【2011/05/08 22:37】 アメコミ原書翻訳
ニューヨークの郊外。 「何てこった。 ハルクの野郎、アイアンマンを空き缶みたいに潰しちまいやがった。 あいつはもう…」 遠くで半壊していくアヴェンジャーズタワーを見ながら 廃墟ビルの屋上でアイアンフィストが呟きました。 「ドクター・ストレンジ。このビルに魔法で隠れるのはやめた方がよさそうだ。 ルークとスパイダーウーマンとスパイダーマンがあそこにいるが、 このままじゃハルクに殺されちまうだろう。そしたら、その次は…」 魔法で廃墟ビルと自分の部屋を繋げながらストレンジが答えました。 「ハルクは殺人鬼ではなかった。ダニー。」 「ああ。 だが彼の友人を自称する者達が彼を異星に追放し、そこで彼の妻を殺して、 挙句の果てに百万の民を滅ぼしたことで、考えが変わったんだろう。」 後ろにいたローニンがアイアンフィストに言います。 「ストレンジは何もしていない、アイアンフィスト。」 その言葉に、ストレンジが続けました。 「殺害に関してはな、ローニン。ダニーが正解だよ。 ブラックボルト、アイアンマン、リード・リチャーズ、そして私。 我々がハルクを宇宙に放り出したんだ。彼の身に降り掛かった災難は我々が原因だ。 だから彼が我々4人を責めるのは当然の事。ここからもう去ってくれ。 私は彼に投降する。それが唯一の道だ。」
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