rise from dilapidation !!

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GUARDIANS OF THE GALAXY #11
【2014/02/21 00:52】 アメコミレビュー
guardians_of_the_galaxy_11.jpgロケット・ラクーンが開発したシステムで、
宇宙列強国家間の秘密会議の内容を知った
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(以下GoG)。

それはシーアーの皇帝であるグラディエーターが
地球に再び姿を現したフェニックスの依代である
ジーンに対し、かつての罪を裁くために
彼女を捕らえようとしているという内容。
ジーンというミュータントは死んだはずなのに
何故そんな情報が?何かの嘘ではないのか?
その情報に疑問を持つGoGですが、
地球上にシーアーの宇宙船が姿を現したことで
その疑問は確信に変わります。

シーアーの宇宙船を追って地球に向かうGoG。
そして地球に降り立った彼らは自らの素性を明かします。
「我々はガーディアンズ・オブ・ギャラクシーだ。」
しかし彼らの前にジーン・グレイの姿はありませんでした。
「我々はここに……しまった、遅かったか。」


全く同じ場面を前回はALL-NEW X-MEN側の視点から描き、
今回はGoG側の視点から描いています。
なかなか面白いやり方ですね…ってこれ、前にもやったネタだ!!
前にUNCANNY X-MENALL-NEW X-MENで同じシーンを
両側の視点からそれぞれ描いて面白かったってレビューしましたけど、まさかまた同じ手法をやるとは!
しかも同じ場面の筈なのに昼夜逆転してるっ(笑)!!編集部、そういう所はしっかりチェックして!

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ALL-NEW X-MEN #22
【2014/02/20 22:13】 アメコミレビュー
色々あって現代のX-23も仲間入りした若X-MEN。
そんなある日、食堂で一人ハンバーガーを食べていた若エンジェルの横に若サイクが座りました。
そこに偶然若ジーンも姿を現します。エンジェルを挟んで黙って食事をする若サイクと若ジーン。
二人の異様な重苦しさに若エンジェルが不安げな表情をしていると突然二人が大声で叫び合いました。
「出てってよ!!」
「何だよ!!」

未来から来たジーン(ゾーン)と意思を共有させ、自分の未来に起きたことを知った
若ジーンの事を案じるサイクですが、それを口に出さず自分の心の中だけで留めていた事で
かえってジーンは無意識にその心を読んでしまい、言いたい事は言えと怒ります。
しかし内気な若サイクは勝手に心の中を読むなと大激怒。
気にしてくれなくても自分で何とかできると若ジーンも逆ギレして出て行きました。
二人の大喧嘩の真ん中にいた若エンジェルがハンバーガーをかじりながら呟きました。
「嫌な感じだね。ボビーならこの状況を楽しめそうだけど。」

そんなボビーは自分の能力が最大限に生かせる雪に囲まれた
新エグゼビア学園の校庭で楽しそうに歌を歌いながら寝っ転がっていました。
しかしそこに突如謎の軍団が空から襲来します。
地球の言語とは思えない言葉を発しながらアイスマンに襲い掛かる謎の兵士達。
キティ先生率いる若X-MENとX-23がそこに駆けつけます。
「シーアー!?」
謎の集団の正体に気づいたキティですが、彼らは若ジーンに狙いを定め、攻撃を仕掛けます。
泡状のエネルギー体に包まれた若ジーンはそのまま彼らの宇宙船に連れ去られてしまいました。
「何で!?何でシーアーがこんなことをするの!?」
驚き叫ぶキティに若ビーストが尋ねます。
「彼らを知っているんですか?」
「彼らはシーアー!私達の同盟相手よ!少なくとも私はそう思ってた。
何故彼らはジーンだけを連れて行ったの?何故私達に何も言わずに去っていったの?」

嘆き悲しむ若X-MEN達の前に、また別の宇宙船が高速で飛来してきます。
次は何かと身構えるX-MEN。しかし中から降りて来た集団のリーダー格が彼らに言いました。
「我々はガーディアンズ・オブ・ギャラクシーだ。我々はここに……しまった、遅かったか。」
all_new_x-men_22.jpg


今年の夏の映画に合わせてガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとのクロスオーバーが始まりました。
取りあえず人気が出そうなものには何でも便乗しようというMARVELのその精神、嫌いじゃない(笑)。

ただ前にも書きましたが私はコズミック系のキャラに疎いので、
正直ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー誌を今まで読んだ事がないんですよね。
なので「我々はガーディアンズ・オブ・ギャラクシーだ!」と言われても、お前ら誰だよ状態で…
ま、そのうち調べておきますか。

一方で若サイクと若ジーンの仲は、かなり険悪な感じに。
サイクが身を案じてるのに、それに逆ギレする若ジーンが悪いわけですが、
ここにきて何故かX-23が若サイクとよく抱き付き合うという謎の行動をすることにより三角関係発生…?
若サイクとX-23が恋仲になると、サイクさんとウルヴァリンさんが何とも言えない顔をしそうなので
私としては是非くっついて欲しいです(笑)。

そんなこんなで宇宙の悪の根源と見なされたフェニックスの憑依体である若ジーン。
シーアーに問答無用で連れ去られましたが、
もうそのまま放置でいいんじゃないかな…ってな訳にもいかないので、
次回からGoGと共同で救出劇が始まるのでしょうか。
あまりしっかりレビューする気はないので、適当に読んでいきます。

CABLE #29
【2014/02/18 22:20】 アメコミレビュー
cable-29.jpg久しぶりに少し前の作品をレビュー。
これは1996年の作品ですね。
AGE OF APOCALYPSEの世界から
次元を超えてこの世界に現れたネイト・グレイ。
遺伝子的には自分と全く同じ存在である
彼に接触したケーブルがネイトとは何者なのか
教授やモイラに相談するというストーリーです。

この頃のCABLE誌の作画を
担当していた方の絵が実に見事で、
毎回楽しみにして買っていたのを覚えています。
しかも今回は作中にサイクも出てきて
サイクファンには更にお得感。
やっぱサイクとケーブルは
お揃いの青タイツに黄色の装着具ですよね。

で、ネイトの似顔絵を描いて
一体何者なのかと思案にふけるケーブル。
…似顔絵可愛いすぎだろ(笑)!
未来で戦争に明け暮れてたはずなのに、
いつの間にそんなポップな絵柄をマスターしたんだよ?
ケーブルのあまりにイメージと
かけ離れた絵心に笑いが止まりません。
地味に鏡台に置いてある香水とかもイメージに合わないし…

UNCANNY X-MEN #15
【2014/02/17 23:55】 アメコミレビュー
新エグゼビア学園のマジックの部屋にカッコウズとテンパスが入ってきました。
「考えたら私って何にも着る服が無いんです。」
テンパスの第一声に続けるカッコウズ。
「って言うか私達って何にも持って無いのよ。」
彼女達が年頃の女の子として当然の不満を打ち明けているところに、
最近この学園に来たばかりの若ジーンが通りかかりました。
テンパスがそれに気付き声を掛けます。
「あ、ジーン・グレイ!」
「何?」
「こっちに来て!私達は外に出て買い物をしなきゃいけないと思うの。」
「そういえばそうね。私も1963年から同じ服を着続けてるし。」
彼女達の会話にマジック先生が言いました。
「わかったわ。必要なものをリストにしておいて。私が買ってくるから。」
しかしその言葉に意味ありげに笑みを浮かべる生徒達。
「何?」
マジック先生の質問にテンパスが答えます。
「私達はショッピングに行きたいんです。」
他の女子達も一斉に口を揃えます。
「普通の人達みたいにショッピングがしたいわ。」
「同年代の女の子達みたいにね。」
そしてセレスティに至っては、ひざまずいてマジックにお願いを始めました。
「わかったわよ。じゃあ行って来なさい。」
「先生も来てよ。女子会しようよ!」
「それは私に言わないでエマ・フロストに言いなさい。彼女の許可が要るわ。」
そして彼女達はエマの部屋に向かいます。

凄まじい寝相で寝ているエマ。
彼女達がそれを見て笑っているとエマが目を覚ましました。
「さっさと出て行きなさい。」
「買い物に行きたいの。」
「ああ、そう。いいわ。そうよね。わかったわ。」
寝ぼけながら即答するエマ。しかし生徒達は彼女に訴えます。
「でもどこに行けばいいのかわからないし、お金も無いわ。」
「お金ね…はいはい。」
そう言うと彼女はクローゼットを開け、中から大きなバッグを取りだします。
そこから出てきたのは大量の札束。
「すごい…」
「うそ…」
「これあなたの?」
その光景に衝撃を受ける少女達に、札束をポンポンと渡しながらエマが言います。
「私達はチームよ。だからこれはあなた達のものでもあるわ。まあ私のものだけど。」
「どこからこんなお金を?」
「私はヘルファイアクラブのホワイトクイーンだったのよ。
世界最高の高級上流クラブのね。お金を持ってて当然でしょう。」
興奮する少女達を見ながらエマが部屋から顔を出して叫びます。
「プライド!着替えて!私達と一緒に来て!」
uncanny_x-men_3rd_15_1.jpg

サイクと一緒にカリキュラムを整理していたキティが何事かと驚きます。
「新しいミュータントでも見つかったの?それともセンチネル?」
サイクも心配そうにエマに聞きます。
「私も行こうか?」
しかしエマはボサボサの髪のままサイクに言いました。
「あなたは結構よ、サマーズ。彼女に言ったの。買い物に行って来るわ。」
状況が良く理解できないキティに若ジーンが訴えました。
「プロフェッサーK。私は他の女子と一緒に買い物に行くの初めてなの。
私一人じゃ、あのステップフォード・シスターズと一緒なんて無理よ。」
後ろからセレスティが言います。
「聞こえてますけど。」
「知ってて言ってるのよ。」
若ジーンは悪げも無くそう答えました。


…ってな感じで今回は新エグゼビア学園の女性陣が
買い物をしたり女子会で盛り上がったりする話に。
結局A.I.Mの騒動に巻き込まれて散々な目に会うオチだったりしますが、
戦闘風景ばかりのX-MENでこういった日常が描かれるのは稀なので、とても楽しめました。
っていうか「女子会」なんて単語、X-MEN史上初なんじゃないでしょうか。

でも両手に札束を握り締めて歓喜する少女達ってどうなんだろう(笑)?
エマ先生、教師としてその軽率な行動は如何なものかと思いますよ。
まあ、こんな格好で寝てる教師が何を言おうが威厳もクソもあったものじゃないですが。
uncanny_x-men_3rd_15_2.jpg
サイクと寝てた頃は寝相も良かったんですけどねぇ。男がいないとこうなってしまうのか…

普通に若X-MENも合流後の話みたいで若ジーンも参加。
カッコウズとの不仲も、今回はコメディタッチに描かれています。
何かあの子の性格上、他の生徒達と万遍なく仲が悪そうな感じでしたが、
意外と新エグゼビア学園に解け込めてるようでよかったよかった。
もう最近は敵も少なくなったし、毎回こういった話でも私は満足なんですけどね。

2014/2/20 追記
よく見たら、上記で「A.I.Mの騒動に巻き込まれて」と書きましたが、
この騒動というのはA.I.Mは関係なく、この時期に行われていた
巨大クロスオーバー作品「INFINITY」の作中で人間が
インヒューマン化するという事件が発生しており、その事件に遭遇しただけのようです。
全く説明無しで他誌のネタを引っ張ってきやがる…っ!

WOLVERINE and the X-MEN #39
【2014/02/16 22:01】 アメコミレビュー
BATTLE OF THE ATOM 後日談。

S.H.I.E.L.D.が秘密裏にセンチネルを製造している事実を知ったウルヴァリン。
そこで彼はある山奥にある秘密工場へ単身潜入します。
しかし兵士達を倒しながら突き進む彼の前に予想外の展開が。
「ぐわああっ!」
突然前の部屋から紅い閃光によって吹き飛ばされてきたS.H.I.E.L.D.隊員。
見慣れたその光景にまさかと思いながら彼がその部屋に突入すると…
wolverine_x-men_39.jpg
「やあ、ローガン。」
そこにはS.H.I.E.L.D.の隊員を全滅させて立つサイクロップスの姿が。
彼もまたウルヴァリンと同じことを考え、そして彼より先に侵入していたのです。
早速いがみ合う二人。
しかしその部屋のさらに奥から聞こえてきた物音に、二人は自分達の問題は後回しだと言って身構えます。
壁を破壊しながら現れたのはS.H.I.E.L.D.製のセンチネル。
二人は自分達に襲い掛かる脅威に立ち向かいます。

しかしその中でサイクはウルヴァリンのヒーリングファクターが機能しなくなっていることに気付き、
ウルヴァリンもまたサイクがかつてのようにブラストを放てないことを知ります。
二人は仕方なく力を合わせ、その場から撤退することにしました。
だが彼らが逃げた先は外部に情報が送れないほどの山の最深部。
完全に逃げ場を失った二人にセンチネルが迫ります。
「自分は一介の教師ですってあの殺人ロボットに言ってみたらどうだ?」
そう言うサイクに、
「その必要はねぇ。そんなのは既に試し済みだ!」
ウルヴァリンがそう叫びながらセンチネルに特攻していきました。
「…くそっ!」
サイクもそれに続いてセンチネルに向かっていきます。


平行で学園で起きた事件の話も進行しているのですが、あまり興味ないので割愛。
こんな流れで次回が気になる続き方になってます。
結構行動が早い二人。S.H.I.E.L.D.がセンチネルを作ってると知ったらすぐに調べに行ってたんですね。
BOAに続いてここでも二人は共闘。
しばらくはこの「二人の問題は取りあえず後回しだ!」を続けていくのかな。
なんか「お前を倒すのは俺だから!」って言いながらいつも一緒に戦ってくれる
日本の漫画のライバル系キャラの言い訳と似てますね。
結構息の合ったコンビネーション見せてるし。
しかし今回で互いに、能力が壊れていることを知った二人。
今後の関係に何か影響していくんでしょうかね。

あと最後に、サイク強すぎ。
いくらなんでも一人でS.H.I.E.L.D.隊員を全滅って…

ALL-NEW X-MEN #18
【2014/02/15 20:11】 アメコミレビュー
BATTLE OF THE ATOM 後日談。

マジックとサイクと共に雪に埋もれた彼らの秘密基地に案内されたキティ先生と若X-MEN達。
「新エグゼビア学園へようこそ!」
そう言うサイクと共に、先立ってサイク側についていたエンジェルも彼らを歓迎します。
「元ウェポンXの基地ですって?
確かにウルヴァリンがあなたを探すなら、ここは地球上で最後に探す場所でしょうね。」
「悪くないだろう?」
「さすがはスコット・サマーズといったところかしら。」
サイクとキティが会話をする横で新エグゼビア学園の生徒達も改めて若X-MENと挨拶を交わします。
しかしカッコウズのセレスティだけはジーンに突っかかりました。気が合わない二人が早速いがみ合います。

そして新エグゼビア学園のシステムをベンジャミンから聞いていた
若ビーストのところにはマグニートーが近づいてきました。
「マグニートー!」
「私もそのシステム構築に携わったのだ。聞きたい事があれば聞けばいい。」
「そ…それはどうも。あの…一つだけ…」
「構わんよ。」
「その…なかなか悪くない仕事っぷりというか…」
「続けたまえ。」
「何というか…格好いいなと。」
「格好いい?」
「マグニートーという存在は少し前まで僕達を殺そうとしていた人物だったから…」
「そうだったな。」
「こんな風にあなたと横で話しているというのが不思議でしょうがなくて。」
「いいたい事は分かったよ。」
そう言って去っていくマグニートーと入れ替わりに
ジーンがカッコウズと仲良くなれそうにないと愚痴を言いに来ました。
しかしジーンに冷たく接するビースト。
彼は自分と逃げようといっておきながらサイクと逃げたジーンが許せなかったのです。
そして激しい口論に突入する二人。しかしその後ろには若サイクも立っていました。
「プロフェッサーKが外に来いだって。」
彼はそう一言告げると、気まずそうに立ち去りました。

そして雪のグラウンドに立つマジックとキティの前に彼らが集まります。
「やってちょうだい。」
キティの声でマジックが剣をかざすと、若X-MENのコスチュームが新しいものに変わりました。
all_new_x-men_18.jpg
「前から新しい衣装を欲しがってたでしょう?」
キティの言葉にエンジェルが興奮しながら感謝の言葉を述べます。
「ありがとう!新たな(ALL NEW)X-MENの誕生だ!」
しかし若ビーストは今時分達の身に起きた事象が理解できずマジックに質問します。
「このコスチュームはどこから出てきたんです?」
「魔法よ。」
魔法のひとことで片付けられたビーストは釈然としない様子ですが一応納得しました。
そしてキティ先生が新たな学園で生徒達に伝えます。
「ここで訓練に励みなさい。チームとして。個人として。ミュータントとして。
そしてもちろんこの世界の一員として。」

まあ、こんな感じで始まった第二幕。
作中でエンジェルが本誌のタイトル名を口にしますが、
ずっと過去から来た時のままだったコスチュームもついに新調され、
むしろ今までがプロローグで、本作から本編スタートといった印象も。

しかしサイクのコスチュームも前にマジックが出してたし、
この新エグゼビア学園の制服デザイン担当はマジックなんでしょうかね。
正直サイクのコスチュームは相当奇抜でしたが、若X-MENのコスチュームはSFチックで格好いい感じ。
この後、宇宙に行く話が控えているので、それを意識したのかな。

冒頭のサイクとキティの会話や、中盤のマグニートーと若ビーストの会話は面白かったですね。
サイクの発想を褒める表現が「だからスコット・サマーズ」という言い方。
そして過去ではマグニートーと戦っている最中の若ビーストが、
恐る恐るマグニートーに話しかける描写。
そりゃ「今は仲間だから」と言って紳士的に近づいてきても
自分達の時間軸では最凶の敵の一人な訳だから若ビーストも緊張したでしょうね。

そして今回一番笑ったのが若ビーストの質問に対するマジックの回答。
その名もMARVEL伝家の宝刀「魔法」。
何故という質問に対し、理由を述べずに相手を黙らせるって本当に反則過ぎるだろ(笑)。

X-MEN BATTLE OF THE ATOM #2
【2014/02/14 23:42】 アメコミレビュー
BATTLE OF THE ATOM 最終話

地表に向けて大量のミサイルを発射するヘリキャリアの中でマリア・ヒルが叫びます。
「何が起きた!?誰がボタンを押した!?私は指示を出していないぞ!」
「誰も押していません!全て自動で発射されています!」
「今すぐ停止させろ!X-MENと全面戦争になるぞ!」

降り注ぐミサイルの雨を必死に迎撃する未来と現在のX-MEN連合軍。
しかしそれに参加せず、冷静に状況をみつめる二人の人物の存在が。
『制御システムを回復させようとしているようね。』
『私が装置を抑えている限りは何も出来んさ。』
ソーンとエグゼビア…今回の黒幕の二人がテレパシーで
会話しているところに未来のフェニックスが襲い掛かります。

「見たか!常にこうだ!ミュータントは絶滅するまで狩られ続ける!
今!ここで!この悪しきサイクルを断ち切るのだ!
そのために我々は時間を超えてやって来たのだ!我々と共に立ち上がれX-MEN!
我らブラザーフッドに加わり、我等の手で未来を書き換えようじゃないか!!」
ミサイルの雨の中で未来ビーストが訴えます。
「今この時こそがミュータントの歴史にとって最も大きな分岐路なのだ!
私を見ろ!みな私を知っているだろう!
我が名はヘンリー・マッコイ。初代X-MAN。始まりの時よりここにいた。
そしてみなに伝えよう…我らは破滅に向かっている。我が目で見てきたのだ。
我らは死と破壊に向かっている。我らが…」
しかしそこで彼の演説は終わりました。一本のレーザーが彼を貫いたのです。
X-MENの前に姿を現したのは巨大なセンチネル。それはS.H.I.E.L.D.が保有する新型でした。
ゾーンと戦っていたフェニックスが彼女を捕まえたままセンチネルに突撃し、
それを破壊して回ります。しかしフェニックスとは本来ジーンに宿っていた存在。
お前は"それ"に愛されていないと言い捨てゾーンは彼を倒します。

一方、未来エグゼビアは未来コロッサスと戦っていました。
先の戦いで彼に傷を受けたエグゼビアは復讐とばかりに彼の精神を痛めつけます。
心を失い倒れる未来の兄を見てマジックが怒りに震えます。
ダークチャイルドと化した悪魔がエグゼビアに向かっていきました。

battle_of_atom_10_1.jpg「私達はプロフェッサーXが私達のために
築いてくれたものを全て失った。
完全に道を見失ったのよ。
誰がそれを責められるかしら。そうでしょう?」
そう言ってゾーンが振り返った先には
それぞれのX-MENを束ねる指導者…
サイクとウルヴァリンが立っていました。
「あいつを倒すぞ。躊躇ってる余裕は無い。
あいつは俺達のジーンじゃねぇからな。」
「彼女は決してお前のものではなかったがな。」
相変わらずいがみ合いながらゾーンと対峙する二人。
「お前達の小競り合いのせいで、
お前達のふざけた分裂(スキズム)のせいで…
お前達が私達をここまで追い込んだ。
私を本来の道から踏み外させた。
お前達が自然の摂理を破壊したのだ。
お前達こそが全ての元凶だ!!」
ゾーンの攻撃で吹き飛ぶ二人。
ゾーンは両手に怒りの炎を纏いながら
倒れた二人に向かって歩み寄ります。
「"愛しき者達"よ、周りを見るがいい。
お前達X-MENが引き起こした狂乱を見るがいい。
お前達が私にした事を見るがいい!お前達の大事なジーン・グレイを見るがいい!!」
ウルヴァリンがゾーンに向かっていきます。
「確かに俺達はおかしかったかもしれない、ジーン。スコットの野郎は今もだが。
だがまだお前を変える時間はある。全てを変えるチャンスがな。
世界を変えて見せるさ、ジーニー。日々変わってるんだ。俺の学園を見てみろ。」
「未来を救った気、ローガン?私は未来を見た。私こそが未来。
上手くいったのなら私はここにいない!誰も救えなかったのよ。
我らを憎む人間以外はね。化物だけが永遠に生き残る。
あなたでさえ、いつかは死ぬのよ、ローガン。私は泣きながらあなたに哀悼を送ったのだから。」
そう言ってウルヴァリンを吹き飛ばすゾーンに今度はサイクがブラストを撃ちこみます。
「ジーン、諦めるなんて君らしくないな。私の知っているジーンはそんな人物ではなかったが。」
「そのジーンは死んだのよ、スコット。…いいえ、そもそも存在すらしていなかった。
私こそが唯一のジーン。そして私は彼女のようにあなたを愛しはしない。
私は彼女のように愛さない。何もね。
こんなことはしたくなかった。誰も傷つけたくなかった。でもあなた達は真実を知ってしまった。
私は彼らをいた場所に戻そうとした。自分自身を戻そうとした。でもそれは出来なかった。
何故?あなた達は何をした?…お前達は何をしたの!?
何故私は戻れなかった?何故私は自分の時間に戻れなかったの!!!」
サイクとウルヴァリンを叩きのめしながらそう叫ぶゾーン。

しかしそこに援軍が到着しました。過去から来た初代X-MENの5人です。
激しい口論を交わしながら戦う過去のジーンと、その未来の姿であるゾーン。
「お前は勝てるつもりでいるのね、ジーン。未来に備えているつもりでいるのね。
どれだけそれを信じたいか。でも約束するわ。
あなたの仲間の力を結集したところで…それでも足りないのよ。」
そう言うとゾーンは己の中のエネルギーを体内に凝縮させていきます。
「さようなら、ジーン・グレイ。せいぜい頑張りなさい。」
そして彼女はセンチネルやヘリキャリアを巻き込み、壮絶な自爆を遂げました。

灰燼と化した基地の跡にヘリでマリア・ヒルが降りてきます。
「X-MEN!私はS.H.I.E.L.D.司令官マリア・ヒル。
武装解除しろ。さもなくば発砲する!…X-MEN?」
しかしそこに彼らの姿はありませんでした。
既に彼らはマジックのテレポートでジーン学園に避難していたのです。
もう過去に戻った方がいいと言うウルヴァリン。
しかし若X-MENは何らかの理由により自分達が過去に戻れない事実を伝えます。
そこで現代のサイクが言いました。
「その子達の問題よりも我々の不仲の問題よりも、より深刻な問題がある事が分かった。」
その言葉にウルヴァリンが続けます。
「S.H.I.E.L.D.か。」
「その通りだ。S.H.I.E.L.D.は我々を殺そうとしてきた。
S.H.I.E.L.D.は独自のセンチネルを有している。今すぐに対応しなければ。」
「お前の言う通りだ。ただしそれはお前の仕事じゃない。
今のお前にはそんな道徳的権威は無い。スリム。」
「それは君もだろう、ローガン?我々が殺してきた者の数を比較するか?
恐らく君の数を数えるには電卓が必要だと思うが。」
「お前が殺したのは本当に必要だった人物だ。」
「そして君がその人が任命した後継者だと?ウルヴァリン教授。
その響きがどれだけ滑稽なのか、自分で気付いているのか?」
「言われるまでもねぇ。毎日毎日起きるたびに気付かされるさ。
でも俺がドアを開けると、そこには助けを求めるミュータント達が俺を囲んでるのさ。
ウルヴァリン教授か。笑いたけりゃ笑えよ。
だがここにいるのは俺のX-MENだ。そしてここは俺達の学園だ。」

そして。
未来から来たX-MENは戦いの中で亡くなった者達も含めて未来へ帰っていきました。
ただ逃走した未来のエグゼビア率いるブラザーフッドを追うため、
キメラだけはジーン学園に残る意思を母であるストームに伝えます。

またその夜。キティが学園に不満を訴えました。
「私があなた達を最も必要としていた時…あなた達に信じて欲しかった時…
あなた達は何もしてくれなかった。
初代X-MENがあなた達を求めていた時に…あなた達は何もしなかった。
私はもうここにはいたくない。ジーン・グレイ学園を去るわ。」
教師として若X-MENに一番接していたキティは、ウルヴァリン達の行動が許せなかったのです。
「どこに行こうというの?」
ストームがそう聞くとキティは若X-MENの方を向きました。
「あなた達を教えると約束したけど、私はここを出なければいけないの。」
「なら僕達もついていくよ。」
若サイクがそう言い、若ジーンもキティに言います。
「私達も既に話し合ったわ。ここにはいられない。」
「そう、なら彼らに準備が出来たといって。」
キティがそう言うとジーンが言いました。
「彼らはもう知ってるわ。」
その言葉と同時にテレポートで彼らの前に姿を現したのはサイクとマジック。
苦々しげに自分を睨むウルヴァリンにサイクが笑います。
「さようなら。」
キティはそう言うと生徒達を連れサイク達と共にジーン学園を去っていきました。


………あれ?これで終わり?
重要な場所を読み飛ばしてしまったのかな。
何で未来ジーンがゾーンになって過去を変えようとしたのか全く分からなかったんだけど。
っていうか何で最後にゾーン、自爆したの?
未来エグゼビアの思惑も全く解明されなかったような。
最後に逃げたって説明だけあったけど、まさかアメコミお家芸の投げっぱなしエンドですか!?
未来で何があったのよ!?人類が襲ってきたの!?
未来ビーストとか中盤で何か凄い伏線持ってそうな描写あったじゃん。
レーザー撃たれて死んで終わり?

いや、今後のストーリーに絡めて行く気ならそれもいいんだけど
3年ぐらい前にも新しい敵を作ろうとして
子供だけの新ヘルファイアクラブを作ってそれも完全放置じゃん?
絶対これも数年は放置だよね。
5年後ぐらいに未来エグゼビアがついに復讐をって言っても誰も覚えてないよ。

おまけに人類はミュータントを絶滅させるって未来ビーストが煽ってたけど
あれも未来エグゼビアの遠隔操作じゃん。完全な嘘による情報操作じゃん。
結局サイクとウルヴァリンがS.H.I.E.L.D.への不信感を抱くという結果になったけど
未来で本当に人類によって酷い目にあったから何かを訴えるために来たんじゃないの?
自作自演で人類とミュータントの間に確執を持たせて何がしたかったんだろう。

…今回の話は名作とか駄作とか、そういったレベルではなく
意味が分からない終わり方で少々戸惑い気味。
私の勘違い、もしくは読み間違いによる認識間違いであると信じているので、
ご指摘があれば遠慮なく言って下さい。

ストーリー以外にも、あれだけの数のミサイルが一発も当たらなかったのかよとか、
あんなでかいセンチネルが一体どこから来たのかよといった疑問もまだまだありますが
取りあえず久しぶりにサイクとウルヴァリンが共闘してましたね。
作中にもスキズムという単語が出ていたりと意識していたのかな。
これがいつか訪れる和解の布石なのでしょうか。本作でも顔を合わせる度に喧嘩してましたけど。
ジーンがいなくてもジーンのことで喧嘩する二人なんだから、
目の前にいたらそりゃネタにしますよね。
期待を裏切らず「俺達のジーンだ」「いやお前のじゃないから」の鉄板コントを披露。

で、最後にキティがサイク側に。
あれだけドヤ顔で「これが俺の学園だ!」と宣言したその日に、
その学園の教師が生徒を連れて離反。
最後のウルヴァリン教授のぐぬぬ的な顔と、サイクのぬふふ的な顔が対称的過ぎて笑えました。
まあキティは本来マジックと親友だし、サイク側でも楽しくやっていけそう。
ただこの先の話で、キティと若X-MENは新エグゼビア学園に在籍するものの、
UNCANNY X-MEN誌で活躍する他の生徒達との絡みはほぼなく、完全に独立行動をしてるんですよね。
何故キティがそこまで若X-MENを指導したがっているのか、よくわかりませんが今後は絡むのかな。
…って無理か。若X-MENは宇宙に行く流れみたいだし。

battle_of_atom_10_2.jpg あと最後に。
 今回は舞台がX-MEN創刊号に出てきた
 ケープ・シタデルということで、
 こんなサービスカットが。
 ファンの方ならもうお分かりでしょう。
 X-MEN #1の表紙のオマージュです。
 エンジェルが持ってるバズーカは
 どこから拾ってきたのかとか
 ビーストが掴んでる綱は
 どこから伸びてるのかといった
 野暮なツッコミは無しということで。

WOLVERINE and the X-MEN #37
【2014/02/13 00:04】 アメコミレビュー
BATTLE OF THE ATOM 第9話

サイクの眼前に真っ白な空間が広がっていました。
「スコット。」
「ゾーン!私の頭から出て行け!お前は私のジーンではない!
お前は欺瞞に満ちている。何故ここに来た?未来に何が起きたのだ!?」
サイクがそう問いかけるとジーンが彼にキスをします。それを突き放すサイク。
「お前は私のジーンではない。私のジーンよりキスが上手いからな。」
ジーンは彼に背を向け姿を消します。
「私を止めないで、スコット。必要なことなのよ。」
「お前を信じることは出来ない。」
「そう言うと思ってた。でも数秒後にはそんなことどうでもよくなるわ。
さようなら、スコット。」

「サイクロプス!」
仲間の声にサイクが我に返ります。
既に未来の悪のX-MEN…本当の名をブラザーフッドと呼ぶ彼らの姿はありませんでした。
「今までそこにいたのに…」
サイクの言葉に未来のクエンティンが言います。
「ゾーンはあんたが思っている以上に強力なのさ。」
「だがまだこの学園のどこかにはいるはずだ。
マグニートー、格納庫をロックしろ。エマは学園のセレブラを使って…」
サイクがそう言いかけた所で、
「やめろ。」
やっと駆けつけたウルヴァリンがサイクの言葉をさえぎりました。
「ハンク、俺達の学園のセキュリティを確保しろ。レイチェル、それを奪った奴を探せ。
そしてスコット。お前が連れてきた奴らを俺が見える場所から移動させるな。」
そこで学園のX-MENはサイクが連れてきた見慣れない存在に気付きます。
彼らこそが本当の未来のX-MEN。ウルヴァリンはそれを信じることにしました。

その頃ブラザーフッドは若X-MENを捕まえたまま、
ブラックバードで空へ逃走していました。
「プランBに移行する。」
操縦席の未来ビーストが言います。
「あの子達を過去に帰すことで歴史を変え、私達の未来も変える。
このプランをどう変えるのよ?」
モリーの質問にビーストが答えます。
「それはもうやめだ。あいつらは帰さない。」
「じゃあどうするのよ?」
その質問に今度はゾーンが答えます。
「まだ歴史を変える方法はある。強硬手段に出るのよ。」
そして彼らを乗せたブラックバードはやがてある場所に着地します。
そこはかつて初代X-MENが初めてマグニートーと戦った場所。
X-MENがその名を世に初めて知らしめた場所。ケープ・シタデル軍事基地。

そしてその頃、S.H.I.E.L.D.の空中要塞ヘリキャリアでは、
諜報員がマリア・ヒル司令官に報告を行っていました。
「司令官、問題が起きたようです。どうやら…」
「もしその先の言葉にX-MENという単語が出たら暴れるわよ。」
「ジーン・グレイ学園の周囲に時空異常が感知されました。」
「S.H.I.E.L.D.もタイムマシーンは持っているの?」
「は…?」
「S.H.I.E.L.D.も独自のタイムマシーンは持っているのかと聞いているの。」
「はい。そういった類の物なら保有して…」
「じゃあ最初にタイムマシーンを開発した人物のところに
タイムマシーンで移動して殺してきてちょうだい。」
「本気ですか…?」
そこにさらに連絡が入りました。
「司令!ケープ・シタデル軍事基地がX-MENによって攻撃を受けています!」

ジーン学園で睨みあっていたサイク達とウルヴァリン達にもケープ・シタデル襲撃の情報が入ります。
二人が口を揃えてテレポーターに指示を出しました。
「行くぞ!」
そして基地を攻撃するブラザーフッドの前にエグゼビア学園X-MENとジーン学園X-MEN、
それに未来のX-MENが勢揃いで姿を現しました。
「X-MEN!目の前の敵を打ち倒せ!」
battle_of_atom_9.jpg
ウルヴァリンとサイクの命令で彼らとブラザーフッドの戦いが始まります。
若X-MEM達もまた解放され、戦列に加わりました。
圧倒的な数の差に押されていくブラザーフッド。
一人また一人と倒れ、やがてゾーンただ一人が残ります。
「お前の負けだゾーン。あるべき場所に帰る時間だ。」
その言葉をゾーンが拒否します。
「まだ終わってはいない。」
そこでX-MENはいつの間にか自分達の上空にヘリキャリアが飛来していることに気付きました。
「X-MEN並びにこの時代と別の時代から来た全てのミュータント達に警告する。
私はS.H.I.E.L.D.司令官、マリア・ヒル。お前たちはアメリカ軍の基地に侵入した!
全員動くな!従わなければ軍事介入を行う!」
サイクがゾーンを睨みます。
「これがお前の狙いなのか、ゾーン?一体何を示したい?」
「真実を教えたいだけよ。」
そう言ってゾーンがヘリキャリアに手をかざしました。
それと同時にヘリキャリアの中が騒然となります。
「全砲門が開きました!」
「何!?私はまだ発射許可を出していないぞ!」
「ヘリキャリアの全武装制御システムが動作しません!」
そしてヘリキャリアから大量のミサイルが発射されます。
「未来がどうなっているのか知りたい?私達が何故来たのか知りたい?
あれを見なさい。奴らが私達を何だと思っているのか。
ようこそ未来へ、X-MEN。無事生き延びて見せなさい。」
ゾーンが飛び掛ってくるミサイルを背にそう謳いました。

まさか
ケープ・シタデルが出てくるとは。
1963年刊行の記念すべき第1話で初代X-MENとマグニートーが戦ったいわくつきの場所。
それが
ケープ・シタデルなんですよね。
地名を聞いたときにマグさんが「マジか…」みたいな事を呟いてましたが
彼からしても思い出したくない場所でしょうね。
しかもそこで戦う相手がジーン。
ジーンはかつてこの場所でマグニートから人類を守り、
そして今自分が使用しているゾーンという名前のマスクを被った人物に
かつてマグニートの名の下に殺されたという因縁だらけの組み合わせ。

一方で今回も何故かお笑い要員にしか見えないマリア司令官。
部下から呆れられ、挙句の果てに火器制御を失ってヘリキャリアからミサイル発射!
最後にゾーンがこれが未来だ!人類はミュータントを迫害するんだ!って叫んでましたけど
司令官がニック・フューリーだったら、こんな展開にならなかった気がする…

あとサイクが普通に格好良いエロトークで未来ジーンをかわしてて笑えました。
いつからそんなにジョークが上手くなった、サイク?

A+X #15
【2014/02/11 21:23】 アメコミレビュー
a+x-15.jpg全6話に渡って描かれるサイクとキャップの共闘話。
っていうか仲直りのお話。

第3話では仲良くハンバーガーを食べる仲にまで進展。
もはやこの光景だけ見ると完全にお友達。
でもこの格好でハンバーガー屋ってどうよ?

しかしそこにサイクの元カノ登場。
サイクが呼んだそうなのですが、
どうやら1話でサイクが夕飯の支度中に召喚された時
あれはエマのために食事の支度をしていたらしく、
「夕食中に突然いなくなった挙句、
何で私の方から来なきゃいけないのよ。」
とかなりのご立腹の様子。
でもエマと一緒に来たカッコウズは生キャップに大興奮。
そこにスクラルが乱入してきますが、
この面子の前に敵う筈も無く。
さっさとここから去ろうとするエマにカッコウズが、
まだキャップと一緒にいたいと言いますがエマが一蹴。
「彼はあなた達には老けすぎよ。」
和やかムードで話は進む。

A+X #14
【2014/02/10 21:05】 アメコミレビュー
a+x-14.jpg全6話に渡って描かれるサイクとキャップの共闘話。
っていうか仲直りのお話。

第2話では仲良く二人で潜入捜査する仲にまで進展。
でもキャップはまだサイクの事をサイクロップスと呼ばずに
他人行儀のサマーズ呼ばわり。
何で自分の事をサマーズと呼ぶのかと聞くサイクに対しキャップは
「あの子供の方をサイクロップスと呼んでいるんでね。君じゃない。」
と返答。何だかんだで若サイクのことは認めてるんだ。

今回もサイクが囮になって兵士の気を引く間に
キャップが裏から攻撃と一切会話無しで阿吽の呼吸を見せる二人。
しかし城の奥で敵に囲まれ、
「奴らを叩き潰せ、サマーズ!」
というキャップの指示にサイクがブラストを撃とうとするも
最近のサイクはブラストが暴発したり撃てなかったりと能力が不安定。
今回もこのタイミングでブラストが出ません。
「駄目だ!今はマズイ!」
「どうした、サマーズ!?」
「私の能力は昔みたいに働かない事があるんだ、オッケー?」
「オッケーな訳あるか!」
敵中で漫才やる程にまで仲が進展したようです。

A+X #13
【2014/02/09 20:55】 アメコミレビュー
a+x-13.jpg全6話に渡って描かれるサイクとキャップの共闘話。
っていうか仲直りのお話。

第1話である本作ではまだ二人とも喧嘩腰。
スクラル人に強制召喚された二人は
召喚した本人を無視して早速殴り合い。
エプロン姿のサイクがフライパンで
思いっきりキャップに殴りかかるも
キャップはそれをシールドで防いでサイクを投げ飛ばします。
「人殺しめっ!」
「偽善者がっ!」
こんな感じで助けを求めるスクラル人を
無視して彼らの宇宙船を破壊し合う二人。
でも制御を失った宇宙船が地球に落下する中でスクラル人が
「制御盤に行かせてくれっ!」
と無重力状態で叫ぶと、
「彼を私の方に投げるんだっ!」
「よし投げるぞ。1…2の…3っ!」
「捕まえたっ!」
ってな感じの阿吽の呼吸で連携を取ったりするんですよね。
この先どうなるのか。楽しみです。

UNCANNY X-MEN #13
【2014/02/05 23:37】 アメコミレビュー
BATTLE OF THE ATOM 第8話

ジーン学園を見下ろしながらサイクが無表情のまま呟きます。
「全く嫌になる。生徒達を基地に残してきて正解だった。
まだ彼らには早すぎる。ミュータント同士で争うなんて。
あいつらは未来から学園を破壊するために来たという。
その中にはチャールズ・エグゼビアの孫もいる。
学園を創設した男の孫が、その祖父の夢を傷つけるまでに落ちぶれたというのか。」
早く乗り込もうと急かす未来のジュビリーに対し、
サイクはまだ計画が完全に練れていないから慎重にするべきだと言いますが、
その時、巨大な学園の塔が彼らめがけてミサイルのように飛んできました。
battle_of_atom_8.jpg
寸前のところで何とかそれを回避したサイク達。
「で、計画とやらは?」
その質問にサイクが答えます。
「あの学園を奪取してオリジナルX-MENを助ける。マジック…突撃開始だ!」
サイクの命令と同時に、残りのX-MENが正門から突入して囮となる間に
マジックと未来コロッサスがテレポートでビーストの研究所を強襲して
若X-MENを救うという計画が発動されました。

研究所ではモリーとデッドプールが警護に回っていましたが、
兄妹の連携の前に一瞬で倒されます。
そして正面から突撃を開始したX-MENの前にはエグゼビアが待ち構えていました。
洗脳したクラコアをけしかけるエグゼビア。
しかしクラコアの体内から脱出しようと未来のクエンティンが
フェニックスフォースを放出します。その光景に焦りを感じるエグゼビア。
「お前の身体がどうなろうと意地でもそいつらを外に出すな!!」
そう叫ぶ彼の虚をついて、いつの間にか背後に回っていた未来コロッサスが
エグゼビアの身体に大剣を突き刺しました。
そして洗脳を解かれたクラコアはサイク達を解放します。

一方研究室では未来ジーンと未来ビースト、そしてウルヴァリンの息子であるレイズが
捕らえた若X-MEN達5人をタイムキューブで過去に送ろうとしていました。
「さあ、彼らを送ってやって、ハンク。」
そう言う未来ジーンに、未来ビーストが一言聞きます。
「決心を変えるなら最後のチャンスだぞ。」
しかし未来ジーンは、タイムキューブの上で眠る過去の自分の頭を撫でながら言います。
「そもそもチャンスなんてものが、あったのかどうかすら分からないわ。」
そして彼女は一滴の涙をこぼすと、固い決意を秘めた顔で未来ビーストに言いました。
「この子達を送ってやって。」
その言葉と同時に光を放つタイムキューブ。
そこにマジックが襲い掛かりますが、未来ジーンは彼女を一蹴します。
「地獄に落ちるには良い頃合ね、マジック。」
「あなたに何があったの、グレイ!?何があなたをそんな風にしてしまったの!?」
「世界の真実を見たのよ。私はその世界からあなた達を守ろうとしているの。
でもあなた達X-MENは耳を貸そうとしない!」
未来ジーンはそのままマジックを押さえ込みますが、
彼女は命からがらテレポートでその場から退散しました。

そして未来ジーンはタイムキューブの方を見ますが、そこにはまだ若X-MENの姿が残っています。
「何故まだ彼らが残っているの?」
ジーンの問いに何故か上手く機能しないと返答する未来ビースト。
タイムキューブは動いているのに何故か若X-MENだけは送れない。
問題の切り分けのため、未来ビーストはレイズをテストで時間移動させることにします。
「いいな、絶対に誰にも何にも干渉するなよ!時間移動が確認できたらすぐに戻って来い!」
そしてビーストがボタンを押します。彼の身体を光が突き抜けました。
目の前で見ている者達にとってはほんの一瞬の出来事。
しかし彼は確かに時間を移動して帰ってきていました
「機能したのか?」
「ああ、チャールズ・エグゼビアを見たぜ!本物のな!エグゼビア本人だ!」
「何て事だ…彼はお前を見たのか?」
「いや、庭で読書をしていた。俺は彼を見てすぐに戻ってきたからな。
あっちには3分くらいしかいなかったよ。」
その言葉を聞いて未来ジーンと未来ビーストが首を傾げます。
「何でレイズは出来てオリジナルX-MENは出来ないのよ?どういう事なの?」
「一つの仮説だが…若き我々がこの時間に長くい続けたことで
複雑なタイムパラドックスが発生しているのかもしれない。
もはや通常の空間/時間法則が彼らには適用されないのかも知れんな。」
「それってどういう意味よ!?」
その質問に未来ビーストではなく、彼女の後ろから答えが返って来ました。
「私が思うに…お前達が自身で滅茶苦茶にしてしまったということではないのか?」
その声に未来ジーンが振り向くと、そこには仲間を連れたサイクが笑みを浮かべて立っていました。


UNCANNY X-MEN誌の作画担当は日本のX-MENファンにも評判の良い
クリス・バチャロ氏なのですが、この方の描く女性は総じて可愛らしく描かれるため、
他誌ではだいぶ老けて描かれていた未来ジーンが急に若返って見えて少し笑えます。

何かサイクは前号から計画計画ばかり言っていて行動力が無い感じですね。
ピンチになってやっと踏ん切りがついたのか、あれだけ言っておきながら
最終的に正面突破という力技で攻め込むのもどうなのかと思いますが。
相変わらず生徒思いのいい先生っぷりを見せてはいるんですけどね。

エグゼビアはあれだけ強そうな雰囲気を出していて意外と一撃で敗北。
ただ大剣で貫かれながらも死なずに、次号でピンピンしてるあたりはさすが
あの教授の孫を名乗るだけのことはあるかと。
そういえば本家のハゲは、まだ生き返ってないのかな。
いつもならそろそろ生き返ってもいい頃だけど。

しかし何故未来ジーンは、あそこまで必死になって若い自分達を過去に返そうとしているのか。
この理由は最終号できちんと明かされるのでしょうかね。
そもそも皆過去に戻ろうと言っていたのに、
意地になって現代に残ると言い続けてたのは過去ジーンだし。
ジーンが問答無用で意地を張らずに要所要所で自分の気持ちとその理由を仲間に説明していれば
ここまで話がこじれず綺麗に進んだ気もします。

X-MEN #6
【2014/02/04 23:53】 アメコミレビュー
BATTLE OF THE ATOM 第7話

ブラックバードでジーン学園への帰路に着くウルヴァリン達。
未来から来たX-MENに不信感を抱いたウルヴァリンは、
密かにレイチェルに未来のジーン達をスパイしてくれと頼みます。

そしてジーン学園に着いた彼らが若サイク達と未来のX-MENを連れて
格納庫から出てくるとジュビリーやブリングが出迎えました。しかし、
「若ビーストと若アイスマンは?彼らはいなくなってしまったの?」
ブリングが何気なくそう聞いた途端、穏やかに笑っていたエグゼビアの顔が豹変します。
「今なんと言った?いなくなっただと?どこに行ったと言うんだ?」
「な…何でそんなに怒ってるのよ?」
battle_of_atom_7.jpg「少々イラついていてね。」
今までと明らかに違う雰囲気を放ち始めるエグゼビア。
そこで先程から密かに彼らの精神を
探っていたレイチェルが突如声を上げました。
「全部間違ってた…彼らは全部間違っている…」
「どうしたんだ、レイチェル?」
「ローガンは正しかった…
ローガンは正しかったのよ!」
彼女のその叫びを聞いて状況を
理解したウルヴァリンが爪を出します。
「だろうと思ったぜ!」
彼がそう言うと同時にエグゼビアが
後ろにいた未来のキティに声を掛けます。
「やれ。」
その言葉と同時に走り出すキティ。
その顔はいつの間にか青肌と赤毛になっており、
手からはウルヴァリンと同じ爪が伸びています。
「よう、ローガン。」
そう言うと"彼"はその爪をウルヴァリンの腹に突き刺しました。
驚いた顔で自分を見るウルヴァリンに、彼が囁きます。
「その顔を見たかったんだ…親父。」

一方その頃、未来のジーンと現代のストームとアイスマン、そして過去から来たX-MEN達は
ウルヴァリン達とは別に、現代と未来のビーストがいる研究室に来ていました。
まだ格納庫で起きている事件を知らないストーム達。
しかし未来のジーンにエグゼビアがテレパシーで話しかけてきました。
『我々の正体がばれ、過去のビーストとアイスマンもいなくなった。
タイムキューブを固定して、どんな手段を使っても残った三人を確保しろ。』
『…わかったわ。』
そしてテレパシーでの会話が終わると同時にジーンはその場にいた全員の精神を攻撃します。
突然の奇襲に為すすべなく倒れこむX-MEN達。
未来のビーストも激痛に倒れますが、何とか未来ジーンの手を借りながら起き上がり
彼女の謝罪を受けながら学園の防衛システムを乗っ取るために移動を始めました。

そして格納庫では未来のX-MENと、学園のX-MENとの戦いが始まっていました。
「馬鹿な真似はするな!我々が欲しているのはオリジナル・ファイブだけだ。
あいつらはより深刻な問題を引き起こすだけなのだ!」
そう叫びながらレイチェルに襲い掛かるエグゼビア。
レイチェルは彼を返り討ちにし、そんな真似はさせないと叫びますが
その後ろからモリーの一撃を受け倒れこみます。
劣勢となる学園X-MEN。
ウルヴァリンを親父と呼んだ男と未来のデッドプールを前に現代のサイロックが立ちはだかります。
「私の後ろから逃げなさい、ジュビリー!」
その言葉に従ってその場から逃げるショウゴを抱えたジュビリーとブリング。
「かかってきな!!」
サイロックはそう言うと目の前の敵を睨みました。

その頃研究所では未来のビーストが学園のシステムをハッキングしていました。
彼の後ろには未来のジーンによって拘束された若X-MENの三人とストーム達教師も捕らえられています。
未来ジーンはストーム達の前に進むと静かに話しかけました。
「もう一度謝っておくわ。私達は別にあなた達を傷つけるつもりは無い。
私達はある意味で傍観者の立場なのよ。」
ストームがゾーンの仮面を被った彼女に言います。
「あなたは私達を倒した。
でもこの学園にはまだ無数のミュータントの教師と生徒があなた達を倒すために用意してるのよ。」
その言葉に未来ビーストが端末を操作しながら答えます。
「私が学園のコントロールを奪った。全ての教室は施錠され、活動限界点まで酸素濃度を下げた。
全ての職員室もロックされ、最強レベルのセキュリティを仕掛けた。そしてクラコアはエグゼビアが鎮圧した。」
そしてビーストはジーンに言いました。
「…未来の我等の仲間に対する歓迎の用意は出来たと他の奴にも伝えてくれ。」

その頃、サイク達が未来のジュビリー達を連れて近くの高台からジーン学園を見下ろしていました。
「マジックの能力でもっと近づけなかったの?」
そう聞く未来ジュビリーにサイクが答えます。
「あの学園には防衛ラインが張り巡らされてるからな。乗り込むには計画を練る必要がある。」
するとセンチネルXがサイクに話しかけました。
「待ってても始まらない。偵察機が欲しいんだろ?俺が行ってくるよ。」
そう言うとセンチネルXは一人、崩壊しかけた学園の端に降り立ちました。
「何か巨大な施設が崩壊したみたいだな。人の気配も生徒の影も戦闘の形跡も見当たらない。
…待て、誰かいる。」
そう言うと彼は横にあった瓦礫の下を覗きます。
「それ以上近づかないで!!」
そう叫んで彼を威圧したのはショウゴを抱いたジュビリーとブリングでした。
それを見たセンチネルXが驚きの表情を見せます。そして彼はそのアーマーの頭部を脱ぎました。
「その声…覚えているよ……母さん。」
何とセンチネルXの中身は大人へと成長したショウゴだったのです。
「…ショウゴ?あなた無事だったのね!」
「泣いてるのかい?俺を見てくれよ。万事OKさ、母さん…」
抱き合って喜びを分かち合う二人。しかしその後ろから声がしました。
「それは間違いね。この状況を私が説明した上で、最後にOKって言ってもらいたいものだわ。」
それは傷を負いながらも何とか生き延びたサイロックでした。


ついに本性を現し始めた未来の悪X-MEN。
っていうか、ジーンとエグゼビアとビーストが揃っている時点でお察しでしょ(笑)。

今回は衝撃の親子の再会が二組もありましたね。
まずはウルヴァリンと、その息子を名乗る男。
見た目と能力はミスティークそっくりなので彼女の息子であることは間違いなさそうですが
果たして本当にウルヴァリンの息子なのか。
ウルヴァリンもいい歳して誰とでも寝るし、ミスティークもいい歳して誰とでも寝るからなぁ。
この二人なら子供がいても不思議ではないんだけど。
そういえば未来のキティだと思ってた人物が結局彼だったってことは
未来でキティはどうなったんですかね。
確か前号の回想シーンで大統領となったダズラーを祝福してましたけど。
あの頃から偽者だったのかな。

そしてもう一組がジュビリーとショウゴ。まさか成長したショウゴが出てくるとは。
でも彼って去年初登場したばかりの新キャラなんですよね。
しかも経歴不明の赤ん坊で、その後も特に伏線はないみたいな感じの。
いまいち主要キャラに持ってくるにはインパクトが弱いような…
むしろアーマーなんかで顔を隠さずにそのまま素顔で出てきていても、
今回の説明まで誰も正体分からなかったと思いますよ。

あと少し気になったのが、ウルヴァリンの自称息子さんが親父を刺した時に
「そういやお前のヒーリングファクターが効かなくなってるのを忘れてたぜ。」
みたいな事を言ってたんですが、いつの間にそんな設定になってたんでしたっけ。
最近あまり読んでなかったから、全く知りませんでした。
彼って基本的にその回復能力を生かして特攻→回復が得意戦法なのに、今後どうするんだろ。

ALL NEW X-MEN #17
【2014/02/03 23:27】 アメコミレビュー
BATTLE OF THE ATOM 第6話

現在から数年後。
自分の肖像画が掲げられた巨大なポスターに囲まれながら
ダズラーがホワイトハウスの大きな椅子に腰掛けていました。
彼女の前に立つジーンやビーストが彼女を褒め称えます。
「史上初のミュータントの大統領ね。」
ホワイトハウスの外では大群衆が彼女の名を呼んでいました。
彼らは皆ミュータント。
後ろに勢揃いする未来のX-MENの前に立ちながら、
壇上に立ったダズラーが群集に手を振ります。
嬉しそうに支持者達に演説を始める新たな大統領。
しかし次の瞬間…空から放たれた炎の塊がダズラーの身体を貫きました。
battle_of_atom_6.jpg
ゆっくりと倒れる彼女。逃げ惑う人々。
どこからか飛来した化物の群れが民衆に襲い掛かります。
一瞬にしてホワイトハウスは阿鼻叫喚の地獄絵図と化しました。

その光景からさらに数年後。
未来のジーン・グレイ学園に時間転移をしてきたマジック達の前に自らをX-MENと名乗る
未来のジーン達とは別の集団が近づいてきていました。
「ここに来るべきではなかった。」
ウルヴァリンというコードネームを名乗る未来のジュビリーがそう呟きます。
彼女の横にいる他のメンバーは
アイアンマンのアーマーを装着しセンチネルXというコードネームを名乗る謎の男。
現代ではヤング・アベンジャーズの一員だったウィカン。
立派な髭を生やし、サー・ロバートを名乗るアイスマン。
フェニックスオーラを身に纏い、自身もフェニックスを名乗るクエンティン。
髪を短く刈り上げたストーム。そして…
「イリアナ?」
中央にいた全身鋼鉄の男がマジックの名を呼びました。
「ピョートル?」
マジックがそう呼び返すと鋼鉄の男は嬉しそうに彼女を抱き上げます。
「君か!!」
彼は未来のコロッサスでした。
親しげにマジックと会話を始めた彼にジュビリーが走り寄ります。
「今すぐ元の世界に帰りなさい!未来を知るべきじゃない!」
頑なに自分達を拒絶するジュビリーにマジックは聞きます。
「この世界のX-MENを名乗る彼らは何者なの?
お願い教えて…何が彼らをあんな風にしてしまったの?」

あの地獄の光景から数刻後。
屍となって横たわるダズラーを前にしてビーストが座り込んでいました。
焦土と化した街の中で兵士達が銃を手に行き来しています。
「ヘンリー、もうそろそろ行こう…ここにいても何も無い。」
そう言って彼に近づくコロッサスとサー・ドレイク。
しかしビーストは怒りの形相で彼らに叫びます。
「奴らは我々を憎んでいた。いつもそうだ。我々が何をしても奴らは我々を叩きのめす。
我々は今度こそは今度こそは違うと信じてきたが決して変わらない。
1歩進んで2歩下がるだ。我々は馬鹿だった。我々は本当に馬鹿だった。」
「犯人を我々で見つけようじゃないか。探しに行こう。」
そう言うコロッサスをビーストが睨みます。
「…そしてどうする?」

ジーン・グレイ学園ではマジックの問いかけに
やはり未来のX-MENは何も知らずに帰れと言い放ちます。
しかし若アイスマンが未来の自分に聞きました。
「少なくとも何で僕が魔法使いみたいな格好になってるのかは教えてくれよ!
それにもしそこにいるのが未来の僕なら、
あの悪いX-MENと一緒にいたアイスハルクは何なんだよ!?」
その質問にサー・ドレイクは答えようとしますが、またジュビリーが割って入ります。
「マジック!もう帰りなさい!あなたのチームを連れて帰るのよ!!」
そこで黙っていた若ビーストが口を開きました。
「君たちの助けを得られるまで帰れない。」
フェニックスが苦々しげに若ビーストを睨みます。
「地獄へ堕ちろ、マッコイ。マジでな。」
しかし若ビーストは表情を変えず同じ言葉を繰り返します。
「君たちの助けを得られるまで帰れない。」
「このマッコイを今すぐ太陽に投げてやったら頭痛の種が消えるんじゃねぇか?」
フェニックスの言葉にストームが冷静に言います。
「投票で決めましょう。彼らを助けるか否か。」
「投票など必要ないわ!」
ジュビリーがすぐに反論しますがコロッサスが賛成意見を出します。
「仲間が問題に直面していて、その原因の一部は我々に責任がある。
怒っているだけでは事態は進展しない。」

そして現代。
新エグゼビア学園にサイク達がブラックバードで戻って来ました。
「ミュータントとミュータントが争うってのは…」
「君の言うとおりだ、ファビオ。そんな事は…」
サイク達が歩きながら話していると突然閃光が彼らを包みます。
「奴らか!?」
「尾けて来たの!?」
X-MENに緊張が走りますが、彼らの前に立っていたのは未来のジーン達ではありませんでした。
「皆…未来の本当のX-MENを紹介するわ。」
そこにいたのはマジックと過去のX-MEN。そして彼女達が連れてきた未来のX-MENでした。


4ヶ月ぶりの更新ですが、うちのブログじゃ長期放置なんて日常茶飯事なので気にせず普通に再開(笑)。
アメコミなんて基本月刊誌なんで4ヶ月放置しても4話ぐらいしか進みませんし。

さて、どうやら未来ではあのダズラーがミュータント初の大統領になったようです。
現代では今はS.H.I.E.L.D.のスパイなので、不思議な感じですね。
しかし即暗殺…。何故殺されたのか、誰に殺されたのは後半で明かされるのでしょうか。
ビーストが怒りに震えていましたが、悪い予感しかしねぇ(笑)。
またこいつが元凶かよ。
未来のクエンティンが若ビースト殺したら万事解決じゃねとか言っていましたが正解です。
10年位前のNEW X-MEN誌でも未来でビーストが悪の親玉に
なってる話がありましたが何が彼を狂気に走らせるのか。
ある意味マグニートーやアポカリプスよりもタチが悪い。

逆に現代ではいつも理不尽に怒って暴れまわってる
コロッサスが未来では凄まじく冷静な頼れる紳士に。
何が彼を冷静に走らせたのか。
背中にマジックの剣を携えているのですが、それが何か関係しているのでしょうかね。

しかし未来のX-MENは変な構成ですね。
見た目は殆ど変わっていないストームとコロッサス。
ちょっと雰囲気変わったけど面影を残しているジュビリーとフェニックスとサー・ドレイク。
(未来のジュビリーはウルヴァリンと名乗っているのですが、
ややこしいので本ブログではジュビリーと呼びます。)
全く面影を残していないウィッカン。
そして謎のセンチネルX。彼の衝撃的な正体は次巻で明かされますが今はまだ謎ってことで。

これで「サイク達&未来のX-MEN&過去のX-MEN」 VS 「ウルヴァリン達&未来の悪X-MEN&過去のX-MEN」
という構図になりましたが、今って本来はテロリストのサイク達が悪ポジションじゃないといけないんですよね…
ぶっちゃけ今回のストーリーってサイク達が真相を解き明かし、
ウルヴァリン達が汚れ役を担っていく展開になっていくんですが、
サイクファンの私から見てもその展開はどうなんろうって感じです。まあ全体の総括は改めて最後にしますが。




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