rise from dilapidation !!

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rise

  • Author:rise
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    サイクロップスが大好きな
    アメコミファン。
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UNCANNY X-MEN #233
【2013/01/30 21:30】 アメコミレビュー
今回はかなり古い作品。
1988年に出た作品で、#232から#234まで続くEARTHFALLというストーリーです。
メインのストーリーはタイトルの通り地球に落ちてきたブルードという宇宙生物と
ウルヴァリン達X-MENが戦うというものなのですが、その裏でもう一つのストーリーが進行します。
それは当時のサイクの妻であるマデリーンが夫と一緒にいるジーンの姿を見て絶望し、
やがて狂気に駆られ悪魔と契約して、その姿をゴブリンクイーンへと変貌させるインフェルノへの導入です。

この#233ではマデリーンが絶望に打ちひしがれるシーンが抽象的に描かれます。
背中に生えた翼を羽ばたかせ、愛する息子を胸に抱き、夫と人生を謳歌するマデリーン。
しかし彼女の前に服も髪も顔すらも、何もない人形の様な人間が現れます。
するとマデリーンの横にいたサイクが、その人形に歩み寄りキスをします。
そしてサイクはマデリーンの方を向きこう言うのです。
「お前にそんな羽は不要だ。お前は飛ぶことなど出来ない。お前は私達の様に特別ではないのだ…」
uncanny_x-men_233.jpgそしてサイクはマデリーンから
羽を毟り取り、息子を取り上げます。
そして息子を人形に渡し、
今度はマデリーンの髪を掴みます。
まるでかつらの様にマデリーンから髪が取れ、
サイクはそれを人形にかぶせます。
「何をするの!私はあなたを愛しているのに!!」
「知ってるさ。だがすまないな。
私には既に愛している女性がいるのだ。」
そう言うとサイクはマデリーンから唇を奪い、
鼻を取り、そして涙を流す瞳を奪います。
「模造品からパーツを取って本物を直す。」
いつの間にか人形は自分の顔…
いや、自分のクローン元であるジーンになっていました。
そして自分は何もない人形。
「君を傷つける気はなかったが…
ジーンが生きていると分かった以上、
私は彼女の元に戻るよ。
二度と彼女を失わない。さようなら、マディ。」
そして彼女は全てを失って一人残されます。


全てマデリーンの思い込みなのですが、寒気がするぐらい気持ちの悪い描写です。
人がその全てを失うとはこういう事なのでしょうか。
表情すら失くし、何も無い世界に一人立ってサイク達を見るマデリーンの姿はトラウマになりそうです。
この作品の絵を担当しているのはマーク・シルベストリという方なのですが、
この頃から既に凄い画力だと思います。しっかし左下のサイクの邪な笑顔ときたら…(笑)

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TALES FROM THE AGE OF APOCALYPSE
【2013/01/29 18:42】 アメコミレビュー
アポカリプスの時代…荒廃したその世界に二人の兄弟がいました。
その名はスコットとアレックス。
彼らはシニスターの指導の下で訓練を続けていましたが、
ある日シニスターが彼らを呼んでこう言います。
「世界でもっとも危険な男が脱走した。捕まえてきて欲しい。」
スコットとアレックスはやがて、その脱走した男を見つけます。
彼の名はクリストファー・サマーズ。彼は二人の父親でした。

父は死んだと聞かされていた二人は彼の話を信じませんが、
自分はシーアという宇宙人にさらわれ、過酷な目に会うも
何とか地球に戻ったという彼の言葉にアレックスの心が変わります。
そしてしばらく三人は行動を共にすることにしました。
しかし、そこにシニスターが現れます。
「あなたに聞きたい事がある。…我々の父親について。」
スコットの質問にシニスターが答えます。
「そうだろうな。だが後にしてくれ。」
そう言うと彼はクリストファーに銃を向けます。
「断る!」
スコットが信頼する師であるシニスターに初めて反抗しました。
しかしその時、クリストファーが突然苦しみだし、化物…ブルードへとその姿を変貌させました。
「私がお前達の父親を見つけたときには、既に彼のDNAは変化していたのだ。
彼のこのような姿を君たちには見せたくなかった。すまぬ…我が子らよ。」
そう話すシニスターにクリストファーが襲い掛かります。
「父さん、何が起ころうが…あなたなら戦える筈だ!」
そう叫んで父親を師から離すスコット。
すると今度はアレックスに向かってクリストファーが襲い掛かります。
やっと再会できた父に対して何も出来ないアレックス。
「私はもう既にお前達の父親ではない…もう抗えないんだ…スコット、頼む…我が子よ…」
tales_from_aoa.jpgそう話しかける父に対し、
スコットが悲痛な表情で見つめ返します。
「父さん……許してくれ!!」
そう叫んで全力のブラストを父に浴びせるスコット。
クリストファーは元の姿に戻りましたが、
その場で息を引き取りました。
「殺す必要はなかった!!
何か他の方法があった筈だ!!!」
アレックスが激昂して
スコットの胸倉を掴みました。
「他になかったんだ、アレックス。
あの人はお前を殺そうとしていた。」
「お前の手で助かるぐらいなら、
親父に殺されてた方がよっぽどマシだ!!」
二人の間にシニスターが入ります。
「もうよい。スコットは必要なことをしたのだ。」
そしてスコットがアレックスに話しかけます。
「アレックス、私は…」
「地獄へ堕ちろ、スコット!
お前は俺からあの人を奪った!!
俺は絶対にお前を許さない!!」

1995年に発表された巨大クロスオーバー作品
「エイジ・オブ・アポカリプス(以下AOA)」の前日譚です。
本作自体は1997年発刊であり、AOA終了から1年後の作品なのですが、
AOA本編で正史以上に仲の悪かったサイクとハボックが、
何故あそこまで険悪な仲となったのかが描かれています。
実はこのイベントが発生するまでは、そこまで仲が悪い訳ではなかったんですよね。
まあ後付設定なので本編と少し食い違う箇所もあるかもしれませんが、
2000年以降になって出てきたAOAの続編ものと比べれば、かなり良い出来だと思います。
実の父と知りながらも、弟を守るため彼を冷徹なまでに倒すサイク。
世界は違えど冷静な態度、的確な判断がそこには描かれています。
そして死んだと思っていた父に会い、そこに今まで得られなかったものを得ようとするも
結局失ってしまうハボック。「お前が奪った」という最後の言葉が彼の性格を表しています。
そして皮肉なことに、AOAでは兄によって父を失うハボックですが、
正史ではこの数年後に、弟であるガブリエルによって父を失う事になるんですよね。
AOAが好きだった人に読んでもらいたい外伝です。

MUTANT X #1
【2013/01/28 23:57】 アメコミレビュー
ある戦いで死を覚悟したハボック。
しかし彼の魂は死ではなく、別世界へ飛ばされました。
そこは自分がいる世界と少し違う平行世界。
そこでの彼はザ・シックスというチームのリーダーでした。
仲間の名前はブラッドストーム、ブルート、アイスマン、フォールン、そしてマーベル・ウーマン。
現実世界と似て非なる世界でハボックの新たな戦いが幕を開けるのです。

mutant-x-1.jpg

…みたいな流れで始まるこの話。
1998年の作品であり、ある意味ハボックが一番活躍した作品かも。
メンバーが正史と似てるようで若干違うのが面白いですよね。
吸血鬼化したストームとか、
正史と同じように研究の結果、変貌を遂げるも何か微妙に違うビーストとか。
でも極めつけはマーベル・ウーマン。この人の本名は何だと思います?
答えはマデリーン・プライヤー。
正史ではサイクの先妻で、ジーンのクローンでもあった彼女は何と、この世界ではハボックの妻です。
おまけに二人の間には息子もいて、その息子の名前がスコット・チャールズ・サマーズ。
この世界ではサイクは既に死んでて、その名前を自分の息子につけてるんですよね。
…まあ正史のキャラが平行世界で死んでて、
その名前が息子に付いてるって設定は別の作品でも見た気がしますが。

この作品、意外と設定がよく練ってあって、過去のストーリーとかも設定で出て来ます。
そこではインフェルノ事件でマーベル・ウーマンが活躍したとか、
彼らの前身のチーム名がX-FACTORだったとか色々書いてあって面白いです。
全32話で打ち切られましたけどね。
いきなり1話目で息子のスコットから「お前は本当のお父さんじゃない!」とか
言われたりと波乱の幕開けを感じさせる展開ではあったのですが。

X-MEN UNLIMITED #6
【2013/01/21 22:56】 アメコミレビュー
久しぶりに少し古い作品を紹介。
1994年の作品ですが、この頃は教授の下にX-MEN、X-FACTOR、X-FORCEが
各チームそれぞれに意義を持って活動していた頃でサイクはX-MENのリーダー。
そしてサイクの弟のハボックはX-FACTORのリーダーをしていました。

で、この話は行方不明になったハボックを探しにサイクとジーンが、
ハボックの恋人のポラリスも連れて冒険の旅に出るわけですが、
そこでソウロンという恐竜人間に襲われます。
ソウロンは元々人間だったのですが、アレックスのエネルギーの影響で恐竜化したという経歴の持ち主。
その能力の一つに催眠効果のある瞳があります。

x-men_unlimited-6.jpg冷静沈着なサイクさんは
何とか目を合わせませんでしたが、
ハボックとジーンとポラリスはその瞳を見てしまい、
幻覚に陥ってしまいます。
それによってポラリスはかつて
彼女が憑依されていたマリスに、
ジーンはかつてニューヨークを
恐怖に陥れたゴブリンクイーンに、
それぞれの姿が見えてしまい、戦いを始めます。

「アレックス、彼女達が互いに傷つけあう前に引き離すぞ。」
そう言うサイクにハボックが答えました。
「俺に話しかけるな、スコッティ!
お前はいつも俺に指図する!!」
「アレックス、何を言っているんだ?」
「俺はもうみんなの『アレックス、
何故お前は兄の様に行動できない?』
っていう言葉にうんざりしてるんだ。
俺はもうお前の影みたいに生きるのは嫌なんだよ。」

…ってハボックさん、普段どおりじゃないですか。
何も催眠受けてねぇ~!!
この頃のハボックは(今もですが)、兄への劣等感を凄い感じてて
事あるごとに、こんなネタをやってたんですよね。

それが今や刑務所に入ってるサイクに文句を言って、アベンジャーズの別働隊を率いる立場だもんなぁ。
彼も出世したもんだ。

CABLE AND X-FORCE #2
【2013/01/19 00:09】 アメコミレビュー
cable_and_x-force-2.jpgケーブルさんが頭痛を訴えたので、
いきなり開頭手術に踏み切るネメシス先生。
どこかの誰かもやってたし、
最近マーベルの中で脳味噌を見るのが
流行ってるのでしょうかね。
で、その結果ケーブルさんの脳味噌が
凄い腫れ上がっているという事実が明かされます。

暗闇の中で目を覚ますケーブル。
起き上がって横を見るとそこには
寝息を立てているホープの姿が。
「ホープは毎夜そうやってここで寝てたわ。
あなたが起きるのを待ちながらね。」
その声に振り返るとドミノが立っていました。
「もうどこかに行く気?」
「そのつもりだ。」
「午前2時に病床から起き上がったばかりで
脳味噌が傷だらけなのに?」
「大事な用だ。戻ってくる。」
「死ぬわよ、ネイト。あなたの脳は腫れてるのよ。」
「…」
「わかったわ。」

ここからしばらくドミノとケーブルの口論が続くのですが、
一体ケーブルの身に何があったのでしょうか。
ここまで書いておいて普通に脳浮腫だという訳でもなさそうだし。
これもテクノウィルスが治った副作用かなんかなのでしょうかね。

でもドミノも言ってるけど、脳手術して目を覚ましたら、
すぐに出かけるって普通じゃ考えられないし、この親父は当分死ななさそう(笑)。

CABLE AND X-FORCE #1
【2013/01/17 23:52】 アメコミレビュー
cable_and_x-force-1.jpg
某研究施設の研究員を殺害し、研究所を破壊しながら出てきたケーブルとその一派。
すると彼らの前にはハボックとアベンジャーズ、そして報道カメラが立っていました。
「ケーブル!?
待て待て待て待て。これは嘘だと言ってくれ。
お前達の周りで倒れてる人達は死んでないと言ってくれ。」
怒りと驚きを交えた表情でまくし立てるハボックに、キャップが話しかけます。
「アレックス、彼らを連行するんだ。」
しかしアレックスはそれを制してケーブルに話しかけ続けました。
「お前の親父はこの世界を炎に包み込んだんだぞ、ネイト。
この状況は俺達一族にとって非常にまずい。
俺はお前の事を知ってる。これは何かの間違いだろ。説明してくれ。」
しかしケーブルはアレックスに銃口を向けます。
「説明は出来ない。」
「ケーブル…」
そしてケーブルは容赦なくアレックス達に銃を撃つと、そのままテレポートで姿をくらましました。

まあ、親父も親父なら息子も息子で、完全に悪役ポジションですね。
この光景から正義という文字は全く感じ取れない(苦笑)。全員揃って人相悪すぎ。
でもサイクと違いケーブルって元々アウトローなキャラだったから、何の違和感もないのが凄いですね。

さて、何でケーブルが研究施設を襲ったのかは、しっかり読んでないので
よく分かってないのですが、この作品は何か面白そうな予感がします。

ケーブルがフォージに義手を作ってもらって腕からミサイルを撃てる様になったり、
(X-SANCTIONでテクノウィルスが治ったので、金属化してた腕が無くなっちゃったんですよね。)
ケーブルがドクター・ネメシスのところに銃を持って押しかけて
「俺には医者が必要だ。」
と銃口を向けながら脅すも仲間になってくれないので、悲しそうな顔をしながら
「俺は自然科学の超天才的頭脳を持った医者が必要なんだよな。」
と言うと、
「ならば私の出番だな。」
と簡単におだてられて仲間になったり、
復活したのに自分に会いに来ないケーブルに対してホープがブチ切れながら押しかけるも
「俺もお前の事が愛しかったんだ。」
の一言で一瞬にして満面の笑顔になって抱きついたりと。
何でアベンジャーズと一緒に行動してるホープがケーブルに簡単に会えるのに
アベンジャーズが捕まえられないのかっていう謎は置いておきますが。

冒頭のシーンも笑えます。そりゃ、焦りますよね。兄が世界破壊やった直後に甥がテロ行為ですから。
また誰かに洗脳されて自分自身もニュースに載らない様に心から祈ってますよ。

1/18:追記修正
上記で金属化してた腕が無くなったから義手を付けたと書きましたが、
#2を読んだところ、ケーブルの左腕は一応生身で残ってたみたいです。
ただ今まで金属に支配されまともに鍛えられなかったのか
右腕と比べてかなり細く、おそらく戦闘に適した筋力がないので、
フォージ作成の機械のパーツでそれを補っているようです。

ALL-NEW X-MEN #5
【2013/01/08 23:17】 アメコミレビュー
虚ろな空間。どこか古臭い家の中を歩くビーストにジーンが声をかけます。
「この服は何?」
彼女はマーベルガールの衣装を纏っていました。
ビーストは今の姿ではなく、まだ青くて毛深いだけだった頃のビーストです。
「それは私が一番好きなジーンの衣装なのだよ。」
「あ…そう。」
ジーンは現在のビーストの精神の中に来ていました。

一方、サイクはテキサス大学に変装して訪れていました。
生徒達の一部がサイクを支持し、ミュータント擁護のデモを行っていた大学です。
そこにはベンジャミンという学生が…いや、元学生がいました。
「ベンジャミン…」
そう声をかける学友にベンジャミンが答えます。
「見ての通りさ。学校から追い出された。
俺は何もして無いのに。そう、俺がただミュータントだったというだけで、この扱いさ。
ミュータントの自由を標榜しておきながら、目の前にミュータントが現れただけでこれだよ!」
そう言う彼の姿を周りの生徒達が携帯のカメラで興味本位に写します。
早足に大学を去ろうとする彼にサイクが声をかけました。
「君を呼びに来た、ベンジャミン。私もかつては君のようだった。
私はまだ君の能力の限界を知らないが、
どうやってその能力を使うのか指導が必要だろう?私が教えるよ。」
ベンジャミンがサイクに言います。
「俺はインターネットが使えるんだぜ。
あんたが誰だか知ってる、スコット・サマーズ。
あんたが何をしたのかも。」
「ならば私が本気だということも分かるだろう。私は君を助けたいんだ。」
「知らない人の車に乗るなって母親から習わなかったのか?」
その言葉にサイクが笑いました。
「車だって?私の近くに寄るといい。我々はX-MENなんだ。
イリアナ、二人だ。連れてってくれ。」
「俺達はどうな…うわっ!」
二人の周りを魔法の力が囲みます。
「息を大きく吸って。少し変な感覚を感じるからね。」
次の瞬間、二人は全く別の場所に来ていました。
そこはかつてウエポンXと呼ばれた研究施設。
そしてサイク達の新たな基地。そして…
「ようこそ、ベンジャミン。我らの新たな学園へ。
ようこそ、新・チャールズ・エグゼビアの恵まれし子らの学園へ。」
彼らの前でマグニートーとマジックが建築していたのは、巨大な学園施設でした。

その頃、自分の精神の中でビーストはジーンに聞いていました。
「スコット・サマーズを見たのかね?彼がどうなってしまったのか見たのかね?」
「ええ。」
「…彼の心も覗いたのかね?」
「ええ。」
「そこまで意図してはいなかったが、これで私の言った事が真実だと分かっただろう?」
「ええ。あなたは私達をこの時代に連れてくるべきではなかった。」
「実用主義だとでも悲観主義だとでも好きに呼べば良い。君が死ぬ時にはわかってくれるだろう。
我々の愛するあの若きスコットが、今の自分を見れば、ああはなりたくないと思うだろう。
そして現在のスコットも、若き日の己の姿を見て、君を見て、
そして我々をグループとして見て、どこまで自分が落ちてしまったのか気付くだろう。
そしてその恥を墓まで持っていけばよい。」
その言葉にジーンが聞きます。
「私はどうやって死ぬの?」
その質問にビーストが聞き返しました。
「いつの死について聞きたい?」
「どういう意味?」
その言葉にビーストがさらに心の奥を開きます。
ジーンの脳裏に、これから彼女が経験するであろう全ての経験が飛び込んできました。
all_new_x-men_5_2.jpg

「いやっ!!!」
その光景に、ジーンが悲鳴を上げて現実世界に戻りました。

一方、ジーン学園ではウルヴァリン校長が生徒達の前で若きサイクを責め立てていました。
「何で皆そんな眼で見るんだ?
僕は君達が考えているような将来には絶対ならない。
絶対にこんな未来にはさせない。」
「お前はするさ。」
「あなたに約束しよう。正しき道を歩むと。」
「約束だって?
スリム、俺はいつでもお前の首に爪を突き刺してその身体を冷たく出来るんだぜ。」
興奮するウルヴァリンをストームがなだめますが、彼の言葉は止まりません。
「簡単な質問だ、お前ら…誰が欲しい?
スコット・サマーズかチャールズ・エグゼビアか。
俺が一仕事をやれば、俺がこいつを殺せば
チャールズ・エグゼビアは本来いるべき場所に立ってるだろう。
挙手制だ。公平だろ。」
「僕は君がX-MANだなんて信じられない…」
「はっ!お前は前にもそんな事を言ってたな。さあ、手を上げようぜ。」
そこに割って入る声がありました。
「もう十分だ。ローガン。」
それは死の淵から蘇り、また姿が変貌したビーストでした。
「スコット、もう君達の時代に戻って、より価値ある人生を歩んでくれ。」
しかしその言葉に否定の意見を出す者がいました。
「嫌よ。私達は戻らない。」
それはジーン。
「過去へ戻ってもチャールズ・エグゼビアが私達の精神を覗いて、
ハンクが行ったことを知ってしまうわ。そうしたらあの人は私達の心を書きかえる。」
「もう戻れ。」
ウルヴァリンがジーンにそう言いますが、彼女は食って掛かります。
「嫌よ。私は知ってるのよ、ジェームス。あなたと私は…」
「やめろ。」
「私はここに残って、やるべき事をやるわ。」

…まあ、こんな感じで、仕方ないからキティ副校長が指導役につくことで
初代X-MENがこの時代に残る事が決定しました。サイクが普通に二人いるけど、それでいいの!?

っていうかもう、今回の話はツッコミどころが多すぎる。
まず冒頭から異常。ビーストがいきなり若ジーンにコスプレトーク。
お前の好きなコスチュームの話なんかどうでもいいよ。
何でどいつもこいつも若ジーンを性的な目でしか見てないんだよ!

サイクはあれだけ破綻したのに、また学園を作るみたいで。
確実にジーン学園に規模で勝てないと思うんですけど。
大体、秘密研究施設の中に出来た学園なんかに誰も行きたくないよ。
あと、マジックさんはタクシーじゃないですからね。

そしてビーストさん。あの青猫、またやらかしおった。
何故か猫から大男にクラスチェンジしたのはもうどうでもいいや。
ジーンにこれから起きる全てを見せるという超驚愕の行動。
これによりジーンは教授の本性も知り、サイクの浮気も知り、完全に末期のジーン状態に。
教授への呼び方がチャールズになるし、ウルヴァリンもジェームズ呼ばわりだし。
完全に上から目線で全てを語る、実に困った存在になってしまいました。

で、ウルヴァリン校長。
何自分の生徒集めて、サイク殺しの多数決取ってるの?
あんた教師でしょ?正気?

まあ、こんな感じで、かなり狂ってるこの作品。
編集部、ちゃんと打ち合わせしてますよね?ライターさんが暴走してますよ?

ALL-NEW X-MEN #4
【2013/01/07 22:16】 アメコミレビュー
突如、サイクの前に現れた初代X-MEN。
彼らを見てサイクは、エマが自分に嫌がらせをしているのかと考えたり、
もしくは実は教授が実は生きていて、自分を更生させようと
彼を尊敬していた頃の光景を見せているのではと考えたり、
あれ、ジーンが生きてるじゃん!!とか色々思いを巡らします。
…その色々が長すぎて、とても全部訳す気はしませんが、
そんな事をサイクがずーっと考えてるとマグさんが
「気分が悪いな。一体誰がこんな事をしている!」
と前に出ます。しかしサイクはそんなやり取りには興味も示さず
「最初に会った頃のジーンだ…綺麗だ…本当に彼女だ…私が好きだったあの…」
と、いつも通りのジーンの事しか頭に無いモードに入ってしまったので
人の心の声が読めてしまうジーンは、そんなエロモード全開のおっさんサイクに悲鳴をあげます。
「黙ってよ!!」
そのまま吹っ飛ばされるサイクとマグさん。
「ぐえっ!」
不意を突かれてサイクが情けない声を上げながら地面に激突しました。

サイクの心の声もそうですが、それと同時にサイクの記憶…
教授を殺したという事実を知ったジーンはその場に泣き崩れます。
そして地面に落ちた衝撃でサイクのブラストがまた暴走を始めました。
まるで無差別攻撃のように周辺を駆け巡る暴走ブラスト。
「やめろ!」
その光景を見て、若いサイクが未来の自分にブラストを放ちます。
all_new_x-men_4.jpg
しかし、その威力の差は歴然。若いサイクはそのまま吹き飛ばされました。
「イリアナ!イリアナ!早くこの場から脱出するのだ!!」
マグニートーがマジックを呼び、その場からテレポートで姿を消しました。
炎と瓦礫の中で呆然と座り込む若きX-MEN。
「マグニートがやったのか?いつからあんな能力が?」
「これが未来かよ!?」
「スコットが僕達を攻撃してくるなんて信じられない!
おまけにマグニートーが彼を抱きかかえてたぞ!」
「サイクロップスはホモになって、おまけにマグニートーが女房役だって?」
エンジェルとアイスマンが思ったことを叫び続けます。
その中で若きサイクはただ黙って、うつむいていました。

そして別の場所では。
夕暮れの朱い陽の光の中で現在のサイクがただ黙って、うつむいていました。
その後ろからエマが近づいてきます。
「今は話したくない、エマ。」
「私はただ、今回の事をやったのは私ではないと知って欲しかっただけ。」
「わかってる。」
「誰がやったか知ってるの?」
「いや。」
「現実と空想の違いぐらいはわかるんでしょう?現実だったの?」
「ああ。」
「彼女があなたの前に立ってた?」
「ああ。」
「彼女とあなたは若かった。」
「ああ。」
「彼らは何を求めてたの?」
「エマ。向こうに行っててくれ。」
「本気で聞いてるの。彼らが何を求めていたのかがわかれば、今回の首謀者もわかるわ。」
「彼らは私の成りの果てを見に来た。」
「そう。それが動機だというのなら、誰がそんな事を技術的に出来るのかしら?」
「ハンク・マッコイ。」
「私もそう思う。」
「何故?」
「何故ならあなたがチャールズ・エグゼビアを殺したからよ。
彼はあなたを殺せない。だからあなたを罰することにした。」
その言葉にサイクは唇をかみ締め、泣きそうな顔で黙っていました。

…何この話?
AvXでサイクの株は過去最安値を叩き出したと思っていましたが、
まさかまだ下落するとは…っ!
若ジーンを見て、ただひたすら見とれてるサイクは、さすがにキャラ違いませんか?
サイクってここまで酷かったっけ?
まあ、暴走ブラストの描写は格好いいんですけどね。

で、最後はまたエマさんにいじめられて、ぐぬぬ。
とりあえずサイクとビーストの溝がまたさらに深まったようで。

ALL-NEW X-MEN #3
【2013/01/06 23:50】 アメコミレビュー
何台もの車で周囲を固め、上空からは武装ヘリまでも供につけて、とある人物を護送する大型トラック。
中では完全武装した男達が車を運転していましたが、眼前にあるものを発見して叫びます。
「あいつだ!サイクロップスだ!」
「マグニートーもいます!」
自分達に向けられた銃口を避けるためサイクがマグニートーに指示を出しますが、
何故かマグニートーの能力は正常に動きません。そこでサイクがブラストを撃つのですが…
今まで見たことの無い威力で放たれるブラスト。
何故かサイクも己のオプティック・ブラストを制御出来なくなっていました。
全てを破壊し、地面にうずくまるサイク。
轟炎の中で助けを請う兵士達を無視してマグニートーが護送車の固いドアをこじ開けました。
何とか制御を取り戻したサイクもドアの前に立ちます。
「人間達に何かされたのか?」
「わからない。おそらく彼女なら分かると思うが…」
そう言う二人の前にドアの奥から出てきたのは…エマでした。
all_new_x-men_3.jpg「この馬鹿達!また騒動を起こしたのね!!
何も考えずに!!」
そう叫ぶエマにサイクが言います。
「全て考えて動いているさ。」
その言葉にエマがサイクを睨みます。
「私達が一生懸命やってきたことを
全てぶっ壊したのも、あなたの考え?
私があなたにフェニックスフォースを
奪われた後で人間達に捕まったのも、あなたの考え?」
「あの時の私は私では…」
「あなたじゃなかったと?」
「君もわかってる筈だ。フェニックスは人を狂わす。」
「私を裏切って殺そうとしたのも、
チャールズ・エグゼビアを殺したのも、
あなたじゃなかったと?」
激昂して叫ぶエマにサイクが短く答えました。
「私ではない。」
エマが顔を背けます。
「わかったわ…私とあなたは
これ以上近くにいるべきじゃない。」
「エマ!私の心を読んでくれ!私がどれだけ贖罪したいかわかる筈だ!!
君なら全てわかるだろう!!」
「無理よ!!」
その言葉にマグニートーが呟きます。
「君も…ということか。」
エマが振り向きました。
「私の力は以前と変わってしまった。あなた達みたいにね。」
「我々に何が起きたんだ?」
マグニートーの質問にエマが答えます。
「本気で言ってるの!?」
エマが馬鹿にした顔でサイクの顔を眺めます。
「フェニックスよ。あれが私達を変えたの。
火遊びの結果、私達は自分が燃えちゃったのよ。」
その言葉と同時に、またサイクのブラストがバイザーから漏れ出しました。
それを無視してエマが去ろうとします。
「脱獄させてくれたことには感謝するわ…」
「どこに行くんだ?」
「あなたの遠くによ。」
「エマ!いつか私の行いが正しかったとわかる日が来る!」
「あらそう、スコット。私とあなたはもう…」
そこにパトカーが大量に押し寄せて来ました。
仕方なくエマはサイク達と一緒に、マジックのテレポートでその場から脱出します。

それから数日後。
とある森の中で暴走する己のブラストを必死に止めようとするサイクの姿がありました。
「困惑しているようだな。」
そこにマグニートーが歩いてきます。
「君にはわからないさ、マグニートー。」
「私にはわからないだって?」
「私は…幼少期に自分の力を制御するのに必死だった。
そしてついに…制御法を学んだんだ。また子供の頃に逆戻りだ。」
悔しそうに大地に手をつきながらサイクが呟きます。
「今やっと世界中に新たなミュータントが出現した。
そして彼らは我々に求めているんだ…リーダーを。
それなのに我々は…この様だ。」
「君はその気持ちを私が分からないと言うのかね?
少なくともこの状況は、君の自業自得だと思うのだがね。」
「すまない、エリック…あの時の私は…」
「フェニックスだったと言うのだろう?それはもう聞いたとも。
私は君の人生の先輩だ。一度君に話しておきたくてね。
君も知っての通り私は長い間狂気に支配されていた。
今でもあの時の光景が夢に出てくる。
私が行ったことはまさしく忘れられない思い出だ。
そして私は自分自身に言ってきた。あれは私ではなかったのだと。
あれは狂気に飲まれたから仕方なかったと。
だが認めよう…あれは私だったのだ。あれは全て私だった。
…世界を思い通りに創り変えられるコズミック・フォースでもない。
君を否定した父親を殺そうとしたのも他の何者でもない…君が望んだのだよ。」
「やめてくれ!」
「君が望み、君が行ったのだ。」
「もうやめてくれ!!」
「君は私にそれは違うと言いたいのか、少年?
君の間違いを正しかったと世間に認めてもらいたいのか?
君は私から神から授かりし力を奪った…
それを取り戻す手助けをするんだ。さもなければ…」
そこにマジックがやってきました。
「何か問題発生?」
その場から立ち去るマグニートーを見つめながらサイクが言います。
「マグニートーが私に怒りをぶつけてきた。」
「もし能力を奪われてたら、私だってあなたに怒ってたわ。」
「君は問題ないのか?」
「すこぶる順調ね。」

ほぼ全訳に近くなりましたが、今回のストーリーはこんな感じ。
簡単にまとめると、
サイク:能力暴走
エマ:サイキック能力消滅(ダイア化は健在)
マグニートー:能力消滅(or 弱体化)
マジック:能力増強
という事に。フェニックスさんの気まぐれには困ったものです。

しかしサイクの四面楚歌っぷりが、もう逆に笑えます。
最愛のエマには嫌われ、三行半を突きつけられ、半分呆れられ。
マグさんも唯一の理解者かと思えば結局能力を失ったことにカンカン。
マジックは元々素っ気無かったから敵ではないけど信頼もなさそうだし。
まあ自分がやったことを認めず「あれは僕じゃない!」と
言い訳し続けてるサイクも悪いんですけどね。

しかし意外なところで、テキサス州の大学ではサイクのあのXポーズが効いたのか、
彼の支持者が出だして、サイクの顔をプラカードに描いて「ミュータントも人間だ」
みたいな人権活動に動き出した若者もいるみたいです。

この数年間のサイクとエマのラブラブっぷりを知っていれば知っている程つらい、この展開。
サイクは立ち直れるのか。次回に続く。

謹賀新年 -2013-
【2013/01/01 00:00】 雑談
新年明けましておめでとうございます。
昨年も多くの方に訪問して頂きました。ここに感謝の意を表させて頂きます。

昨年のマーベルはやはり「AVENGERS VS X-MEN」が、いい意味でも悪い意味でも話題となりました。
うちのブログでも結局全話翻訳させて頂き、最終話の紹介では過去最多となるコメントを頂きました。
私自身がサイクファンということもあってか、サイクを擁護するご意見が多かった様ですが、
もっと色々な意見を頂いても(否定的な意見を含めて)面白かったかなとも思います。

サイク自身が一番最後に破壊は再生の始まりであると言ったように、
今まで築き上げてきたサイクのイメージは昨年のイベントで全て崩れ、
彼はダークヒーローとしての新たな一歩を踏み出しました。
これによって今までは決して出来なかった展開も期待できるので、
楽しみながら今後も読んで行こうと思っていますが、
やはり私は「サイク=X-MENのリーダー」のイメージが染み付いているのか、
今の流れを翻訳する気は起きないというのが現在の正直の気持ちです。
ですので、今年はこちらも気分を変えて旧作の翻訳をメインでやっていこうかなと。
新作も簡単にレビューしていきますのでお付き合い下さい。

それ以外に今年の抱負としましては、
今までSNSを見ていてアメコミ仲間のオフ会とか飲み会とか、そういったのが開催されているのに、
場所や日時の問題から全く参加できなかったので、出来れば今年は参加してみたいなぁと。
現在は東京に住んでいないのでなかなか厳しいですが抱負としてここに書いておきます。

…あと超プライベートな抱負として今年はそろそろ本気で嫁さん探そうと思ってます。
来年はこのブログのカテゴリを「アメコミ」と「新婚ラブラブ日記」の2つにしようと
企んでますので、まあ無理でしょうが暖かい目で見守ってやって下さい。

そんな訳で、今年もよろしくお願い致します。




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