rise from dilapidation !!

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ASTONISHING X-MEN #19 [2006]
【2007/11/01 22:00】 アメコミ原書翻訳
「…希望。この子は大いなる希望の象徴となる。
…生きる意志。生きる権利。
我々は権利を持っている。
これは決して冒涜ではない。
真実の啓示なのだ。
我々の旅が安全なものとなるよう…」
そう言うと彼女は、赤子を乗せた
飛行船を静かに飛ばします。
しかしその船はすぐに空に
張り巡らされたシールドによって爆破されました。
「お許し下さい、アガネ様…」
「わかっていたわ…
子供たちの葬儀すら挙げられない…」
「DJEが張り巡らした巣のせいで、
数百もの死者が出ました。」
「そしてもし我々が死者を敬うことを、
"オープン・ハンド"の者が知ったら…
あの子は残していきましょう。
我々はあの子の命を尊重します…」
「はい。」
「あの者たちは我々の行動全てに反抗を示すはず。
あわよくば予言が成就し、我々に光が。」
「予言?貴女はそんなもの
信じていないと思っておりましたが…」
「もちろんだとも、ダフィ。たった一人で世界は救えない。
世界自身がそう望まなければ。」
彼女はそう言いながら宮殿らしき建造物の階段を下りていきます。
その先の広間にいたのは、数え切れないぐらい大量の負傷者達。
「我々は世界を飲み込む荒々しい波に立ち向かわなくてはならない。
私は預言者も、その予言の影響も信じていない。
しかしそれと同時に私は予言を馬鹿にはしていない。
私は終焉を見た。ここにある死の息吹を聞いた。
誰があのような非情で強大な者達を止められるのであろうか…
そして一体この世界の誰が我々を救ってくれるというのだろうか?」

宇宙を高速で駆け抜けるS.W.O.R.D.の艦。
その中でX-MENは戦っていました。
「彼らを止めなさい。」
その言葉と同時に敵と一緒に地面に
這いつくばせられるX-MEN。
「素晴らしいな…だだこの磁力は何なんだ?」
敵の一人…オルグが
ものすごい形相で彼女を睨みます。
「局所的に重力を変化させた。
手の付けられない暴れ者にはぴったりだな。」
その言葉を聞き、
今度は地面に倒れたままサイクが言葉を発します。
「エージェント・ブランド…10秒与えてやる。
今すぐ解除しろ。」
「しなかったら…?」
「こうよ。」
いつの間にか彼女の後ろに周っていたキティが
銃口を向けていました。
「この子に殺人経験はない。」
「私が誰だかも知らないくせに。」
「私の頭に弾丸を埋め込む気?」
「初心者を卒業出来そうね。」
「ここで貴様を消滅させるまで
重力を上げることも出来るのだが?まあいい、彼らを解放しろ。」
その言葉と同時に彼らにかかっていた重力制御が解けました。
「エージェント・ブランド!ラスプーチンが今ここにいる!!
こいつは俺の星を壊滅に瀕させた男だ!!ここで殺させろ!!!
奴の命が何十億の命よりも重要だというのか!!?」
オルグが立ち上がって抗議をします。
「却下する。ラスプーチンはまだ必要であり貴様は囚人だ。
貴様のロボットの仲間も同様にな。」
そう言って彼女は、オルグと一緒にいたデンジャーの方を向きます。
「貴様は具現化してすぐに、我々のコンピューターシステムを奪おうとしていたな。」
「オマエハ私ニ、ウィルスヲ転送シタ。シカシ、ソレラハ私ヲ殺セナカッタ。
私ノ精神ハコノ身体デ制御シテイナイ。地球全体ノ…」
「我々は地球をはるか過ぎたところを航行している。
つまりだ、お前が今入っているボディはもうすぐバグで使えなくなる。
お前に利用価値を見つけたら、あとで回復してやろう。」
ここでサイクが口を挟みました。
「何故だ?これは何のゲームだ?俺達は何故ここにいる?」
「ここは第θ象限669。ブレイクワールドへのサブルートだ。
このコースはもはや変更不可能だがブリーフィングに参加したいのならば…」
その言葉が終わる前にエマが質問をします。
「この船にサイキックはいないの?」
このやり取りに、巻き込まれて船に乗り込んだヒサコが不思議がります。
「何で皆こんな冷静なの?」
「よく覚えとけ。こんなの日常茶飯事だ。」
「それに我輩は自分達が冷静でいるとは思っていないぞ。
"冷静"というよりも"開き直った"という言葉の方が正しいだろうね。」
ウルヴァリン先生とビースト先生が、優しく状況理解の講義をしてくれました。

一方、敵の本拠地では支配者であるクルーンが戦闘訓練中でした。
「クルーン様、緊急伝言です。」
「誰からだ?」
「オルド大使からです。」
「あの無能の醜態振りは末代まで語られることだろうな。」
そう言いながら通信機を作動させるクルーン。
「我が主よ。あまり時間がありません。
私は現在ブレイクワールドへ突入しようとしているS.W.O.R.D.の戦闘艦に同乗しています。
コロッサスもまたこの船に乗っており…グアアアッ!」
そこでS.W.O.R.D.の兵士に狙撃され、オルドの通信が途切れました。
「奴らの艦は別ルートを使ったようだ。至急発見して破壊しろ。
我々は世界の支配者なのだ…」

そして舞台は再びS.W.O.R.D.戦艦内に戻り…
エージェント・ブランドが精神探査を受けているエマを見ながらサイクに話しかけました。
「これは探偵ごっこではないのだぞ。」
「わかってる。俺は自分の能力を使えなくなった。」
「フロストも同じだと?」
「わからん。」
「この作戦は状況に応じて様々な対応を取らなければならない。
もし彼女が脅威になりうるならば…」
ここでビーストが口を挟みます。
「エージェント・ブランド。エマはX-MENの一員だ。」
エージェント・ブランドとビーストが睨み合う中、S.W.O.R.D.の隊員が
「カサンドラ・ノヴァはここにはいません。」
そう言うのでした。

そして別の一室では、コロッサスとキティが二人きりで話をしていました。
「昨夜…私達は一緒だった。」
「ああ。」
「でもそれも幻。エマの演劇に過ぎなかった。あの化け物の…。
結婚して…子供を作って…あなたは私を騙したのね。」
「あれは幻覚で…」
「ええそうよ。私の幻想。悪夢。でも…彼女は知っていた。
あなたが私を振ったことを。あなたは私よりも他の誰かを取ったのね。
そしてあなたは一時的に死んだ事にして私の前から去った。
あれは今思えば最高の手段だったわね。でも私は……もっと時間が欲しかった。」

そしてブリーフィングが始まりました。
「ブレイクワールドのサイキック達…
奴らは自分達のことを
預言者と呼んでいるようだが、
そいつらが自分達の世界を破壊してくれると
言われているX-MENを探している。
ラスプーチン、
お前は我々と共に来て奴らを惑わして欲しい。」
「断る。俺は子供のときからブレイクワールドを
破壊する運命の下に生まれたのだからな。」
その言葉にその場にいた全員が
ぎょっとした顔で
コロッサスを見つめます。
「じょ、冗談だよ。空気を読めなくて悪かった。」
「それなら結構。現在預言者たちは
艦隊を率いてラスプーチンを狙っている。
オルドが収監する途中で脱走し、
奴らに連絡を取った。
艦隊は現在、我々の艦に向かって進んでいる。」
「お前の思惑通りだな。」
「そうだ。私の任務は奴らから地球を守る事だ。
現在そのために最も効率のいい方法は
奴らがたどり着く前にこちらがブレイクワールドに着くこと。現在のスピードならばそれが可能だ。」
「このプランは致命的な欠陥があるように見受けられるが?
ブレイクワールドの住人全てがピーターに気付くぞ。」
「そんなこと私が気付いていないと思ってるのか、毛玉ちゃん?」
そこにエマが現れます。
「遅れてごめんなさい。
エージェント・ブランドは自分が恐れているものの事をまだ話していないみたいね。」
「…ブレイクワールドはたった一つの主義の下に成り立ってる。
それは支配。暴力…戦争…虐殺…力によって支配者となった男、"オープン・ハンド"のクルーン。
「それがお前が恐れているって奴か?」
「それならどれだけ良かったか。
どこか…おそらくは彼らの星の衛星上に防衛網が敷いてある。ミサイルがね。
このミサイルは簡単に地球を破壊できると断言していい。
地球の技術ではこれを防ぐ手段はない。
私は何故奴らがここまでラスプーチンに固執するのか分からない。
予言で決まったなんてくじみたいなものだしな。
でも私はお前達を冗談半分で誘拐したわけじゃない。そんな余裕はない。
私がお前達を誘拐した理由はただ一つ。スーパーヒーローが必要だったから!」
しかし彼女が話している間に、事態は深刻になっていました。
S.W.O.R.D.の船はいつの間にかブレイクワールドの大艦隊に包囲されていたのです。
「じゃあ、プランAをもう一度説明するわ。彼らが見つける前に私達が到着する。
そしてミサイルを見つけて使えなくする。」
そこに隊員が走ってきました。
「エージェント・ブランド!」
「何!?」
その瞬間、大艦隊から発射されるミサイルの嵐。
それは容赦なくS.W.O.R.D.の船を直撃します。轟炎が上がる中、サイクが聞きます。
「プランBは何かあるのか?」
「そうだな、今すぐ全員殉職ってところか?」
「じゃあプランCは?」

"UNSTOPPABLE"第1話。
ここ最近のX-MEN系列誌の中で、最もストーリーが複雑で難解な作品です。
この作品は#19ですが、何と#1~#18の全てのストーリーが伏線となって張り巡らされており、
はっきり言いますが、この作品から読んでも何を言ってるのだか絶対分からないと思います。
ですがまあ一応、超簡単に補足説明を。
S.W.O.R.D.とはSentient World Observation and Response Departmentの略であり、
一応はあのS.H.I.L.E.D.所属機関の一つです。
そしてそこを任されているのがエージェント・ブランド。
彼女はブレイクワールドという星が地球を狙っている事を知り、
それを防ぐために策略を練ります。
その一端として敵の大使であったオルドを捕え、ある理由でX-MENにぶつけました。
そしてオルドと、その仲間であるデンジャーがX-MENと戦闘に入った途中で、
X-MEN共々船に収監してしまいます。
そのため、今回の冒頭でいきなり船内で戦闘という事になったわけです。
またブランド本人も言っていますが#18までにおいて、
散々コロッサスが重要人物として描かれているのですが、
それが何故なのかは現時点ではさっぱりわかっていません。
これは今後明かされるのでしょう。
また#17においてサイクは能力を失っており、
現在トレードマークのバイザーは装着していません。
また、何故かコスチュームも昔のバージョンを着用していますのでパッと見、
誰だかわからないかも。
そして#18までにエマはカサンドラ・ノヴァという敵に操られ、X-MENを惑わしました。
そこでキティは心に傷を追い、エマを凄まじく憎んでいる現状です。
他にも物凄い数の伏線があるのですが、とても書ききれませんので、
必要最低限のこれぐらいで。
これでもまだ足りないぐらいなので、出来れば#1~#18を読んでから
この作品を読むことを強くお勧めします。

最後に。
今回出てきた学園の生徒の一人であるヒサコ。
彼女はこの作品において、
しょっちゅう事件に巻き込まれる子で、
今回も#18までに巻き込まれたまま、
ついでに船に乗ってしまいました。
次々に起こる急展開にパジャマ姿のまま
ビックリしている姿はなかなかかわいいです。
またこの子はX-MENの歴史においても珍しい
「誌面上で日本語表示でしゃべった子」であり
私の今後のイチオシキャラです。
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