームが何かに気づき、
ガンビットを地上に落とします。
そのまま彼女も島に飛び降りました。
「おい、何だよ!?ひでぇじゃねぇか!」
「ごめんなさい。
私達をさっき助けてくれた
声の主を見た気がして。
でも彼も行ってしまったわ。」
「誰だよ?」
「私達の今回のターゲットである
ドラキュラ本人よ。」
「死んじまってる不死者の彼かい?奴の頭部は15000マイル先にあるんだぜ。」
「レミー、X-MENとして今までずっと活動してきたのに、まだ信じられないの?
彼はここにいる。この道の先にいるわ。私達にまっすぐ来いって言ってるのよ。」
「君は本当にいつも表現力豊かだ。」

8時間前。ユートピアにて。
「私が吸血鬼の頭の中を調べようとしたんだけど、
ノーススターがご自慢の高速移動をしてくれたおかげで、
吸血鬼島の"お宝"の情報を入手する計画は大失敗に終わったわ。」
エマの皮肉にダズラーがムッとして反論します。
「彼は私のためにしてくれたのよ。責めないで。」
そう言う彼女の手には大きなメダルが光っています。
「このメダルは太陽光だけでなく私の光撃も無効化するのだから。」
「その通り。あなたは今回の戦いでは完全に戦力外だわ。
あなたに出来る事といったら、私に日焼け痕をつける事ぐらいだものね。こんな感じで。」
そう言ってエマがただでさえ露出度の高い服の胸の部分を下げて、
普段露出している部分より白く見える胸を晒します。
サイクがそこに入ります。
「吸血鬼達は我々に宣戦布告をしてきた。やれる事をやらなければ。」
「いいわ。もしあなたが私に…」
「エマ。」
サイクが司令室に、ホログラムで島の映像を流します。
「ブレイドが教えてくれた事をまとめると、
吸血鬼達はこの島にドラキュラの身体を眠らせている。
しかしそれは作り話かもしれないという事だ。そしてブレイドは吸血鬼の専門家だ。」
「ドクター・ストレンジやドクター・ブードゥーなら何か知ってるんじゃないの?」
「既に聞いたさ。しかしわからなかった。吸血鬼は情報の管理にも精通している。
これ以上、ここで話をしていても進展は無いだろう。そこでだ、ストーム…」
「何、サイクロップス?」
そこにガンビットが口を挟みました。
「お前はドラキュラを復活させるために、その身体が欲しい。
で、俺とストーミーがそれを盗んでくる。実に分かり易い作戦って訳だ。」
「まさにその通りだ。二人だけでいいかい?」
「ええ。」
「しかしギリシャにある島という事しかわかっていない。地形も住人も防衛網も不明だ。」
「承知の上よ。」
そこでノーススターが質問します。
「ちょっと待ってくれ。マジックやピクシーといったテレポーターがいるじゃないか。
彼女達に頼めばすぐに行けるだろう?」
その質問にはエマが答えます。
「ダメよ。島の半径100マイルに渡って何らかの力により、
テレポートもセレブラでのスキャンも無効化されてるわ。」
それにサイクが続けます。
「すなわち、未知数の領域に歩いて侵入することになる。何の支援も無しでな。」
「盗人二人がこっそり行く完璧な作戦ね。」
「その二人の盗みの達人は、ガキの頃からそういった訓練は受けてるぜ。」
ガンビットが自慢話をする中、エマがストームに痛烈な嫌味を言います。
「あら、ストーム。そんな事言って実は真面目な旦那に飽きてきたから、
昔の恋人だったドラキュラさんと一時の情事を求めてるんじゃないの?」
そんなエマに冷静に対応するストーム。
「私達は別に恋人だった訳じゃないのよ。彼が私に言い寄ってきただけ。
でも私とサイクロップスはもっと早くから、ドラキュラが数年前に私に
精神的なつながりを作ったことで、私が彼を探す任務に利用できると話していたわ。」
「ストーム、道を踏み外す真似だけはしないでくれよ…。
この任務は精神的なつながりなんかより、
木の杭を幾つか持っていった方がよっぽど安全なんだ。
厳しい選択を迫られる可能性もあるが一人で背負わないでくれ。」
サイクの心配にストームは決意に満ちた顔で答えます。
「大丈夫。私を信じて。この任務を達成するためなら何だってやってみせるわ。」

そして現在。
「私がテレパシーで警告を受けたっていうのが信じられないって言うの?」
「俺はただ魔法とか吸血鬼とか、そういった類のことは考えたくないって言ってるだけさ。
そういうのは君に任せるよ。でもまあ、君が間違っていないって事だけはよく知ってるさ。
君は俺が必要だと言ってくれた。それだけで十分だ。
もちろん俺はその声が何を言っているのかは聞こえないけどね。
特にここを降りろなんて言ってないよな?」
そう言ってガンビットは崖の下にある洞窟を見下ろしました。

そして二人は崖を下り、洞窟の入り口まで来ます。
「何か感じる?」
「ありがたい事に何も感じないよ。」
そう聞いて中に入るストームを追いながらガンビットが問いかけます。
「おいおい、大丈夫なのか?確か君って閉所恐怖症だったはずじゃ…?」
「治したの。気に掛けてくれてありがとう。チャールズが色々としてくれてね。」
そういって中に進む二人。
「何かもう数時間ぐらい歩いた感じだぜ。」
それからも洞窟内を歩き続ける二人。
「墓の中を歩いてるみたいだな。まだ君のストーミー・センス
(スパイダーマンが危険を感じるときに感じるスパイダー・センスをもじった造語)
には何の反応もないのかい?」
「ないわ。私はさっきから周辺の空気と水分を密集させて吸血鬼の気配を
感じようとしてるんだけど、何の反応もない。」
そして探索は続きます。やがてストームが壁に手をつき、疲労の色を見せだします。
「大丈夫かい?」
「私が能力を使うには精霊との連携が要るの。ここの空気は私に逆らってくる…。
私を受け入れようとしない。力が枯渇していくわ…。」
「空気だけじゃない。ここでは全てが死んでるんだ。吸血鬼共も含めてね。
生あるものから力を吸い取ろうと…」
そこまでガンビットが言いかけたとき…
ドガッ!!
「ガンビット!!」
不意にガンビットが何者かの襲撃を受けました。
敵の胸には吸血鬼を示すメダルが輝いています。
「ミュータントの血の味はどんなものなのかな?」
別の吸血鬼がそういってストームに狙いをつけます。
ズガガガガガガッ!!
雷撃で吸血鬼をなぎ払うストーム。しかし、
「ダメ…何かがおかしいわ…」
うまく能力を制御しきれず、そこに立ち尽くすストームに別の吸血鬼が背後から迫ります。
「お前は危険な奴だね!!」
そう言ってストームを地面に叩きつける女吸血鬼。
「ミュータントの血を飲むと数時間は愉悦に浸れるって聞いたけど、
真実かどうか確かめさせてもらうよ!」
別の吸血鬼と戦っていたガンビットがその光景に気づきます。
「ストーム!!!」
そう叫んで自分を掴む吸血鬼の怪物に目潰しをくらわすと、
ガンビットは素早い動きで女吸血鬼の後ろに回りました。
「何?」
ズガッ!
「ギャアアアッ!!」
何とかストームの窮地を救ったガンビットですが、今度は彼の後ろに先ほどの怪物が迫ります。
『もう、こんな小細工は通用しないぜ』
そう言うと怪物は大口を開けてガンビットに牙を突き立てました。しかしその寸前で
「させないわ!」
今度はストームが手に持った大剣で怪物の首を斬り落としました。
「大丈夫だったか?」
「ええ。でもここでは私の能力に限界がある。不安定すぎるわ。」
そう言う二人を影から狙う吸血鬼の小男。
x-men_com_sg-2.jpgしかし何者かが彼を蹴り飛ばし、
その手を踏みにじります。
「貴様ごときがオロロ女王に
手を出さぬ方がよかろう。」
そう言って二人の前に現れた黒衣の男。
身構える二人に彼は親しげに話しかけました。
「ようこそ、吸血鬼の島に。X-MENよ。
生き残りたくば我が助けが必要かと思うが?」
「あなたは誰?何故私の事を知っているの?」
「ストーム、君がワカンダの女王だって
事は結構有名だぜ。」
ガンビットのツッコミを無視して、
黒衣の男が話し出しました。
「我が名はジェイナス。ドラキュラ候の第一子だ。
何故貴公を知っていたかといえば、
父がよく話していたからに他ならぬ。
自分の元から逃げ出した者としてな。」
「もうあなたのお父上と私の関係に
関する誤解にはうんざりしてるのよ。
私達はただのお友達だっただけ。
それで、何が望み?」
「貴公らと同じだ。父上を王位に戻す。
不幸にも父の身体は厳重に警護されている。
その上、吸血鬼組織全体に私への処刑命令が下っている。
私一人では成し得る事が出来ぬ。しかし貴公らと共闘体制を取るならば…」
「どうして私たちがあなたを信じられるのかしら?」
「何故なら私が既に貴公らを一度救った。私のテレパシーでの警告が聞こえたはずだが?」
「あれはあなただったのね。」
ガンビットがストームにそっと囁きます。
「俺はこいつを信じない方に一票だ。奴からは危険な匂いがプンプンしやがる。
赤頭巾ちゃんの狼みたいな展開になるぜ。」
「確かにね。でもここでは私の能力はうまく使えない。
得られる協力は全て受け入れるしかないわね。」
そしてストームが決断を下します。
「わかったわ。あなたの助力を受け入れるわ。」
「素晴らしい。ではまずはこの者から情報を聞き出すとしようか。」
そう言って彼は踏みつけている吸血鬼に目をやりました。

そして3人は洞窟内にある礼拝堂に移動します。
「あの警備兵が言うには、ここにお父様の
身体があるそうだけど、ここは何?神殿か何か?」
「この島全体が神殿なのだ。地上における最古の礼拝殿。
貴公らはここに最初に訪れた人類ということになる。
アトランティスから逃れてきた吸血鬼たちがこの島に住んでいる。
伝説によるとバルナエ(MARVEL世界における吸血鬼の始祖であり最強の吸血鬼)が魔術により
創造したとの事だ。この建物もこの島も、そしてこの島に充満する空気さえもな。」
「だから私の能力に制限がかかってるのね。」
そこでガンビットがジェイナスに詰め寄ります。
「俺のことをあまりジロジロ見るんじゃねぇよ。」
「すまぬな。私には全てが新鮮なのだよ。私は純血種なのでね。」
「どういう意味だ?」
「私は吸血鬼として生を受けたという意味さ。人として過ごした時間が私にはない。
貴公のような吸血鬼でない種族との交流は初めてなのだよ。」
「俺を獲物として見てるんじゃねぇだろうな。」
「私は衝動を制御する事ができる。心配は無用だ。」
その時、
「何だ!?」
「見ろっ!!」
吸血鬼の大群が彼らに襲い掛かってきました。
その勢いで床が崩れ落ち、吸血鬼たちと共にストームが地下に落とされます。
「ストームッ!!」
ガンビットの叫びが礼拝堂の地下に響き渡りました。

【ストーム…ストーム、私の声が聞こえるか?ジェイナスだ。】
「聞こえるわ…」
【大丈夫か?】
「何とか。」
【飛べるか?】
「ダメ。力が出ないの。
ここでは能力が爆発的に暴発するか、全く出ないかのどちらかになるみたい。」
【では我らがそちらに赴こう。】
「結構よ。どうやら私達は割れ目を転がり落ちたみたいね。そこからではかなりかかる。
あなた達はドラキュラを取ってきて。それが最優先事項なんだから。時間がもうないわ。」
一緒に落下した吸血鬼がストームに襲い掛かります。
「私は大丈夫だから。」
ストームはその吸血鬼の首を大剣で斬りおとすと、一人暗闇の中を進みます。
「ジェイナス?私の声が聞こえる?」
【ああ。】
「ガンビットに伝えて。どうやら私は島中に張ってある
あの防御フィールドの発生源を見つけたみたい。
私が停止させたら残りのX-MENを呼んで一気に終わらせるわ。」
そしてストームは入り口を守る兵士を斬り倒し、その装置の中心部にたどり着きました。
「…何てこと…女神よ。」
そこにあったのは生体エネルギー装置。
中央で陣を張る吸血鬼の術師達からチューブが伸び、天井に大量に縛り付けられた
生贄の人間達に連結して、そこから力を吸い取るというものでした。
「お願いだ…」
縛り付けられ、天井から吊り下げられた人間が弱々しい声でストームに語りかけます。
「助けてくれ…」

一方、ガンビットとジェイナスは。
「ここだ。」
ドラキュラの身体が横たわる小部屋に辿り着いていました。
「父上。」
「ストームが作業をやり終えたら、ここを出るぞ。」
「それが彼女の望みか。」
「ストームからそう聞いたってお前が言ったんだろ。お前まさか…」
「何だ、まだ私を疑っているのか?私は吸血鬼の王子だぞ。
もし貴公の死を望むなら、既に貴公はその命を奪われておる。」
そこに別の声が乱入しました。
「ジェイナス候よ。あなたの身柄を受け取りに来たわ。」
それは洞窟でストーム達を襲撃した女吸血鬼でした。
傍らには大量の吸血鬼の兵士達が構えています。
そこにストームの声が聞こえます。
【お願い。こっちに来て。】

生贄の一人がストームに話します。
「私は何日もここに縛り付けられている。
あいつらは動きもせず眠りもせず、ただあそこで座り続けているんだ…
奴等は我々を餌としか思っていない…」
「ジェイナス、あなたの助けが必要よ。この防御壁は謎の吸血鬼の一団が生成しているわ。
奴らは一種のトランス状態になってる。」
【ならば話は早い。そ奴らを倒せばよい。】
「でも彼らは人間を自分達に接続しているわ。」
【血液を流すためにコードが出ているか?】
「ええ。」
【それは本来、休眠状態の吸血鬼を生き長らえさせるための装置だ。
コンピューターのスリープ機能のような物だと考えてもらっていい。】
「どうやって人間達を解放させればいいの?」
【すまないが解放などした事ないのでわからんよ。操作手順は吸血鬼側の
視点で作成されており、人間側の視点は一切考慮しておらぬからな。】
「じゃあ、吸血鬼達を殺すわ。」
【それがいい。しかし奴らを殺せば、コードが切断され、人間どもは即出血して死ぬ。】
「じゃあ、どうすれば…」
【早くしたまえ。今我等が相手をしている奴等が貴公の元に攻め入るぞ。
さすれば防御壁は破壊できず全てが水の泡と化す。】

ストームが人間達に聞きました。
「あなた達を助けたいの。お願い、どうすればこの装置を止められるか教えて。」
「わからない。早く助けてくれ…」
【ストーム、何をやっている?まだそこにいるのか?】
吊り下げられた人間の中から子供の声がしました。
「お家に帰りたいよ…」
「ああ…ごめんなさい…」
ストームの頭の中にジェイナスの声が響きます。
【ストーム、今すぐ装置を止めたまえ!敵の数が多すぎる!!】
「あなた達をどうやって解放すればいいのかわからないの…」
【ストーム、私の声が聞こえていないのか!?このままでは我らもやられるぞ!!】
子供が泣きながら訴えます。
「一体僕が何をしたの…死にたくないよ…お願い、助けて…」
「ジェイナス…もう少しだけ時間を頂戴…」
x-men_com_sg-3.jpgしかし残酷にも不安定な洞窟内の気流が
ストームの能力を暴発させようとしていました。
「ダメ…ああ…」
ストームが顔を伏せ、
彼らに謝罪の言葉をかけます。
「…ごめんなさい…
あなた達を救うことが出来なかった…」
ガガガガガガガガガガガッ!!!
そして雷光が部屋中に響き渡りました。
………
……

「サイクロップス、私の声が聞こえる?」
[ああ。]
「防御壁は破壊したわ。
ガンビットの位置を教えるから
あなたの部隊を送って。
あと、ジェイナスっていう吸血鬼は私達の味方よ。
エマを通じて皆に彼は殺すなって伝えておいて。」
そこまで伝えるとストームは骸となった
人達の手を握り、そこに泣き崩れました。

そしてマジックのテレポートでX-MENが内部に侵入しました。
「あらやだ、ここ嫌な臭いしかしないわ。さっさと終わらせましょ。」
エマの嫌味を受けてX-MENが一斉に吸血鬼に襲い掛かります。
ノーススターが一瞬のうちに吸血鬼たちのメダルを奪い取り自慢げに叫びます。
「さあ、エマ。これでどうだい?」
それを見てダズラーが渾身の一撃を放ちます。吸血鬼達は光に包まれ一斉に崩壊しました。

ドラキュラの身体を手に入れ、テレポートで帰ろうとするX-MEN。
それを眺めるストームにガンビットが話しかけます。
「ストーム、そこにいたのかい。
俺はてっきりジェイナスとここに残るのかと思ってたよ。」
「彼はもう行ったの?」
「君の安否を確認してから、どこかに消えたよ。…大丈夫かい?
ミュータントという種族を守る大役を果たした女性にしては顔色が優れないけど。」
「X-MENに入ったばかりの私はそんな女じゃなかった。決して他者を殺さないと言い張れた。
でも変わってしまった。
始めはあれは例外だったと言って、それが次第に正当化されて、
命を奪うことにためらいがなくなってしまった。
…そして今日、私はついに一線を越えてしまった。
私は命を奪ってしまった。怪物でも吸血鬼でもない罪のない命を…」
「…すまない。でもこれだけは言わせてくれ。
つらい決断をしたのにそれに何にも感じなくなった時こそ、本当に悩むべき時なんだぜ。」
「私は悩んでないわ。次に一線を越えたとき…その時は私はもう耐えられなくなってるから。」


現在X-MEN誌で行われているCURSE OF MUTANTSのサイドストーリー。
ドラキュラの身体を手に入れるため、元盗賊の二人が単独潜入する話です。
メイン展開も全訳してるからこれも訳すかと思ったのが間違いでした。
メインは月間誌のX-MEN誌なので20ページぐらいしかないのですが、
これは単独誌なので30ページを越えるなかなかの力作でした…
まあ意地で訳しましたけど。

盗賊の二人が潜入するって言う話は今までありそうであまりなかったので面白かったですね。
ガンビットが意外と格好良かった。この人X-MENに突然いたりいなかったりするので
普通に本隊にいるのに違和感を感じましたが。
そういえばガンビットがX-MENに参加したばかりの頃って
ストームに淡い恋心を抱いていたような記憶が。
人妻になっちゃいましたけど、どこかでまだそういった気持ちは残ってるのかな?
(っていうガンビットも確か奥さんいたような…)
ストームは始めのユートピアでサイクに厳しい選択を迫られても大丈夫かと聞かれ
平気だと言い張っていたのに最後はその決断に悲嘆にくれる姿が何とも言えません。

吸血鬼ではドラキュラの息子ジェイナスが登場。
今後メインストーリーのボス敵であり兄弟でもあるエクサラスと何らかの絡みを見せるのか
興味があるところです。
またバルナエも登場。…っていうかバルナエって書きましたけど、本当にこの詠み方でいいのか
正直怪しいです。"varnae"って書くんですが、正式な発音がわかる方は教えて下さい。

最後にやっぱり絵ですかね。
作画担当はバチャロって人なんですが、この人が描く絵は怪物がよく合う。
この吸血鬼編はサイドではなく彼にメインで描いてもらいたいぐらいです。

あとユートピアでのエマとノーススターのやり取りが現時点で不明。
この先の話なのか、私が購入を忘れていた他のサイドストーリーなのか。
知っている方は情報をお願いします。
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この記事に対するコメント
 
クリス・バチャロのアートでかっこいいガンビットとストームが見れるなんて良い時代になったものです。
【2010/10/04 09:22】 URL | オレンジフード #5tpBcxeQ [編集]
 
>オレンジフード様
バチャロって一時期(Generation Xの中盤頃)、
絵が異常にデフォルトされた時期があって、
その後で今の画風に落ち着いたんですよね。
あの頃彼に一体何があったのか今でも気になります。
【2010/10/04 23:39】 URL | rise #r1y2oiqA [編集]
 
バチャロの絵ってGEN.Xでのデビュー当時はスタイリッシュですごく新鮮でしたね、しかもその前だかにストームの個人誌も描いてましたっけ。むしろデフォルメが強くなってからゼロトレ以降のメイン誌の絵を任される様になったのが意外でした。

ストームとガンビットのコンビは小プロ翻訳版でのょぅι゛ょとロリコン野郎の冒険が印象的ですが、洗脳大好き!次男坊アレックスくん異世界で大暴れ!!のMUTANT-Xでは2人ともヴァンパイアになって活躍してましたね。WHAT IF!?からスピンアウトした様なストーリーの集大成みたいな展開が面白かったです。
【2010/10/05 07:08】 URL | サントス #- [編集]
 
過去のバチャロの画は、インカーのバッキンガムに引っ張られてる面も強かったと思う。
【2010/10/05 14:33】 URL | ロヒキア #- [編集]
 
>サントス様
MUTANT-Xは懐かしいですね。6本腕のゴム男がいる話でしたっけ。
ストームは覚えてるけどガンビットは思い出せないなぁ…
でも確か半漁人がいたのは覚えいてます。

>ロヒキア様
インカーって大事なんですよね。
昔X-Treme X-Menを描いてたラロッカがUNCANNY誌を担当したときに
インカーが変わって同じ人の絵だとしばらく気づけないときがありました。
【2010/10/06 00:27】 URL | rise #r1y2oiqA [編集]

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