rise from dilapidation !!

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    アメコミファン。
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X-23 TARGET X #2 (2007)
【2007/01/22 00:01】 旧カテゴリ
今回もX-23の過去の記憶がメインのストーリーとなっています。
キャップが受けた指示。それはジョンソンという男が暗殺されそうなのでそれを防ぐというものでした。
しかしキャップが銃声を聞いてそこに駆けつけると、そこはまさに血の海。
あまりに凄まじい光景にさすがのキャップも言葉を失います。
しかしそこでキャップは一人の少女の声を聞きました。
大量の死体を掘り起こすと、そこには泣きじゃくる一人の女の子が。
たった一人の生存者。キャップは急いで救急車へ彼女を送ります。
それが"彼女"の作戦とも知らずに。
キャップが救急車を見ると、中からは大量の血が。
「NO...」
キャップがそう言って救急車のドアを開けるとそこには血まみれになって息絶えた救護班がいるだけでした。
キャップは過去の自分の失敗を隣にいるマットに話すと、彼女にサンフランシスコでの話を聞きます。
彼女はそこでメガンとの思い出を語るのでした。

「話して!あなたが彼を殺したの!?彼は現実の存在だったの!?」
その問いに黙っているX-23。
メガンは怒りを露にしながら家を出て行きました。
しばらくしてX-23はメガンが一人で座り込んでいた岸辺へとやってきます。
「なぜ彼のことを話してくれないの?」
「私は真実を知ってるけど、
話さない方がいいと思った。」
「何故?」
「知らない方が安全だから。」
「でもあの男は死んだって言ったじゃない。
あなたが…その…」
「私が殺した。
あいつは私を作った奴らの一人だったから。」
「待って待って!あなたを作った!?
何を言ってるの?」
その問いにX-23は黙って腕を差し出します。
「何を…」
シャッ!
その言葉が終わる前に彼女の前に鋼鉄の爪が現れました。
「私がここにいることをあいつらが知ったら、
あいつらは私を捕まえるために
あなたもあなたのお母さんも殺しに来るわ。
だからあなたは真実を知らない方がいい。」
「わ…わかったわ…」
「学校に行きましょう。遅れない方がいいわ。」
「そ、そうね…」
その常識離れした事実に、初めは言葉を失っていたメガンでしたが、次第にその事実に慣れていきます。
「ねぇねぇ、それ全部鋼鉄製なの?」
「ええ。」
「脚のも?」
「ええ。」
「それ…つ…使った事あるの?」
「ええ。」
「誰かを攻撃したの?」
好奇心旺盛なメガンの問いに無表情に答えるX-23。
しかし学校でのメガンの評価は異常者。冷たい視線が彼女を見つめます。
彼女を庇い、彼女を馬鹿にするものに敵意を見せるX-23をメガンが抑えます。
「あの日誘拐されて以来、誰も私には話しかけてくれなかった…
誰も私を信じてくれなかった。…あなた以外は。
私が注目を浴びたくて話を作ったか、もしくは本当に狂っているのか、
どっちかだって思ってる。…お母さんでさえもね。」
「私はあなたが狂ってるとは思わないわ。」
「もちろんよ……あなたは私のたった一人の理解者だわ。」
そして彼女達は外の世界へ飛び出します。
美術館へ行き、映画館へ行き、遊園地へ行き、ペットショップへ行き、ブランドショップへ行き、クラブへ行き…
そして彼女達はあの岸辺へと戻ってきました。
「あなたは自分のお母さんも殺したの?サラ伯母さんも殺したの?」
「ええ。」
「…どうやって?」
「私が臭いを嗅いだとき、全てのものが真っ黒になってる。
私が目を覚ましたとき、全てのものが死んでいる。」
「あ…ローラ、もういいわ、ごめんなさい。」
「私も悪かったわ。」
そう言って二人は夕暮れの中、その友情を確かなものへと成長させました。
そして日は沈み…家へと帰ってきた二人をメガンの母が待っていました。
「何を考えてるの!どれだけあなた達のことを探したか!!
もしかしたらと最悪の場合も考えたのよ!!!」
「お母さん…ごめんなさい。今まで…ごめんなさい。」
「ああ…メガン…あなたを失くしたら私は…」
「ごめんなさい。でもこれからは、きっといい事が起きていくわ。」

「でもそれは叶わなかった…」
X-23の呟きにキャップが聞きます。
「彼女達は?」
「私は注意深く、そして知っておくべきだった…
でも出来なかった。奴らは既に私を見つけていた。
そして奴らは私にメガンを殺させようとしていた。」

前回も書きましたが、本当に絵が綺麗な作品です。
それだけでも見る価値ありかと。
今回はX-23とメガンとの友情物語がメイン。
物悲しくも楽しげな、何ともいえない描写が哀愁を誘います。
メガンが学校でいじめられている描写もリアル。
暴力による直接的なイジメではなく、無視・疎外といった
心理的なイジメは、現在の日本でも深刻な問題であり、
この作品の描写の上手さがここでも光っています。
しかしキャップの横にいた男。実はマット(デアデビル)だったんですね。
確か今は彼自身が牢屋に捕まっているので、時間的にはこの作品はいつの話なんでしょうか。
この作品は本当にストーリーも絵も素晴らしい、相当の名作だと思います。



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NEW X-MEN #34 (2007)
【2007/01/21 17:44】 旧カテゴリ
"MERCURY FALLING" 第2話
謎の組織に連れ去られたセシリー。捕らわれた彼女には過酷な人体実験が待っていました。
「お願い…やめて…助けて…ローラ…」

一方、学園でテレビを見ているNEW X-MEN。
ヒーロー登録法を認めず姿を消したヤングアヴェンジャーのニュースを見て、
一体誰だそれはと驚いている彼らのところにジュリアンがやって来ます。
「サント、セシリーをどこかで見なかったか?」
ジュリアンの質問には一切答えず、ヤングアヴェンジャーズって
聞いたことあるかと逆に質問ばかりしてくるサントに代わり、ロアがジュリアンに答えます。
「彼女ならX-23と一緒にいるのをさっき見たわよ。
少し前に喫茶店に行くって言ってたけど。何かもめてたみたい。」
「ありがとう。あとサント、お前も何も答えてくれなくてありがとよ。」
ジュリアンがサントに嫌味を言いつつ部屋を出ると、そこには血まみれのX-23が立っていました。
「ローラ、一体どうしたんだ?セシリーはどうした?」
「彼女は連れ去られた。しかし今から私が取り戻す。」
「待て、一体何の話をしてるんだ。
取り戻す?一体彼女はどこにいるんだ?」
「私を作った奴らが連れて行った。」
「俺も一緒に行こう。」
「いらないわ。」
しかし次の瞬間、ジュリアンは
X-23を抱きかかえて空を飛んでいました。
「俺は君と一緒に行く。わかったか?」
「…わかった。」
そして彼らはニューヨークで組織の一味を襲撃し、
そのリーダーから情報を聞き出します。
しかし情報を聞き出したX-23は、
彼をその場で銃殺してしました。
「何故そんな事をした!?」
怒りながら聞くジュリアンに
「何故なら彼はもう用済みだからよ。」
当然の様にそう答えるX-23。
「殺す必要は無かった!」
「あったわ。彼は施設のために働いていた。
殺されて当然だわ。」
そう答えるX-23をジュリアンが諭します。
「俺達はセシリーを探しに来たんだ。人を殺しに来たんじゃない。わかったな?」
その言葉にX-23はただ黙ってジュリアンを見つめます。

一方、セシリーは依然拘束され謎の実験をされ続けていました。
「私は何なの?何をしてるの?何が目的なの!?」
彼女の言葉を無視して実験の続行を指示する主任らしき男。
「私には友達がいるわ。彼女達が絶対に来てくれる。」
しかしその言葉も空しく、彼女の身体を謎の電撃が貫きます。
「ああああああああああっ!!」
「あなたの友達が来るですって?面白い…さっき全く同じ言葉をそこの象男が言ってたっけね。」
キムラがそう言って見た方向にはマンモマックスという名のミュータントが白骨化して転がっていました。

相変わらず凄惨な展開です。
女子学生を拉致監禁拷問って、どこの陵辱系アダルトゲームでしょうか(^^;)。
まあ、それはさておき、ジュリアンが男としての株を急上昇中です。
俺が一緒に行ってやるとお姫様抱っこで学園の防衛を突破。
まあ、そのおかげでO*N*Eの指揮官は大激怒ですが。
「サマーズに伝えろ!貴様がどう思おうが、X-MENとその生徒の指揮権は我々にあるのだとな!」
指揮官の怒りの矛先は校長であるサイクへ。
あとで監督不行届で怒られるんでしょうか。管理職は辛い。
また、X-23の人間らしくない行動に本気で怒って叱る姿勢もグッド。
これではX-23もメロメロです。この2人の恋愛話は今後も続くんでしょうか。気になるところです。
そしてマンモマックス。彼は昨年の「X-MEN 198」という作品で
ミュータント難民として他の難民と一緒に学園でキャンプ生活をしていて、
その後CIVIL WARの際に難民全員で学園から逃避行するのですが、いつの間にか捕まってました。
本当にいつ?っていうか一瞬で死んでるんですけど。あまりに酷い扱いで少し泣けてきます。
そして最後に今回の重要ポイント。
現在のX-MEN系列誌で唯一CIVIL WARネタを時々使っているのがこのNEW X-MEN誌ですが、
今回ついに生徒達がテレビでヤング・アヴェンジャーズの存在を知りました。
サントなどは一度戦ってみたいとクロスオーバーの意欲満点。
今まで若者チームの癖に他の若者チームとの絡みが一切無かったNEW X-MEN。
CIVIL WARが終わったら、是非ヤング・アヴェンジャーズとのクロスオーバーが見てみたいものです。



UNCANNY X-MEN #482 (2007)
【2007/01/20 23:27】 旧カテゴリ
"RISE AND FALL OF THE SHI'AR EMPIRE" 第8話。
ハボック、ローナ、レイチェル、そしてコーバス。
全員の力を合わせて何とか彼らは船をワープさせる事に成功します。
そして管制室にはあの男からのメッセージが届きました。
「こちら、コルセア。お前たちは何者だ?
身元を保証できない場合は貴様らの船を恒星に叩きつけるぞ。」
そうです。スタージャマーズに連絡が届いたのです。
「サマーズさん、ナイトクローラーです。私達が送った信号が届いたのですね。」
「…本当に君たちなのか?アレックスもそこにいると?
何故こんな時に限ってここに来た?今は最悪の状況だというのに。」
そして…
スタージャマーズの船に搭乗したX-MENはその緊迫した空気に驚きます。
「何が起きるんだ?まるでこれから戦争でもするみたいじゃないか?」
ウォーパスの問いにコルセアが答えます。
「リランドラがアラキによって捕えられたという情報が入った。つまりはクーデターが起きたという事だ。」
「遅かったか…」
「まだだ。噂ではデスバードが解放されたらしい。
俺達は何としてでも奴が王位を復権させるのを阻止しなければならない。」
「で、計画は?」
「リランドラはアルマダ評議会に護送された。彼女はそこで反逆罪により処刑される。
そしてそこにエグゼビアも捕らわれているようだ。我々の計画は輸送船を攻撃する。
護送中に襲撃しリランドラを救出、その後援軍が来る前に逃走する。」
「教授とダーウィンを救助するタイミングを教えてくれませんか?」
「それはだな、カート。リランドラが鍵になる。
もし評議会が介入していたら、リランドラは結婚を破棄したあの時に
正気を失っていたに違いない。つまり評議会では彼女は操れていない。
彼女は評議会にとって危険人物だといえる。」
「チャールズが奴らの手にあるとしても?」
「ああ。しかし何故彼が危険を冒してまであそこに行ったのか理由が分からん。
彼は自分が捕えられたら即死刑だという事を知っているはずだ。」
そこにアレックスが現れます。
「父さん…」
「アレックス!お前はまだ体力が回復していないから起きるな!」
「いいんだ、父さん、少し二人きりで話がしたいんだ…」

一方、シーア評議会の輸送船では…
「このハゲのクズ地球人がかつて我々が恐れていた存在とはな。」
拷問を受け身も心もズタズタになった教授がシーア兵士に引きずられ、監獄に放り込まれていました。
「お前、この後の予定は?」
「ああ、議長の演説の特別警護任務だ。」
「お前もか。」
「何かおかしな雰囲気だったな。」
「俺もそれは感じてる。もしかして今噂になってるあの…」
兵士達が話しながら去っていくと、ダーウィンが天井から飛び降り教授の前に現れます。
「大丈夫ですか、教授?」
「…誰だ…私は何も出来なかった…私は何もしていない…」
「クソッ、奴ら一体何をしたんだ!?」

そして場所は再びスタージャマーズ母艦に戻り、
「信じられん…俺はディケンが
彼を殺したのをしっかりと見た…」
「でも本当なんだ。父さんには3人目の子供がいる。
そして彼はもはや正気じゃない。
シーアーが彼にした事を考えれば当然の事だけど。」
「ディケンめ…俺はあの日、全てを失ったと
思っていた。お前たちも全員死に、そして
まだ赤ん坊だったあいつも…」
「父さん…」
「彼を探そう。全てを正しく修正せねば。」
「出来るだろうか。彼は既に大量の人を殺した。
地球でもシーアーでも両方の星で。」
「そんな事知ったことか。あいつは俺の子だ。
もう今さら失うものなんか何も無い。」

そして評議会専用航路ではリランドラが
かつての女王としての威厳など無視された
状態で監禁されていました。
「陛下、私はこの計画であなたに正義というものを
お教えしたいのですよ。」
「腰抜けの売国奴が何を言うか。」
「この…っ」
リランドラを殴りつけようとする上官を兵士が必死に抑えます。
「キャプテン、評議会より女王への暴行は禁止されています!」
「よくも貴様が売国奴などという言葉を使えるものだな!!
貴様の裏切りのせいで俺の妻は死んだんだ!」
そこに通信が入ります。
「キャプテン、コード・アルファ警告です!」
「何だ!何が起きた!?」
「謎の攻撃船に航路を阻まれました。」
「そんな馬鹿な!この航路は帝国秘密航路だぞ!」
「そうです、キャプテン。今までは秘密航路でした。」
そう言うと先程の兵士が上官である彼を殴り倒しました。
「お許しください、女王陛下。今は急がなければ…」
「お主は…?」
「陛下の側の人間です。同志に連絡は取ってあります。」
「同志…?それは…」
スタージャマーズ!
彼らの作戦がついに始まりました。
激戦の中、コーバスがダメージを受けます。すると…
「大丈夫?」
別行動で動いていたレイチェルがふらつきました。
「コーバスが攻撃されたみたい…でも傷は浅いわ。」
「あなた達って一体どういう関係?」
「わからない…彼のことが頭にどんどん入ってくるの。」
「彼って相当思い人生を歩んできたそうね。で、キスは上手かったの?」
「ええ、とても。」
「レイチェル!あなた達はまだ知り合って二日よ!」
「何が言いたいの?私はただ彼のことが頭に入ってくるって行っただけよ。」
その女性特有の恋愛話に、一緒に来ていたスタージャマーズのメンバーが
「おいおい、ミッションに集中してくれよ。今は戦闘中だぜ。
キスの話をしてる場合じゃないだろ?」
と呆れて茶化します。そして最深部までたどり着いた彼らがドアを開けると…
「カート?レイチェル?そなた達がスタージャマーズと一緒にに来たのか?」
リランドラが待っていました。
「チャールズも一緒か?私は彼に謝らなければならないことがたくさんある…」
「教授は奴らに連れ去られました、女王。」
「ああ、デスバードがエグゼビアを襲う可能性が非常に高い。」
「デスバード?何てこと…そなた達はわかっていない。
姉などよりさらに恐ろしい事が起こっている…」

そして教授を連れて脱走を図るダーウィンは議長の演説の場に出くわします。
「嘘だ…そんな事があるはずがない…」
議長が後ろにいる人物に敬意を表し、彼を壇上へと誘います。
「私は今日、帝国の真の支配者の輝かしい復活を皆に知らせよう。
大いなるディケン陛下!!」
そう言われて現れたのは、まさにあのディケンでした。
後ろにはデスバードと…そしてヴァルカンの姿もあります。
「…ヴァルカンの奴、一体ディケンに何をしたんだ?」
しかしダーウィンは、その光景に見とれているべきではありませんでした。
「衛兵!侵入者だ!!」
その声に気が付くと、周りは衛兵に囲まれていました。
「クソ…ッ」

だいぶ話が進展しました。
っていうか最近のアメコミって何かやけにページ数が多いような…
広告も多いので気のせいかもしれませんが、訳しながら紹介してると相当時間がかかります。
そのせいで最近はアメコミ紹介の頻度が落ちてますが、そこのところはご了承ください。
ハボックとコルセアの会話は、今回のベストシーンですね。
酒を飲みながら、過去を思い出し、そして自分の息子を救おうと決意するコルセアは本当に格好いいです。
それがたとえどんな罪人だろうが、自分の息子である事に変わりないという
コルセアの言葉は、非常に重みのある名台詞だと思います。
そしてディケン。何を思ったか、いきなりの復活。いきなりすぎて状況がさっぱりわかりません。
隠居してたんじゃなかったの?デスバードとヴァルカンは一体何したの?
ここから終盤に向けて、ディケンを中心に話が進んでいくのでしょうか。
しっかしX-MENって、現在ASTONISHINGチームも宇宙クラスの戦争に
突入してて、UNCANNYチームも宇宙クラスの騒動に巻き込まれてて、
たかが地球のヒーローチームのくせに、やけに壮大な規模で戦ってますね。
取り残された感のある無印X-MENチームは、今後何をやっていくつもりなんでしょうか。
さて、最後に今月の教授。
素っ裸で拷問されて血まみれで意識混濁です。
ここまでいじめられたのは初めてなんじゃないでしょうか?
まあ、いい薬なので、もう少し死にかけててください(笑)。



IRON MAN/CAPTAIN AMERICA
【2007/01/08 15:29】 旧カテゴリ
政府に従うか否か…意見の相違により仲違いをしてしまったキャプテンアメリカとアイアンマンが、
もう一度だけ話し合いをするため、荒れ果てきったアベンジャーズ・マンションへと赴きます。
廃墟の中で互いの思い出を語り合う二人。
互いの非を認め合い、心の傷を吐露し合い、そして互いを慰めあい…
そして最後に二人は同じ事を言い合います。
「自分と共に来い。」
しかしそれは叶わぬ願い。二人ともそれはもうわかっていました。
「これ以上話しても無駄だな…私はもう去るよ。」
そう言って背を向けるキャプテンアメリカ。
「いや、まだだ。まだやる事が残っている」
その肩をアイアンマンが掴みます。
そして彼は自分の命を守るその鎧を自ら脱ぎ捨てました。
「そうか…」
キャップもまた自らの唯一の武器である盾を放り投げます。
「やるか。」
そして二人は拳をぶつけ合いました。
策略も支援も武器もなし。
ただ己の拳のみで戦いあう二人。
その光景を壁に掲げられた在りし日のアヴェンジャーズの
メンバーの写真が見つめます。
かつてその写真の前でアイアンマンはトニー・スタークとして
キャプテンアメリカに護身術の指導を頼みました。
「悪くないな。なかなかいい素質をしている。」
「テニスをしてたんでね。」
「テニスか。なるほど。」
冗談を言いながら武術の型を教えるキャプテンアメリカ。
かつて教わったその技…それを駆使してアイアンマンは
師に拳を叩き込みます。
あの時の思い出…
「まだプロの試合には出られないが、街の不良ぐらいならもう倒せるぞ。」
「ありがとう。感謝してるよ。」
「感謝?冗談だろ?
スタークさん、私が目を覚ました時、私は知り合いも誰もいなくて一人ぼっちだった。
あなたは私に生きる目的をくれ、そして私に家を与えてくれた。」
「キャップ…私のことはトニーと呼んでくれ。」
楽しかった日々の事を思い出しながら二人は殴りあいます。そして…
「また話し合おう…」
「ああ…」
気が済むまで殴りあうと、二人はそう言って別れました。
夕暮れのアベンジャーズ・マンションの玄関。
二人はかつてその場所でこう言って手を交し合いました。
「スタークさ……トニー。」
「ん?」
「アイアンマンに伝えてくれ。もし助けが必要なら私はいつでも助けに来ると。」
「わかったキャップ。必ず伝える。そして彼も必ずこう言うだろう。『私も同じだ』と。」

何とも言えず物悲しい作品です。
長年を共に過ごし、確実に友情が存在しているのに関わらず
憎しみで互いを潰しあっている現在。
同じ席で語り合うと出てくるのは楽しかったあの頃の思い出ばかり。
しかし互いに現在に対する何の解決策も見出せず、
ただ拳で語り合う事しかできない。
さらにその時まで出てくるのはかつての思い出ばかり。
最後に夕暮れの廃墟から二人が逆の方向に歩む姿は、
まさに今の現況そのものを表しています。
……でもこの作品。ぶっちゃけ発売延期し続けてる本編の代わりに
つなぎ程度に出したって感じが見え見えなんですよね。
早く本編出してくださいよ。



ONSLAUGHT REBORN #2 (2007)
【2007/01/07 23:19】 旧カテゴリ
「この化け物が君と一緒に、どこからか来たって言うわけ?」
「そうだよ。」
兇悪な顔をしたオンスロートが静かに口を開きます。
「私は…終焉だ…」
「終焉? 終焉なんてカッコいい言葉が似合うのはブラッドビットとかじゃない?」
バッキーの言葉を無視してオンスロートはフランクリンを眺めます。
「少年…私はここにお前だけを求めて現れた。」
「何かこいつ、さっきより大きくなってない?」
「そいつは君の精神に干渉できるんだ。君に自分を大きく見せることも出来るし、
それどころか君を操る事もできる。僕の父さんと母さんは操られて互いに戦ってた。」
「それはすごいわね…じゃあキャプテンアメリカが前に教えてくれた事を実践しなきゃ。
危険を感じたら…そこから逃げろってね!!」
バッキーはそう言うと、フランクリンを抱えて駆け出しました。
「キャプテンアメリカがここにいるの?それじゃあぼくの父さんと母さんもいるって事か!」
しかし二人は崩れた橋から落ちてしまいます。
「うわああっ!」
「落ち着いて!もう助けは来てるわ!!」
「そうだ…手を伸ばせ…」
オンスロートがそう言ってフランクリンを捕まえようとします。
しかしバッキーが言った助けとはオンスロートの事ではありませんでした。
その後ろに見える一つの影。空から降りてきたその影の正体は…
「そう、彼よ。生きる伝説!キャプテンアメリカ!」
「何故ヒーローと呼ばれる奴らは…そうも派手な柄の服を着ているのだ…?」
「これはアメリカ国旗を表したものだ!!200年間、この旗は世界の希望の象徴を担ってきた!」
「ならば…貴様を殺して私が新たな意味を
愚かな民衆に叩き込んでやろう。
オンスロートから逃れる事は出来ないとな…っ!」
オンスロートの一撃をかわすと、
キャプテンアメリカが叫びました。
「バッキー、ここから逃げろ!
クインジェットに乗り込めっ!!!」
そして彼はオンスロートに一撃を見舞いますが、
すぐに強烈な反撃を食らいます。
「この私に傷をつけるとは…
何十倍にもして返してくれるっ!!!」
しかしそこに援軍が駆けつけます。
アイアンマン、ソー。アヴェンジャーズです。
「彼らが来た…本物だ…僕はやり遂げたんだ…っ!」
その光景に喜びを隠せないフランクリン。
全員で力を合わせアヴェンジャーズが
オンスロートに立ち向かいます。
「AVENGERS ASSRMBLE !」
という名文句と共に。
そして彼らの渾身の一撃を受けてオンスロートは
川へと叩き落されました。

そしてオンスロートを退けた彼らはクインジェットへと戻ります。
「この子が言うには、自分はリードとスーザンの息子なんですって。」
しかしその言葉を誰も信じようとはしません。
「あなた達はわかってないんだ。僕はあなた達を助けようとして…隠れ家を作った。
オンスロートから守るためにね。でも今回は僕のミスで逆にあいつをこっちに呼び込んでしまった。
僕の願いは…家に帰る事なんだ。」
「わかったわかった。じゃあ君の家に帰ろうか。」
クインジェットが向かった先はバクスタービルでした。
しかし彼の両親もフランクリンのことを知りません。
しかしフランクリンの不思議な能力…そしてオンスロートという存在に、彼らは何かの疑問点は持ったようでした。
しかしそこにハルクが暴れているという問題が発生します。
オンスロートがハルクを操っていると言うフランクリンですが、
それもまたあまり相手にしてもらえません。
「バッキー、その子をマンションに連れて行ってくれ。
オンスロートが関与していようが無かろうが、私達はハルクを止めに行く。」

そしてアヴェンジャーズはハルクを止めに行きます。
先行したソーに一撃を叩き込むハルク。しかしソーはダメージを受けた素振りも見せずハルクを睨みます。
「この戦いの結果など私には何の意味もない。ただ二人のうちどちらが強いかがわかるだけなのだからな。
私は全てのヒーローを破壊する。オンスロートこそが勝者なのだ!」
そう言うソーの瞳はいつの間にか妖しげな真紅の光に照らされていました。

見事にフランクリンが誰にも信用されていません。
何故か優しいバッキーさんにだけは信じてもらっていますが。
しかしアヴェンジャーズが「AVENGERS ASSRMBLE !」 なんて言うのは一体いつ以来でしょうかね。
現実の世界では仲間割れの真っ最中なので、何とも懐かしい限り。
まあ、早速ソーがオンスロートに洗脳されたっぽいですが(笑)。
っていうかオンスロートが弱すぎます。
昔はヒーローが数十人で戦っても互角以上だったのに、
今やたった3人に殴られて負けてるんですけど…
10年間の間に、ヒーローの力がインフレ的に上がったんでしょうか?


X-MEN MUTANT GENESIS (TPB) (1995)
【2007/01/03 00:00】 旧カテゴリ
2007年最初のアメコミ紹介は少し昔の作品をご紹介。
この作品はかつて小学館プロダクションが刊行した
日本語訳版の第一巻と第二巻に収録されていたので
当時ファンになった方には懐かしい作品なのかもしれません。
前半はマグニートーとの決戦(かなりの短期決戦ですが)、
後半はオメガレッドという敵との戦いが描かれています。
今見るとさすがに古臭さを感じますが、この作品から
採用された画像のサイクのコスチュームは相当人気が
高かったらしく、その後約10年、変更されることは
ありませんでした。それ以前や現在のコスチュームが
5年も経たずに変更されるのを考えれば、
これがどれだけの偉業なのかがわかると思います。
でも今改めて見てみると、上半身にかかってる
黄色いベルトはあまり意味ないですね。
ちなみにこの作品でサイクはX-FACTORから
X-MENへと復帰しています。
現在の冷酷エロ校長のサイクとは違い、
この頃は冷静な中にも熱さを
秘めた正義感の塊のようなリーダーでした。
何か爽やかさすら感じるサイク。
もうこの頃の彼は帰ってこないでしょう。







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