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WOLVERINE and the X-MEN #27
【2013/05/20 00:23】 アメコミレビュー
エイジ・オブ・ウルトロンのタイイン誌
本誌は普段はウルヴァリンの楽しい学園ストーリーを描いていますが、
この#27だけ突然エイジ・オブ・ウルトロンのストーリーになります。
作画担当も今回用に変更。
かつて私が翻訳したドラキュラとX-NENが戦ってた時の話を描いていた方ですね。
この人の描くキャラは格好良くて私は好きです。

エイジ・オブ・ウルトロン本編で若き日のフューリーの車を盗んでアメリカに向かう
ウルヴァリンとインビジブルウーマン。しかしウルヴァリンの荒々しい運転で車が事故ります。
仕方が無いのでS.H.I.L.E.D.の秘密基地に侵入して修理品の部品を調達する二人。
ストーリーはこんな感じです。

wolverine_x-men_27.jpg今回の話はタイトルこそ
「WOLVERINE and the X-MEN」ですが、
主役は完全にインビジブルウーマン。
彼女は侵入がばれないように監視室に行くのですが、
そこではアベンジャーズやX-MEN、
そしてファンタスティック・フォーといった
数々のヒーローチームの情報や映像が保管されていました。
そこでインビジブルウーマンは
かつての夫と自分の映像を眺めます。
それは彼女がヒロインとして、妻として、
そして母として生きて行こうと決意した日の映像でした。
やがて彼女はそれを見終えると監視室のマイクから
バクスタービルディングに通信を開きます。
『リード…リード…?』
『ん?誰だ?どこから話している?』
『リード、セキュリティレベルを上げた方がいいわよ。
監視されてるから…』
『何?監視?』
インビジブルウーマンはモニターに映る
若き日の夫の顔を見つめます。
そしてインビジブルウーマンは
そのまま秘密基地を後にしました。
修理の終わった車に乗り込み彼女は思いを馳せます。
『もう彼を見れなかった。彼には教えたくなかった。
私は全てを失った。リードを、そして全てを。
私は一人ぼっち。あの男のせいで。』
決意を胸に秘め、二人はピムのいる場所へと向かいます。

切ない感じですね。
今回は表紙に"Wish you wre here!"と書かれており、
そのWishに線が入れられ"You were here!"と読む様になっています。
日本語に訳すなら「あなたがいてくれたのなら」から「あなたはもういない」へと変わった感じでしょうか。
現実を受け入れられず過去にすがっていた心情が、過去は過去として受け止め
自分が為すべき事は何かを考えたインビジブルウーマンの心変わりをこの文字で表しているんでしょうね。
…その割にはエイジ・オブ・ウルトロン本誌でピムを殺すのに結構躊躇してましたが。

今回の話で出てきたS.H.I.L.E.D.が保存していた過去の映像。
新規に過去の話を描くのではなく、本当に過去に出た作品のワンシーンを再録しています。
この前紹介したみたいに、過去の作品を別名でほぼ再録のまま売るのはどうかと思いますが、
こういった感じで過去のワンシーンを過去の作品を用いて表現するのは素敵な表現ですね。

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AGE OF ULTRON #6
【2013/05/14 23:48】 アメコミレビュー
過去の世界に訪れたウルヴァリン。
しかし彼はインビジブルウーマンも来ている事に気づいていました。
「何やってんだ?お前はフューリー達と一緒に未来へ自殺ミッションに行ったと思ってたが。」
「直前で考えが変わったの。」
「どうしてまた?」
「あなたの目を見て分かった。あなたが何をしようとしてるのかね。」
「俺を止めに来たのか?」
「正直に言うと…分からないわ。頭の中では何が正しくて何が間違ってるのか分かるけど…」
「そんなに複雑な話じゃないさ。」
「とても複雑よ。私達は道徳観の…」
「違う。自分自身に聞いてみろ。自分の子供を守るためなら人を殺せるか?
誰かがお前の子供の喉元にナイフを突きつけてた。お前はそいつを殺すだろう?
何も疑問なんか無い。これは百万倍の価値だ。一人の人間の命で何百万もの命が助かるんだ。」
「何十億よ。」
「ああ、そうだな。何をすべきか分かるだろう。」
そして二人は歩き出しました。
その時彼らの前に信じられない人物が現れます。それは若き日のニック・フューリー。
当時の最先端である飛行自動車から降りた彼は、後に秘密基地を作る洞穴へと入っていきます。
二人はその間に彼の車を盗み、サベッジランドからアメリカへと飛び去って行きました。

そしてウルヴァリンは迷うインビジブルウーマンを外に待たせて
若き日のピムの研究所に侵入します。
彼は横たわったドラゴンマンを前に研究に没頭していました。
「まだ作ってねぇみたいだな?」
突如浴びせられたその声に彼が振り向くと、そこには見知らぬ男が立っていました。
「君は誰だ?」
「未来のクリスマスの亡霊だよ。」
「入る場所を間違えたようだな…」
「いいからよく聞け、小僧…
俺はそう遠くない未来から来た。全てが…お前も愛した全てが無くなった世界からな。
お前のせいでだ。」
「名前を聞かせてくれないかい?」
「俺の名前を聞きたいって?俺は未来の無い未来から来た男だ。」
「僕が誰だか知っているのか?」
「そこが問題だ、ピム…俺が来た世界ではおまえの事を誰もが知っている。
俺はお前を止める者だ。お前にはどんなチャンスも残させねぇ。」
ウルヴァリンがそう言って爪を出すと同時に、ピムが巨大化して彼に襲い掛かりました。

そして未来では、キャップ達がニューヨークに着いていました。
しかしそこはもはや完全に別世界。まさにウルトロンの世界です。
「美しい…」
「トニー!」
思わず感嘆したアイアンマンをキャップが叱ります。
「すまない。これはまさに悪夢だ。だがこの光景はどうだ?
技術力の最高傑作じゃないか。」
アイアンマンがそう言っていると、
彼らに向かってウルトロンの兵士達が大量に襲い掛かってきました。
そのまま戦闘に突入するウルトロン部隊と、残されたヒーロー達。
しかしその数はあまりにも桁外れに差がありました。
次々と倒れていく歴戦の勇士達。

その頃、過去の世界でもウルヴァリンとピムが戦っていました。
腹を切り裂かれうずくまったピムの首にウルヴァリンが爪を当てます。
しかしその爪は見えない力に止められ動かせません。
age_of_ultron_6.jpg「外で待ってろと言った筈だぞ!!」
ウルヴァリンが叫んだその先には、いつの間にか
インビジブルウーマンが立っていました。
「スーザン?スーザン・ストームか?
一体何なんだ?彼を私から離してくれ!」
「こいつはお前の夫を殺したんだぞ!
お前の子供達を殺したんだぞ!!」
「でもこれは越えてはいけないラインよ。」
「俺とお前だけの問題じゃないんだぞ!
全てが無くなった!今さら何がある!?」
インビジブルウーマンの目から涙が流れました。
「スーザン、私がそんな事を…」
ピムが彼女にそう言い掛けたところで…
ウルヴァリンの爪が彼の首を切り裂きました。
「それでどうするの?」
インビジブルウーマンの問いにウルヴァリンが答えます。
「俺達を待ってる奴らのところに…故郷に帰るぞ。
この判断が正しかったんだ。」


ついにウルヴァリンがやってしまいました。
事件の黒幕の元となる、
まさに字の通り"元凶"を殺すという行為。
過去のピムにとってはたまったものではありませんね。
かつて同じような発想でまだ若かった頃のマグニートーを殺しにリージョンが
過去に行ったときもマグニートーがリージョンに言っていました。
おまえは犯してもいない罪で俺を裁くのか、と。
インビジブルウーマンは最後まで葛藤していましたが、
この行為が正しかったのか、難しいところです。
普通に考えれば間違っていますが、このような世界になってしまっては、
この行為だけが救いの道ですからね…

過去を変えてしまったせいで次回からは未来が激変するのでしょうが、
それならもう未来チームはどうなってもいいやと編集が考えたのか、
最後に惨殺の嵐。
あのキャップまでもが首を跳ねられて殺されたりとやりたい放題。
age_of_ultron_6-2.jpg
スーザンさんは過去に来て正解でしたね…

そういえば昔のピムはインビジブルウーマンは知ってましたがウルヴァリンは知らなかった模様。
ということは、まだウルヴァリンがX-MENに入る前の時代だったのかな。
ウルトロンを作った時代が正確にいつ頃なのか把握してないので、そこら辺が分かってなかったり。
もっと勉強しないといけないなぁ(焦)。

AGE OF ULTRON #5
【2013/05/13 23:42】 アメコミレビュー
一ヶ月前。
ベッドに横たわるヴィジョンを眺めながら
ピム、リード、そしてトニーの三人が話をしていました。
「ウルトロンの唯一の救いはヴィジョンだけだな。
時々私は過去に戻ってウルトロンなんか作るなと自分に言っている空想に耽っているよ。」
ピムの言葉にリードが答えます。
「私は時々過去に戻って大学時代にビクター・フォン・ドゥームと
仲良くしている空想に耽っているよ。」
「でもね。私はそういった時にこう考えるんだ。ヴィジョンが作られなかったら…
世界はどんな風になっていただろうかってね。」
「それを言うなら過去に戻ってヒトラーを殺したらどうなるのか。
過去に戻ってエデンの園でイブの手から離れたリンゴを叩き落したらどうなるのか。」
「全くだ。」

そして現在。
フューリーの秘密基地に向けてサベッジランドを歩くキャップ達。
やがて洞窟の奥に隠された巨大な扉を見つけますが、そこには暗証番号が掛けられています。
「頼む、ハルク。」
キャップの一言でレッドハルクが扉に向かって拳を振り下ろします。
一撃で吹き飛ぶ扉。しかし奥から銃撃がレッドハルクに降り注ぎました。
ケイザーが銃を撃ってきた人物に矢を投げますが、彼はそれを簡単に掴み取ります。
「落ち着け、ケイザー。ワカンダまで吹っ飛ばすぞ。」
その男こそがニック・フューリーでした。
「ようこそ、世界の終わりへ。」
そして彼らはフューリーの秘密基地へと招かれます。

「ここにどれくらいいるんだ、フューリー?」
「一週間だ。」
「こんな場所、聞いたことも無かったわ。」
「スクラルが侵略してきた後に作った。」
「で、計画は?」
簡単な世間話の最後にウルヴァリンがそう聞くと、フューリーが言いました。
「ここで子作りに励む。超人の子を作って大体22年後ぐらいに反撃だ。」
フューリーの答えにトニーが険しい顔をします。
「冗談を楽しめる気分ではない。本当の計画は?」
「お前が既に乗ってるそれだ。」
そう言われてトニーが足元を見ます。
「これは…ドゥームのタイム・プラットフォームか?」
「ああ。ロボットは未来から襲ってきてる。」
そしてフューリーは計画を語りだしました。
「計画はこうだ。未来のロボットの家に行き、永遠に奴の息の根を止める。
そのためには力のある者、隠密行動に秀でた者、そして技術力のある者が必要だ。」
しかしそこでトニーが口を挟みました。
「駄目だ。ウルトロンは我々が来ることを既に知っている。」
そこでウルヴァリンが言いました。
「俺達の望みは未来じゃねぇ。ロボットが出来る前だ。
あれを作った奴を止めればいい。」
その言葉にキャプテンアメリカが返します。
「ハンク・ピムがあれを作った。」
「それなら過去に行って、そいつの腕を切っちまえばいいんだ。」
いきり立つウルヴァリンにストームが話しかけます。
「ローガン、もし過去に戻ってそんな事をしたら、世界がどうなってしまうか分からないわ。」
「少なくとも今よりは良くなる方に賭けてやるぜ。」
彼らが問答をしていると、フューリーは一人歩き出し、奥の扉を開けます。
「モラルの是非について話してる間に、好きなもの選んで持って行け。」
そう言ってフューリーが見せた部屋の奥には、数々のヒーローたちの武器が保管してありました。
アイアンマンのMark II、キャップのビームシールド、アレスが使用していた斧。
その他にも数々の武器が置かれています。
武器を手に活気を取り戻したヒーロー達。それを見ながらフューリーが言いました。
「トニー、キャップ、ストーム、スー、ハルク、ウィドウ、クイックシルバー、
それにクエイク…すまないがお前達は俺と来てくれ。」
「今すぐ?」
「過越し祭まで待ってろってか?」
「目標はどこ?」
インビジブルウーマンの問いにアイアンマンが答えます。
「私にいい考えがある。あいつと最後に出くわした時にいいアイデアが浮かんだ。」
そこでピーターが聞きました。
「残った僕達は?」
「ここで待機だ。」
そう言ってフューリー達は未来に向かって時空移動を開始しました。
age_of_ultron_5.jpg

そして彼らが去るのを見届けるとウルヴァリンがホークアイに尋ねます。
「なあ、バートン。あの機械をもう一度起動する方法を知ってるか?」
その言葉にピーターが聞き返しました。
「彼らの後を追うのかい?」
ウルヴァリンの代わりにムーンナイトが答えます。
「過去に戻ってハンク・ピムを何とかしたいんだろう。」
「駄目だ!そんなの絶対駄目だ!!」
そう叫ぶピーターを見つめながらウルヴァリンが言いました。
「俺は皆が死ぬのを見てきた。
ソーが殺され、ザ・シングが殺され、ルーク・ケイジも…
ニック・フューリーと一緒に行ったあいつらが戻ってくると思うか?
俺を過去に送れ。許可を求める気は無い。」


ここで部隊が3つに分かれます。
過去に行ってピムを説得、もしくは最後の手段で止めるつもりのウルヴァリン。
未来に行ってウルトロンそのものを破壊しようとするフューリー達。
そして現在で待機するスパイダーマン達。

今回の一番の見所はフューリーが保管していた武器庫のシーン。
私個人としてはキャップのビームシールドが大好きなので、ここでの登場は熱かったですね。
しかし何と言っても面白いのがトニーさん。アーマーに抱きつきながら、
「ああ、Mark II、愛してるよ。」
と言ってるその姿は、もうただの変態です(笑)。
age_of_ultron_5-2.jpg

あと面白かったのは冒頭の科学者達の会話ですかね。
後半のウルヴァリンの言葉の伏線になっていたりします。

さて。ところで今回の話のある意味元凶であるピム博士なんですが。
私ってブログでは基本的に名前ではなくコードネームで呼んでるんですが、
この人の現在のコードネームが分かりません…
何せしょっちゅうコードネームを変えるから現行を追ってないと把握できないんですよね。
現在の彼の呼び名を知ってる方がいらっしゃいましたら、教えてください。

AGE OF ULTRON #4
【2013/05/12 23:23】 アメコミレビュー
目の前に浮かぶヴィジョンの姿に驚きを隠せないルーク・ケイジ。
ヴィジョンは彼を見つめながら淡々と言葉を発します。
「ウルトロンは君を聞いている。ウルトロンは君を見ている。」
「あん?奴はどこにいるんだ?」
ルークがそう聞くとヴィジョンはしばらく黙り込み…
「彼は未来から制御しているんだ!彼は私達を未来から眺め、そして制御して…ぐわあああっ!」
そう叫ぶとまた黙り込みました。
「あのロボット野郎…ここに居もしねぇのか?」
ルークがそう呟くと、
「話は分かったわ。」
ルークに担がれていたシーハルクがそう言って起き上がりました。そして、
「あなたがここで見たことを全部トニー・スタークに伝えて。」
そう言うと彼女はルークを思いっきり外に投げ飛ばしました。
一斉に彼女に襲い掛かるウルトロン達。彼女は懸命に戦いますが多勢に無勢。
やがて頭を撃ち抜かれ絶命します。

age_of_ultron_4.jpg一方、外に放り出されたルークにも
ウルトロンが襲い掛かります。
ですがウルトロンの攻撃ですら
彼の強固な皮膚には傷はつけられません。
そこで彼らは早々に最後の手段を用いました。
ルークの周辺を包囲する大量のウルトロン。
そして彼らは一斉に自身を爆発させます。
それは核の攻撃と同程度の威力でした。

その頃、サンフランシスコのフューリーの
隠れ家に逃げ込んでいたムーンナイトと
ブラックウィドウは、隠してあった
フューリーの書類を読んでいました。
そこに書かれていたのはフューリーが
想定していた世界の終焉のシナリオ。
「こんな状況を想定してたって?」
「何せフューリーだから。
全ての状況を想定してるわ。」
「こんな状況すらも?」
「こんな状況すらもよ。」
「で、何が書いてあるのさ?」
「フューリーは緊急の掩蔽壕を
他にも幾つか持ってたみたい。
その中の一つが世界の終焉に備えてあるそうよ。」
「歩いて行ける距離なんだろうな?」
「サベッジランド。」
「サベッジランド?ほ…他には無いのかよ?」
「私達に出来ることは、ここから抜け出して南極に向かうことだけね。」

そしてキャプテンアメリカ達もニューヨークから脱出するべく移動を開始していました。
インビジブルウーマンの能力で姿を消しながら、ストームの能力で風に乗って一気に移動します。
そして8日間が過ぎ…

キャップ達はサベッジランドに着いていました。
そこで彼らを待っていたのはサベッジランドの王、ケイザー。
彼はキャップ達に付いて来いと言ってジャングルの奥に進みます。
そこにあったのは小さな集落。
ウルヴァリンとエマはその入口で微かなルークの気配を感じます。
「彼は核を生き延びたのね…でも彼のところには行かない方がいいわ…
何とか飛行機でここまでは来たみたい。彼はウルトロンの秘密を知っている。
私達があいつのところに行けないのは、あいつがこの世界にいないからだそうよ。
彼は私達を未来から攻撃しているの。ヴィジョンを中継にして。」
その言葉にトニーが言いました。
「ヴィジョン?我々の仲間のヴィジョンか?」
しかしそこでウルヴァリンが悲しげに言います。
「あいつ…もう…」
エマが仲間に言います。
「彼は本来ならあの攻撃で死んでいた。でも私達に何をすべきか言うまでは死ねなかったのよ。」
「何をすりゃいいんだ?」
ウルヴァリンの質問に後ろから声がしました。
「ウルトロンを倒す。」
そこにいたのはレッドハルクとムーンナイトとブラックウィドウ。
彼らもサベッジランドに辿り着いていたのです。

ルーク・ケイジさん、格好いい…っ!
仲間に情報を伝えると同時に絶命。
エマの見ない方がいいという言葉からも、相当の状態であった事が想像できます。
何せ核攻撃の中心に居たんですからね。
エネルギーや炎は皮膚で防げても、さすがに放射能は無理でしょうから。
彼を逃がすために自身を犠牲にしたシーハルクも格好いいです。
…ただこの作品、簡単にヒーロー死にすぎですよね(焦)。

そして今回は衝撃の事実が。何と敵は未来から攻撃してきていた!
…確かX-MENでもこの前、セカンドカミングで未来から大量のニムロッドが襲い掛かってきてましたが
エマとかウルヴァリンは「またこのパターンかよ…」とか心の中で思ってたのでしょうかね。
少しインパクトに欠けてる気がします。

次回からついにヒーロー達の反撃開始でしょうか。
この絶望的状況からどう立ち向かってくのか。楽しみです。

DAREDEVIL #158
【2013/05/10 23:58】 アメコミレビュー
5日連続で続いた古本屋で入手した昔のアメコミ紹介シリーズですが今日で最後。
今回紹介するのはDAREDEVIL #158。1979年の作品です。
ライターはロジャー・マッケンジー。そしてアーティストはフランク・ミラー。

daredevil_158.jpg日本でデアデビルのコミックといえば
数年前に邦訳されたBORN AGAINが有名であり、
その作者であるフランク・ミラーも
デアデビルといえばフランク・ミラーと
いうぐらい日本のアメコミファンに
認知されているのではないでしょうか。
そのフランク・ミラーが初めて
デアデビルを描いたのが本作品です。

最初のページの作者紹介にはこう書かれています。
"From time to time a truly great
new artist will explode upon
the MARVEL scene like a bombshell !
Confidently predict newcomer
Lanky Frank Miller is just such an artist !"
日本語に訳せば
「時に真の偉大なるアーティストは
爆弾の如くマーベルの世界を爆発させる!
自信を持って予言しようではないか!
痩せっぽっちのフランク・ミラーこそが、
正にそのような新たなアーティストなのだ!」

初登場でこの煽り文句。MARVEL社も期待を寄せていたのが分かります。
事実この予言は的中し、彼は世間に対するアメコミのイメージを作り変えていきます。
ですが、まだこの作品では一介の新人の絵描きに過ぎません。
ストーリーには関与せずアーティストとしてデアデビルの動きを描いていますが
既に躍動感溢れるこの動き。天才の片鱗を覗かせていますね。

ところで上記にも書いたフランク・ミラーの煽り文句。
"Lanky Frank Miller(痩せっぽっちのフランク・ミラー)"と何故か形容詞が付いていますが、
昔のアメコミって結構こうやって作者に形容詞を付けて紹介するという形が多かったりします。
アメコミ独特の特殊な文化だと思うのですが最近はあまりやらないのかな。

そんな訳で古本屋で入手した昔のアメコミ紹介シリーズはこれにて終了。
またどこかで買ってきたら紹介します。

X-MEN #59
【2013/05/09 22:44】 アメコミレビュー
古本屋で入手した昔のアメコミ紹介シリーズ。
今回紹介するのはX-MEN #59。1969年の作品です。
ついに60年代にまで遡り。
まあX-MENは本ブログのメインなので、年代をさらに一つ下げてみました。

x-men_59.jpg編集者はスタン・リー御大。
ライターをロイ・トーマスが、
そしてアーティストをニール・アダムスが担当。
普段の私のレビューでは作者については殆ど触れずに、
ストーリーやキャラの話を重視して紹介するのですが、
さすがにこの年代の作品となると
今では有名になった方が多いので紹介しています。

…で、この音速で走り出しそうな
格好をしたサイクみたいな男は誰なのかって?
まさしく彼はサイク本人です。
センチネルの基地に突入した初代X-MENは
そこで捕まっていたスカーレットウィッチや
クイックシルバーを発見。
彼らを逃がすためサイクはクイックシルバーと
コスチュームを交換し、
わざと捕まった振りをしていたのです。
ちなみにトードはビーストとコスチュームを交換。
スカーレットウィッチはそのまま残りました。
…そういえばついでにハボックも捕まってましたね。
X-MENの長い歴史の中でも、緑色のコスチュームを纏ったサイクは超レアなのでサイク好きは一読を。

この作品の凄いところはやはり"絵"ですかね。
上記のようにこの作品は60年代に描かれたのですが、
現代の作品と比べてもコマ割りやキャラの構図などに違いが見受けられません。
サイクがオプティックブラストを放つシーンなどは凄い迫力で描かれています。
x-men_59_2.jpg
そしてこの作品にはもう一つ特徴が。
それは私が昔のアメコミを紹介するときに
「昔のアメコミは数コマごとに説明文が載っている」
とよく言うのですが、この作品は最後のページに出てくるだけで、
そこに至るまでの18ページはほぼ説明文が無いんですよね。
説明なんか無くても絵だけで伝えられるという意思表示なのでしょうか。
そういったところも現代の作品に近い感じですね。

CAPTAIN MARVEL #36
【2013/05/08 20:31】 アメコミレビュー
古本屋で入手した昔のアメコミ紹介シリーズ。
今回紹介するのはCAPTAIN MARVEL #36。1975年の作品です。
CAPTAIN MARVEL誌を紹介するのも本ブログ初。

しかしこの作品…凄いの一言。今じゃ考えられないような内容です。
何が凄いって1ページ目を開くとそこにはウォッチャーが描かれ以下の説明文が始まります。
「月ではウォッチャーがキャプテン・マーベルの映像を見ていた。
そしてその頃地球では、アル・ミルグロムがキャプテン・マーベルの物語について
素晴らしい叙事詩を描き始めたところだった!コミックを生み出すというこの楽しさ!
そして地球では毛の薄くなった男が締め切り日を見て悲鳴を上げていた。」
captain_marvel_36.jpgそしてそのページの最下部にはこんなコメントが。
「正直に言おう、皆さん。我々には他に手が無かったんだ!
でも心配しないで。君達はまだ十分楽しめるから!」
そして次のページを開くと突然1967年刊行の
MARVEL SUPER-HEROES #12が始まります。
説明文にあったアル・ミルグロムとは
次号のCAPTAIN MARVEL #37からの担当者。
つまりどういうことか。
締め切りに間に合わなかったから今回の#36は
再録で我慢してね、という事です。
…こんなのアリか!?
MARVEL SUPER-HEROES #12が終わると、
最後に2ページだけ再びウォッチャーが出てきて、
「キャプテンマーベルは月に基地を作った。
このウォッチャーの家の中にだ!
キャプテン・マーベルに死をくれてやるわ!!」
と叫んで次号に続くで終わります。
…ウォッチャーってこんなキャラだっけ?

何かもう本当に滅茶苦茶な内容ですが、
再録されてるMARVEL SUPER-HEROES #12は
スタン・リー&ジェネ・コランのコンビが描いており、
レジェンドの作品を楽しめる機会をもらったと考えれば…いや無理だろ。

IRON FIST #15
【2013/05/07 20:38】 アメコミレビュー
古本屋で入手した昔のアメコミ紹介シリーズ。
今回紹介するのはIRON FIST #15。
1977年刊行で、第一期IRON FISTの最終号です。
何と本ブログでIRON FIST誌をレビューするのは今回が初。
基本的に私ってコズミックヒーローとクライムファイターを読まないので…

で、何故そんな私がこの作品を買ったかというと、ただ古かったからという訳ではありません。
X-MENと競演してたからです。
どうやらこの作品がアイアンフィストとX-MENの初競演作のようですね。

ironfist_15.jpgストーリーとしてはアイアンフィストが
友人のミスティナイトに会いに行くのですが、
彼女がいない時に部屋に入ってしまい、
そこでたまたま当時ルームメイトだったジーンの
パーティのために来たX-MENと遭遇。
侵入者と勘違いしたX-MENが襲い掛かるというもの。
…結構酷い(笑)。
最後は戻ってきたジーンが問答無用の
サイキック攻撃で全員を落ち着かせ(?)、
アイアンフィストは自分のルームメイトの
ミスティナイトの友人だと説明。
「ウルヴァリンはいつもの事だがオロロ、
君まで?何故だい?」
ジーンと一緒に帰ってきたサイクが、
そうストームに聞くと
「だって…サラダボールをぶつけられて…
ああ、もう死にたい!」
と恥ずかしそうに弁明するストームが少し可愛いです。

最後は皆で仲良くパーティで締め。
最近はこういった日常ストーリーも見なくなったなぁ。

WEIRD WONDER TALES #1
【2013/05/06 19:13】 アメコミレビュー
ふらっと古本屋に足を伸ばしたら、昔のアメコミが置いてあったので購入してきました。
今回はその中からこのWEIRD WONDER TALESという作品をレビューします。

weird_wonder_tales_1.jpg…とは言ったものの私自身がX-MEN、
アベンジャーズ、ファンタスティック・フォー以外の
作品に疎いため正直この作品が何なのか全く分からず。
仕方が無いので少しネットで調べてみました。

この作品は1973年に刊行されているのですが、
どうやらさらに昔の時代の再録本のようです。
全22巻が刊行されて表紙は新規に描かれたようですね。
ゴールデンエイジクラスの時代の再録のようですが
幾つかの話をまとめているため、何とストーリーが
カット編集されている話もあるみたいで。

今回紹介している#1には
・The Thing That Deveoured A Planet !
・Enter: The Machine Age !
・It Came From Beneath The Earth
・The Eye Of Doom
の4作が収録されていましたが、
一応読める内容にはなっていました。
一つ一つが5ページくらいで完結する短編で、
ちょっとした読み物という感じで深いストーリーなどはありません。

たとえば「The Thing That Deveoured A Planet !」のストーリーは大学で物理の講義を
学生が聞いていたのですが教授が「ノミにとっては猫も人も同じような巨大な化物だ」
と言ったところ、スミスという生徒がたとえが分からないと批判します。
そこで教授は宇宙レベルの巨大な化物の前では太陽も地球も同じゴルフボールにしか過ぎないと説明します。
そこで教授がイメージした宇宙レベルの化物が画像の化物なのですがスミスは一笑に付してしまいます。
しかし彼が学校からの帰り道に空を見上げると、そこには教授が描いていた巨大な化物の手が…みたいなオチ。

本作の作者はギル・ケイン。
レジェンドクラスのアーティストであり、MARVELではアイアンフィストを生み出した人物であり、
DCではグリーンランタンを生み出した人物として知られています。シネストロなんかも彼が産みの親ですね。

なお上記の情報は私がネットで得た情報をまとめたものです。(ストーリーは私が訳した内容ですが)
もしアメコミの歴史に詳しい方で、情報が間違ってると気付かれた方がいらっしゃいましたらご指摘願います。

MARVEL SUPER HERO CONTEST OF CHANPIONS #1
【2013/05/05 23:42】 アメコミ原書翻訳
"始まり:宇宙のとある場所にて…"

二人の人物が会話をしていました。
「意見は一致した。
この星系において最も多くのチャンピオンを有する地球にて、
我らの駒を用意するのはどうか?」
「いいだろう!このコンテストの参加者が褒美として得るのは生と…死。
それでは地球へと向かおうか、挑戦者よ。ゲームの始まりだ!」

第一章 ヒーロー達の召集!

ここはアベンジャーズ・マンションの訓練施設。
そこでは今日もアベンジャーズの面々が訓練に精を出していました。
「もっとウェイトを上げてくれ、ワンダ。まだ汗すらかいてないよ!」
「どれぐらい増やせばいい、ワンダーマン?
あなたが持ち上げてるのは既に2トンを超えてるのよ?」
重量挙げをするワンダーマンと、それを補助するスカーレットウィッチ。
そしてその後ろでは、
「もう50周どうだい、ヴィジョン?」
「いいですとも、アイアンマン。アンドロイドは疲れを感じませんから。」
アイアンマンとヴィジョンがランニングを続け、その横では
トランポリンで跳ねるキャプテンアメリカと
吊革でバランスを取るワスプの間をビーストが駆け抜けていきました。
「すまないね、キャップ!たとえ一時的な訪問だとしても
こんな愉快な人材がアベンジャーズ・マンションに戻ってきたんだ!
ディフェンダーズでもここまでの逸材はなかなかいないんでね!」
「ビースト、君が跳ね回るとどうなるか、少しは考えてくれないか?
ワスプが死んでしまうところだったぞ。」
「ビースト、団体行動とは何なのかを学ばないと、
いくらかつての大切な仲間でも今後は一緒にいてあげないわよ。
離れてた期間が長かったのか知らないけど、少し鈍ってるんじゃないかしら?」
ワスプの嫌味にビーストが反応します。
「鈍ってるだって?この私が?
ははっ!ならばこうしようじゃないか!
今から1分間、君達6人と私が戦って私が敗れなければ、
私に謝ってパーティーを開いてくれるかね?」
その言葉と同時にアベンジャーズがビーストに襲い掛かりました。
「いいだろう、アベンジャーズ!」
アイアンマンが叫ぶとワンダーマンがビーストに突進していきます。
「俺が捕まえてやる!…おっと!」
その突進をさっと避けるビースト。彼はそのままワンダーマンの背中を蹴って逃げ出します。
「ワンダーマンをサーフボードみたいにして飛んだぞ!」
そう言いながら向かってくるアイアンマンをかわし、
「私達の間をピョンピョン飛び回ってすり抜けて行く!」
捕まえようとしたキャプテンアメリカも手が出ません。
⇒続きはここをクリックして表示して下さい。
CABLE AND X-FORCE #7
【2013/05/04 19:19】 アメコミレビュー
「元気かい、ネイト?」
「悪いがあんたの説教を聞いている暇はないんだ、スコット。」
「説教なんかする気はないさ。」
「元気だよ。他に用事は?」
「見たところS.W.O.R.D.が押収した宇宙船を拝借しようとしてるようだが、
アビゲイル・ブランドと彼女の宇宙警察が見逃すと思っているのかい?」
「あいつらなら我慢してくれるさ。」
「ははっ。私の経験から言えばそれは無いだろうな。」
「失礼を承知で言わせてもらうぜ、スコット。
もしも俺を止めに来たってんのなら、俺達は言うことを聞く気は無い。」
「息子よ、君はそんな事を考えて…」
ズガアアッ!
突如謎の攻撃を受けるサイクとケーブル。
「さっき言わなかったかな…アビゲイル・ブランドと彼女の宇宙警察が見逃すはずは無いって。」
サイクはそう言うと彼らの前を飛行するS.W.O.R.D.の戦闘機を睨みました。
cable_and_x-force-7.jpg「あまり親として君にしてやれたことは無いが、ネイト。
一体何をやろうとしているのか教えてくれないか?」
サイクがブラストを撃ちながらそう聞くと、
同じく銃を撃ちながらケーブルが答えます。
「ブランドが宇宙人を捕獲して銀河間戦争の
犯罪者としてラフトに収監したという噂が流出した。
俺達は嫌なニュースが実現する前に、
そいつを解放しようとしている。」
「嫌なニュースとは?」
撃ち落された戦闘機を見ながらケーブルが答えます。
「木曜日の午後に600万人の
死者が出るといったところか。」
「それは嫌だな。」
「ああ。」
「君は私の息子だ、ネイト。
もし君が遊びのつもりで宇宙船を盗んだとしても、
私は君の味方になるつもりだった。
だが君はふざけてなどいなかった。
君は私の信用に足る男だ。今まで通りにね。
私は君を止めにここに来た訳ではない。
君が無事か確認しに来ただけだ。
…そして星系間の法を破る手助けが出来ないかと思って来たんだ。」
「ありがとよ…親父。」
二人は固く握手をします。
その時、撃ち落した戦闘機に通信が入りました。
『ラフトから宇宙人が脱出した。人質を取っている。至急向かうように。』
「人質だと?くそっ!」
それを聞いたケーブルが慌てて戦闘機に乗り込みます。
「俺は現場に向かう。」
「わかった。仲間を救って来い。また後で話そう。」
サイクがそう言うと、ケーブルは戦闘機に乗って飛んでいきました。

想像以上にサイクとケーブルの仲が良くてほっこり。
最後にケーブルが礼を言いながら握手をするシーンは熱いですね。
今や親子揃って正統派ヒーローとは程遠いポジションになってしまいましたが
それでも彼らの絆は固くつながってるんですね。
…ただ前回も言いましたが、理由もなく戦闘機を盗んでも
お前の味方だと言い切るサイクは親としてどうなのかとは思う。
そこは叱れよ(笑)。

ALL-NEW X-MEN #10
【2013/05/03 23:58】 アメコミレビュー
突如ウルヴァリンと若きX-MEN達が銀行を襲撃します。
恐怖にすくむ銀行員達。
しかし彼らが恐ろしさに瞑った目を開くと、そこには空っぽの金庫だけが残されていました。
全てはレディ・マスターマインドが作り上げたX-MENの幻とミスティークによる変装でした。
彼女達は自分達の能力を利用して簡単に1800万ドルもの大金を手に入れたのです。
しかし被害者も出ていました。警備員達が叫びます。
「何が起きたんだ?」
「グ…グレイが殺された!あのクソミュータントが!!」

その頃ジーン学園にはサイク達、新エグゼビア学園のX-MENが訪れていました。
サイクが語りかけます。
「戦いに来た訳ではない。誤解を解き、そして提案をしに来たのだ。」
怒りを露にして前に出るウルヴァリン、ストーム、そしてキティの学長達。
「その提案とやらが、お前がチャールズ・エグゼビアを
殺したことについて裁判を受けようって内容なら聞いてやるよ。」
サイクを睨みながらアイスマンがそう言い放ちます。
「我々は確かに償うべき多くの罪を負った。」
「だがチャールズ・エグゼビアを
俺達の目の前で殺した男はたった一人だ。」
「ああ。確かに君達の目の前であれは起きた。
だが私が自分を育ててくれた人を
最初から殺そうとしたと君は思っているのか?
私を絶望の淵から拾い上げ、全てを教えてくれた人だ。
私に人生の目的と意味を与えてくれた人だ。
私が自分を制御出来た上で彼を殺したと君は思っているのか?
もしも君が本当に私が自分の意思でチャールズ・エグゼビアを殺したと思っているのなら…
私をこの場で殺せ。君達が私をそんな風に思っていると考えながら生きるなんて私には出来ない。」
サイクの言葉にウルヴァリンが苦虫を噛み潰した様な顔をしていると、
クラコアが巨大な口をあけてサイク達を飲み込みました。
「クラック、そいつらを放せ。さもないと…」
ウルヴァリンがそう言う前にクラコアの口の中から凄まじいエネルギーが放たれ、
たまらずにクラコアは彼らを吐き出しました。
「信じられないことをするわね。」
「今度こそ殺してやる。」
憤る女性陣をサイクが抑えます。
「X-MENよ。今日は目的があって来たのだ。」
「何が目的なんだ?」
若サイクが聞きました。その質問を聞いてサイクが彼らに訪問の理由を告げました。
「我々は学園を開いた。」
その言葉にエマとマジックが続けます。
「入学願書を受付中よ。」
「時間を飛び越えてきたオリジナルX-MENでも結構よ。」
キティが叫びます。
「馬鹿にしてんの!?」
マグニートーが前に出ました。
「新たなミュータントが世界中で生まれたことによって混乱が生じるだろう。
それは恐怖を生み、憎悪へとつながっていく。やがて行き着くのは我が民への暴力だ。
我々はそれと戦うために互いを鍛え合おうとしている。」
「新エグゼビア学園でね。」
サイクの言葉にジーン学園の教師陣が一斉に怒りの表情を見せました。
「サマーズ、いくらあなたでも正気じゃないわ。」
「恐ろしい事を言いやがる。」
「さっさと出てって。」
「エグゼビア学園だと?てめぇ…」
彼らの怒りの声を無視してサイクは続けます。
「ここにいる全ての者に選択権はある。
ここに残り、我々が君達の仲間として我々が持てる力の全てを以って
この学園を守ろうとしている事を知るのもいい。」
「私達はあなた達の助けなんか…」
キティが口を挟もうとしますが、サイクは話を続けます。
「だが新エグゼビア学園では戦うことを学ぶ事が出来る。
我々はメッセンジャーになろうとした。我々は平和主義者になろうとした。
我々は隠れる場所もないのに逃げ隠れようとした。
我々は様々なことに挑戦したが、それは結局我々の真の姿を知らしめるだけだった。
その真の姿こそエグゼビアが我々に目指すべきと教えてきたもの…」
「それは何なのかね、スコット?」
彼の目の前に来て尋ねるビーストにサイクが答えます。
「戦士だ。」
サイクはそのままビーストを見つめながら話を続けます。
「我らが信じていた事が正しかったことを示すために殉じる者だ。
君こそがその象徴ではないのか、ヘンリー?」
「私が?」
「違うのか?君は自分が正しいと信じるものの為なら何でもする。
たとえどれだけの場所と時間の犠牲を払っても…
たとえどれだけの犠牲が過去と未来に生じても。
我々は戦士なのだ。
子供の時から…我々は持てる力全てを使って戦ってきた。
我々はその事を覚えている。
そして今、我が民は大きな二度目のチャンスを手に入れた。
我々はこの世界で生きるため、権利を守るために戦う。
もし我々が動かなかったら…誰が動くのだ?」
ビーストは何も答えません。ただ黙ってサイクを睨みます。

サイクはそれを受け流すと若き初代X-MENの方に目を向けました。
「ジーン…そして私も。君達に会えてよかった。
君達がいつまでここに滞在しているのかは知らないが、いるべき場所に帰った方がいい。
君達を見ると、今もあの頃の自分の様に世界が単純に見えたらよかったのにと思わさせられる。
本当だよ。私の言葉が恐ろしく聞こえるのも分かる。
私がマグニートーと一緒にいる事に狂気を感じるのも分かる。
だが私は経験を通じて、この世界は我々を助けてくれないことを知った。」
「我々は互いに助け合っていく。」
マグニートーの言葉を受けてサイクが続けます。
「そこにいる君達の友人のハンク・マッコイに
我々に憑依したフェニックスがどうやって終わりを迎えたかを聞くといい。
そしてそれでも私を責めるか、もう一度よく考えるんだな。」
そしてサイク達はマジックのテレポートの中に消えていきました。
最後の言葉を残して。
「我々と共に来る準備の出来た者は…新たな人生のために我々が後で迎えに来る。
よく考えておくことだ。これで言いたいことは全てだ。」

all_new_x-men_10.jpg残された若サイクは呟きます。
「あれはどういう意味なんだ?
フェニックスって何だ?」
キティが答えます。
「トニー・スタークが事故で
彼の体内に憑依させたの。
コズミック・フォースよ。」
「で、そのフェニックスっていうのが
僕を狂わせてエグゼビアを殺したと?」
若サイクはビーストを睨みました。
「あなたの言ってた事と違うようですが?」
ビーストが答えます。
「確かに。成長した君はあの力に飲み込まれた。
そして君が聞いたように、
自分が為すべき事を為す存在であると
思うようになった。」
「そしてそれを僕に言わなかった。」
若サイクが不信の目でビーストを見ます。

そして数刻が経ち、
夕闇に照らされたジーン学園に再びサイク達が訪れました。
彼らの前には若サイクが立っています。
「まだいたのか?何故帰らない?自分の時間に帰るんだ。」
若き自分にサイクが言います。
「僕達は多数決で残ると決めた。」
「何故?」
「何故なら僕達が今帰ったら、自分達に何が起きるかを知ってしまっている。
ジーンは死に、エグゼビアも死ぬ。今さら帰っても何も目標がない。
だからここに残って新たな目標を見つける。
与えられた二度目のチャンスを捨てろというのか?」
その質問にエマが答えます。
「あなたには何も与えられていないわ。奪っただけ。」
そしていつの間にか集まってきたジーン学園の生徒達にサイクが聞きました。
「約束したように我々は戻ってきた。我らの呼びかけに応える者はいるか?」
その言葉に返事をした者達がいます。
「私達は行く。」
「セレスティ、ニンディ、フォービィ、カッコウか。」
「ここよりはましな場所みたいだから。」
「それはよかった。一緒に励むとしよう。他にはいないか?
いつも側にいることを約束しよう。」
そうサイクが言うと若サイクが言いました。
「僕達はここに残って、X-MENとして何をするべきか考える。」
しかしその後ろからサイク達に声をかける者がいました。
「僕はあなた達と一緒に行くよ。」
その言葉に若サイクも、ウルヴァリン達も驚きます。
「お前がだと…」

…って先にレビューしてしまったUNCANNY X-MEN #4で
既に誰が行くか答えを言ってしまっているので今更感が半端ないですが、
一応このALL-NEW X-MENとしては、その答えは次号まで取っておきましょうか。

今回の話で一番面白かったのは、やはりUNCANNY X-MEN誌との平行展開。
UNCANNY X-MEN #4の作中の会話と全く同じ内容の会話が別アングルで繰り広げられます。
UNCANNY X-MEN誌ではエマとカッコウズの精神会話がメインだったのに対し、
こちらはサイクが自分の思想を語るのがメインの流れ。
今回の話で今のサイクの考えがよく分かったと思います。
サイクは世界に対し完全に冷めた考えを持っています。
誰も自分達を助けてくれる者などいない。だから自分達で助け合う。
だからジーン学園も自分達が助ける。そして自分達を拒む存在と戦うために訓練をする。
そこにはかつての教授の思想は微塵も感じられません。
ですが彼はそのために鍛え上げられた戦士こそがエグゼビアが求めていた者と主張します。
これはどうなんでしょうね。サイクファンの私から見てもズレている気がしますが。

しかし今回サイクがビースト言った皮肉はかなり効いてましたね。
おそらくは大多数の読者が思っていたことをズバッと言ってくれました。
何も反論できず黙り込むビーストが痛快でした。

今回少し気になったのがジーン学園のスタンス。
本ブログではWolverine and X-MEN誌のレビューを最近行ってませんが、
別にウルヴァリンが嫌いだとかそういう訳ではなく、
特にレビューする内容がないというのが正直なところなんですよね。
学園ものとしてのんびりと学園の日々を描いているので、
そういった作品もありだとは思うのですが、サイク達に比べて学園の方向性が掴めないというか。
必死にミュータントを迫害から守り、それに立ち向かって行こうというスタンスを示す
新エグゼビア学園に対し、ジーン学園はこれからも楽しく和気藹々とミュータント学園をやっていこう
って感じなのでしょうかね。校長のキャラには合ってませんが(笑)。

UNCANNY X-MEN #5
【2013/05/02 00:03】 アメコミレビュー
ヘリキャリアではS.H.I.E.L.D.上層部がサイク率いる
X-MENの処遇について会議を行っていました。
時間を制しアベンジャーズですら止められぬ
少女の存在にヒル司令官は頭を抱えます。

その頃、新エグゼビア学園のマジックの部屋では、
電気も付けずに座り込むマジックにサイクが話しかけていました。
「イリアナ?」
「もう大丈夫よ、スコット。」
「ああ、見れば分かるよ。何か手伝えることはあるかい?」
「あなたに何が出来るの?」
「君の話を聞く事が出来るさ。」
「私達って友達だったっけ?」
「そう思ってるけど。君に何があった?」
「説明するのは難しいわ。」
「僕達は何か問題ごとに直面しているのかい?」
「僕達?」
「君が困っている。そして君の側には僕達はいる。
ならば僕達もその問題に直面しているということだろう?」
サイクのその言葉にマジックが笑いました。
「あれは突然どこからともなく来たの。」

そしてマジックはあの時のことを回想します。
サイク達を連れて学園に戻ってきた直後。悲鳴を上げてその場に倒れた時のことを。
「こんな事、今まで誰も私にしてこなかった。」
「何をされたんだ?」
「私の意志に関係なくリンボ界に飛ばされた。」
「誰がしたんだ?」
「誰だったかしらね。」
「誰だい?」
そしてマジックはその名を口にします。
彼女を強制的に魔界に送り込んだ存在…その名はドーマムゥ。
ドーマムゥはマジックを捕まえると、その目的を彼女に話します。

「私はお前がフェニックスフォースを手放すか、
もしくはそれによって死に至ることを願っていた。
だが今のお前は壊れた人形。
お前の暴走したミュータント能力は次元を超え、我が世界をも引き裂いた。
お前は罰せなければならない。お前は我が存在にとって脅威。
それが許せぬのだ。未熟な子供の癖に大人の身体を持つ者。
忌々しいベラスコの遊びのためにこの私が苦しむ道理はない。」
ドーマムゥの指がマジックの体内にめり込んでいきます。
「ここはお前の世界ではない、小娘。これはお前が持っていい力ではない。
我が力を以って殺してやる!」
ドーマムゥがそういった瞬間、マジックの身体が赤く光りました。
「何…?」
ドーマムゥが驚愕の表情で後ずさります。
「この愚か者が…」
そう言ってドーマムゥを睨む彼女の姿は、もはやマジックという存在ではありませんでした。
その顔はまさに悪魔そのもの。

マジックがその時の事を回想しながらサイクに話します。
「彼は私からあれを解放したの。私の…暗黒面を。ダークチャイルドを。」

制御を失ったマジック…いや、ダークチャイルドがドーマムゥに襲い掛かります。
その姿に恐れおののき、魔界の悪魔達ですら一目散に逃げ出します。
マジックに踏みつけられながらドーマムゥが話しかけます。
「お前は自分の力がどこから来たのか知らない。
お前は自分が払う代価も知らない。フェニックスはお前を壊した。お前は…」
「黙ってくれない!?」
マジックはそう言うとドーマムゥを踏みにじります。
「その通りよ、ドーマムゥ。さっさと逃げなさい。
悪魔を殺す方法を知りたくてしょうがないの。
私がその方法を見つけないことを祈ってなさい。」
「お前は…間もなく…死ぬ定めにある女だ。」
ドーマムゥがそう呟きます。

マジックはまたサイクに話を続けました。
「彼が言ってたことは…正しいわ。
私の力は壊れている。あなた達と同じようにね。
フェニックスフォースの火を灯した者達は皆そう。
私が違うのは、私は魔法につながっている。
uncanny_x-men_3rd_5.jpg…リンボにね。
自分でも理解できていないものにつながっている。
何も知らないって事だけは分かっているわ。
単純な日常ではそれでよかった。
でも今は…恐い。
何をすればいいのか分からないの。
この欲求不満のような感覚…数日間は気持ちよかった。
初めて永遠に感じられた。良い方向に向かうと思ってた。」
サイクがマジックの肩に手を置きました。
「もしも医者に診てもらいたいなら
ドクター・ストレンジのところに行こう。」
「そうね。でもドクター・ストレンジはアベンジャーよ。
私達には協力はして…ああああっ!!!」
また悲鳴を上げて倒れるマジック。
その悲鳴は学園中に響き渡りました。

何とか起き上がったマジックは不安そうに言います。
「私は皆の迷惑になりたくない。
私達にはこの学園が必要なの。
これは私達の最後のチャンスなんだから。」
サイクがマジックに笑いかけました。
「互いに治していこう。そして生徒達を育てよう。
その時こそ僕達の新たなミュータントの革命が果たされるんだ。」

そしてサイクはマジックを連れて仲間のところに行きます。
「ラスプーチンは幾つかの問題を抱えているようだ。
ドクター・ストレンジのところに行って、
彼が何か光明を見出せないか見てこようかと思うのだが…」
しかしそこでマジックが叫びました。
「スコット…だめ…出来ない!」
次の瞬間、全員の身体が光に包まれました。
「マジック?」
「私じゃない。」
そして彼らが辺りを見渡すと、そこは暗黒の魔界の中。
「イリアナ?誰がやったんだ?何がどうなった?」
サイクの問いにマジックが振り向き答えました。
「私じゃない。」
しかしその顔は醜く歪んだダークチャイルドの顔でした。

…恐ぇよ。最後の展開。もうホラーだよ。
今回から急に話がダークになりまして。それに合わせて絵柄も一気に変わりました。
作画担当のフレイザー・アービングという方はあまりMARVELでは見かけない名前ですが、
よく見ると実に見事な絵を描かれる方だと思います。
前任のクリス・バチャロが漫画に近い日本人好みの絵柄なので、比較してしまうと
一見不気味な絵柄に見えますが、カッコウズの少女達は実に美しく描かれています。

また何と言っても今回私が一番感嘆したのが表情の上手さ。
uncanny_x-men_3rd_5-2.jpg
上の画像はX-MENが全員集まっている場所でテンパスが、
「いい男ね…」
と言うとエマが
「エンジェルのこと?」
と聞くのですが、それに対して
「サイクロップスのことよ。」
と答えるシーン。
テンパスのうっとりとした表情がよく分かります。
そして彼女の言葉を聞いて見事に変化するエマの顔。
またここでエマが年相当の顔に描かれているのも興味深い。
エマとカッコウズってクローンという事もあり、描き分けって難しいんですよね。
それこそクリス・バチャロが描くと完全に同じ顔。
でもフレイザーは目元の微妙な皺などで彼女の年を描いています。

魔界に来てしまったX-MENは果たしてどうなるのか。ってところで次回に続く。

UNCANNY X-MEN #4
【2013/05/01 00:54】 アメコミレビュー
ジーン学園に訪れたサイク達。
「戦いに来た訳ではない。誤解を解き、そして提案をしに来たのだ。」
学園の中から出てきたかつての仲間達、そして過去の自分達に向かってサイクはそう言います。
それを一歩引いた場所から見ていたエマ。しかし彼女にも声をかける者達がいました。
uncanny_x-men_3rd_4.jpg『嫌な人が戻ってきたわね。』
『また会えて嬉しいわ、子供達。
セレスティ、ミンディ、フォービィ。元気だった?』
『地獄へ堕ちろ、お母様。』
それはエマのクローンの少女達。カッコウズです。
「我々は確かに償うべき多くの罪を負った。」
「だがチャールズ・エグゼビアを
俺達の目の前で殺した男はたった一人だ。」
「私が自分を育ててくれた人を
最初から殺そうとしたと君は思っているのか、ボビー?」
サイクと学園の教師達が話し合う横で、
彼女達もテレパシーで会話を続けます。
『私達を勧誘しに来たの?
貴方が私達をどれだけ絶望させたか。』
『私達も貴方の仲間よ。私達は学校を新設したの。
そして貴方達には私達が今まで
選ぶことも出来なかった選択肢をあげたい。
貴方達が私を憎んでるのは知ってる。
私を必要としていないのも知ってる。
でもこの地球上で私以上に
貴方達を理解できる者はいないわ。』
エマがそう言うと三人は彼女を睨みます。
『死ね。』
『ちょっと、私達にもそんな言葉を投げかけないでよ、セレスティ』
『彼女が怒っている理由は、貴方に精神探査で呼びかけても返事をしてくれなかったからよ。』
『私達から逃げてるとしか考えられなかった。』
『どこにいたのよ?私達をここに残して。』
『何かが昔と違うようだけど、何が変わったのよ?』
次々と質問を投げかける彼女達にエマが答えます。
『言いにくいし…認めたくは無いのだけれど…』
セレスティの表情が変わりました。
『貴方、もしかして能力を失ったの?私達の心を読めないの?』
『手厳しい表現ね。貴方達にはわからないでしょうけど。』
『私達が彼女に従っていたのは彼女が私達の心を読めたから。それだけのこと。
これは面白くなってきたわね。』
『セレスティ、やめな…』
エマが最後まで話す前に、彼女の視界が真っ白になりました。
「この技なら知ってるわ。私自身が貴方達に教えたのだから。私には通用しない。」
そう言う彼女を三人が取り囲みます。
「貴方は私達がそんな事をしようとしてると思ってるの?」
「違うのかしら?私を貴方達の精神監獄に閉じ込め、突っつき回すのかとばかり思ってたわ。」
「何故貴方はこの時点においても私達のことを知ってるつもりになっているの?」
「何故なら貴方達は私の一部だからよ。」
「何故私達は興奮を抑えられないの?そして貴方に何が起きたの、フロスト先生?」
そしてセレスティがエマの精神に干渉します。
「貴方に何が起きたのか見せてよ。」
「セレスティ。」
「見たいわ。」
そして4人はあの光景を共有します。
「やめて!スコット!やめて!!」
愛する者に襲われ、その力を奪い取られたあの光景を。
その衝撃にカッコウズは驚きを隠せません。
「あれは一体何なの?」
「フェニックスによって正気を失ったスコット・サマーズみたいね。」
「彼女の能力を破壊して、自分自身のものにしようと取り込んだ。」
「嘘でしょ!」
セレスティが、その場に崩れたエマに近寄ります。
「やり過ぎたわ。ごめんなさい。知らなかったの…ごめんなさい。」
「構わないわ。」
エマが立ち上がります。
「貴方達は私を傷つけようとして、そして傷つけた。
貴方達は私を辱めようとして辱めた。
でも貴方達を裁きはしない。貴方達三人は私の一部なのだから。
貴方達は私になろうとして生まれ、数年で私になった。
私以上に私になったという意味は誰にも分からない。」
その言葉に三人が答えます。
「私達は完全に貴方と同じではないわ。
私達は育っていく。そして変わっていく。
私達にどれだけの差があるのか今も話しているわ。そして…」
「残念ね。」
「そう、多くのものを見てきた。かつての私達と違うものを見ているわ。」
彼女達がそう言うと、エマが静かに話し始めました。
「貴方達に新しい学園に来て欲しい。貴方達に教えさせて欲しい。
私には多くの教える事があるし、貴方達には多くの学ぶものがある。」
そしてエマは最後に言います。
「でももちろん選択するのは貴方達。」

…で、その結果。
新エグゼビア学園に戻ってきたサイクが生徒達に新しい生徒を紹介します。
「ウォーレン・ワージントン三世。オリジナルX-MENの一人だ。
チャールズ・エグゼビアの夢を信じ、正しき事を為すために過去から来た。
彼のことはエンジェルと呼んでくれ。そしてそこの三人はステップフォード・シスターズ。
我々にとってとても特別な生徒だ。」
と、サイクが紹介したところで突如マジックが悲鳴を上げて次号に続くみたいな感じ。

今回は完全にエマとカッコウズが主役でしたね。
彼女達の関係は2006年に刊行されたPhoenix Warsongという作品で説明されているのですが、
簡単に言うとカッコウズとはウェポンプラス計画で生み出されたウェポンXIVという存在であり、
エマの遺伝子から作られた1000体に及ぶクローンなんですよね。
その中で色々あって現在まだ残ってるのがセレスティ、ミンディ、フォービィの三人。
基本的にエマは彼女達を娘として愛情を以って接してはいますが、
カッコウズの方はいつも一緒にいることはいるのですが
エマとは距離を置いた感じで接しており、難しい関係が続いています。
で、まあ今回も結局エマについてきたと。まあ妥当な流れでしょうね。

むしろ何でお前がと言いたいのが若エンジェル。
これはUNCANNY誌だけ読んでると説明が一切無いので意味不明ですが、
同時進行のALL-NEW X-MEN誌で伏線が張られています。
2誌を両方読まないと流れが把握できないとは恐ろしい販売方法だ(笑)。

今回特に紹介しませんでしたが、サイク達が勧誘に行っている間に
新エグゼビア学園の生徒達が何をしていたのかも描かれています。
時を止める能力を持ちテンパスというコードネームを与えられたエヴァ、
ヒーリング能力を持ちトリアージというコードネームを与えられたクリストファー、
そしてまだコードネームが無いベンジャミンとファビオ。
彼らは電話はないかと学園内をうろつきます。
そして教師達が戻ってくると、そこには恐竜に襲われパニックに陥ってる彼らの姿がありました。
「しばらく放っておきましょ。」
冷たくそう言い放つエマ先生。
サイクも黙ってしばらく眺めていましたがファビオが作った金の玉が自分にぶつかると
「もう十分だ。」
そう言いました。
「分かった。」
マグニートーがそう言って手にしたスマホのアプリをクリックすると恐竜達の姿が消えます。
「何をしている!?」
マグニートー先生が凄まじい威圧感で怒ります。
「電話を探してたんです。」
「電話のボタンを押したら突然襲撃を受けて…」
そこでサイクが言いました。
「君達はデンジャールームにいたんだ。あれは電話じゃない。」
凄いですね。最近のデンジャールームはアプリ化に成功したみたいです。
ただマグさんが停止した時に見せた彼のスマホのホーム画面。
uncanny_x-men_3rd_4-2.jpg
どうみてもLINEがインストールされてるんですけど一体誰とやり取りしているのやら。
あとメールも未読が何通か溜たまってるみたいだし…

※2013/05/02 追記
コメントにてご指摘頂き、上記画像のアイコンはLINEではなくiPhoneのメッセージアプリとのことでした。
訂正します。どちらにせよ誰とメールしてるんだって話ですが。




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