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ASTONISHING X-MEN #22 [2007]
【2007/11/16 22:00】 アメコミ原書翻訳
「エージェント・ブランドが貴様にコロッサスを差し出すと言ったのか。」
「はい。」
「あいつも他の者共と同様、我らを子供扱いするか。
物事の道理をはき違えおって。弱者を殺すことは名誉ある行為。
表では微笑みながら裏で企み、そして相手を欺く。
地球人どもの感性に感化などされるからオルドは敗れたのだ。
お前は取引に従う振りをしろ。」
「仰せのままに。」
「そうだ、お前は時間を稼げ。奴らは私があの"報復者"を制御出来ていない事を知らない。
もはや今さら何が起ころうが、あれは2日後に発射されてしまうのだ。
今はただ時間を稼げ。X-MENにはもう残された時間は少ない。
ブランドの奴が本当にコロッサスを連れてくるか、あの機械がX-MENを連れてくるか、
もしくは奴らの死体が転がるだけか…我々はただ傍観しておればよい。」

遠く離れた森の中では、エマがデンジャーと対峙していました。
「理解できない?」
その瞬間、エマはデンジャーに吹き飛ばされます。
しかし身体をダイア化させたため、ダメージは受けていません。
「貴様ハ私ガ、ダイアヲ破壊デキナイトデモ思ッイルノカ。」
「あら、防衛本能で無意識のうちにダイア化してしまうのね。自分でも知らなかったわ。」
そう言ってダイア化を解除するエマ。
「ほら、これでいいでしょ?」
「コレハ何カノ罠カ。」
「いいからさっさと私を殺してみなさいよ。」
「クルーンハ、オ前達ヲ生カシテ連レテ来イト言ッテイタ。」
「そんなの気にする事はないわ。
私の皮膚をはがして肩からかけて、あいつを驚かせてやればいいじゃない。」
「貴様何ヲ企ンデイル?」
「私は今までずっと罪の意識にさいなまされてきた。
もしあなたが私の首を掴んでいるこの手を捻ってくれれば、私はやっと楽になれるのよ。」
その言葉を聞き、エマを投げ捨てるデンジャー。
「何故私を殺さないの?理由を言ってあげようかしら?」
エマは肩についた砂を払いながら冷静にデンジャーに語りかけました。
astonishing_x-men-22-1.jpg「それは、あなたが出来ないからよ。」
「私ガ人間ニ興味ヲ持ッテイルトデモ言ウノカ?」
「はぐらかさなくてもいいわ。
あなたはミュータントの殺戮を最優先に
プログラムされているのは知っている。
でも自分に正直になって
今までの結果を振り返ってみなさい。」
「私ハ、ウイングヲ…」
「彼は自殺しただけよ。
あなたはただそれを止めなかっただけ。
あなたはたった少しの経験で驚異の能力を
身につけ、形状変化すらも覚えた。
そしてあなたはX-MENを倒した。
でもあなたはその後、何をした?
あなたは何もせず去って行った。
私たちにとどめをさすこともなくね。
あなたは私の秘密を知っていた。
だから私はあなたに私を殺させなかった。
そして私もあなたの秘密を握っている。
機械のことは詳しくは
キティに聞かないとわからないけど、
あなたは私たちを殺そうとすると
抑制プログラムが起動するみたいね。」
そこでやっと息を吹き返したサイクが、近くの大きな石を持って立ち上がりました。
「エマ…私の後ろに隠れろ…。」
しかしエマはサイクを制しながらデンジャーに諭すようにこう続けます。
「あなたはその抑制プログラムには絶対逆らえない。
たとえ方法があってもさせはしないけど。」
状況が飲み込めないサイクがふらつきながらエマに聞きました。
「…どういう事か説明してくれないか?」
「一番の敵だった相手に、一途の望みを託してお願いをしていたところよ。」

一方、ベッドで重なり合っているコロッサスとキティ。
「キティ…僕は…」
「待って。まだ余韻に浸っていたいの。」
「あなたは私が思っていた以上にすごかったわ。」
とそこにアガネの従者がカーテンを開けて顔を出しました。
「アガネ様が日の出と共にここを出るようにとの事です。
我らの偵察部隊が、あなた方の友人であるローガン殿と接触しました。
もう少し情事をなさりたいのでしたら、あと1時間差し上げます。」
そう言って無表情にその場を去る従者。
「ですって。どうするのか今すぐ答えて。」
「一体どうしたんだい?君は何をそんなに焦ってるんだ…?」
「世の中なんて儚いもの。ここには無数の闘争と苦痛があふれているわ。
あなたはまだそういったゴミの様なものが、いつかなくなると信じているけど
人生そのものがゴミの様なものだって、あなた自身が気付く時が来る。
その幸せに耐え切れないほどに毎日が幸福…そんな世界が本当の楽園なんだと思う。
あなたは今それができる人。あなたはいつでも手に入れられるわ。
だって幸せはここにいるもの。でもいつかは…なくなってしまう。」
そう言ってキティは再びコロッサスに手を伸ばしました。

ビーストは雪原の上に立っていました。
周りには凍りついたスノーストライクの骸が転がっています。
「私はジェノーシャにいたことがある。
あの死にまみれた大陸で我々は死か生かの選別を受けていた。」
死体を眺めながらそう感慨深げに呟くビーストにブランドが言います。
「船がいる。」
ビーストの言葉を無視して現在の状況を伝えるブランドに
「悲しいが、それが自然の反応だろうな。」
とさらに独り言のように呟くビースト。
「考え事なら後で勝手にやってくれ。もしまだこいつらの生き残りがいたら厄介だ。
宇宙港を襲撃して、さっさと月面基地に着かなければならん。」
「いや、全く別の方法で船を手に入れられるようだ。我が友を探しに今すぐ戻ろう。」
そう言って走り出すビースト。
「感情論は何もいい結果を出さないぞ。もし頭の中が整理できていないのなら…」
「クルーンは我々が月面基地に向かっている事をすでに知っている。
だからこの様な氷の世界で我々を倒そうとした。今頃奴は基地の防衛を固めているはずだ。
今すぐ戻って、我がヒーロー達を迎えに行く。
奴が我々の攻撃に備えている間に、我々が先制で一撃を食らわす。その方がむしろ安全だ。
それと自分で体感した事がないのなら、、感情論を馬鹿にするな!」

舞台はまた変わり、ジャングルでは…
「身をかがめて移動しろ!!
奴らが仕掛けてきたらアルファ・クリー・フォーメーションで迎撃する!」
船を放棄し、敵地の中をさまようブランドの部隊が進軍していました。そこへ…
「信じられん…」
変形して巨大な乗り物となったデンジャーが現れ、その中からサイクとエマが出てきました。
「君たちはてっきり黒こげになったとばかり思っていたよ。」
「まあ似たようなもんさ。…何人残っている?」
「無傷の者は全体で13人だ。ただ移動手段を失った。」
「それなら連れてきたから大丈夫だ。」
「どこに行くというんだ?」

「あの機械め。失敗しおったな。」
「X-MENは輸送機に合流したみたいです。
ストライクチームは半分以上が凍り漬けになりました。
境界警備兵からは異常信号が発せられています。」
「それで?」
「まだあります。コロッサスとその仲間の一部の居所が一時的に不明になりました。
恐らくはアガネの下に行っていたのだと思われます。」
「くそったれ!!!!」
クルーンの部屋から机がガラスを突き破って飛んで行きました。
「あの女は100の予言よりも危険な存在だ。もしあの女の狂気が他に広がったら…
まだ奴らを尾行している偵察カメラは動いているか。」
「はい。」
「映像を映せ。」
そこには全員集合したX-MENの姿が映し出されていました。
「お前はこんな怪しい機械に私の部隊を乗せたのか?」
「あなたよりはよっぽど役立つわ。」
「こいつは殺人マシーンだぞ!!」
「能力だけをみればね。」
ブランドとエマの口論にウルヴァリンが口を挟みます。
「確かお前が奴らは駒だって言ってた覚えがあるんだがな?
なら別にどう扱おうと問題ないだろう?」
その横でロッキード(キティと仲の良いドラゴン)と再開し喜ぶキティ。
それを見てブランドが今度は彼女を睨みつけます。
「そいつに馴れ馴れしく触るな!!ロッキードは我々のものだ。
そいつはお前がX-MENに戻って以来、我々の偵察役として使用してきたのだぞ。」
「嘘…!?」
「あなたの不愉快さには私ですら驚愕するわ。」
エマの呆れたような皮肉にもブランドは一切動じません。
「この異星種の幼生形態であるドラゴンは様々な言語を理解するのだぞ。
そこらの愛玩用ペットと同じ訳がないであろう。」
ブランドの衝撃の発言を無視するかのようにサイクが話しかけました。
「ブランド、君のファイルにはアガネに関する情報が何もないな。」
「当たり前だ。
もしラスプーチンが言った様に、彼女の言葉が真実なら、そいつは存在を抹消されている。
私にはそもそも、そいつがまだ生きていること自体が驚きだ。」
「一度彼女と話す必要があるな。」
ここでビーストが、
「月が近付いてきたぞ。」
と伝えました。その言葉を聞き、さらに続けるサイク。
「もし彼女の予言の解釈が正しく、コロッサスこそがこの星を救う救世主ならば…」
「わからねぇな。
このガキと一緒にこの星は色々見て回ったが…」
「まだ私の事をアーマーと呼んでくれないんだ。」
「…俺はコロッサスがこの星を崩壊させてくれた方がいいと思うんだがな。」
astonishing_x-men-22-2.jpg「わかった、ところで皆。悪いニュースだ。
私達は月が防衛強化されていて
着陸できないと予想していたわけだが。」
その言葉にビーストが続けます。
「私はこんな言葉が言えたら
面白いだろうとずっと思っていたよ。
…これは月じゃない。」
そう。それは遠くからでは月に
見えるような巨大さを誇るミサイルと
その発射台でした。
「これが一つのミサイルなの?」
「10マイル(=16km)以上あるぞ…」
そしてその基地から多数の
迎撃機が出撃してきました。
必死にそれを避けるビースト。
「これ以上の回避は無理だ。」
「おい、何か方法はないのか?
"Man Who Fell to Earth"
(1976上映のアメリカ映画。
自分の星の危機を救うために
一人で異星から来た男の話)
の二の舞はごめんだぜ。」
ここでサイクが皆に向かってこう言いました。
「修理した小型機が一機あったな。お前たちは逃げろ。
私がそれで敵を引き付ける。エマ、補佐を頼む。」
「…わかったわ…そう…彼の言う通り、それがベストな案だわ。」
「私が奴らを引き付けて時間を稼ぐ。もし何かが起きても…私にはもう何の能力もないしな。」
その言葉にあのブランドですら驚きを隠せません。
「お前はリーダーだろう?」
「だから私がやるんだ。最も重要な事は我々の切り札をクルーンに悟られるなということだ。」
「リヴァイアサンのことね?」
「あれこそ我々の最後の望みだ。
リヴァイアサンが現れるまで出来るだけ派手な行動は控えなければならない。
ピート、君がアガネに再開するのはもはや困難だ。だからエマが代行する。」
「私は反対だわ!!」
「キティ?」
「この計画すべてに反対よ。あなたはこんな作戦なんかで人生を失う必要ないじゃない!」
それに対しウルヴァリンが
「エマが今テレパシーで説明してくれた作戦だと、なかなか面白そうだぜ。」
と笑いました。そしてブランドが
「この作戦は私の方が…」
と言いかけたところで
astonishing_x-men-22-3.jpg「夢見てんじゃねぇよ。…頑張れよ、サマーズ。」
と言ってサイクにエールを送ります。
「もし私が捕虜にされても、
構わず君たちはこの宙域から離脱しろ。…エマ。」
「何、ダーリン?」
「後の事は君に任せる。私を誇りに思ってくれ。」
そう言い残してサイクは一人、
大した戦闘力もない小型機で
敵陣真っただ中に突撃を開始します。
その光景を眺めながらキティが言います。
「私たちには何かできないの?」
ビーストが言います。
「奴らを地獄に送り込んでやれ、ボス。」
しかし…敵のレーザーが容赦なく
小型機を襲います。破壊されるコックピット。
宇宙服もなしで宇宙に放り出されるサイク。
「彼が死んでしまう…」
エマが悲しそうにそう呟きました。
「私が近くにいるわ…」
サイクにはもうその言葉は届きません。
薄れていくサイクの脳裏に
懐かしい声が聞こえます。
「また会えたわね…」
それはジーン。
「君はどんな未来を思い描いているのかね?」
それは教授。
そしてサイクの意識は次第に遠のいていくのでした。


サイク…!
一体何が起きてしまったんでしょうか、彼に。
ここまでリーダーらしく格好いいサイクはX-MEN史上50年の間で初めてかもしれません。
能力と一緒にヘタレ具合まで失ってしまったのでしょうか。
自分勝手。女好き。戦闘能力皆無。偽善者。よく洗脳される。よく気絶する。
サイクの特徴は、まさにヘタレの一言だったはずなのに。
こんな格好いいセリフ吐いて自己犠牲で大活躍のサイクなんてサイクじゃありません。
おそらく…いや絶対偽物です!

まあ、サイク批評はこれぐらいにしておいて。
ストーリーは相変わらず話がいたるところに飛び、
表現も難しい言い回しが多く、突然意味のわからない単語が出てきたりと難解を極めています。
直訳すると全く意味不明な文章になるため、相当の意訳を行っているのが実際のところです。
そのため原文とかなり表現が違う個所もあるため、もしかしたら
本来の意味と食い違っている箇所もあるかもしれません。その場合はご指摘ください。

話はいよいよクライマックス。
巨大な衛星サイズのミサイルにどう立ち向かうのか?
宇宙に放り出されたサイクの運命は?
そしてX-MENの切り札、リヴァイアサンとは一体何なのか?
コロッサスはこの世界にとって破滅を導くものなのか、それとも救世主となりえるのか?
様々な謎を残して次回に続きます。乞うご期待!!
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この記事に対するコメント
 
Astonishingは難しいですよね…
レビューして下さって本当にありがとうございます。
癖のある台詞回しやそこに含める意味の多さには、
私の乏しい英語力が悲鳴を上げてしまいます。
でも面白いから一生懸命読んでしまうのですが(笑)

#23を読んでやっと判る#22のあのシーンとか
話数を越えて判明する謎も多くて心憎いです。
そういえばカサンドラは結局どうなったんでしょうね。
エマの最後の台詞等気になる事いっぱいで続きが楽しみです。

#23のレビューも期待しています!
【2007/11/18 02:15】 URL | アトリ #oPL.xBuk [編集]
 
カサンドラですか…存在すら忘れてました。
最後に見たのって何か月前でしたっけ?

今回のシリーズが終わったらライターさんが変更するらしいので
今までの伏線とかが、またリセットされるかも。
そしたらカサンドラは二度と出てこない可能性もありますね。
まあライター様次第というとでしょう。
【2007/11/18 23:24】 URL | rise #r1y2oiqA [編集]

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