rise from dilapidation !!

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INVADERS NOW! (TPB)
【2012/02/26 22:07】 アメコミレビュー
某格闘ゲームに出たおかげで日本では知名度が高いものの、
コミック自体には滅多に出てこないので、おそらく多くの人が実物を見たことがないシュマゴラスが出てる作品。
invaders_now.jpg
しかし本作をアメコミ初心者が「やった!シュマゴラスだ!」と買うと結構痛い目を見ます。
何故ならこの作品の主人公はインベーダーズという第二次世界大戦中のヒーローチーム。
俗に言うゴールデンエイジのヒーロー達が活躍する本作を楽しむには多少の前提知識が必要です。

しかし一応本作の舞台は戦時中ではなく現代であり、いつの間にか復活していた初代ヒューマントーチやら、
当時はバッキーとして活躍してた新キャプテンアメリカやら、当時キャプテンアメリカだったスティーブやら、
当時のインベーダーズメンバーが初代ビジョンの元に再結集して、
戦時中に揉み消した"ある事件"の後始末をするといったストーリーです。
なお、当時の初代ユニオンジャックは現在はいないため、二代目が代わりに呼ばれるのですが、
彼だけが非オリジナルメンバー。作中でも言っていますが完全に無関係です。
コードネームなんて気軽に引き継ぐもんじゃないですね。

でも本当にいつの間に初代ヒューマントーチは復活してたんだろう?
復活を描いた作品があったんだろうけど、普段はX-MEN系列しか読まないので全く知りませんでした。
作中でヒューマントーチがキャプテンアメリカに、今のアメリカは自分の知らないものばかりだ
みたいな愚痴をこぼしているので、復活してからそう時は経っていないみたいですが…

上記の様にアベンジャーズとかでも普段見ない様なキャラが出てきますが、
それでも一度、生のシュマゴラスが見たいという方はご購入下さい。

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X-MEN #1 20TH ANNIVERSARY EDITION
【2012/02/26 19:18】 アメコミレビュー
この作品は2011年に出たものですが、中身は1991年に出たX-MEN #1です。
名前の通り20周年を記念して、当時の作品を今の技術で着色したものを刊行したんですね。
当時のリーフをスキャンしたものと比較してみました。

1991年2011年
x-men_20th_c.jpgx-men_20th_e.jpg

当時のスキャナが今のと違って性能が低かったため、本物の画質より更に少し劣化しているのですが
本作の着色により"光"の描写が綺麗になっているのが分かります。
でもマグさんのエネルギーの逆光を計算したため全体が蒼みがかっており、
そこに関してはかえって昔の方が明るくて見やすい気もします。

最近は過去作品のTPB等を出す時に今の技術で塗り直した表紙などを見かけますが、
こうやって作品全体をリカラーしたものはまだあまり多くありません。
昔のイメージが崩れる可能性もあるし、賛否両論かとは思いますが、
私個人の意見としては、古いアメコミを友人に薦める時には
こういった作品の方が薦めやすい気もします。

NEW MUTANTS #28
【2012/02/21 00:37】 アメコミレビュー
以前にもNEW MUTANTS #28というタイトルの作品を紹介したのですが、
あれは2009年から刊行されている3代目の現行NEW MUTANTS。
今回紹介するのは1982年に刊行された初代NEW MUTANTSのお話です。

new_mutants-28.jpgこの話は3話前のNEW MUTANTS #25で初登場した
リージョンが父親である教授と初めて会う内容で、
最後に父と子がしっかり抱き合って再会を喜びます。

…しかし冷静によく見ると何か違和感を感じます。
長方形のような身体をした教授に、
首と一体化した顎を持ったリージョン。
本作の作画を担当したのはビル・シンケビッチという方で、
彼の作風はシュルレアリスムとでも言うのでしょうか。
実に独特で個性的な前衛アートであり、
背景の描き方も実に個性的です。

しかし中段の表情の描き分け方。うまいですね。
シンケビッチ氏はNEW MUTANTS誌の#20番台を
担当していて他にも様々な個性的描写を
見せ付けてくれます。
アートを見ているだけで満足できる
まさに芸術品ですので皆さんも是非ご覧ください。
ただ少し古いので(本作は1985年)、入手が少し難しいかな。

ちなみにこの時期は過去に少しだけ紹介した
マグさんとリーがいちゃついてた時期で
#26で裸でキスしたりしています。
でもこの#28でリーがふと我に返って急に素っ気無い態度を取るので、
マグさんが凹むという何とも微妙な話も同時展開されています。

SABRETOOTH IN THE REDZONE
【2012/02/19 00:36】 アメコミレビュー
sabretooth_rz.jpg1995年に発刊された、
当時X-MENの管理下で矯正指導を受けていた
セイバートゥースが最終的に結局逃げ出したので、
それをサイク達が追いかける話。
まあ正直に言いまして私はそんなに
セイバートゥースに思い入れがある訳ではないので
この作品を詳細に紹介する気はないのですが、
話の中でサイクが面白い技術を
披露しているので取り上げました。
その技術とは何と部屋のロック解除。
錠前外しと言えばガンビットとストームが
有名ですが、実はサイクも出来るんですよ。
…オプティックブラストを鍵穴に撃ち込んで
鍵そのものを破壊するという荒業ですが。
別の作品ではレーザーメス代わりに使用した事もあるし、
意外と応用範囲が広いんですよね、サイクのブラスト。

大きな物から小さな物まで
ブチ壊す力だオプティックブラスト~。

AVENGERS #369
【2012/02/18 23:41】 アメコミレビュー
昨日紹介した作品でエクソダスさんが出てきたのですが、最近読み始めた方からすれば
誰こいつ状態だと思うので今日は過去にエクソダスさんが大活躍した話を紹介します。

avengers_369.jpg

この作品は1993年の作品で「BLOODTIES」というストーリーの最終回になる作品なのですが、
何とエクソダスさん、たった一人でアベンジャーズ&X-MEN大連合と互角以上に戦っています。
彼は過去にアポカリプスに改造を受けて、教授クラスのサイキック能力を有するようになり、
挙句の果てにはテレポートまで可能な人材。おまけに12世紀生まれと無駄に長生きなので
特に描写はないのですが、それなりの経験による知識も持ち合わせていると思います。

まあ、これだけ強けりゃ上から目線で物事考えますよね…

ちなみにこの作品は「Silver foil embossed cover (銀箔エンボス加工)」と言われるカバーになっています。
スキャナで取り込むとこんな感じで何だかわかりませんが、
実物を見ると銀でコーティングされた格好良い表紙です。

X-MEN LEGACY #261
【2012/02/17 23:46】 アメコミレビュー
ある日突然ジーン学園に現れたエクソダス。
「私は敵としてきた訳ではない。ミュータントを救いに来たのだ。
お前達はユートピアと袂を分けた。しかしその様な行為受け入れられぬ。
もう一度一つになるのだ。お前達はまとまらねばならぬ。」
その言葉にローグが返しました。
「いつかはね。でもそれはあなたに言われてじゃないわ。」
「お前達が意思を変えぬなら…私が変えさせよう。」
その言葉にレイチェルが反応しました。
「マインドコントロールをしようとしてるわ!!」
そしてそのまま戦いに突入するX-MEN。
戦いは、父親と同等の力を持つキッドグラディエーターの力を
借りたローグがエクソダスを力任せにぶっ倒して勝ちました。
x-man-legacy_261.jpgそして幾分か冷静になったエクソダスに
ウルヴァリンは自分の精神を解放します。
ウルヴァリンの心の中を見て、
SCHISM事件の事を知ったエクソダス。
「正気の沙汰ではない。
その少女…ホープが我等の救世主だというのか。
そしてサイクロップスは彼女を戦場に出しているだと?」
その言葉にウルヴァリンが答えます。
「全ての子供をだ。
俺達はこれ以上犠牲を出しちゃいけない。特に彼女はだ。」
その言葉を聞いてエクソダスが謝罪の言葉を述べました。
「すまなかった。私が間違っていた。お前達の方が正しかった。
私はミュータントを救うと誓ったのだ。
私が取るべき道は一つ。それは障害物の排除。
そして我らはまた一つになるのだ。」
彼はそう言うと飛び去っていきました。
残されたX-MEN。ローグがウルヴァリンに聞きます。
「サイクロップスが殺されるわよ?」
「くそったれ!」
ウルヴァリンはそう愚痴ると仲間を連れて走り出しました。

ついに喧嘩別れしてたサイクの居城にウルヴァリンが乗り込む話が描かれそうです。
…っていうか別れてからまだ半年しか経っていませんが。
あれだけ盛大に喧嘩別れしたウルヴァリンと、一方的に喧嘩を売って出て行ったビースト。
彼らがどんな顔をしてユートピアに行くのか、少し楽しみです。
サイクの事を心配したのがローグだというのが、面白いところですね。
学園に行ったメンバーの中ではローグが一番サイクの事を評価していて、
彼の功績がなかったら今の自分達は無かったとまで言ってるんですよね。
まあ一人ぐらい、学園にサイクに好感持ってる人がいてもいいですよね。
あ、アイスマンも確かサイクに親しげに別れの挨拶を言って去っていったっけ。

しかしエクソダスさん、超俺様目線。
俺が救ってやるの一点張りの上に、思い込みのままに猪突猛進。
こういう人が一番迷惑だなぁ。マグさんもよくもまあこんな人を飼いならしてたもんだ。

WOLVERINE and the X-MEN #4 [2012]
【2012/02/15 21:28】 アメコミレビュー
UNCANNY X-MEN #5のレビューで書いた様に、こちらもUNCANNY X-FORCEの後日談。

UNCANNY X-FORCEで登場したアポカリプスのクローンであるエヴァンを新入生として迎え入れ、
記憶を完全に失い子供の知能レベルとなってしまったエンジェルも生徒として学園に入学しました。
ってエンジェルってサイクとかと同年代でしょ?十代の生徒に混じるのには無理が…。
しかし泣いてる子供を見つけると、
「僕は天使だよ。どうしたんだい?」
って本気で言いながら天から降りてくる様な奴を放っておくのも危険過ぎます。
しかも泣いてる理由が愛犬が死んだからとわかると、埋めたばかりの死体を掘り返して
「死は生の一部なんだよ。でも望むなら力をあげよう。」
と言って腐乱死体を生き返らせようとして親に激怒されてますからね。
何故こんなキャラに?

wolverine_x-men_4.jpgまあ、それはさておき。
今日も平和な学園では特別講師の先生が呼ばれていました。
その名もデスロック先生。
この人もUNCANNY X-FORCE絡みなので、
もう本当にUNCANNY X-FORCEを読んでないと
話についていけないレベルですね。
そんなデスロック先生は未来から来たサイボーグ。
未来について教えてくれるそうです。
「未来とは暴力の世界だ。そして恐怖の世界でもある。
君たちの少なくとも43.897%は大人になる前に死ぬだろう。」
そこまで言いかけてキティ校長に止められました。
確かに子供にそんな話をするのもどうかと思いますが、
X-MENの世界の未来って必ず荒廃してますよね…
どの未来に行こうが必ずバッドエンドなので
デスロック先生の話も真剣に聞いた方がいいと思いますよ。

ちなみにデスロック先生曰く、イディは34.7%の確率で
将来X-MENのリーダーになるそうです。
39.7%の確率で6週間以内にヘルファイアクラブに殺される
可能性もあるそうですが。

そんなデスロック先生は面白がって次々と生徒達の可能性を話し続けます。
生徒たちも面白がって聞いていたのですが、デスロック先生はエヴァンの方を向くと
「これで講義は終了だ。」
と言って去っていってしまいました。
彼が見たエヴァンの可能性…それはアポカリプスの再来。
学園を焼き尽くして学友達に襲い掛かるエヴァン=アポカリプスの姿。
「僕は一体何者なの?」
そう聞くエヴァンに彼は答えます。
「ここでそれを見つけるんだ。」

一見明るくて面白い内容に見せかけて、結構重い話ですね。
っていうかさすがにアポカリプス(のクローン)を入学させるのはまずいだろうと。
冗談抜きに可能性が現実になっても知りませんよ。

UNCANNY X-MEN #5
【2012/02/14 23:59】 アメコミレビュー
UNCANNY X-FORCE誌で全8回に渡って続いていたDark Angel Sagaというストーリーの後日談。
というか、その尻拭いをさせられる話。
X-FORCE誌で悪堕ちしたエンジェルの指示によりジェノサイドが起こした衝撃で
生まれた異空間タブラ・ラーサ。突如生まれたその空間を調査しに行った
地元警察などが行方不明になったのでX-MENが救出に行くという話です。

ちなみにエンジェル本人は散々問題を起こした挙句、
記憶を失い責任能力無し扱いでジーン学園にいたりします。
問題起こした奴は学園でかくまって、
その事後処理はユートピア側でやるって、何かSCHISM直後にも見たような…

しかしUNCANNY X-FORCE誌でDark Angel Sagaをやってた頃は、
ちょうどそのSCHISMの真っ只中で、この話の時系列はどうなってるんだとか、
メインストーリーとは一切関係ない外伝扱いなのかとか色々話題になりましたが、
ここにきて突然ユートピア側にも学園側にも影響を出し始めてるんですよね。
むしろ今月出たこのUNCANNY X-MEN #5とWOLVERINE and the X-MEN #4は
完全にUNCANNY X-FORCEの後日談がメインストーリー。
ちなみに本ブログでも紹介しましたが、UNCANNY X-FORCE誌からは
懐かしのAge of Apocalypseへも話が派生しています。
これだけXタイトルのメイン誌に影響を与えれば、昔サイクに拒否られたデッドプールも本望でしょう。

まだ本編に触れてませんでしたが、内容としてはまだタブラ・ラーサの中を探索しているという状況。
uncanny_x-men_5.jpg今回面白かったのはユートピアの作戦会議後に、
サイクが通信でキャップと会話したところですかね。
「スティーブ、モンタナで起きた
事件の話は既に聞いているかい?」
「今さっき聞いたばかりだ。
町が一つ破壊されたというのに私の耳に入らないとは。
サーペントとの戦いで受けた傷が
まだ尾を引きずっているようだな。」
「私のチームが向かうから、
その事を伝えておきたくてね。」
「了解した。君がその問題を対処している間に、
私は犯人調査に乗り出すとしよう。
もうすぐそちらにサポート部隊が着く。
だが君がやりすぎた場合は私も考えるぞ。
…スコット、マスコミが君とアベンジャーズの間を
悪く言っていることは知っている。
だがそんな事は関係ない。何も変わってないさ。
君は善行の為に戦っている。
もし全ての人の心が公に出来たなら、
もっと世界は良くなるのにな。」
「私も同意見ですよ。」

何かこのサイクとキャップの仲の良さを前面に出した流れが、
これまたSCHISM #1のサイクとウルヴァリンの仲の良さを思い出させますね。
何気なくAvengers VS X-MENの前振りも兼ねてるんでしょうか。

あとX-FORCE誌だけでなく、何とFear It Selfの時系列の説明まで出てきました。
おまけにキャップが言ってたアベンジャーズとの不仲云々の話はChildren's Crusadeの事かな?
何故この話で、ここまで一気にまとめてきた?

MAGNETO NOT A HERO #3
【2012/02/13 21:46】 アメコミレビュー
ジョセフがマグニートーに襲わせた新生ブラザーフード。
それはジョセフ同様にアストラがオリジナルから作り上げたクローンでした。
しかし所詮はかつての部下達のクローン。
マグニートーは傷つきながらもブラザーフードを次々と倒して行き、
そしてアストラにも一撃を加えます。
手にした金属の棒を彼女の身体に貫き通すマグニートー。
そして彼はそのままアストラの能力を利用してユートピアにテレポートしました。
「ピクシー…今すぐスコットを探してきてくれ…」
目の前に偶然いたピクシーにそう伝えると、マグニートーも倒れます。

『ヒューマンズ・ナウの広報ディレクターのシムズ氏が昨夜死体で見つかりました。
マグニートーの犯行か模倣犯の仕業なのかは警察もまだ調査中のようです。
ヒューマンズ・ナウの代表であるクリストファー・バッチ氏と中継がつながっています。』
『ありがとう。シムズは我が組織にとって重要な存在であり、非常に重く受け止めている。
今回の件は大変残念に思うが、警告でもある。この警告によって我々はやっと眼が覚めた。
何故マグニートーのような歩く爆弾を自由にのさばらせておくのか。
この問題は今に始まったことではない。
我々ヒューマンズ・ナウは罪無き人々が殺されるのを日常化させないようにする。』
『あなたは今週末にシカゴのダウンタウンで大規模な抗議行動を行うそうですね。
あの場所では今までも多くの占拠活動がありましたが、何が違うのですか。』
『我々は何も占拠する気はない。ミュータントの危険性について話すのだ。』

医務室のテレビで流れるニュース番組をサイクと、ベッドに横たわるマグニートーが見ていました。
「この男の話を聞いていると、彼が正しいように思えてくるな。今からシカゴに行っていいかね?」
マグニートーがそう言うとサイクが答えます。
「そんなアバラ骨が折れた状態では、彼と戦ってもいい勝負になるだけだぞ。
あなたは全身傷だらけだ、ご老人。
アストラを収容した。それがあなたの仕事だ。彼女と話をしてくれ。」
「断る。彼女に言うことは何もない。」
「では他にやることはあるのか?」
「ローガンの学校で教師をやることぐらいかな。」
その言葉にしばらく沈黙が流れます。そしてマグニートーが口を開きました。
「わかったよ。老人向けの仕事をすることにしよう。その暴言に対する報いは後で受けてもらうがな。」
「白髪で杖を突いて歩く男に対して老人以外に何と呼べばいいんだ?
何か助けが必要になったら言ってくれ。」

そしてマグニートーは厳重に拘束されたアストラの元へと向かいます。
「何が望み?」
「要らん。全て知っている。お前は復讐以外のところで悦楽を感じていたようだな。
しかしそれがお前の本当の目的とは思えない。」
その言葉にアストラが急に黙りました。
「静かになったな?お前らしくもない。
あの反ミュータント組織の男を殺すためにジョセフを行かせた訳ではない事位わかる。
そんなものにお前が興味を持つ筈がないからな。」
「黙りなさい。あなたに言うことは何もないわ。」
magneto_nh-3.jpg「だろうな。試してみよう。」
そう言うとマグニートーは
部屋の外にいた女性達に声をかけました。
「君達のサイキック能力を貸してくれ。」
「喜んで。レーンシャーさん。」
3人同時にそう答える声。彼女達はカッコウズ。
エマのクローンでありサイキック能力の持ち主です。
そしてマグニートーが部屋を出ると同時に、
彼女達が中に入って行きました。
「やめて、エリック。
あなたはこういった事はしない。そいつらを出して。」
しかしアストラの哀願は届かず、
カッコウズが彼女の精神に侵入します。
「いやあああああああっ!!!
やめてっ!お願いっ!!やめてっ!!!」
誰にも見せたくない心の奥を覗かれた
アストラの悲鳴が収監室の外にまで響きました。
そして部屋が静かになると
マグニートーが再び部屋に入ります。
「何か見つかったか、カッコウズ?」
マグニートーの問いに3人が答えました。
「はい。レーンシャーさん。
実に面白いものが見つかりました。」

シカゴ。
立ち並ぶ高層ビルの一つの前に停車した車からクリストファー・バッチが降りて来ました。
そのまま秘書と共に上層階の自室へ直通するエレベーターに乗り込みます。
そしてエレベーターが止まってドアが開いたその時、
ダンッ!
一発の銃声と共に秘書が血を吹き出して倒れました。
「また会えて嬉しいよ、バッチ殿。我々の計画が変わってしまっていないか気になってね。」
そこにいたのは幾つもの銃やナイフを宙に浮かべて笑いかけるジョセフでした。


マグさんがユートピアに戻ってきた時に偶然その場にいたピクシーですが、
その時彼女はジーン学園に行ったロックスライド達とスマートフォンでテレビ電話してたんですよね。
「ここはデンジャールームが風呂場にもあるんだ!っていうか全ての場所がデンジャールームだぜ!!」
とか言ってるんですけど大丈夫なんでしょうか、あの学園。
最初から思いっきり襲われてたしなぁ。でももっと酷いのが、
「ここはコアラの化物が作ったんだぜ!」
って台詞。コアラの化物ってビーストのこと?(笑) 相変わらず教師陣に威厳がないな。

サイクとマグさんの会話は面白かったですね。
互いに皮肉を言いまくり。この作品では意外といいコンビみたいに書かれてるんですよね。
編集部がウルヴァリンの後釜ポジションでも模索してるんでしょうか。
ジジイは静かにしてろと言うサイクに対し、じゃあ学園に行くと言い返すマグさんはなかなか笑えました。

でも最後はさすがに元トップクラスの悪役の顔を見せましたね。
冷徹な態度で精神拷問。アストラさんが何か凄い悲鳴を上げてましたが、よほどきついんでしょうかね。
そりゃサイクも年中こんな事されてりゃ、心の中にブラックボックス作りますよ。
あとカッコウズの3人がやけに露出度が高い。さすが歩く痴女であるエマさんの遺伝子を持つ者。
アストラさんも何故か下着姿で拘束されてたり、ピクシーもミニスカで太もも晒してたりと
やけに今回全体を通して女性陣の露出度が高いんですが、何かのファンサービスですかね。

…で、結局本当の目的は何なんだってところで、次回最終回に続く。

AVENGERS X-SANCTION #3
【2012/02/12 18:10】 アメコミレビュー
レッドハルクとの死闘の末、テクノウィルスを針状に突き刺して勝利したケーブル。
彼がふと自分の手を見つめると全身に転移した筈の金属化が指先だけ戻っていました。
『ウィルスが弱まった…?別の繁殖媒体に転移させることで弱体化できるのか。』
自分が植え付けたテクノウィルスの針から既に金属のウィルスが蝕もうとしている
レッドハルクを見つめ、ケーブルがその頭部に銃口を突きつけます。
「お前を殺すが…親切心からだぞ。」
そして彼がその引き金を引こうとしたその瞬間、
「だめっ!!」
彼を呼ぶ声が聞こえました。
『歓喜、愛情、恐怖、憤怒、混乱…様々な感情が一気に押し寄せてくる。
こんなの計画には無かった。』
彼の前に現れたのは…
『娘だ。俺の親父と一緒に娘がそこに居やがった。』
自身もタイムテレポートしてきたブラックスミスが、サイクとホープを連れてきたのです。
「ブラックスミスからあなたのやろうとしている事は聞いたわ。今すぐ止めて。間違ってる。」
愛する娘を抱きながらケーブルは悩みます。
『出来ない。こいつらとは、今までの様には戦えない。』
x-sanction_3.jpgサイクがキャップ達を解放しようと前に進みました。
「サイクロップス…スコット。彼らから離れろ。
そいつらには爆弾を身に付けさせた。
本当に離れた方がいい。」
そう言って父に向かって銃を向けるケーブル。
「私を撃つのか?自身の親を…?」
サイクの問いにケーブルが答えます。
「そうさせないでくれ。」
「ネイサン。私は君を失ったと思っていた。
だがまだあれからそれほどの日も経っていないのに、
君はこんな狂気じみた復活を…」
「スコット、俺を信じるんだ。
あんたが今まで戦ってきた全ての理由が、
全ての犠牲が…全て無に帰してしまう。」
「今ほどじゃないさ。」
「俺にしてくれた事を思い出せ。あんたが選んだ決断を。
親が子に対してするであろう事を考えろ。
決して理解は出来ない。自分の子供が出来るまでは。
俺はあの子のためにしているんだ。ホープのために。」
「やめて!」
二人の間にホープが入りました。
「あなた達っていつもこうなの?私にとって何が一番なのか考えてよ。
私はもう子供じゃない。私の身に何が起きようとそれは私が…」
「そこまでだ。」
そこに現れたのは、
「ケーブルは殺してでもアベンジャーズが連れて帰る!」
「その通り!!…って待って、どういう事!?」
ウルヴァリンとスパイダーマン。残されたアベンジャーズの二人が駆けつけました。


あれ?ウルヴァリンさん、完全にアベンジャーズ宣言。
基本はX-MENで必要に応じてアベンジャーズかと思ってましたが。
どさくさに紛れて、またサイクと喧嘩しなきゃいいけど。

ホープがサイクとケーブルに、あんた達はいつもこうかと言ってましたが、
考えたらセカンドカミングでもサイクとケーブルってホープの処遇を巡って口論してましたね。
あの頃のホープはサイクに死ねとか言ってましたが、最近は気味悪いぐらい懐いてきているので
二人の間に入るポジションに。孫を巡って喧嘩する祖父と父ってどうなの。

あと今回は地味にテクノウィルスに対する対処法が描かれてましたね。
人に移す。冗談みたいな話ですがウィルスだし、そんなものなんですかね。
移されたレッドハルクはこの後どうなるんだろ?

残り1話ですが、オチが全く予想付かないな。どうなるんだろ、これ。

マーベルゾンビーズ感想
【2012/02/11 21:59】 雑談
このブログは基本的にアメコミの原書を紹介するのが目的なので、
邦訳本には触れてこなかったのですが、この作品だけは一応紹介しておきますか。
しかしまさかこの作品の日本語版を紹介する日が来ようとは…

この作品の原書を6年前に本ブログで紹介したときには、超大手ニュースサイトの
朝目新聞様にリンクを貼って頂き、普段の数十倍のアクセスがしばらく続きました。
どなたの感想を見ても「狂気www」とか書かれてましたけど、まあ当然ですよね。
普通の感性なら何が楽しくて自分の会社のキャラクターをゾンビ化するのかって話ですから。
今回の邦訳本の帯に「まさに公式MAD」とか書かれてますが、本当に何考えてるのかって感じです。

さて、ストーリーは今さら説明不要だと思うのですが一応簡単に。
「ゾンビと化したヒーロー達がゾンビ化していない新鮮な生物を求めて徘徊する」
これだけ。まあ当時の感想は本ブログの索引でも見て頂くとして、興味深いのが
この邦訳本の冒頭に2ページに渡って掲載されている作者のカークマン氏の作品に対する説明の訳文。
2ページしかないのに、その中に出てくる単語が「こんな本を作るつもりはなかった」だの
「唖然とするより他になかった」だの「正気の沙汰じゃない」だの「イカレてる」だの「クビになると思った」だの…
作者がこれだけこの作品が狂っていると理解しているのに、
それをさらに狂った方向に行かせようとするマーベル社。
一番狂っているのは言うまでも無くこの会社ですね。
っていうかそれをわざわざ訳そうっていうヴィレッジブックス社もまた狂気の発想。
AVENGERSかX-MENの新作を訳した方が明らかに売れる気がするのですが、
ネタとして皆が買ってくれるのを期待したのか、それとも編集長の脳みそがこぼれでもしたのでしょうか。
なぜわざわざ翻訳者を3人も起用する必要が…

ちなみに一応補足説明しておくと邦訳本でも説明されてますが、
この世界は本来のAVENGERSやX-MENがいる世界とは違う平行世界で起きたストーリーであり、
今まで慣れ親しんできたヒーロー達が変貌した訳ではありません。
それを印象付けるために、ヒーローの中のヒーローであるキャプテン・アメリカの呼称を
あえてカーネル・アメリカとしています(カーネルは陸軍大佐、キャプテンは海軍大佐)。

当時は何考えてんだ以外に何も感じませんでしたが、改めて読み直してみると結構面白い。
まず#1においてはまだゾンビ化していないマグニートーがゾンビと化した元ヒーロー達と戦って
喰われるのですが、これって導入部分の癖に凄まじいインパクトですよね。
1963年のX-MEN #1で初登場して以来、数え切れないぐらいヒーロー達と死闘を演じて、
その中を生き抜いてきたトップクラスのヴィランであるマグニートーを最初の1話目で惨殺する。
ここで読者にゾンビ達の狂気と作品の異常さを伝える事に成功します。
そして#1の最後に現れるシルバーサーファー。
このシーンによりマーベルの読者はすぐに気付きます。ゾンビ達がギャラクタスと戦うのだと。
起承転結の起としては満点レベルの出来だと思います。

そして承。承とは起と転を繋ぐ役であり、話を無駄に盛り上げないのが基本です。
作中ではギャラクタスを喰おうとするものの、返り討ちに合い逃げ出すゾンビ達が描かれています。
そこでアイアンマン達、頭脳派が集まってギャラクタスを倒すための装置を開発する。
ここでは彼らがバイオハザードのゾンビ等とは違って、知性を持ち合わせていることも説明してるんですよね。
さらに話に緊張感を残すために、シルバーサーファーとの戦いを描き、ここで喰ってしまっているのもポイント。
これによって彼らはコズミックエネルギーを得る。
これによって彼らが宇宙にも行ける様になるという今後への布石も同時に描かれています。

そして転。ストーリーで最も盛り上がる箇所を指すこの場所では、ギャラクタスとの戦いが描かれます。
ゾンビ達がギャラクタス撃退用の装置を持って行ったところ、
既に彼らの仇敵であるヴィラン達がギャラクタスと戦っていたというのが面白いですね。
普段は正反対の目的を持って活動する彼らが、この異常時において初めて同じ目的を持つ。
しかしそれでも彼らは相容れられない。獲物を奪い合って戦いが始まります。
最後は元ヒーロー達が勝つのですが、ここでカーネル・アメリカがレッドスカルに脳みそを抜かれて死に絶えます。
これが意外と面白い。彼がライバルと戦って完全敗北して死ぬなんて普段は描けませんからね。

そして結。
最終的に彼らはギャラクタスを喰い尽し、地球を後にします。
地球には仮初の平和が戻り、わずかに生き残りアステロイドMに逃げていたアコライツが戻ってきます。
しかしそこには捕獲していたゾンビ状態のワスプの姿も。
地球と宇宙、それぞれに続編を作れそうな展開で終わるんですよね。

設定がここまで狂っているのに、ただのネタ作品ではなく読ませる作品になれたのは
この見事なストーリー展開のおかげだったのかなと思います。
ただヒーローをゾンビにしただけではない。
マーベルの狂気の中に光る本気を見たい方は、是非購入して下さい。

…それでも私はこの企画はどうかと思いますが。

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック




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