rise from dilapidation !!

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UNCANNY X-MEN #519
【2010/01/31 11:56】 アメコミ原書翻訳
「この島を完全に精神封鎖するんだ!被験者を拘束する」
「スコット・サマーズよ、チャールズ!何よ、被験者って…」
「エマ、現段階では我々には彼が一体何者なのか知る術がないのだ。
私はスコットをどんな恐怖にも怯まない男に鍛えたし、
彼は今や最高の戦士であり戦略家だ。しかしそんなことは関係ない。
彼は今まで己の中で邪悪な存在が壁となって立ちはだかるなどという経験はしたことがない」
「どんな邪悪な存在が相手でも彼の自我は屈しないわ!
スコット、私が今助けに行くから、もう少しだけ頑張って」
「エマ、彼の中でヴォイドと戦えば、再度君が侵食される危険性もあるんだぞ」
「そん事は百も承知よ、チャールズ。でもロボトミー以外に他に方法もないでしょう?
サイロック…私はチャールズの言うことは理解しているつもり。
もし彼があなたに指示を出したら…私達二人の頭を躊躇なく貫いて」
「あなたがそう言うのなら」

サイクは誰もいなくなった精神世界を彷徨っていました。
「エマ?どこへ行った?数秒前まで目の前にいたのに…」
そこに暗黒の影が迫ります。
「…スコット…」
「何故…あなたは…」
「私達を…助けなかったの…?」

一方、ユートピアの動力室ではマグニートーが必死にその力を注ぎ込んでいました。
「マグニート、少し休んだら?」
「もう少しだけ…っ!…よし…はぁ…やれるだけやったんだが…はぁ…どうだ…?」
「うむ…厳しいな」
「彼が全盛期の力を有していて、さらにストームの能力による補助があったとしても
一日あたり19時間はこの装置の前で働いてもらわないと無理ね。
それで彼は過労死。この島は沈没って展開かしら」
「くそっ、振り出しか。おい、ジェフリーズ」
「何だ?」
ドクター・ネメシスの呼びかけにジェフリーズが答えました。
「お前ももっと真剣に…」
「どうやらお前達は気づいてないようだな、俺達が侵略されているという事に」
「ああ、そうだな。プレデターに侵略された。だから何だ?」
「そうじゃない、まあ見てみろ」
「スコットを呼んで来る?」
「いいからまず見てみろって」
そう言いながらジェフリーズが掌を掲げると、そこに何かが集まりだしました。
「これは記憶ナノロボットだ。まるで埃の様に小さく、様々な言語で会話をしている。
こいつらは常に学んでいるんだ。およそ784兆ものナノボットがここにいる。
空にも俺達の肺の中にも…この島全体にな」
「一体どこから来たんだ?」
「誰が送り込んできた?」
「プレデターの身体の中から出てきた。
俺が考えるには、それこそがプレデターが送られてきた理由だろう。
あいつらが一体何の目的で改造されたと思う?
奴らは俺達を殺すために送られてきたわけじゃない。
蟲を放つ為に送られたんだ。
蟲どもは俺達のことを研究している。俺達が何者で、どういった能力を持っているか。
そして役割を終えたら、プレデターを送り込んだ奴の元に戻り、情報を伝えるんだろう。
で、どうする?」
uncanny_x-men_519-1.jpg「よくわかった。
つまり私達は現在二つの問題を
抱えているというわけだな」
「動力と侵略か。
誰がどっちを担当する?」
ドクター・ネメシスの問い掛けに
マグニートーが答えます。
「君のチームにはナノサイズの
侵略者の対応をお願いしたい。
この蟲をここから除去した上で、
一体誰が我々の情報を
知りたがっているのか調査してほしい。
この島が沈みかかっている件の
対策は私が考えよう」
「自分の能力をさらに上昇でもさせて
対処するつもりか?
ここにいる我々全員が一致団結しても、
この島の沈没は止められんぞ?
気を悪くしたらすまんが、
今までの経歴は別にして、
君が我々が沈むのを防ごうと
尽力してくれる様な男には見えんな」
「非難は失敗してから言ってくれたまえ。
君はこの蟲がどこから来たのか調査すればよい。
その間に私はこの島の浮上に関して、心当たりのある人物に会ってこよう」
そう言って動力室を出て行くマグニートを見送りながら
「で、今の内容を誰がスコットに伝えるんだ?」
とエンジェルが聞きました。

一方、そのスコットは依然、精神世界を彷徨っていました。
「来るなら来てみろ!!」
そう言って漆黒のエマ達をブラストで一閃するサイク。
しかし影はすぐに増えてサイクに襲い掛かります。
【そのまま精神世界に沈むがいい】
【もはや貴様には何も残されていない】
「黙れ黙れっ!」
【私を受け入れろ…偉大な力が手に入る】
【全ての者から求められる勇者になれるのだ】
エマの姿から段々とその本性に近い姿に変容しながらサイクに迫るヴォイド。
そしてついにサイクは囲まれてしまいます。しかしそこに一人の女性の声が響き渡りました。
「スコット・サマーズという男はあなた達みたいなインクの汚れの様な色をした売春婦に
説明されなくても、最初から偉大さとは何かを知っている男よ」
それは再び精神世界に戻ってきたエマでした。
【雌猫が戻ってきた】
【愚かな…】
しかしそう言って迫る影達を
「私が雌猫なら、あなた達は野良犬ね!!」
そう言ってエマが吹き飛ばします。その攻撃によって瓦礫のように崩れ落ちる影達。
「すごいな。どうやればこんな事ができるんだ?」
サイクの問いにエマが答えます。
「ここは現実世界じゃないわ。私達は精神世界にいるの。そしてこの世界では何でも出来るわ。
意識をしっかり保つことが一番重要よ!!」
そう言ってサイクの手をとり、走り出すエマ。しかしいつの間にか足場は螺旋階段になり、
下から黒い影が迫ってきます。影に飲み込まれ、次々と下から崩れていく螺旋階段。
「思い出して、ここはあなたの深層心理下なのよ。この光景はあなたが作り出しているの。
あなたが追撃を受けていると意識しているから、私達は今のような状況に陥ってるのよ」
「しかしヴォイドは私の中にいるのだろう?
これは奴の攻撃ではなく、私が勝手に思い描いていると言うのか?」
その瞬間、足元が崩れ、サイクは闇の中に飲み込まれていきます。
「くそっ!」
「今まで夢の中でおぼれた事なんてある?
もし絶対におぼれるというイメージしか湧かないなら…」
闇に沈むサイクの手をエマがしっかりと掴みます。
「それはあなたが精神を侵されているという事。
この風景はあなたが作り出しているという事を忘れないで」

現実世界では呻き声を上げてヴォイドと戦うサイクの前で
サイロックが精神ナイフを突き刺そうと構えていました。
「ヴォイドは二人の精神に入り込んだようだな」
「出来ればこんな事…したくないです」
「二人は依然として昏睡状態だ。残念だが手遅れになる前にやらねばならん。
エマはまだ意識を保てている様だが、彼女が手を打つ前にスコットが起きれば全ての終わりだ」
教授の指示の元、サイロックの精神ナイフがサイク目掛けて振り下ろされました。

一方その頃マグニートーは海中にいるネイモアの元を訪れていました。
「何故私に君の近況を教えてくれなかったのだ。
私が不在の間に君の民に何が起きたか教えてくれないか」
「…私をからかいに来たのか?君に何の関係がある?」
「別に他意はない。純粋にアトランティスと、その民がどうなったのか知りたいだけだ」
「私の故郷は…私の民は…信じられないことが次々と起きた…
全て波に飲まれたのだ…まるで花の種子が飛び散るかの如く…」
「まるでディアスポラだな」
(ディアスポラとは、紀元前の時代にバビロニア、
およびローマによるユダヤ王国の征服によって、
ユダヤ人が祖国を追われて世界中に散らばったことを指します)
「そうだ。私はとんでもない恥さらしだ。どうだ、満足したか、マグニートよ?」
「ああ、すまなかったな。
私はここしばらく非常に高度な知能を有した宇宙人と生活を共にしていたのでね。
社交性を失っていたようだ。
ところで話は変わるが、このスコットが引き上げた島は現在沈みかかっている様だ。
エンジンの浮力は一時的にしか持たぬ。改善案を考えなければならん」
「あのガキ大将の島はまた沈みそうなのか。見たところ解決には至っていないようだが」
「この地球の75%を占める広大な海の中を
帰る場所を求めて彷徨う事になった民がいる様だな」
「何が言いたい?二度は聞かぬぞ」
「柱がいる。
その代わりに君の民が新たな住処を見つけられる様、我々が援助しようではないか」
「何か裏がありそうだな。サマーズはその提案を知っているのか?」
「サマーズなら問題ない。彼も同意するはずだ」
「いいだろう。具体的な話を聞かせてくれ」

マグニートーがネイモアと怪しい密会を終えた頃、
ビーストは一人海岸で遠くを見つめていました。
そこに現れたアイスマン。
「おい、ハンク。何かお前のチームメンバーがおかしな会議をしていた様だが大丈夫なのか?
おい?ハンク?ビースト?マッコイ?」
しかしビーストにはアイスマンの声は届いていません。
真剣な顔をして考え事をしているビーストの脳裏では…
「マッコイ、お前も感じているはずだ。未来がお前にとって苦痛でしかない事をな…」
別世界での自分、ダークビーストの言葉が再生されています。
「まいったな…」
「おい、ハンク…?」
「ああ、ボビーか、すまないね。どうしたんだい?」
「あの焼却処分していたプレデターXなんだけど、何か変な燃え方をするんだ。
あとX-CLUBの連中はこの島が沈みそうなのを何とかしようと計画を練りだしたそうなんだけど。
スコットとエマに関しては、今何をしてるのか誰も話してくれないし、
ウルヴァリンと子供達はどこかへ行ってしまった様だ。
一体何が起きてるのか説明してくれないか?」
その質問に、目を押さえながらこう返すビースト。
「はっきり言って全く知らんよ、ボビー。私がここでする事はもう何もない」

サイクはまだ深遠の中にいました。彼の頭に直接声が響きます。
【たった一つのものの為にその生涯を終えるのはどんな気分だ?】
【わかっているのだろう?満ち足りないのだろう?】
【抗う必要はない、スコット。力をくれてやる】
「黙れ黙れ黙れ…っ」
【お前の望むリーダーにさせてやろう…】
「黙れっ!!!」
闇に目掛けてブラストを放つサイク。
何とか闇の裂け目から精神世界にある一つの部屋に逃げ込みます。
そこには大きく「×」の文字が書かれた扉がついており、彼の前には小さな黒い箱が一つ。
「はぁ…はぁ…」
【私はお前が成りたい者そのものだ、スコット。私はお前が望む全てだ】
部屋の前にエマが駆けつけました。
「この部屋は何…っ?」
「ここから離れろ、エマ」
「スコット、中に入れないわ。何か罠にはまったの?
ここからではあなたを助けられない…っ」
「私がこの部屋を考え出した。君が入れない様にね。
私が考えたとおりに出来たのならば君は決して入れないはずだ。
そしてもし私が次のセリフを言えたのなら、それは私が本当に言いたい言葉だ。
君を愛している。私を信じて戻ってくれ」
「スコット…」
そして彼女の前で「×」のついた扉が閉まりました。
「駄目よ…駄目…」

uncanny_x-men_519-2.jpg「駄目っ!!」
現実世界に戻ったエマ。
そこではサイロックが
ナイフを突き刺す寸前でした。
精神世界に一人残ったサイクは
闇が部屋の中を支配していく中、
小箱の前に座ります。
突如目を覚ましたエマを前に、
「でも…もうやるしか…」
サイロックが悲痛な訴えを伝えます。
「待って!彼にチャンスをあげて!!」
「エマ!どれだけのリスクが
伴うのかわかっているのか!?」
そう言う教授に手を組んで
必死に猶予を請うエマ。
「教授…お願い。彼なら絶対に出来るわ」
「エマ、
ヴォイドはスコットの精神を支配している」
「あなたはこういった怪物と
戦えるように彼を一生懸命鍛えたのでしょう?
お願いだから戦わせてあげて…」
「エマ、私は彼を自分の息子の様に愛している。
しかし今回はスコットが今まで戦った事がないような相手だ。
私も彼を信じている。彼が打ち勝つよう祈る。しかし準備はしなければならんぞ」

精神世界では小箱を握ったサイクの周りを闇が覆っていました。
【疑う必要はない】
【恐れる必要はない】
【不安の必要はない】
【苛立つ必要はない】
【困惑する必要はない】
【私は全ての答えを持っているのだ、スコット】
【二度と恐怖を味わわなくて良い】
【二度と侮辱されることはない】
【私は全てを持っている】
【私を受け入れろサマーズ。私を…】

「断る!」

そして全ては呑み込まれました。
ヴォイドの全てはサイクが持っていた黒い小箱…
彼のブラックボックスに閉じ込められたのです。
長年サイキッカーと付き合ってきたサイクが自分の秘密を隠すために使ってきた、
完全に密閉された最強度のセキュリティシステム。
「私はこの世界で最も強いテレパス能力者と何年も付き合ってきた男だぞ。
自分の心を読めるような女性と思春期の少年が
まともに付き合うなんて普通に考えたら無理な話だ。
お前なんか相手にもならんよ。
…助かったよ、ジーニー。君からの贈り物だな。
お前はここで永遠に封印されていろ。私がそう念じれば、それがここでは真実になる」
サイクはそう言うと部屋から出て行きました。
「今後永久に誰もこのドアを開くことは出来ない」
そして…

「どうだい、問題なかっただろう?」
現実世界に帰って来たサイクが目を開きました。
「信じられんな…」
教授が驚く中、エマが抱きつきます。
「やあ」
「スコット…」
「驚いたよ、スコット。君は…君は完全にヴォイドを精神の檻に閉じ込めたようだ」
「こういった分野は得意なんでね」
喜びに包まれるサイク達。しかしそこにビーストが重い雰囲気で入ってきました。
「…いい所で邪魔をして申し訳ない。
スコット、君が試練に打ち勝ったのは見ればわかるんだが、
少し話をさせてもらっていいかな?」
「ああ、いいとも。何でも話してくれ」
そう言って入り口に立つビーストの方に向かって歩き出すサイク。
「スコット…?」
エマが彼の後について行こうとしますが、それを教授が止めます。
「これから起こることに対してサイキック能力は使わないでくれ」
そしてドアの前で話すサイクとビースト。
ほんの数秒の会話をしてビーストは去っていきました。
「ちょっと待て、ハンク」
そう言って彼を止めようとしますが、すぐに諦めエマ達の元に戻ってくるサイク。
そして彼はこう言いました。
「ビーストは長期休暇を取るそうだ」


何かエマさんが純真すぎて困るんですけど。
本当に心からサイクを愛して信頼しているのが伝わってきます。
あんな必死に助命を懇願する姿を見てると、
サイクは本当に良い女性に巡り合えたんだなと思いますね。
サイクがどんな状態でも、少なくともエマにとっては最高のヒーローなんでしょう。

それに比べてあのハゲは…
問答無用で即処刑宣言ですか。
今さら息子のように愛しているなんて言われても不信感しか抱けません。
まあ時々自分は父親には向いていないとか言っていますから仕方のないことかもしれませんが。
最後までサイクを信じて必死に助けようとしたエマを少しは見習って欲しいものです。
見方を変えれば、冷静に一番堅実な手段の決定を下した
司令官としては優秀な判断ではあるのですがね。

ストーリーとしては、エマに自分の秘密を打ち明ける時に出てきた心のブラックボックスが
こんな所で再利用されるとは思っていませんでした。
確かに全部打ち明けちゃったから、あの箱って空だったんですよね。
これでサイクは最強クラスの精神生命体を自分に宿したことになります。
数年後ぐらいに突然伏線で使われそうだから忘れないようにしないと。
しかしついにサイクは精神戦でも教授が諦めるぐらいの
戦いを制することが出来る様になりました。
本人も言ってるように元々、宇宙最強精神生命体と付き合ってたんだから、
それぐらい出来て当たり前だったんですよね。
さすがサイキッカーばかりと付き合ってきた男。
(ほんの一時ですが、普通の人間の女性と付き合ってた過去は忘れてるんでしょうが)

あとはプレデターXが送られてきた本当の狙いが明らかになりました。
何百兆のナノマシンが飛び回ってるとか怖すぎるんですけど。
ドクターネメシスとかトップクラスの科学者がいるから何とかするんでしょうけど、
あんな状況になったら生きてる心地がしませんね。

そしてマグニートー。
何か独自に動き出しました。
果たして裏があるのか、それとも純粋にユートピアを救うためにネイモアと接触したのか…

最後にビースト。
ついに出て行ってしまいました。
アイスマンの問い掛けに、心底疲れた顔で知るかと答えていたのが印象に残ります。
ユートピアに未来を感じられなくなったのか。
ビーストがこの先、どこに向かい、どういった答えを出すのか要注目です。
でもS.W.O.R.D.に行って彼女と熱い生活を送るとかはやめて欲しいですね。
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