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X-FACTOR #25 [2007]
【2007/12/15 22:00】 アメコミ原書翻訳
MESSIAH COMPLEX 第3話

ニューヨークのチェルシーにある教会に、武装した男達が集まっていました。
「アラスカは第一歩に過ぎん。
リーダーが言うには、まだあの赤子は俺達の手に渡っていないらしい。
おまけにX-MENの奴らが探しに現れて独自に嗅ぎ回ってるらしい。」
「で、それが俺たちと何の関係があるんだ、タイラー?」
「今後は慎重に行動しなければならいないって事さ。
あいつらとはなるべく出会わない方がいい。」
その時、彼の頭上から獣のうめき声が聞こえました。
「何だ…?」
「ガルルルルル…グワアアアッ!!!」
獣の姿をした、まさに人狼が彼に飛びかかってきました。
「ミュータントだ!!」
その声を聞いて、人狼に一斉に銃口を向ける男達。
しかし人狼は男を捕まえ、自分の前に掲げます。
「待て!撃つな!撃つな!!俺に当たっちまう!!」
人狼は彼を男達に向かって投げつけると、
教会の外へ駈け出しました。
「奴を逃がすな!!
あいつは俺達の事を調べてたんだ!!
絶対に殺せ!!
毛皮にしてこのドアにでも飾ってやる!!」
「あっちへ逃げたぞ!!!」
人狼が走っていく方向には
一人の男が立っていました。
「おい、お前!そこをどけ!!」
しかし男は逃げるどころか
懐から銃を取り出し、
人狼目掛けて発砲します。
「グワアアアアッ」
血飛沫を上げながら倒れる人狼。
そこにトラックが走りこんできました。
「ウルフスベーン、早く乗って!」
人狼がそのトラックに捕まると、
トラックは急反転して逃げて行きました。
「逃がすな!追え!」
そう言って追いかける男たちに、
先程の男が問いかけます。
「ありゃ一体、何なんだ?」
「ミュータントだ。」
「あんな化け物が俺たちの街を走り回ってるのかよ。
あんた達はあいつらと戦ってるのか?俺も仲間になっていいかな?」
「もちろん大歓迎だ。お前の名前は?」
「ホアキン。ホアキン・ムリエタだ。みんなはジェイクと呼ぶがね。」
このジェイクと名乗る男こそが、すなわち潜入捜査を開始したリクターでした。そして…
「オッケー。奴らをまいたわ。サイクロップス、リクターは潜入に成功したみたいね。」
そう言うサイリーンの隣で人狼形態から戻ったレーンが愚痴っていました。
「あ~あ、この血糊、絶対洗っても落ちないわよ。しかもこの爆竹の痛さ…」
「聞こえてる?サイクロップス。」
「はっきり聞こえてるよ、サイリーン。ウルフスベーンは?」
「爆竹が痛くて仕方無かったわ。」
「本物の弾丸が当たった時はもっと痛いさ。」
X-FACTORと連絡を取っているサイクに後ろから声をかける人物が。
「よう、スコット。」
彼の生徒たちです。
「今話せるか?」

ここで舞台はテキサスのダラスにあるフォージの家に移ります。
雨の降る中、玄関に立つジェイミーとライラを歓迎するフォージ。
「マドロックスか、よく来たな。そっちの子は誰だい?」
「ライラ・ミラーです。」
「この子は、こっちの事情をいろいろ知っている人間だ。」
「その言い方、久しぶりね。他の皆はまだそうやって私の事を紹介してくれてるけど。」
「フォージ、そこに立ってると中に入れないんだが。ちょっと奥に行ってくれないか。」
彼の言葉を無視してライラがまっすぐ進みます。フォージの体をすり抜けながら。
それを見ながらフォージが言います。
「これも知っていたのかい?」
「あなたには影がなかったわ。
私が色々知っている事の半分は私自身が注意深く観察して得た結果なの。」
巨大研究施設そのもののフォージの家の中を進みながらライラがジェイミーに言いました。
「傘を持って来なかったのなら、私の傘の中に入れてあげてもよかったのに。」
「俺にそのハローキティの可愛い傘の中に入れって?
俺が今まで築き上げてきたイメージが崩れちまう。」
そうこうしているうちに二人はホログラフではない
本物のフォージが待つ中央区に辿り着きました。
「ようこそ、マドロックス、ライラ。あまり床を濡らさないでほしいな。」
傘を持って来なかったため雨にびしょ濡れだったジェイミーの体からは、
滴が垂れ落ちて床に水たまりができていました。
「悪いんだが、乾かす道具を持ってきてないんでね。」
「ああ、構わんよ。私がやろう。」
その瞬間、ジェイミーの前にハロゲンヒーターのような装置が現れ、
一瞬にして彼の体を乾かしました。
「凄いな。君の発明は兵器に関するものだけだと思っていたよ。」
「真実を知ってもらえて嬉しいよ。そこにある巨大な装置も一見威圧的な兵器のようだが、
実際はただのコーヒーメーカーさ。で、スコットからはどれぐらい聞かされている?」
「あまり。お前が情報収集のための新しい道具を発明したという事ぐらいしか知らないな。」
「それだけ知ってりゃ十分だ。」
コーヒーメーカーからコーヒーを注ぎながら、ジェイミーが聞きます。
「何を発明したんだ?」
「タイムマシーンさ。まあ実際は4次元を調査できるGPSだな。
私はこれを『クロナル・トレーサー(時空追跡機)』と呼んでいる。
次の課題はもっとコンパクトにすることなんだが、それはまだ実現できていない。」
「俺にいい考えがあるぜ。デロリアンを作ればいいじゃないか。」
(デロリアンとは1985年公開の映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に
登場したタイムマシーン機能を搭載した車の事です。)
「いい案だな。
さて、時の分岐点ってやつは無限の方向に広がっているんだがM-DAY以降、
ミュータントに関する全ての枝が…何て言ったらいいのか平行になってしまった。
様々な未来を探したが、どれも糞みたいな結果しか見つからない。
しかしだ。現在行方不明の赤ん坊が生まれてから枝が2つに分かれた。」
「そしてその調査員に俺が選ばれたという訳か。」

舞台はサンタクルーズの病院に移ります。
「急患です!!」
「一体どうしたの?」
「精神錯乱者が救急車の前に突然飛び出てきたんです!
避けようもなく彼を轢いてしまった!!」
奥にいた医師が看護婦の女性に伝えます。
「アメリア、彼をすぐに…」
その言葉を聞いた瞬間、担架の上に乗っていた患者が目を開きました。
「アメリア? アメリア・フォークトだな?」
「何…!?どうやってこの男は意識を取り戻したんだ!?」
「待って…この声は…」
「よう、フォークト。久しぶりだな。」
「ウルヴァリン!!」
「この方法が一番手っ取り早かったんでな。さて、ナース・フォークトさんよ。俺と一緒に…」
アメリアは霧化する自分の能力を使って、排気口から逃走します。
「おい、エルフ。奴が霧になって排気口から逃げ出した。」
通信機からナイトクローラーの声が聞こえます。
「もう準備は出来ているよ。」
排気口の先ではナイトクローラーとストームが待っていました。
「何…?うわ…っ!!」
ストームの起こした風によって、一か所に集められる霧化したアメリア。
「あなたに聞きたい事があって来ただけよ、アメリア。
私達はマローダーズ、そしてそれと現在同盟関係にあるアコライツを探してるの。」
「彼女を降ろしてあげなよ、ストーム。もうどこにも逃げないだろ。」
ストームが風を停止させ、アメリアは地面に落下しました。
「昔所属していたからって、今さらあいつらを庇う必要はないでしょう?」
「私はあいつらなんか庇ってないわ。本当に馬鹿な人たちね。
私はあなた達をあいつらから守っていたのよ。
でも仕方無いわ、あいつらの場所を知りたい?それなら最高の場所を教えてあげるわ。
これでやっと私も晴れ晴れした気分で生活に戻れるしね。あとは自分たちで頑張りなさい。
あなた達がやろうとしている事は地獄に向かう直行便よ。」

そして話はフォージの家に戻ります。
「二人の調査員をそれぞれの枝に送る。そしてそいつらが情報を持って帰る。」
「まあ、そんなところだな。」
「了解だ。ただ一個問題があるぞ。俺の分身が、俺の望み通りに動いてくれるとは限らない。
…まあ最善は尽くすがな。」
そう言ってジェイミーは、自分の分身を2体作りだしました。
「オーケー、お前ら自分の任務は理解してるよな?」
「ミュータントにとっての最重要任務を完遂させる。」
「俺は任務をこなすために生まれた存在だ。議論の余地はない。今すぐ始めよう。」
そのやり取りを見て
フォージが装置を起動させます。
「よし、まず一人目。
そこに立ってくれ。出発だ。」
一人目の調査員が装置の中央に立ちます。
「3…2…1…発射!」
その言葉と同時に一人目の分身ジェイミーが
煙を残して姿を消しました。
「無事に行けたことを神に感謝だな。」
そう言いながら二人目のジェイミーが本体
ジェイミーにコートを預けて装置に向かいます。
「よし、次。3…2…1…発射!」
しかし、そこにライラが走って行きます。
「何…!?ライラ!
お前、何をやってるんだ!!!」
「私も行く!」
「駄目だ!!!」
しかし彼らは装置から発生した
時空の渦に飲み込まれて行きました。
「ライラ!! おい、今すぐ彼女を元に戻せ!!」
「無理だ。この装置は片道切符なんだ!」
「片道切符だと!?
じゃあ一体どうやって俺の分身を戻す気だったんだ?」
「戻す気など始めからなかった。
どちらかが死んだ場合に実行する命令を精神波で脳細胞に埋め込んだんだ。
もし生きていれば彼らは既に知っているはずだ。」
「どういった命令なんだ!?」
「情報を集めたらすぐに自殺する。そうすると彼らの得た情報が君の脳内に即座に送られる。」
「何だと?貴様、精神操作をしたのか!!ライラにも死の宣告をしやがったのか!!」
「ライラには何もしていない。彼女の行動は予想外だった。」
「くそ…っ!!」
しかし次の瞬間、ジェイミーは意識を失い倒れこみました。
「マドロックス? おい、マドロックス!? ジェイミー!!!」

そして話は学園へ。
「ジェイミーの事もお前は知ってたのかよ?」
「そうだ、ロックサイド。私は知っている。」
「あなたはジェイミーの事が嫌いなのね。」
「別に嫌ってはいない。彼は貴重な存在だ。そして任務に必要不可欠でもある。」
「じゃあ、私達はいつ必要になるの?」
「私達は必要じゃないの?」
サイクを生徒達が囲んでいました。
「サージ!」
「あら、嬉しい。私の名前を覚えていてくれたんだ。」
「名前だけよ。能力なんか覚えてるはずがないわ。」
「緊急事態になると都合の悪いものは全て忘れるものね。」
「何で次世代の仲間に任務をくれないんだよ。俺達にはどうせ出来ないと思ってるんだろ?」
次の瞬間、サイクがロックサイドにオプティックブラストを放ちました。
「私は残された同種の半分同士が激闘を繰り広げるこの戦争の指揮をしなければならない。」
「戦争が起きてるんだったら、私達にも戦わせてよ。」
「いずれそうなるだろう。しかしまだ未来の話だ。」
「本当にその時が来たら、あんたは俺達にも戦わせてくれるのか?」
「ああ。しかしもし勝手に動けば、私達は君たちを
守るために意地でも連れ戻して厳しく叱るからな。
そして出来ることならば…君達の出番が来る前にこの戦争を終わらせたい。」

そして話はリクターに戻ります。
「セキュリティチェックが厳しい事は許してくれ、ジェイク。」
「おい、そりゃ何だ!?」
「そこで止まってくれ。」
「おい、だからそれは…」
ジェイクに銃を突き付けながら男が言いました。
「言っただろ。そこで止まってくれ。頼む。」
謎のモニターがリクターを調べます。
「もういいぞ。
ミュータントって奴は
狡猾な奴らばかりだからな。
スパイを送り込んでくるかもしれん。
そこで今お前さんのDNAを
調べさせてもらったが
完全に人間のもののようだ。」
「そんなものが調べられるのか。
これはあんた達が作ったのかよ?」
「買ったのさ。
我々の資源は君が考えているより
遙かに豊富なのだ。」
「いや、俺はあんた達の組織は結構…」
その時、男の横の大きな壁が動き始めました。
「そうだ、ジェイク。こっちへ来い。」
そう言われて壁の奥に行った
リクターが見たのは、一組織としては
異常なほどの数を揃えた
まさに武器の山でした。
「君はこのニューヨーク全体をまとめる
基地がこんな小さな教会だと思っていたのかな?
ここは我々の小さな拠点の一つに過ぎん。
ワシントンの基地を見せてやりたいよ。あまりの衝撃に腰を抜かすぞ。」


…何か今回の話だけみるとX-MENってヒーローというより明らかに下っ端の悪役ですよね。
現在は一般市民になった昔の敵を問答無用で襲い掛かり尋問。
仲間に重傷を負わせて病院に送り込む。
人権無視の片道切符の特攻隊戦術。
未来を担う生徒たちは、無視され続けて不良化。
その生徒たちに問い詰められて、問答無用で体罰で返す校長。
何か夢も希望もないやり方ですが、これでいいのかX-MEN。

まあ、それはさておき。
今回はX-FACTOR誌なので、リクターやジェイミーが思う存分活躍していましたね。
少し前までNEW X-MEN誌で活躍していたフォージが出てきたのも、
彼が昔X-FACTORに所属していたからでしょうか。(といっても同名の全く別の作品ですが)
果たして血も涙もない戦術で未来に送り飛ばされてしまった
ジェイミーとライラは帰って来れるのか?
生徒から少しも信頼されていない超クズ教師サイクロップスは信頼を取り戻せるのか。
まだまだ話は序盤。これからの展開が楽しみです。
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この記事に対するコメント
 
言ってることは結構いいことなんですが、
今までの行いと人徳のなさで、
全然説得力がないサイク……orz

メシコン後の「殺しも厭わない部隊」の指揮とか、
サイクどんどん冷酷な指導者になりつつありますね。
教授ほどに理想もってないからなあ。
【2007/12/17 20:31】 URL | ねこねこねこ #- [編集]
 
まだアポカリプスと同化した後遺症が残っているのでしょうか。
特に生徒達に対しては異常なまでに冷たく接してますね。
何で校長なんかやってるんでしょうか。
エマが真剣に生徒のことを考えている分、余計に疑問が生じます。
学校経営の方のリーダーをエマに完全に任せ、
自分は戦闘指揮に集中すればいいと思うのですが。
最近のサイクは色々と理解出来ない行動が多いです。
【2007/12/18 01:21】 URL | rise #r1y2oiqA [編集]
 
マーベルはシヴィルウォー後でアベンジャーズなどのヒーローを犯罪者のような立ち位置にしてメシコン後で映画のオールザキングスメンのようにサイク達X-MENをどんどん過激な方向に暴走させていくつもりなのですかね。
どんどんヒーローコミックは悲惨な方向に向かうよ!という姿勢を少し感じてあまりいい気分はしません・・それ以上にヒーローが己の正義を盲信しすぎて暴走していく最悪の展開は見ていて後味が悪すぎます。それで最後に責任を取るのなら納得が行くけど取らないから余計に性質が悪く感じます・・責任のないヒーローなんてただの無法者ですよ。
ちょっと愚痴になってしまい不快感をもたれたなら申し訳ないです。
【2007/12/18 14:07】 URL | 嘘800 #OARS9n6I [編集]
 
確かに最近のMARVELのヒーロー達は明らかに間違った方向に進んでいますね。
私の私見ですが、FF、AVENGERS、X-MENなどの団体さん達は
もう昔のような勧善懲悪のヒーロー像からはかけ離れていると思います。
あとは身近な存在のスパイダーマンが悪の道に走らない事を祈るのみですね。
【2007/12/19 22:31】 URL | rise #r1y2oiqA [編集]

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